ブルー&ホワイト

2012年2月26日(日) ブログ
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またぞろ寒くなってきましたが、いよいよ今週半ば2月も終わり、3月がやってきますね。

お店のお客様も、ネットショップのお客様も、買って下さるのが今一番多いのは やはり、レッスンバッグやスモック等の材料、そしてベビーキルトです。

♪どこ〜かではーるーが生まれ〜てる〜♪
って感じですよね。

春といえば、ゆう風舎では4月終わりからの、恒例の作品展に向けての準備が、いろんな角度から少しずつ少しずつ始まっています。

連れ合いが探してくる雑貨ももちろん、少しずつ充実させて…。

可愛いアイテムの多いゆう風舎ですが、ホーローウェアやブルー&ホワイトのテーブルウェア等、『オトナ』な物も集めていますよ。

雪解け

2012年2月25日(土) ブログ
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いつも元気で、優しさやユーモアやサービス精神満載で…
たとえば、[アラジンのランプ]の精のように、何かの時には皆を楽しませるために出てきてくれる…
私にとってはT君はそんなイメージがありました。

まさか突然の病に倒れ、一か八かの手術を受けたなんて……
晴天の霹靂でした。

知ったのが(もうすぐ退院)という日だったので随分気持ちは助かりましたが、本人のメールや奥さんの話で肝を冷やしました。

学生時代の友達は皆、気持ちは同じ。
(今はまだメールくらいがいいかな?)
(どんな風に暮らしているのかな?)
聞きたい気持ちはあるけど、本人の負担にならないように、と考えていました。

そしておとついと、今日、久しぶりに電話で声が聞けました。

「散歩はしてるの?」
「普通に食べられるの?」

手術の時に声帯まで傷ついたらしく、今も出にくそうな声で、でももちろんちゃんとT君らしい話し方で、一生懸命答えてくれました。

豪雪地帯の福井県ですが、雪は溶けはじめているそうです。

T君の身体もきっと、ゆっくりゆっくり、元に戻っていくに違いありません。

何度かこのブログでも紹介させていただいたメガネを創っている人です。
興味のある方はぜひ、覗いてみて下さい。
こだわりの眼鏡ですよ。http://meganeya.iza.ne.jp/blog/

新作キット、アップしました

2012年2月23日(木) ブログ
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こども部屋に飾ってほしいな、と思うミニタピスリー。
新しいYu’sパネル柄を使って作りました。
[その他]のところをチェックして下さいね。

ところで写真のは、Kさんの、制作途中の力作です。
ウォーターキルト、というんでしょうか?

Kさんの選んだ、スウェーデンの絵本[フィリッパ・ラズベリーのうた]の中の1ぺージ〈エルフのダンス〉
これは単色の線描だけの絵ですが、内容から夜の世界だとわかります。
お月さまも出ていますからね。

なので、Kさんは考えた結果、いろいろな生地を小さな四角つなぎのパッチワークの上に、夜の闇の紺色のオーガンジーを重ね、その上に線描で描かれていたエルフたちを刺繍することにしました。

とっても凝っているでしょう?

苦心のぶん、深みのある作品になりそうです。

Kさんは、コツコツ丁寧に刺繍していくのを厭わず、感心します(^-^)

3つめ

2012年2月22日(水) ブログ
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実は このパッチワーク柄は、今回のYu’sパレットの総柄です。

綿麻なので、バッグが妥当ですが、何か違うものが作りたいな、と考えました。
優しいパステルカラーのパッチワーク柄を生かして赤ちゃんが遊ぶ[赤ちゃんゾウ]を作ることにしました。
(こういうイメージ)というのは頭の中にあっても、具体的にパターンを作るのが難しくて。

具体的な参考になるゾウさんがいないかな?と、[こども部屋]等の本や動物図鑑や絵本をあたってみましたが、一番、私の思っていた子ゾウちゃんに近いのは、ビジョー・ル・トールさん作の[とおい とおいアフリカの]という絵本に出てくる親ゾウ達に見守られて歩く赤ちゃんゾウでした。
そこの場面には
「とおい とおい はるかなアフリカ
象たちは暮らしている
たがいに たがいを見守りながら
あいさつをかわし
からだにふれあい
元気をわかちあう
おさない象のために
よくかんで やわらかくなった
食べものを与えたり」
という文が載っています。

マイケルの随筆にも、やはり穏やかで賢い象の群れの話、象達をとてもリスペクトした文があります。
又機会があったらご紹介させて下さいね。

ところで、パターンをひいて仮縫い、写真の前方の惨めで大きい物がそれです。
でも一度失敗作を作ると、
(ヨシ!わかった!)
とどんどんパターンが修正できます。
それで出来上がったのが黄色い分ですが…。

「もう少し、こうだったらナ…」
連れ合いの一言で、
(シャーナイ)
ともう一度作ってみたのがブルーの方です。
後ろ足とお尻をより小さく、赤ちゃんらしくしました。

修正ペン

2012年2月21日(火) ブログ
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メアリー・ブレアさんの名作[I Can FRY!]を絵キルトにしているOさんが皆にヤイヤイ言われながらテーブルクロス用のピンクのギンガムチェックを筆で描いていたのは何週間前でしたっけ?

