フォースの覚醒

2016年2月27日(土) ブログ
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「私のフォースが覚醒したので…」
って、完成したいろいろな素敵な作品の写メをいただいたり。

「凄く進んだね!先週とぜんぜんちがうジャン!」
と、言うと、
「(ニヤリ)フォースが覚醒しました」

と、私の周りのSWファン(れいによって少ないですが)の間ではそんな会話を楽しんでいますが…

先日の朝刊に載っていたところでは、本国アメリカに比べ、日本ではさほど大ヒットとならず、歴代収入ランキングでも現在のところ、19位だとか。

ちなみに1位は[千と千尋の神隠し]、2位は[タイタニック]…

そっか〜。
でも、確かに前6作を観てない人が今さら「観に行きにくい」というのはよく解ります。

私のようなファンにしても、やっぱり全部知ってほしいです、今回出てこないダースベイダーとかヨーダとかも(^^;;

シェークスピア研究者の河合祥一郎さん云く、
「フェイスブックなどSNSが発達して個人個人でつながることが多くなった一方、誰かが作った哲学や理念、夢といった『大きな物語』に乗らなくなったのでしょう」
と…。

そうかなー。
私は壮大な夢とロマンの物語、大好きですが。

河合さんがおっしゃるのだからきっとシェークスピアにも通じるのでしょうし、ギリシャ神話も下敷きにしてあるし、トロイ戦争も参照してあるみたいだし、アーサー王物語も…

でも一番影響を与えているのは日本の時代劇なんですよね。
ルーカス氏は黒澤明監督の大ファン。
「ジェダイの騎士」の「ジェダイ」も「時代」からもじった、との説も(^^;;

ライトセイバーも西洋式に片手ではなく、両手が基本。
一対一のチャンバラです。

そして美術出身の私のツボは、わんさと登場する異星人やドロイドや動物?や乗り物の創造性溢れるデザインです(^^;;
メチャ楽しい!

そして、最も大切なこと…それは自分の(フォース)を感じ、信じる、ということ。
マイケルが言ってたことと同じです。

もう一度、河合さんの言葉を引くと
「スターウォーズのシリーズの背景には『自分には出来る』『こうしなければならない』と強く思うことで道が開ける、という哲学、あるいは理念がある。
シェークスピアも後期の芝居では 信じること、念じることの大切さを強調しています。
何が自分にとって本当に重要なのか、心の目で見て生きなさい。これは両者に共通するメッセージです。」

映画館の大画面でご覧になるのがもちろん一番ですが、いつになってもいいので、ぜひ4.5.6.1.2.3.  7と少しずつ楽しんでいただければ、って思います(*^^*)