永田 萌さん

2009年7月27日(月) ブログ
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以前、勤めていた小学校に S先生、という素敵な先輩教師がおられました。
丁寧な学級経営、子ども達へも、先生方へも、落ち着いてじっくりとした話し方、職員会議での意見もS先生が言う事は誰もが納得、誰からも一目置かれる、それでいてなかなかの美人、ときていました。
何年かに渡り、S先生のクラスの図工科を担当していた私は 教育に関していろいろな事を教わっているうちに、S先生が、出身が神崎郡(今は姫路市)であり、有名なイラストレーターの永田萌さんは従妹にあたる、とお聞きし、「ヘェ〜」とびっくりしたのを覚えています。

糸と針を置いて、毎日絵を描いている私。
壁の[メイシーちゃん]のカレンダーの絵を見ては
(なーんだかめちゃくちゃ大胆で簡単な絵なのに、いいなー)
とため息…。
そうです。
特徴のあるキャラクターが出来てしまえば、ずいぶん個性的で印象深いイラストになるのですが…。
そんな風になかなか描けません。
でも、永田萌さんの絵は一目でそれとわかる、彼女独特の世界、女の子の顔、カラーインクのにじみ…。
昔から(スゴいなあー)と思っていました。
絵描きに疲れて、休憩にカフェに行くと、棚に並べてある夏の絵本の中に これをみつけました。