映画

2015年1月5日(月) ブログ
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親切な方がいて、常に話題の映画のDVDを貸して下さるのですが、なかなか観られず…

ゆっくりした気持ちで観たいからです。

そんな訳で、今年も元旦と2日に3本観ました。
ディカプリオさんの[華麗なるギャツビー]と[アナ雪]と2013年の映画、[ウォルト・ディズニーの約束]。

前者二つもいろいろなことを感じ、とても良かったのですが、何と言っても私が一番良かったのは[ウォルト・ディズニーの約束]でした。

あまり宣伝も知りませんでしたし、特に期待することなく観たのですが、名優エマ・トンプソンの演じる【メリー・ポピンズ】の原作者P・L・トラヴァースは素晴らしく、もちろんディズニーを演じるトム・ハンクスもさすがにディズニーらしさをよく出しておられました。

子ども達が大好きな【メリー・ポピンズ】の物語を映画化したいと20年来求愛するディズニーに対して
「アニメはダメ!ミュージカルもダメ!赤色は使用禁止」
等、イギリスの堅物女史として始めから乗り気ではないトラヴァース夫人。

ディズニー・スタジオでのウォルトやスタッフ達との丁々発止のやりとりと、夫人の心奥深くに秘めた幼い頃の思い出の悲しみが交互に描かれて…

皆の大好きな(圧倒的多数派?)ディズニー・ランドに対する見方も、私が思っていることとちょっと似たことを(少数派?)ズバリという夫人に密かに喝采したり…

でも、もちろん映画はハッピーエンド。
ディズニーの真髄は健在です。

苦労の末、完成した【メリー・ポピンズ】の映画はアカデミー賞5部門に輝くのですね。

変人、堅物と見られた夫人と、毎日ホテルからディズニー・スタジオへ送り迎えした運転手さんとの心のふれあいも素敵でした。

もちろん、早速、【メリー・ポピンズ】が読みたくなりました!
恥ずかしながら、私はまだ読んだことがなかったのです。

そんな、心の中に悲しみを抱えていた方が書かれたものだったなんて…

ゆう風舎の絵本図書館にも3冊ありました。
ところが…
最初の本が無いのです。
やっぱり一番最初から読みたいので買って、って思います。