嬉しい二つ

2009年2月16日(月) ブログ
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1日でこんなにも気温が違うのも「あり」なのですね。
昨日の新聞の一面には半袖姿の親子連れ(東京?)の写真が載っていたし、確かにお昼は 久しぶりにお庭でスパゲティをいただいた…!
それが今日は北風ビュービュー、とうとう夕方には雪が舞散るくらいに…。
そんな寒い日、郵便屋さんが届けてくれた神戸のMさんのお手紙には頭が下がります。
Mさんは80才をとうに越えておられますが、いつもお洒落で上品な洋服を身にまとい、イヤリングも楽しんでおられます。
初めてゆう風舎を訪れて下さった時はたったお一人で、でした。
お耳が片方少し遠い以外はとてもお元気で、特に 何かに感嘆されると飛び上がらんばかりに喜んで下さる姿が なんともチャーミングな方です。
やはり手芸好きの妹さんと大丸のイベントに来て下さったり、家族の方がうちのホームページをプリントアウトして下さったり、お孫さんのバッグをいろいろ作ってあげられたり、というお話を伺っていると 主婦として家族を大切にし、自分の仕事をとても丁寧にずーとやってこられた生き方がしのばれて 「素晴らしいな」と思います。
それは よくいただく封書のお便りに顕著に表れています。
今日なんて ただ申し込んで下さったキットをお送りしただけで…。
いつも切手も季節のものを。今日のは梅でした。
裏にはお雛様の形のシールで封が。
嬉しいお便りに思わず私が返書を差し上げると、またすぐにお返事の手紙をいただく、という風で…(;^_^A
普段、熱い私が若いスタッフさんについ「頑張って何かのスペシャリストになりよ」とはっぱをかけてしまいがちですが、こういうスペシャリストもいいなあ、と感じいります。

スペシャリストといえば、作家の村上春樹さん。
恥ずかしながら私はまだその作品を読んだことがありません。
今日のニュースで、[エルサレムなんとか賞]でしたでしょうか、イスラエルの名誉ある賞を受ける授賞式で、なんとイスラエル首相の前で、きちんとご自分の意見、ガサ地区攻撃への非難をきちんと述べておられました。
「私は壁(政府、権力?)と投げられる卵(人民)ならいつの時でも卵の側に立ちます。たとえ、どんなに壁が正しい、としても…」
骨のある日本人が又おられる…
どこかでしどろもどろの会見していた某大臣の姿に嫌になっていた気分が少し救われました。
今度[ノルウェーの森]を買おう。