奈良から

2013年4月21日(日) ブログ
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「一度、連れてくるから」

兄が予告していたのは、兄の学生時代の友人で奈良市にお住まいのFさん。

会社を退職後、悠々自適だからかな?
女性で、絵本や手芸に興味のある方ならともかく、わざわざ奈良から来ていただかなくとも…。

なにせ、母のお腹の中でパキッと分かれたのか?兄と私は趣味とか全然違い…(ミーハーで甘えたなところは似てますが(^^;)物理学科にいた人なんて、どーなんだろ?とにかく兄の友達は皆、ちょい変わってるからなー、と思っていました。

ところが…。
訥々と語られるお話はとても純粋で興味深いものでした。
絵画等の文化的なものにも造詣がおありで…。

奈良市中登美ヶ丘のお住まいの近くには松伯美術館があり、上村松園、松篁、淳之さんのお住まいもあるとか。

始めはカフェでお話ししていたのですが、絵本図書館に入ってもらうと、建物とか総てに感動して下さいました。
「松伯美術館の横にあれば…」
なーんて勿体ないお言葉も…。

そして、いろいろお話ししている間に、22歳になるご次男の事で悩んでおられる事がよく解りました。

男の方は、そして仕事一筋で来られた多くの方は、そういう話をする場はあまり無かったと思います。

私みたいな若輩者の言葉にもパッと明るい表情をして下さったのが嬉しくて、つい調子に乗り、マイケルの事までちょっと話してしまいましたが、兄なんかよりよっぽど率直に真摯に聞いて下さいました(^-^)

思えば〇十年前、中学生だった時にお会いしてますよね。

奈良からはるばる…でも、又ぜひいらして下さいね、口には出せませんでしたが息子さんもぜひ…
そう思ってお見送りしました。