読書

2014年12月20日(土) ブログ
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その人のことを思うあまり、つい一言余計なことを言ってしまう悪い癖が…私にはあります(~_~;)

今日も言ってしまいました。
「テレビなんて見てちゃダメよ」

とっても余計なことですよね。
少なくもない家事や用事や家族の世話に疲れての夜をどんな風に過ごそうとその方の自由で 他人からそんな事を言われるいわれはありませんよね。

でも、私より年若く、これからいろんな人生の節目節目で迷う事や悩む事があるだろうな、と思うとつい要らない事を…
ときどきヤってしまいます。

ゆう風舎の絵本図書館は子ども達が絵本の素晴らしさを体感し、そして本に親しむきっかけになってほしい、と願って運営してきました。

でも…たぶん、子ども達の住む家の近所にたくさんの図書館があるよりも、お家の中に本がたくさんあり、お父さんお母さんが本を楽しんでいることの方に軍配は上がることでしょう。

本に親しむことはある意味で幸せな人生に関係すると思っています。

もちろん(幸せ)の意味の捉え方で人それぞれだと思いますが。
物質的な幸せではなくて(心)が強くなるような気がします。

実は先日、何気なく交わしたIさんとの話の中で、Iさんの言葉に意を強くしました。

高校時代からの友人で仲良しだった旦那様を50代の若さで亡くしたIさん。
亡くされた直後からのIさんの健気さはときどきこのブログでも紹介してきましたが、少し月日を経て、辛い日々のことを少しずつ話してくれることもあります。

そして身辺が落ち着いてきたこの頃では、旦那様との会話が無くなってしまった夜の孤独を本を読むことがどれほど救ってくれたか、ということをつくづくと言っておられました。

自律神経失調症の薬を飲まなくて済んでいるのもそのせいだと思う、と。

良い一冊の本を読み終えると、素晴らしい人と出会ったのと同じ感覚だ、と。

人生の中には小さな子供を育てている時とか、その他、どうしても読めない時期があるものです。

テレビも観たい、と思う番組を観るのはいいと思います。
でも、のんべんだらりと暇つぶしに見るのは…

老婆心ながらそんな風に思うのですよ^^;