持ち手3 種

2011年2月5日(土) ブログ
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昨年、Yu’sの第2弾を使って作ったバス・バッグが 結構好評で(大丸のお客様Yさんはご自分のために作るっておっしゃって下さいました(^-^))私も気に入っているのですが、手芸初心者のママにも、もっと簡単にできるように、と 始めから計画してバスの側面両方の絵を今回のパネル柄には入れたのです。
なので、布が届いてまず最初に作るのは勿論、バス・バッグ。
始めに (まち部分もできるだけ全部パネルの一部分を使って)と思って、裁ち、スタッフさんが頑張って作ってくれたものは 少し幅が狭いかな?と、まちを広くしてお弁当入れにもなるように もう一度作りました。
いずれキットにもする予定です。

お店のディスプレイ用と神戸大丸で飾ってもらうのと、雑誌に載せてもらうために「東京さ、行く」用と…。
赤い持ち手の分が一つ出来ただけの時に、3歳の男の子と2歳の女の子のお孫さんをお持ちのKさんが
「2つ、作ります…」
と、言って下さった時に(!)と、女の子用にはポシェットにしたほうがいいかな?って思いました。
ちょうど細い合皮の赤い紐もみつけましたよ。

一足早くチョコレート

2011年2月4日(金) ブログ
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今日は東京からのお客様がありました。
先日までと違い、暖かな日でしたからホッとします。
何せ大阪でも東京でも都会から来て下さる方は薄着なので私はヒヤヒヤ。
分厚い靴下をお貸ししようか?と思うくらいです。
気を遣われてお土産を下さいました。
[KIHACHI]のチョコレート。
もうすぐバレンタインだからでしょうか。
ありがとうございます。又皆でいただきます(^-^)
NHKに勤めておられる方なので
「誰か有名人には出会われますか?」
と、ついミーハーな質問をする私です。

ミーハー、といえば、私のマイケル・ファンぶりは とっくにミーハーの域を越えていると思いますが…。
亡くなってから知ったニワカファンでありながら、もうすでに30年来のファンの方とも肩を並べてきた…などというのは 大変な思い上がりだったと、最近つくづく気がつきました。
沢山の縫い物を抱えていても、勿論30分〜1時間ほどのネットサーフィンFOR MICHAELは欠かしていません。
最近はYou−Tubeではなく、日本最大の公式ファンサイト[MOON WALKER]の昔の記事、すなわちインターネット等がまだ一般的ではなかった頃に、それでも彼の周辺のことを丁寧に詳しく綴ってくれている文章や写真をデジタル化したサイト[Legend OF MOONWALK]の記事を一つ一つ開けて読んでいます。
写真もクリアで、今までおおざっぱにしか知らなかったいろいろな事実、当時の様子がよく判り、そしていちいち感動です。
ファンの目はいつも温かく、愛に溢れていて嬉しくなります。
そして、知る度に 彼の人間としての気高さ、洞察力、信念といったものにびっくりします。
おおよそ世間で思われていた真逆ですよね。

選んだのは?

2011年2月3日(木) ブログ
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このまま春になるわけないけど。
陽射しが暖かく、日も長くなって嬉しいですね。
今日は午後、珍しくMさんがいらっしゃいました。
土曜日には よくお会いするMさん。
数年前まではパッチワークも絵キルトも頑張っておられたのです。
それも大変凝った作品。
一体何個のパールビーズがついているかしら?と思うようなレースのベッドカバーや手の込んだ刺繍とアップリケを合わせてお気に入りの絵本の一場面を表したり、こどもの体長くらいはあるサンタさんの人形を作ったり。
洋裁も含め、何でもござれでした。
ところがある時
「もう沢山作ったので」
とピタリと縫い物をやめてしまわれました。
目の疲れや体調の原因もあったようです。
その後、病気をされたり、でもお茶や音楽や絵と、いろんな楽しみを持って多方面に活動しておられました。
そのMさんに5月にお孫さんが出来られます。
秘かに私が期待していた通り、ゆう風舎のショップでの目のやり場が変わってきましたよ(^-^)
(作ってあげようかな?)
と、Mさんが選んだのは、ベビーキルトでもなく、スタイでもなく、くまさんのぬいぐるみでもなく、この“馬さん“のぬいぐるみでした。
「これがかわいい!」
(さすが!)って思いました。
昔、ネットにも書いた通り、これは神戸にあるベビー用品店の片隅にディスプレイしてあったフランス製の“キリン?”のお人形にインスパイアされて、家に帰ってきて自分なりにアレンジして作ったものです。
その“キリンさん”はもっともっと細く長くて、一枚の洗いざらしのペラペラのシャツ生地みたいなので作ってあり、中綿もいいかげん、ひょろりとしていて…。
今までの綿をしっかりいれて、手足が動くようにして…というぬいぐるみしか作ってこなかった私にはとってもカルチャーショックだったのです。
でも正直、並べていても、他の“オーソドックス”なぬいぐるみの方がよく売れます。
でも、(ぼー)とした風情が好きで私の絵キルトにもときどきさりげなく出演させてきました。
久しぶりに裁縫箱を出してきたMさんが 真剣な顔をして[あしなが馬さん]の型紙に取り組んでおられましたよ。

