プチ旅行

2009年8月14日(金) ブログ
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京都でのお墓参りは ここ数年はワンパターン。
兄の車でお墓参りに行き、どこかのレストランで昼食を済ませ、ちょっとだけ河原町に寄って。
でも今年は違いました。
ちょうどこの時期に催されている大学時代の恩師(と、言っても洋画ではなかった私達は直接教わっていないのですが)
桑田道夫先生の遺作展を観に、岡崎の京都市立美術館別館に行きました。
れいの福井県のT君始め、数人の友人達が何年も前から計画していたものです。
広い会場に並んでいたのは油絵の具のみで描いた洋画ではなく、[現代アート]ともいうべき、大きく、力強い作品達でした。
具象と抽象が入り交じり、アスファルトや石膏を流したものあり、シルクスクリーンあり、陶板や木材をはめ込んだものあり、モノで表現された、先生からのメッセージは 私にとって、とても新鮮なものでした。
そして末尾に並んでいた実行委員会の面々の、それぞれのとても小さな作品と懐かしい氏名、とても遠慮がちな展示がなんだか微笑ましく、没後7年経ってこんな風に教え子達に遺作展を計画させる桑田先生のお人柄が偲ばれるような気がしました。
「高速は混んでいるかも」
と三田までの道を亀岡周りの迂回ルートを帰る兄に便乗して帰ったことも、思いがけなく[夏]って感じで楽しかったのです。
今日はお天気も最高。
緑の中、陽の光が強烈なコントラストを作っていました。