2017年9月24日(日) ブログ
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夕方、久しぶりにNさんが顔を見せてくれました。

ちょっと落ち着いたので絵キルトが又したくなったのだそうです。

何が「落ち着いた」か?というと市展への搬入が終わったのだそうです。

去年の相生市美術展で書の部、見事に市長賞を獲得したNさん。

今年、その相生市展に先駆けて出品した[赤穂市展]でも見事、市長賞を貰ったそうな❣️

かつて連れ合いが相生中学校に勤めていた頃の生徒さんであるNさん。
ちょいと気が多く、いろんな夢を追いかけたり、いろんな仕事をしたりしていましたが、でも小さな時から続けていた書道は別物。
今は書道講師として多忙な毎日を送っています。

そんなNさんの成長に、老境?の私達は嬉しさのあまり夢が広がり、つい前のめりになって要らない事を言ってしまいます😅

「神戸市展へのエントリーは?」
「伝統プラス、何かオリジナルの工夫を…」

先週の日曜日、朝の番組[京都知新]で川尾朋子さんと言う書家のことを知り、感嘆していたとこなもんで(^^;;

JR京都駅中央入り口の仰ぎ見る壁面、ニチコン株式会社というところの広告ですが、大きな斬新な書「創」が飾られています。
(残念ながら私は気がついていませんでした)
一見しては判らないのですが「創」の文字の一番右の線は なんと川尾さんご本人の姿なのです👀

そんな風に身体を使ったパフォーマンスを加えた大きな書、そして伝統的な書のアレンジとか、川尾さんの活動を拝見して 本当に
「書の世界っていにしえに深く、未来に無限の可能性があるのだなあ」
と思いました。

書だけではなく、絵画の世界でも「筆と墨」は大活躍です。

古来の水墨画だけではなく、現代の洒落たイラストレーションの世界でも。

最近、うちの連れ合いのマイブームか?日本のイラストレーターの大御所、長沢節さん関係の本が増えていますが、長沢節さんのお弟子さん、森本美由紀さんのファッションイラストも有名ですよね。

太く細く、しんなりと、時にはバサッと…
自由自在に操る線の思い切りの良さと美しさは文字を書く時にも共通する気がします。

ちなみにこの森本美由紀さんも54歳の若さで逝かれています。
うう、もったいない😓