希望

2016年4月18日(月) ブログ

(どうやって直すんだろうか?)
家も、道路も、お寺も神社も、畑も山も…
グシャグシャになってしまった光景を見ると。

いまだ大変なままの東北の被災地のことも…。

西にも東にも大きな大きな欠損を抱えたままどうなっていくんだろう?と不安やストレスを抱えるのは私だけじゃないと思います。

それでも止めない原発。

(非核三原則)って何だったんだろう?と思う核保有、核使用についての政府見解。

今日もネットの番組で
「核は要るか?要らないか?」
なんていう議論をやっていましたが、「要るか、要らないか」なんて言葉自体に私は違和感を感じます。

人類が作ってしまった最悪の 人、生き物、環境殺し道具。
どこの国からも失くす方向で進んでほしいから 日本ではどう、なんていうことは言わずもがな、です。

そんなこんなブルーな気分の夕方、嬉しいお便りが届きました。

いっちゃん。
いよいよプレ幼稚園児(*^^*)
幼稚園は来年からだけど、1週間に1度通う日が…
[キッズスクール]っていうそうです。

今日はいよいよ初めてお弁当を持って行く日。

朝からハラハラ、バタバタするママを尻目に、いっちゃんはちゃんとキッチンのテーブルの上でお弁当を出す練習、しまう練習を(^^;;

そしてランチマットの女の子のようにバスで出発、バスで帰宅。

お弁当もぜーんぶ食べたのだそうですよ。

なんか…救われます。

マイケルが戦争や差別や貧困の問題を考えながら、解決の糸口はきっと子ども達の純真さにある、と考えていたこと、なんだか思い出しました。

そして政治家であったのに、80歳を越えているのに、ムヒカさんの瞳は鋭さと共に、子どものように純粋だったなあ、と思います。

日曜日

2016年4月17日(日) ブログ
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少しでも[ゆう風舎]を知っていただこう、と始めたFACEBOOKですが、こういう大災害が起きた時にも、テレビや新聞では判らない、生身の人々の情報が様々な角度から入ってきて勉強になります。

今日になっては、
「どこそこの温泉が無料開放してます」とか
「どこそこの小学校で炊き出しをしています」
とか
「どこそこの○○家の外側の水道をどうぞお使い下さい、とのことです」
とかの書き込みもあり、ちょっと心が和みます。

私は、スミマセン、ボランティアに駆けつけることもなく、粛々と仕事してます。

リバティ・プリントの余り布で四角いポーチを作ろうとしています。

たった20㎝×15㎝のポーチなのにこんなにたくさん要ります(^^;;

地震列島

2016年4月15日(金) ブログ

こちらは今日は雲一つない快晴。
可憐な花が咲き、新緑が目に眩しく…

それなのにちょっと離れた所では昨日までの日常が突然斬り裂かれ…

被災地の方に伝える言葉もありません。

これから被害の状況が刻々明らかになっていくのでしょうが、ただただご無事を祈ります。

工夫がいっぱい

2016年4月14日(木) ブログ
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今度の作品展でたぶん一番大きいタピスリーでは?

Okさんの作品です。

よく見ると、あれ?なんだか見慣れた絵?

そうです、今年から仲間入りして下さったOkさん。
ネットショップや大丸神戸店からゆう風舎のキットを作り貯めていて下さって。

そして今回、旦那様のリクエストで旦那様の会社の壁面を飾るべく繋げて大作に仕上げられたのです。

一口に「繋げる」と言っても一筋縄ではなかなかいきません。

夏物のブルー系統のばかりではありますがブルーでもいろいろです。

そこで強すぎるブルーにはオーガンジーを重ね、逆にオーガンジーだけの作品には下にブルーのストライプ布を敷き…

作品の大きさもまちまちなので空いてしまった四角の大きさの小さなパーツのキルトにアップリケしたり、刺繍をしたり…

右側の部分には「子ども姿のブローチ」なんぞも作っていただきました(*^^*)

周囲の白い絡み織りレースには絵キルトの部分と馴染むようにブルーの円を散らばらせたり…

とっても努力して下さってとうとう大きなタペストリーが完成‼️

スポーツマンだった彼女が7年前に大怪我で腰を痛めて難手術。
未だに完治、とは言い切れません。
でも怪我と闘いながら始めたキルトを応援するために優しい旦那様がこんな大作をリクエストして下さったのだと思います。

言わばOk家の「愛の大作」です(*^^*)

ムヒカさん②

2016年4月12日(火) ブログ

今日は珍しく二個目のブログです。

今日、雑談中、私のブログを読んでくれた皆んなからムヒカさんの話が出ました。

そして口々にテレビで観たムヒカさんのインタビューの話や若い時のハンサムさ等、話題になりました。

それで観てなかった私もYouTubeで検索。
又々すっかり感動してしまいました。
もしもご覧になっておられない方がおられたら…と貼っておきます。

短い動画です。
ぜひぜひぜひぜひ、ご覧ください。
お忙しければ違う日でも構いません。

ウルグアイ…ほとんどなんにも知りません。
それなのにムヒカさんは日本のことをあんなに知ってくれていた…

おとぎ話でもなんでもなく、本当にこんな政治家が存在しておられる…
生きる希望をいただきました。

可愛いです!