もう、あのページは見事に完成して、違うページ、場面に入っておられます。

今回の壁の布も、
(ちょっとないよなあ)
って感じの赤いプリントです。

なのでまたまた描くことにしました。

Oさん、なかなか良い赤の布を見つけて来ましたよ。

さて、絵本にはプチプチと白い点々模様が。

(細い筆と白い絵の具を貸してあげよう)
と思っていた私ですが、
(!)ときました。
(いつも使っている修正ペンだとどうだろう)

果たして試してみると、布に滲むこともなく、いい感じ。

「修正ペンなら私も持っています!」
とOさん。
いつもペンケースに入っているようですが、ずーーと前にお借りしたことのあるこの修正ペン。
とても長持ちで、優れものだったんですね。

かくして、今度の作品も期待大、大です。

惚れ直し

2012年2月20日(月) ブログ
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不意に昔の男が目の前に現れ…

失礼しました。
そんなおおごとではありません。

テレビやインターネットのニュースで、ホイットニー・ヒューストンの葬儀で弔辞を読んだのは思いがけず、ケビン・コスナーでした。

長いこと、大ファンだったもので…。

「私は肌の色の違いなんて考えたことはありません。
もちろん脚本にもレイチェルが黒人シンガーであると記録されていませんよ。」と、難色を示した制作陣を説き伏せ、しかもホイットニーのスケジュールが空くのを1年以上も待ってクランク・インしたという彼の映画[ボディ・ガード]

それ以来、親交があったのですね。

しかも、
「私がやった役は誰でも出来るが、レイチェルの役は彼女しか出来なかったでしょう」
と弔辞の時の言葉。

いいこと言うなあ。

もともと、私がケビンに惚れたのは映画[ダンス・ウィズ・ウルヴス]を観た時です。

アカデミー賞7部門を獲得したこの映画、主演は勿論ですが、初監督もつとめたのです。

南北戦争を背景に、若い将校とインディアン達との、普通ならお互いに警戒し、敵対するところを、彼の純な心や態度から次第に温かい交流、そして別れ、というヒューマンで壮大な感動作です。
(まだご覧になっていない方はぜひ!)

私はどうも、(オトコマエでヒューマニスト)に弱いのです(>_<) (やっぱり善い人だったンダ…) と、嬉しくなりました。 パンフレットに載っている、当時のインタビューでも、 「人生で大事なことは、お金や名声を得ることでなく、自分がどう生きるかを知ること」 と言っています。 それにしても、[ボディ・ガード]は1992年の映画。 先日貼った、マイケルとホイットニーのツーショットは1988年。 じ、じゃあ、友達ホイットニーの初主演映画[ボディ・ガード]も、映画オタクのマイケル、きっと何度も観たんだろうなあ…と、やっぱりマイケルのことばかり考える私です。

新作バッグキット、アップしました。

2012年2月18日(土) ブログ
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先日、ブログに載せた赤い持ち手のボストンバックを見て、お電話を下さった方がおられました。
偶然、ご自分が思い描いておられたバッグと合ってたらしく…。
「もう少ししたらキットにしますのでお待ち下さいね」
とお話しして、やっとアップできました。
お待たせしました。
「手縫いででもできますか?」
と不安そうでしたが、勿論出来ます。
時間はかかりますが、根本的に手縫いは糸もしっかりしていて丁寧にできますよね。

そんな風に、ときどきブログを見てネットショップに無いアイテムの事を訊ねて下さるのも嬉しいことです。

寒い寒い今日。
来て下さったお客さまの中に、小さな可愛い女の赤ちゃんを抱いたお祖母さん(まだお若い)と若いママが。
一通りお店をご覧になった後、こんな風に聞いて下さいました。
「作る、お人形のってありますか?」
「お人形って、人間のお人形ですね?」

ひょっとしてブログのゆうちゃんを見て下さったのかな?と思いましたが、そうではないようです。
小さな娘さんがもう少し大きくなった時に遊べるお人形を手作りしようと思われたようです。

