神戸へ送ります

2024年12月2日(月) ブログ

庭の唐楓がやたら綺麗です。

赤くはあんまりなっていなくて 今年は黄色❣️

もう12月ですから本当にあっという間の「秋」でしたね。

そんな今日、[赤毛のアン]の絵本用絵キルト計19枚を箱に詰めて神戸の出版ワークス宛に向けて送付しました。

私ももちろん伺うのですが背たらって行くにはどうも荷物多すぎですので💦

ドキドキです。

もちろんワークスさんの社長さんは絵キルトに関しては何も文句はおっしゃいません。

最大限のリスペクトを表して下さいます。

でも大変なのはこれからの作業。

特殊なコンピューターのカメラで布等の凹凸も綺麗に写していただく、その間に文章の推敲をされます。

私の書いた文章は ついつい短く表現したいため、主語を省きがち、語尾を詩のように省略しがち…

でも、子ども達が読む絵本ではやはりきちんと「誰々が○○と言いました」

と書くほうが良いようです。

そして絵キルト画面と文章とのレイアウト。

これは[ハイジ]の時、編集者さんの頭を一番悩ませたところ。

「少しくらい絵の中に入ってもいいですよ」

といくら言ってもやはり困られるようでした。

なので今回はかなり余白に気をつけましたよ。

学んだのです😅

どうかあまり編集者を困らせないことを祈ります。

KERSTMIS

2024年12月1日(日) ブログ

今日も絵本を見に来て下さって、又、絵本を買いに来て下さってありがとうございました。

お孫さんのために可愛いクリスマス絵本も、ですが、ご自分のために案外マニアックな絵本を買って下さったり…。

さて、これはクリスマスの絵本。

みんな大好き?ディック・ブルーナさんの絵本です。

一番右側のは それこそゆう風舎が出来る前に買ったくらいの古い本。表紙の裏なんかはシミがいっぱいあるくらい💦

赤、青、黄、緑、と言ったはっきりした色のブルーナさんの絵本の中で こんな微妙なブルーグレーの表紙に惹かれて購入しました。

内容はもちろんイエスさんの誕生のお話。

どのページをめくってもみんな穏やかな顔でこちらを向いてるのが微笑ましい。

赤ちゃんも、博士たちも、羊たちも。

ただラクダだけは横向き😅

真ん中はオランダ語版。

[CHRISTMAS]は[KERSTMIS]なんですね

同じブルーグレーでもヨーロッパらしくなんだか深い渋い色。

そして仕掛け絵本までできているのですね。

表紙からくり抜いた感じ、講談社のアイデアはなかなかいいなぁ。

仕掛けがなくても原本はたぶん、世界中でいつまでも愛される絵本の一つですよね。

久しぶり!

2024年11月30日(土) ブログ

今日いらっしゃる予定だったIさんがご都合でいらっしゃれなくなったのですが、娘さんのFちゃん、Nちゃん姉妹が来てくれました。

何ヶ月ぶりかなぁ、久々のH君も😊

久しぶりのせいか?お昼寝起こされての来店のせいか?始めは泣き出したり💦💦

でも、カフェでママとおばちゃん?と一緒にケーキを食べたりジュースを飲んだりしているうちに機嫌回復😅、絵本図書館に入るとすっかり元気なHちゃんの本領発揮でした。

クリスマスの絵本も2冊ゲット、キラキラ、ツリーにも反応してくれて、こちらもホッ😅

葉っぱが…

2024年11月29日(金) ブログ

[錦秋]とは見事に言い表した言葉で、銀杏でも唐楓でも綺麗な黄色に色づいた葉が太陽の光を受けると それはもう金色に輝いて…こんな観光地でも無い田舎の景色でも本当に感動します。

ただただ一昨日も昨日も今日も 風が強くてどんどん葉が落ちて、風向きのせいでお隣の整然とした畑の畦道がうちの銀杏の葉っぱだらけ…

「スミマセン、申し訳ないです。2人で履きに行きます」

と言っても

「気にしないで下さいねー」

と、どこまでも優しいお隣夫妻。

なんとも申し訳ないです💦💦

そんな今日、はるばる山形県から来て下さったご夫婦。

ネットショップでも買っていただいていてブログも見ていただいている由。

介護やその他お忙しい中、諦めかけていた奥様の願いを旦那様が叶えて下さったとか。

寒くなって来たけれど、本当にホッコリホッコリ元気をいただきます🥰

「赤毛のアンも楽しみにしています。いつ頃出来ますか?」

とも尋ねて下さいました。

いよいよ絵キルトは完成です(上巻だけですが)。

でも、もちろん絵本になるにはいろんな行程を経て、ですよね。

いつぐらいになるのかなぁ?

どうぞ気長にお待ちくださいね。

ワンパッチの冬物バッグ

2024年11月28日(木) ブログ

2人の娘さんからひっぱりだこ、「孫守り」のひと段落、久々にゆう風舎に顔を見せて下さったYさん。

何やら洒落たトートバッグをかけておられます。

いつもIさん手作りの布バッグを眺め、作り方を熱心に聞いておられたYさん、いつのまにかこんなに素敵なワンパッチのバッグを作っておられたのですね。

と、びっくりしているのは実はYさんは長い間フルタイム以上?のお仕事をされて来たので、解放されての手芸時間、こういうパッチワークのバッグはたぶん処女作なのですよ。

先日、京都へ行かれた時にゲットなさったのかな?ミナ・ペルホネンの端布セットをウールの残り布と本当に上手に組み合わせてワンパッチ、縫い目にはフェザー・ステッチを施して…

見慣れた布とオシャレな端切れのコラボ、私もIさんもなんだか嬉しい気分でした。

霜の朝

2024年11月26日(火) ブログ

私が決めた上巻の最後の場面まで…やっと来ました。

[赤毛のアン]絵キルト版の話です。

ダイアナの小さな妹の看病、という一仕事を終えて、夜明けにマシュウの馬車に乗ってグリーンゲイブルズに帰るところです。

今回、何回か使ったのですが、黎明の複雑な空の色合いはやはりこの麻地を使うことにしました。

後は 霜が降りたことでキラキラ輝く木の枝をどうやって?というところです。

白の刺繍糸だけでは感じ出ないし…

まだ少しだけ残っていた銀色の刺繍糸でなんとかならないかなー?