2016年4月12日(火) ブログ

世に 幾多のドールハウス作家がおられ、精巧な素晴らしいドールハウスが内外にある事は承知ですが…。

身近な若い人、それも2つ目の挑戦でここまで作っちゃうと、もうなんだか自分の事のように嬉しくて、ついつい内輪褒めしてしまい、恐縮です(^^;;m(_ _)m

Tさんの[キッズ・ショップ]、後、外側の意匠を残してほぼ完成です。

Tさんはスポーツマンだし、ミシン上手だし、と思っていましたがミニチュアグッズもこんなに器用に作ってしまうとは。

テーブルも青、白、黄色にペイントされた椅子も戸棚もベビーベッドも、木馬も木キリンもぜーんぶTさんが作りました。
材料はホームセンターで買ってきた角材等、だそうです。

もちろんディスプレイされたちっちゃなドレスやパンツやカバンたちもそう。

Tさんの「新境地開拓」です(*^_^*)
ぜひ、本物を見にいらしてくださいね。

久留米絣

2016年4月11日(月) ブログ
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まだがんばってる桜もあるけど、いよいよ若葉のシーズン到来。

一番きれいな[葉っぱのポカドット]プツプツ状態はこの一週間くらいかなー?

春風に乗ってやって来て下さったのは九州は福岡県久留米市のUさん。
妹さんとお二人で新幹線で来て下さり、明日1日は姫路を観光なさるそう。

御歳74歳のUさんは元々は洋裁のプロとして活躍なさっていたそうで、お家にあるたーくさんの端布をなんとか活かしたいと、パッチワークを始められたとか。

3年前の病気を克服されつつ、手仕事や畑仕事等、前向きに生き生きと暮らしておられるご婦人です。

帽子もジャケットもポシェットも、地元の名産、「久留米絣」を使った、もちろんご自作。

東京ドームでのキルトフェスティバルにも何度も足を運ばれたよし。
「今年は東京ドームをやめて ここへ来ました」……good!

初めて来て下さったのにいろいろお土産を頂戴してしまいました。

写真の美しい野菜もそう。
「スイスチャード」って言うんだそうですね。
もちろん私は見るのもいただくのも初めて。
教えていただいたように茎の部分は炒めもの、葉はサッと茹でて御浸しのようにいただくと、シャキシャキ良い歯応えとちょっとしっかりめのほうれん草みたいな優しいお味でした。

ところでUさんが私のキルトを知って下さったきっかけは本を見つけて下さったこと。
そう言えば土曜日に来て下さった宝塚の方もそうおっしゃってた…。

そうなんですよね。
[○○キルトフェスティバル]に出ない私のキルトを知っていただくのは「本」しか、ね(^^;;

どうぞ皆さん、本を見つけてくださいね。
そしてお土産なんて気にせず、どんどんゆう風舎にいらしてくださいね(*^^*)

ライブ

2016年4月10日(日) ブログ
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今日は高槻へ。

JR高槻の近くのライブハウスで甥がライブをするので行ってきました。

東京で活動する甥。
東京まではなかなか行けないので大阪ならうちからも行きやすく。
おまけに第二日曜日、定休日です(^^;;

さて…
手前味噌ながら、彼はかなりバージョンアップしていました。
声量、表現力…

そして、身内として嬉しかったのは何年か前、故郷佐用町での催しのために来て下さったバンドのミュージシャンの何人かがやはり演奏して下さってたことです。
ゆう風舎で朝ごはんを食べて下さった人たち(^^;;

特にアコースティックギターの森さんという方は本当に公私共にお世話になっている貴重な人格者です。
文化村にも観に来て下さったなあ。

自作のバラードやロック調の曲が繰り広げられる中、ひとつ雰囲気の違う曲がありました。

[ぼくのきもち]
森さんがダウン症の弟さんの目線で詞を書き、森さんの知り合いの水越けいこさん(往年の人気歌手です)が作曲された曲だそうですが、甥の歌唱も相まって思わず涙腺崩壊~_~;
優しい歌でした。
明石で何カ月かに一度会う優しいYちゃんの事を自然に思い出すような…

