PLANET OF THE APES

2014年7月14日(月) ブログ
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最近、原子力の話ばかり読んだり聞いたりしていたもので 昨日の映画で久々にファンタジーの世界に遊べたけど…

[マレフィセント]のパンフレットに挟まっていたこの写真。
またまた核の話に引き戻されました(°_°)

私はもちろん2011年に作られた新しいバージョンも観てないし、今度の新作も観にいかないと思いますが、かれこれ46年前に封切られた[猿の惑星]には相当なショックを受け、感心、感動して、しばらくは兄とそんな話ばかりしていた気がします。(兄はモノマネまでしていました~_~;)

宇宙飛行士に扮したチャールトン・へストン が宇宙船の故障で不時着した謎の惑星。
一人歩き回るうちに荒涼とした大地で言葉を話す、高知能の猿達と出会いいろんな闘いがあったその最後の場面。

始まりの時のようにボロボロになって一人海岸を歩くチャールトン・ヘストンの目に入ってきたものは…⁈

彼は驚愕し、膝をついて狂ったように泣き叫びます。拳を叩きつけながら。
「とうとうやってしまったのか!!」

そして観客にやっとその正体が写し出されます。
それは半ば砂にめり込んだ「自由の女神」の頭部。
[猿の惑星]だと思っていたものは実は彼が宇宙で迷子になっている間に数年たち、核戦争のために荒廃、すっかり変わり果ててしまった地球だったのです。

うろ覚えなので細かいところは違うかもしれませんが、とにかくこの最後のシーンは映画史上にも残る名場面なんだと思います。

46年経っても…なんだか「SFだからァー」とか、笑ってられないような時代が続いています。

あの映画も立派な反戦映画なんだと思います。