お弁当サック

2011年2月1日(火) ブログ
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布絵本にバス・バッグ、と なんとなく非現実的な私のアイテムとは違って、ミシン大好きなスタッフTさんが作ってきてくれるいろいろは、さすがに女の子を持つお母さんです。
Yu’s3の総柄の黄色を使ってお弁当入れを作ってきてくれました。
模様の碁盤の目に沿ってきれいにミシンキルトがしてあって一見パッチワークがしてあるみたいに見えます。
(あれもしなくっちゃ。あれも作らないと)
と、つい肩に力の入ってしまう私の傍らに、いかにも
(ママ達の大勢はこんなのが要るんですよ)
という優しい、かつ易しい手作りアイテムを示してくれてありがたいです。

そんな手作り好きのTさんの娘さんもいつのまにやら中学生になってしまい(可愛いもの)には遠くなってしまいましたが、折よく弟さんに可愛い女の赤ちゃんが出来られたようで、何を見ても
(これで作ってあげたら可愛いかも!)
状態になっています。
本人曰く「姪バカで^ロ^;」って。

続き

2011年1月31日(月) ブログ
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今日はちょっと嬉しいことがありました。
スタッフYさんが 出勤する時、ちょっと早く、しかも大きな荷物を抱えています。
「先生、実は だいぶん前から放っておいたものなんですけど…」

Yさんはもう10年以上前、ちょうど娘さん達が手がかからなくなったのを見計らって
「手伝ってくれませんか?」
とお願いしたスタッフです。
それまではパッチワークも絵キルトも、刺繍も編み物もこなす上に 真面目で誠実な性格のいわば優等生でした。
それでお店の接客やキット作りや縫い物のお手伝いに活躍してもらってきたのです。
ところが数年前から どうも体調が芳しくなくなり、目の疲れから肩こりや偏頭痛等、針を持つのが辛くなってしまいました。
勿論、明るい笑顔での丁寧な接客や(Yさんのファンのお客様は多いと思います。)きちんとした仕事ぶりで、ゆう風舎での活躍は変わりませんが、皆が作品展へ向けて盛り上がる中、自作の作品が無く、作品展の度に寂しい思いをしておられるのでは?と心配していました。
でも、焦りはよけいに良くない、と私からは奨励する事は控えていました。
そして、今日。
「今年になってだいぶん楽なので、仕上げようかな、と思い…」
と数年前にかかられたウールのベッドカバーを持ってこられたのです。
柔らかい色合いの温かそうなウール地をパッチワーク。
ところどころにピーターラビットの絵柄がシンプルステッチやアップリケで刺してあります。
勿論、張り切って頑張りすぎて、又調子が悪くなってはいけませんが、今年は奇しくもウサギ年。
仕上がるといいなあ。

布の絵本に

2011年1月29日(土) ブログ
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Yu’s Paletteの新しい2種類のパネル柄を使って
「こんな物を作れますよー」
という提案をしないといけません。
ヴォーグ社の[こどもPoshe]という雑誌でも紹介していただけるようなので いつも以上に沢山です。