ところで、ごめんね。
東京よりずいぶん近いとはいえ、相生や赤穂からはちと、遠く…
日曜日の夜だし…
作品展前だし…

声をかけたら来てくれそうな人もいたのに遠慮してしまった…

京都や大阪に住む友達もいるのに、やっぱり遠慮してしまった…

今度来る時はきっと何人かに声をかけるからね。

あ、そうそう、ここはイニシャルじゃなく宣伝する方が(*^^*)
「岡本たかね」って言います。
どうぞよろしく(*^^*)m(_ _)m

出来ました(*^^*)

2016年4月9日(土) ブログ

絵キルトの新作、キットにする作品、出来上がりました。

[リバティ・ショップ]の姉妹品、大きさもおんなじです。
名付けて[キッズ・ショップ]

同じような名前でスミマセン。
[キッズ・シェルフ]って言うのもあるし、[ベビー・ショップ]って言うのもあるし…~_~;

又、ネットショップにもアップしますね。
FACEBOOKでも写真、出さなきゃね。

でも一口にSNSと言っても、本当にいろいろな情報が入って来るので、気持ち切り替えるの結構難しいです。

私は割り切って
「明るくショップ情報を…」
って始めたFACEBOOKですが、社会の困ったニュース、心配なニュース、とっても多いですから。

今日のTBSテレビの[報道特集]で見た中国での格差社会も…
過疎地でおばあちゃんと二人きり。
北京へ出稼ぎに行ったお父さんの帰りを待つ7歳のりー君の不安気な眼差しが忘れられません。

ところで、おじさんキャスター二人、と言うのがとても気に入っていたこの[報道特集]
先週から膳場さんという女性が二人の間に入られて…

私としては、う〜ん、どうかな〜?

ムヒカさん

2016年4月8日(金) ブログ
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来日した、ウルグアイの元大統領ホセ・ムヒカさん。

2014年に汐文社から出版された[世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ]という絵本で、ゆう風舎の絵本図書館ではお馴染みです。

ムヒカさんが有名になったのは 2012年ブラジルのリオデジャネイロで開かれた、環境や地球の未来について話し合う国連会議のスピーチからです。

この絵本はムヒカ大統領のスピーチを子ども向けの言葉に意訳して最初から最後まで書いてあります。

その前に少しだけ、ムヒカ大統領のことが書いてあります。
「演説の壇上に立ったムヒカ大統領。質素な背広にネクタイなしのシャツすがたです。そう、かれは世界でいちばん貧しい大統領なのです。
給料の大半を貧しい人のために寄付し、大統領の公邸には住まず、町からはなれた農場で奥さんとくらしています。花や野菜を作り、運転手つきの立派な車に乗るかわりに古びた愛車を自分で運転して、大統領の仕事に向かいます。
中略
 さて、ムヒカ大統領の演説が始まりました。会場の人たちは、小国の話にそれほど関心をいだいていないようでした。
しかし演説が終わったとき、大きな拍手がわきおこったのです。」

わかりやすく、素晴らしい演説が続きます。
少し抜粋させていただきます。

「人より豊かになるために、情け容赦のない競争をくりひろげる世界にいながら、『心をひとつに、みんないっしょに』などという話しができるのでしょうか。だれもが持っているはずの、家族や友人や他人を思いやる気持ちは、どこにいってしまったのでしょうか。」

「目の前にある危機は地球環境の危機ではなく、わたしたちの生き方の危機です。人間は、いまや自分たちが生きるためにつくったしくみをうまく使いこなすことができず、むしろそのしくみによって危機におちいったのです。」

「すなおに考えてみましょう。
わたしたちは発展するためにこの世に生まれてきたのではありません。
この惑星に、幸せになろうと思って生まれてきたのです。」

「わたしが話していることは、とてもシンプルなことです。
社会が発展することが、幸福をそこなうものであってはなりません。
発展とは、人間の幸せの味方でなくてはならないのです。
  人と人とが幸せな関係を結ぶこと、
  子どもを育てること、
  友人を持つこと、
  地球上に愛があることー

こうしたものは、人間が生きるためにぎりぎり必要な土台です。発展はこれらをつくることの味方でなくてはならない」

あー、どこかの国の政治家さん達もこの絵本を読んでくれないかなあ~_~;

しつこいながらもう二言。
今朝の朝日新聞から。

「一番大きな貧困は孤独です。物の問題ではない。」
「他人のために何かできたら、自分の家族も幸せになる」

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