4つ目のモチーフ

2012年5月22日(火) ブログ
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中側が13センチ角のシンプルな真っ白の木製フレーム。
大好きで、いろいろキットにも使いました。

白いフレームに合わせてリネンとレースを使ったさりげないアップリケ。

ところが…!

ルシアンさん、数年前に製造中止。
それ以来、同じくらいの大きさの木製フレームを試しにいろいろ買ってみましたが、どうもしっくりきません。

どうも、( すっきり、シンプル)というものは嫌われ、変にカントリーっぽい物が生き残ります。

とうとう[プチ・フレーム・キルト]は諦め、思いきってフレームから外し、縫い繋いで4つ分の、30センチのフレーム・キルトにすることにしました。

[マイ・シェルフ][ドゥ・プペ][フルーツのケーキ]のキットはまだ材料的に続けられそう、あと一つは新しく作ろう!と、思い立つと楽しくて!

大きな絵キルトの大作を仕上げる充実感は得難いものですが、小さくってすぐに出来ちゃうものって嬉しいですね!

最初から作られる方は4つも作らないといけないので、4つ目は簡単なものを…ということで、レースやビーズを使ったパーティーバッグにしました。

ちょこちょこちょこっと縫ってすぐ出来上がり。

こういうモチーフばっかりでいっぱい作っても楽しいでしょうね(^-^)

ボウボウの木

2012年5月21日(月) ブログ
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今朝の天体ショーはいかがでしたか?
ときおり雲がかかったとはいえ、けっこう晴れてヨカッタですね。
とはいうものの、ゆう風舎の真横、東側には山があり、お日様は見えません。
遮光レンズを用意していた訳でもなく、もっぱらテレビ映像でしたが、それでも辺りは夕方みたいに暗くなり、何十年に一度の宇宙のショーの臨場感は感じられましたよ。

ぜんぜん関係ありませんが、村の用事で、もっと奥(北側)にあるKさんという総代さんのおうちへ行き、びっくりです。
と、いうか、たぶん、この辺のおうち、きっと皆そうなんだろうな、と思いますが、庭も玄関もとても手入れが行き届いていて、整然と綺麗。
草と花が同居していて、大きくなってきた樹木がボウボウ…というのは、きっとゆう風舎だけですね(^^;

でも、実は私は本当にこんなのが好きなんです。
うっそうとして、家があんまり見えなくて…。
森の中で住んでいるようでとってもステキじゃありませんか?

確か〈イングリッシュ・ガーデン〉というのも手入れはされているけれど、(より自然に近く)見えるように作られるんですよね?

イギリスを旅していて思うことは、草原や街の公園に立っている樹木の立派なこと、大きいこと!
きっと 何十年とそこに生きてて、枝の手入れとかもたぶん無いのでは?
たわわに葉をつけた枝が伸びて伸びて、重くなって柳みたいにタラーと垂れ下がっているのがなんともいい感じ!
その下にベンチがあったりすると、なんだか大きな樹に抱かれているような感じです。

ロンドン市街の街路樹なんかもその調子ですから、名物の2階建てバスの2階に座っていると、本当にバサバサ、バスの窓に枝葉が当たる、当たる!
ひっくり返ったらどうしよう?なんて思いましたよ(^^;

ピカピカ

2012年5月20日(日) ブログ
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[リネン&レース展]に向けての新作に取り組む前に、ちょっと作り直しているものがあります。

これから迎える〈ジューンブライド〉の季節、6月のためにウエディング・ウェルカム・ボードです。

三種類ある中で、この横型は飾ってあった場所が悪かったのか?白いリネンや周りのカットボイルに点、点とシミがついていて、とても気になっていました。
いくら、キットの材料には何の関係も無いと言っても、
「見せて下さい」
と言われるお客様にもなーんだか…。

縦型のピンクに対して、これはブルーのリバティブリントの文字。
小さなブルーの花のついたふんわりスカート姿でしゃがみこんで、小さな女の子が差し出すマーガレットをもらっている、結構気に入っている構図なので、自信を持ってオススメしたいし…。

思いきってリニューアルに取りかかり、もう少しで完成です。

やっぱり作りたては白くてピカピカです!

ところが、これが完成間際、又もうひとつリニューアルを思いついてしまいました!