シラカバ?

2024年11月25日(月) ブログ

少し寒くなってきていよいよプレ・クリスマスシーズンの感じが出てきましたよ。

少しずつ飾りが増えていくのは毎年のゆう風舎クリスマスの定番です😅

昨日のお休みが明けると中庭、絵本図書館の入り口にはなぜかニョキニョキ、シラカバが立っています。

ショップから絵本図書館、ショップからカフェへと移動して下さる方がちょっとでも北国の雰囲気を感じて下さるように…

絵本図書館の中にも…

信州から、思えば何本もの白樺の苗木を買って来て育てようとしたところ、やはり信州の涼しさは無いのでしょうね、カミキリムシに侵されたり、せっかく大きくなった木も建て増しの時に伐採せざるをえなかったり…

なのでもちろん本当のシラカバではありません。

誰かが白くペタペタと塗ったもの。

それでもなんだかロマンを感じてしまうのは私だけでしょうか💦

中国版ハイジ

2024年11月23日(土) ブログ

日本の絵本を外国に紹介するお仕事の方がおられるそうです。

その方が[ハイジ]を気に入って下さり…

中国版が発売される事になりました。

そんな嬉しいお話をいただいたのは去年のこと。

出来上がって 昨日、出版ワークスさんから3冊送り届けていただきました。

日本版と違って 上巻下巻が一冊になっています。

それでも2倍の厚さではなく、スリムにまとまっています。

特に紙が薄いわけでもなく、きれいに作っていただいています。

表紙の裏に大きな作品[アルムからマンインフェルト]が載っていました💦

中国語はチンプンカンプン、漢字が沢山並んでいます。

何よりビックリしたのは[ハイジ]は漢字で書くと[海蒂]

山の中の話なのですが、、ヘェ〜😥

なんにしても 中国の子ども達やキルトの好きな人が手にして下さるといいなぁ。

あと2冊は まだたぶん日本語に慣れないSちゃんのお母さんと 娘の旦那さんが中国人のY子に貰ってもらおうかな。

俊太郎さんの

2024年11月22日(金) ブログ

誰もがお馴染みの 偉大な詩人、谷川俊太郎さんが亡くなられました。

92歳。

ついこの間まで朝日新聞に[どこからか言葉が]というコーナーで短い詩を連載されていたので

(92歳なのにスゴイなぁ。お元気なんだなぁ)

と思いながら読んでいたのでビックリしました。

最後になった詩は 亡くなった日(13日)の後の17日日曜日の文化面に載っていました。

「感謝

目が覚める

庭の紅葉が見える

昨日を思い出す

まだ生きているんだ

今日は昨日のつづき

だけでいいと思う

何かをする気はない

どこも痛くない

痒くもないのに感謝

いったい誰に?

神に?

世界に?宇宙に?

分からないが

感謝の念だけは残る」

きっとベッドに伏してはおられたんだろうな。

谷川さんらしい哲学的な詩だな。

そんなわけでゆう風舎のカフェの本棚はこんな風になっています。

そうそう、高校時代から大好きだった[PEANUTS]シリーズも谷川さんの訳なんですものね。

と、言うか大好きなバーニンガムさんの絵本はそう言えば谷川さんの訳だった❣️‼️

あのトボケたなんとも言えないユーモア、そして絵、谷川さんも愛しておられたんですよね!

再び、京都

2024年11月21日(木) ブログ

昨日の定休日にはまたまた京都へ行ってきました。

今回は大学の友達の作品展。

工芸科の先輩後輩が集まっての、年一回の作品展[一匠会]です。

会場は3月に8AB作品展でお世話になった堀川御池ギャラリーです。

この歳なのに、中では若手ということで毎回世話係?の啓ちゃん、久保さんも元気に会場に詰めて接客に大わらわ。

啓ちゃんはクジラの新作と大好きなお魚の風呂敷。

久保さんは様々な模様の日本手拭いで作った服や小物。

その他に先輩方が作られた美しい染織のタピスリーや陶芸や…

8ABの最終日に、気さくに全員写真を撮って下さった先輩桑原さんの作品は全て木ぎれで作ったカラクリおもちゃ。

触って遊べます。

クルクルとハンドルを少し回すとあとは勝手に木の玉が転がってちゃんと元の所へ戻ります、そして下側ではふんどし姿?の人が一生懸命作業してるとこもちゃあんと作ってあります。

お魚好きの啓ちゃんの原点となった南洋の魚「キヘリモンガラ」(昔モルジブの海を潜って時出逢ったんだって)の話や、立って寝るマッコウクジラの子育てや海面近くにいる時 ときどき漁船とぶつかってケガをしては慌てて潜っていく話とか、到底私の生活の中では知り得ない話を聞きました😅

そして久保さんのタオルの二次仕様の原点は、バスケットボール部だった高校時代にもらった、今はアシックスに吸収されたオニツカタイガーのタオルのロゴ、なんとか残したいとTシャツに縫い込んだという話。

その事を知ったアシックスからのお礼状なんかも展示してありましたよ😅

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