私は喜び勇んで2階にある、[私のお人形]のお人形や[きせかえゆうちゃん]や[お人形のふうちゃん]のふうちゃんやらを持って来てお見せしましたが、最終的には一番大きい[ゆうちゃん](ブログの)になさいました。

偶然です。
今ちょっとだけ、昔作ったゆうちゃんが再び…。

最近は一生懸命、小さめのお人形ばかり作っていたけれど、大きい方が良い場合もあるんですね(^-^)

写真は、市川里美さんの[愛されたお人形]
市川さんがフランスの知り合いの家庭に残る[愛されて、さんざん可愛がられて、今はもうほおっておかれている人形を、丹念にスケッチした画集です。

以前、この本の原画を初めて見た時、お人形に対する感覚がとても変わったのを覚えています。

(愛された…)過去形のお人形達が、とてもいとしく思えました。

ボンジュール!

2012年2月17日(金) ブログ
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今朝、思いがけずポストに日本ヴォーグ社の封筒。

(何かな?)
と、開けてみると、どこかで見たような雑誌…。
よく見ると、全編フランス語で書かれた、[こどもソーイングポシェ](去年6月発行)ではありませんか?

「過日版権契約をいたしましたフランス語版の翻訳本が出来上がってまいりました…」
とのこと。

なーんだか、嬉しいです(^-^)

この雑誌の一番後ろにはYu’sパレット3のパネル柄や総柄を使ったおもちゃやバッグやエプロンを大きく載せてもらっています。

そうなん?おフランスへ行くのね?
行っておいで。行っておいで(^o^)

いつも[パリのこども部屋]等の本の写真で、(さすが、ヨーロッパ!)と感心しきりのシャレた色合い、デザインに圧倒されている私ですが、逆に向こうの人は、日本的な、おとなしい、ちょっと几帳面すぎる作風や色合いのものをどう思われるのでしょうね?

それにしても、このフランス語版、掲載されているものは同じなのに、日本のにある広告ページが一切なく、裏表紙の裏側はパープルのリバティ小花柄だったりして、メチャクチャおしゃれなのです。
とってもレアです。

[ポシェ]というのもフランス語だと思うのですが、こちらの方は[coudre]ってタイトルになっています。
一応持っている小さなフランス語の辞書で調べてみると「coudre」とは「縫う」という意味でした。

でも、他はさっぱし読めません。

ぜんっぜん関係ありませんが、マイケルは耳もよく、自分の曲をフランス語とスペイン語で歌っているバージョンがありますが、どちらもほぼ完璧な発音だそうです(^-^)

特別なおいも

2012年2月16日(木) ブログ
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この黄金色に輝く美味しそうなおいも。
実は2ヶ月ぶりです。

Iさんのおうちだけを襲った激震。
旦那さまが突然倒れたのは12月下旬のことでした。
入院。退院。
自宅でのお世話は今も続いていますが、ようやく
(キルトに向かえる)日がやってきました。

お料理の大好きな彼女が、以前作った〈春の食卓〉の[秋バージョン]に取り掛かって数ヵ月。

久しぶりに針を入れた箇所はサツマイモのお皿。
Iさんらしく、お芋といえども、ビーズで飾ってもらっていましたよ。

〈快癒〉となるには、なかなか先が見えにくく、まだまだ安心はできないけど、Iさん、今までにもいろんな嵐を乗り越えてきたじゃん。
きっと今度も大丈夫。

又きっと…特別のキルトができますよ。

子供と本

2012年2月15日(水) ブログ
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昨日、アップしたYu’s4のパネル柄、見ていただいたでしょうか?

なんだか写真が ぼんやりしていますよね?
難しいもので、はっきりさせると、ずいぶん色合いが違って、パソコン画面には映ってしまうのです。
なので、詳しい絵柄は折々ブログで見ていただくとして、色合いの近いものをアップさせてもらいました。

今回は白地の方も真っ白ではなくて、♪うーつろな目の色、溶かしたミルク…♪という感じの白。
真っ白のページや真っ白な帆船の帆があるからです。

グリーンもブルーもオレンジピンクもスモーキーなパステル調を使って、子ども達が本、絵本をみている様子を描きました。

右上には、今度発売された[ストーリー・キルト2]にも載せていただいた、去年の夏に作った作品〈風に乗って〉の絵柄を使っています。

各部分を切り取っていろいろなものを作っていますが、この作品はパネル柄の上半分をパーツに分けて、色合いの合う可愛いコットン(USAコットンやドット柄、ギンガムチェック等)を合わせてパッチワークしたものです。

パネル柄を(ギュッ)と凝縮した感じです(^-^)

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