新作、なかなか始められそうにないです(^^;

としょかんバス

2012年5月19日(土) ブログ
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いきなり…反省します!

美しい色彩、可愛いデフォルメの、外国の絵本が大好きな私。
つい、現代の日本の作家の本はスルーしたりしてしまいます。

「ほら」
と、いつものようにさりげなく、連れ合いが手渡してくれた絵本も、なんだか主人公の顔がもっさり…。

でも、題を見ると[大草原のとしょかんバス]
あらら、私が想像の中で憧れ、キルトにしたり[バッグ]にしたりのテーマにぴったり!
へええ、とページをめくっていくと、なかなか楽しくて!
北海道の広々とした大地を走る、おっちゃんが運転する図書館バス。
途中で拾われた〈ぼく〉とおっちゃんはいろいろな所へ本を読ませに行きます。

さて、この〈ぼく〉
表紙を見た時からピーン!ときて、
「座敷わらしなんじゃない?」
って言った私。

座敷わらしではなかったけど、実は…。

とっても面白く、温かい良い本でしたよ。

岸田純一作 梅田俊作、絵

エリゲロン

2012年5月18日(金) ブログ
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初めて絵キルトの大作を完成させられたNさんは、ニコニコして、
「先生、ありがとう(^o^)」
と、表現してくださいます。
いえいえ、やっぱりご自分がとっても大変だったからこそ。
やりとげた後の成就感というのは、途中で投げ出しては決して味わえないものですから…。

昨年の年末に倒れられたご主人の世話が、ようやく落ち着いてきたIさんも、おとつい、咲き始めた庭の薔薇に合わせて出窓のカーテンを去年の[リネン&レース展]に出品した、薔薇柄レースを繋いだものにかけかえ、しみじみ
(あ〜、作っておいてヨカッタ〜!)
と、思ったそう。

そして玄関の壁には、おなじくこの時期いっぱい咲いているスズランに合わせて、スズランのキルトにかけかえたのだそうです。

スズランというと、高原に咲く特別にロマンチックな希少な花、と思っていた私は、世話もいらず、どんどん増え、毎年ちゃんと花をつけてくれる、という話にビックリ、でした。

うちの庭にはスズランはありませんが、この花は毎年可愛く咲き、どんどん増えます。
ガーデンティーをいただくテーブルの横のがなんだか一番元気そう。

エリゲロン…やっと名前覚えました。

DEAN&DELUCA

2012年5月16日(水) ブログ
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作品展を終えて一週間。
お天気に恵まれた今日はスタッフの打ち上げ会です。

今回はシンプルに神戸。
ささやかなささやかなランチにはしゃいでくれる、気のいい元?若者たち(^^;

なので、今日は反省会はしません。
それは又折に触れ、ってことで、今日はお楽しみが目的です。

国際会館11階のガーデン・レストランの[Toothtooth]、冬にも秋にも早春にも来たことありますが、今日が一番気持ち良かったです。
テラス席から薔薇が咲き乱れたアーチやお庭を見ながら5月の風に吹かれて…。

久しぶりに皆で出かけた日にこんなお天気で、感謝します。

さあ、お食事の後は一路、神戸大丸へ。
もちろん、手芸売り場にも用事がありましたが、今日の目的は思いっきりミーハー。

東京丸ノ内、名古屋に続いて関西初出店。
神戸大丸の地下1階に出来た高級食料品&雑貨の[DEAN&DELUCA]です。

アイコンのトートバッグを皆も買っていましたよ。

上から下まで

2012年5月14日(月) ブログ
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毎晩1時間〜1時間半ほどのマイケル時間が欲しくてすっかりテレビは見なくなってしまいましたが、困ったことに、この頃は時間をとってぜひ観たくなる番組があります。

BSでやっているフランスの街や市民の生活を訥々と紹介した番組です。
録画しておいて、休みの日の朝食の時なんかに少しずつ見ています。
静かで、自然で、生活ぶりが良くわかり、とっても素敵です。

街角の[カフェ]を中心に撮ってあるので、
(ああ、私も近くにあんなとこがあって、常連さんになりたいな)
なんて思いながら…。

向こうの人は昼休みとかお店を閉められるのか?近くの本屋さんのオーナーや雑貨屋さんの御主人がランチをとったり、コーヒーを飲みに来たりしています。
もちろん、歩いて。
いいなあ。

