好きなことを…

2014年9月8日(月) ブログ
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先日、友人が
「今やっている仕事より、もっと本当に自分がやりたい仕事がしたい…」
みたいな話をしてくれました。

世の中でどれくらいの割合の方が、本当に自分の(したい仕事)につけているでしょうか?

この頃読んでいる、落合恵子さんの新刊[わたしはわたしになっていく]
東京新聞、中日新聞に連載されたものをまとめた本ですが、落合さんが思い出せる一番古い記憶、すなわち5歳くらいからのその時々のエピソードと思いを2ページずつの簡潔な文章にしてあるので とても読みやすく面白いのです。

その中で落合さんは書いておられます。
若い頃、文化放送のアナウンサーの時、「レモンちゃん」の愛称でとても人気があった落合さん。
でも、それがとても落合さんを困惑させ、居心地が悪かったと。
もともとアナウンサー志望ではなく、受験した出版社幾つかに落ちた結果だと。

そしてその頃女性誌に連載していたエッセイを編んだ[スプーンいっぱいの幸せ]がとっても売れたことにも本人はビックリ。
本当は[トラックいっぱいの憤り]を書きたかったそうです^^;

でもその本が売れたおかげで会社を退職、念願だった子どもの本と女性のための本専門店[クレヨンハウス]が出来たのですから。

それ以降の落合さんの活躍はご存知の通りです。

敬愛しながらも
(あの髪型は凄いなあ…)
と、思っていたら。
お母様を介護中に美容院を怠っていた結果ではあるけれど、その後も自身の社会に対する(怒り)の象徴として続けておられる、とか(・_・;
「怒髪」らしいです。
「恵子さんのたてがみ」と言ってくれる友人もいるらしいです。

さて、私も転職組の一人。
硬めの生地に刺す細かい刺繍に多少 辟易しても、無い脳みそをギュウギュウに絞って出す図案も、(好きな仕事)として自分が選んだことですから誰にも文句は言えません。

がんばりまーす