(添う)ということ

2013年7月13日(土) ブログ
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この作品を見て優しいKさんが、
「先生とお兄さんの思い出ですか?」
と、につこり聞いて下さいました。

いえいえ。
似てはいてもほど遠いシチュエーションでした´д` ;

この作品のお兄ちゃんは妹に妹の好きな絵本を読んであげてそうですよね?

私の7つ上の兄もなるほど私を溺愛していたし、よく私を横にはべらしては本を見せてはくれていましたが…
それは自分が興味を持っている本。
小さい私に一生懸命説明するのです。

とにかく自分中心。
黙って人の心に寄り添う、ということが出来ない彼は未だにマイケルのことだってあまり解っていません(~_~;)

マイケルはスーパースターでありながら、世界中の弱い立場の人にも寄り添おうとした人です。
チャリティ活動も勿論ですが、彼の曲をじっくり聴けば判ります。

そんな彼が、作詞作曲した素晴らしい歌なのに、たった一回だけ、その人のためにその夜にだけ歌った歌が二つあります。

一人は尊敬するエンターティナーのサミー・デイビス・jr。
一人は親友のエリザベス・テイラー。

その曲を聴いても、仰々しく褒め称える訳でもなく、時に苦いことも語りながら
せつせつと真心からの想いを歌う…。
彼の人間性がよく出ています。

今日はサミー・デイビス・jrの芸能生活60周年記念祝賀会でのマイケルです。

この時、サミーは喉頭がんを患っていて、たしか、三ヶ月後に帰らぬ人になります。
最後の決めポーズはサミーの決めポーズだそうです。

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