さて、ゆう風舎はご存知の通り、不便な山間にありますから、はるばる遠い所から来て下さったお客様にも楽しんでいただけるように、カフェも雑貨店も本屋も図書館も兼ねています(^^;

狭い店内に いろいろ雑貨も増え、大好きだった岡本、昔の[ナイーフ]のように上から吊るしたり、テーブルの上も下も、って感じになってきましたよ。

可愛い花柄

2012年5月13日(日) ブログ
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昨日、帰りしなに スタッフYさんが、
「明日は男先生とデートですか?」
と、優しく聞いてくれましたが、なかなかそうはいきません。

カレンダーの関係で、今年は作品展が始まるのがやや早く、従って終わってから第二日曜となりました。

作品展が終わると同時に、手をつけないといけない仕事が溜まっています。
作品展中に、在庫のなかったキットのご注文、それはスタッフに任せますが、お得意様の(ちょっと変形?注文)というのもあります。

「いつでもいいですよ」
とおっしゃっていただいていても、待っていて下さる、と思うと やはり早くしよう、と思います。

特に、
「私にはもう残された日が少ないので…」
と言いながら、明るく前向きな気持ちで話される名古屋のTさん。
「食べる事が出来ないので、食べ物のアップリケに惹かれて〜」
「針を持って死ねたら本望」
などとおっしゃるので私も怠けていられません。

アップリケパーツをポケットにつけるトートバッグを相談されました。

[おくりものをもって]をつけられるお嬢さんにはブルーの起毛リネンに決定。
Tさんには白いドットの綿麻。
そして裏地には迷わず、おとつい届いたこの花柄を!

さっぱりした白地のオックスフォードに可愛いピンクとブルーの小花。
キャスの色合い風です。

繊維業界不振の中でも、リバティプリントやキャス・キッドソンのプリントはとても承けているのに、どうして有輪さんはいつまでも、中途半端な濁った色合いの(どこか前にあったのと変わりました?)というような(失礼)花柄ばかり作っているのかなあ?と思っていましたが…。

(やれば出来るじゃん!)
て感じです。

コンプリート・ワークス

2012年5月11日(金) ブログ
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心配事もどっさりありますが、嬉しいこともやってきます。

ゆうべ、いつものようにファンサイトを開けると…。

とうとう出るのです!日本語版!!
ジョセフ・ボーゲル氏の渾身の著[MAN IN THE MUSIC](邦題マイケル・ジャクソン コンプリート・ワークス)

去年秋に買って、ふーっとため息をつきながら、眺めながら、でもどうしても読みたくて、辞書を引き引き、何分もかかってほんの数行。
やっぱりため息…。

とても分厚い本です。
日本語版は英語版の2倍以上の価格です。

でも、本当に画期的なことです。

生い立ちでもない、ゴシップでもない、彼の一番伝えたかった事が、丁寧な研究、考察、調査によって書かれているのです。

[マイケルジャクソンの完全な仕事(作品)たち]
なんて、良い題でしょうか。

6月25日、彼の命日に、日本のファンへのおくりものです。

フランス・レース

2012年5月10日(木) ブログ
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あちこち、クルクル、フル回転。
シンドイけど幸せを感じる作品展明け。

(次の作品)に向ける各々の気持ちが嬉しくて、いっぱい資料も出して、材料も出して…。

(う〜ん…)と、消極的っぽく言われる方ほど、実はもう決めておられたりします(^^;

どんなに簡単便利な既製品が出回ろうと、昔ほど手作りが重宝されなくなろうと、人の手で丹念に作られた〈本物〉はいつの時代でも人の心に触れる物です。

日本のファンが縫ったキラキラワッペンを、大切に保管していたマイケルが証明してくれています(^_-)

「先生はなんでもマイケルに結びつけるからスゴい」
と真顔で感心してくれたSさんの顔が浮かびます(^^;

それにしても、今回のレース展の為に仕入れたフランス製のチュールレース。
ボーダーにほどこされたプチポワンみたいな繊細なクロスステッチは手仕事なのでしょうか?
それとも機械で出来るのでしょうか?

エクリュ色の優しい、可愛いレースに一目惚れでしたが、お値段もビックリ。

一旦は諦めましたが、やっぱり…と、買ってしまいましたよ。

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