春なのに

2009年2月19日(木) ブログ
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柏原よしえの[春なのに]…
春近くなると必ず心に浮かぶ歌の一つです。
確かに 学生時代、教員時代、自然の華やかさとは裏腹の いろいろな人や場所との別れに寂しい思いをたくさんしたものですが、お陰様で この仕事になってからは あまり関係なくなっていたのですが、今日は思いがけなく ある人達とのお別れを知りました。
近所のご住職一家です。
穏やかな方でした。
結婚して何年かたって、
「子供に恵まれなくて…」
と言うと笠 智衆さんのような目をして
「子供は…あるもよし、なくもよし…」
とおっしゃって下さったのです。
その時から私はファンになりました。
正直、こういう場所柄、子孫繁栄、墓を守る、という考え方オンリーかと思っていたからです。
奥様も私の本を購入して丁寧に見て下さったり、本当にお世話になりました。
齢をとられ、引退して、違う方にお寺を引き渡し、引っ越しなさるそうです…。
いろいろな思いの中、私の布も少しずつ出来上がって届けられ、お尻に火がついてきました。
でも、今日は 淡々としていたかったので、まずは、アップリケパーツのリメイクです。
赤いラインのリネンのアパートから動物が顔を出している[窓からコンニチワ!]
赤のチェックリネンがなくなってがっかりしていたところ、昨日ブルーのラインのだけ残っていたのをみつけたのです。