稀有な星

2014年7月15日(火) ブログ
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その現場にいる人は目の前のことしか見えなくなってしまう…
一生懸命、自分の仕事を果たそうとすればするほど…
そして、後戻りは出来ないと思ってしまう…

ありがちな事だと思います。

でも、ある日何かでふと違う視点から見るきっかけをもらって…
景色が、事象が違って見えてくる、見えなかったものが見えてくる…

できればそんな柔らかさを持っていたいものだと思っています。

[日本熊森協会]なるもの、私は知りませんでした。
人間による自然の破壊のために、里へ降りてきてしまう熊やその他の野生の動物を守る、というか自然を守る、自然と共存して暮らしていく方策を考える、という目的で作られた協会なんだと思います。

その熊森協会の人も、小出さんの講演を切望し、去年の1月に実現したのだそうです。

その講演がまた、とっても良かったので(ダメ元)でここに貼ります。
なんで(ダメ元)なのか、というと2時間余り、とやっぱり長いからです。

でも、ひょっとしたら一人でも二人でも聞いてくれる人がいるかもしれないし貼ります。
オススメは、スマホの方はチクチクしながらラジオのように少しずつ、また次続き、という風に聞いていただけると時間とりませんよ。
それが無理な方は始めと終わり(小出さんの講演が終わった後、熊森協会の若い人たちといろんな話をされます)だけでも。

始めの話を聞きながら、もし私の高校時代の物理や化学の先生が小出さんだったら、私の人生はちょっと違ってたかも?なんてホレボレ思ったり。

「広大無辺の宇宙の中で、地球というのは生命が根付けた稀有な星なんです」

「地球に生命が根付けて以来、どんな種も絶滅したり、又新しい種が生まれたりを繰り返して…」

「種 としての人間はせいぜい80年くらい…」

「社会的地位とかお金持ちとか、そういう事は人の価値とは何の関係もない…」

小出さんの言葉に気が軽くなったりします。
というか、全然私ではうまく伝えられていません。
ぜひ、聞いてみてください。