病院の壁に

2017年10月12日(木) ブログ
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秋本番には珍しく曇りや雨が続くのかな?

でも、そんな空模様なんて吹き飛ばすくらいお二人の作品は輝いています。

初日の今日。
絵本図書館を賑わわせて、ゆっくりじっくり観て下さった大勢の方々…
本当にありがとうございましたm(_ _)m

この方も九州は久留米市から初日に駆けつけて下さいました。

(たぶん)70代のUさん。
今日もお土産やらキルトやら重い荷物を提げながら 颯爽とお一人で。
精魂込めた艶やかなお野菜は別便で先に到着していました(^^;;

新作を見せていただきました。
春の[布と糸でつくる夢]展の時に買って下さったブルーのむら染めを背景にした真っ白なマリア像…。

「好きなことがあってよかった」
とおっしゃるUさん。

私の拙いブログを読んで、Itさん、Okさんにならって 作品にこんなコメントを書いておられました(^^;;

「この布絵を作るきっかけは

聖マリア病院でガン手術を受けました。
創始者の方がクリスチャンのようで いたる所に石像があり、敷地内に由緒ある教会もあります。

2年前には 教会を入れたクリスマスキルトを作りました。
検査に行くたびに記憶して帰り、いつかはマリア像をキルトにしたいと思っていました。

なにしろ 白で大きい彫刻なので どんなに表していいかと悩みました。

ま、私なりに作ってみました。

私が入院していた14階に 四季折々に(展示物を)交換するスペースに おこがましくも飾らせてもらっています。

看護師さん達に歓迎され、患者さんのいやしになっているとの事、うれしい限りです。

病気になっていろいろの出逢いにあい、高原先生の本に感動し、とりこになっています。
不安もありますが あれもこれも作りたいと願っています。

ちなみにへたのよこ好きで習いに行った事はなく 我流で楽しんでいます」