今回の[Heal The…]の方は英字一文字ずつデザインしたものを長方形のマス目状に12個配置してあるので それを横一例につないで絵本にしました。
6枚12ページの絵本ですがページにも表紙にも薄い方のキルト綿を入れたので なんだか分厚い立派な本になりましたよ。
1ページ目の“H”には(最高のことを望んで、努力してみなくっちゃ…)というニュアンスのことが書いてありますが、でも絵を見て 子ども達がめいめい勝手にお話を考えてくれたらいいな、と思います。

お料理の本に

2011年1月28日(金) ブログ
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今朝も若い、可愛らしい声で、こんな電話が…
「ネットに載っているベビーのスタイや二ギニギとかは手縫いですか?」
「どちらでも(ミシンでも)大丈夫ですよ。赤ちゃんができられるんですか?」
「もう産まれたんで、何か作ってあげたくて…」
自信のなさそうな、消えいりそうな優しい声。
こういう時、いつも
(一緒に作ってあげたいな)
と思ってしまう私ですが…。
頑張って育てて下さい(^-^)

夕べ、又また、感激するものを見つけました。
(ダンスと歌が天才的なエンターテイナー)
というだけじゃない、いろんな人、それこそ、日本のフツーのオバサンで、でも思うところがあってこういう仕事をしている私にまで、亡くなってからでもそっと背中を押してくれる人…そんな気がしました。
若いママ達にもぜひ読んでほしく、ここに全文、紹介しますね。
1993年ですから、例の地獄、一回目の児童虐待疑惑が持ち上がる、ちょっと前なんだと思います。
ある、子ども向け料理の本の序文を彼が書いているのです。

[Pigtails & Froglegs”A Family Cookbook from Neiman Marcus]
という本(写真)です。

「子供にとって食べ物は、一種特別なものです。
おいしいとか健康な身体を作るというだけではなく、食べ物は「愛情」「保護」「安全」等、家族が与えられる全てのものです。
思い出してみてください。あなたが幼かった頃、お母さんはあなたの為にパイを焼いてくれたでしょう。そして切り分けてお皿に乗せ 一口食べさせてくれたでしょう。それは愛情以外の何物でもありません。
母親は子供たちがお腹を空かせないように気を配ってくれて、子供もお腹いっぱいで満足していると幸せな気分になります。それはパイの中にあった幸せです。お母さんが愛で育ててくれたのです。

食べ物は、私たちが精神的に必要な何かでもあるのですが、愛でもあり栄養でもあります。それが私たちの中に蓄積されていくのです。
その事がどんなに子供の成長に必要な事か、この本を使う前にあなた自身でちょっと考えてみて下さい。

この本の中には美味しそうなものがたくさん載っています。
それぞれいろいろな材料が使われていますが、それは書いた人たちが子供のことを考えたからです。特に貧困や病気、身体が不自由であるため充分な栄養が摂れない子供たちのことを考え想いを馳せています。食べ物を必要としている子供達もいるのです。
ヒール・ザ・ワールド基金のテーマは『心を寄せて』なのですが、この本のテーマもそうなのです。そうした気持ちのこもった料理が載っています。
作る時は、どうかそんな事も考えてみて下さい。あなたの子供は、きっと愛で強くなった心を持つ人物になるでしょう。
卵を割り、小麦粉を量っている時、あなたは魔法を混ぜ合わせ、人生へのプレゼントを作っているのです。
たんぱく質とミネラルは骨と筋肉を作りますが、料理にこもった気持ちは、直接『魂』を育てます。

子供の心に必要な事を、皆が大切な事として考えてくれるようになって、僕はとても嬉しく思っています。
子供には、直接戦争を終わらせたり 昔からの紛争を治めたりする力などありません。ただ感謝の気持ちで輝き、愛を感じた時に喜ぶだけです。
それでも、最後には素晴らしい力を持つようになる存在ではありませんか?

子供の瞳の中で、あなたは喜びの素となります。
あなたは、「自分の作った料理の中には砂糖とスパイスしか入ってないわ」なんて思うかもしれませんが、子供はもっと賢いものです。最初の一口でそれが愛情の入った特別な料理だと判るのです。
それでは お料理を楽しんで下さい。」

―マイケル・ジャクソン ヒール・ザ・ワールド基金

外国の絵キルト

2011年1月26日(水) ブログ
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最近、メールをいただく人、いただく人皆、
「風邪をひいています」
とあって(流行っているんだな)と思っていたら、なぜか私もひいてしまいました。
まさか、メールでうつされたわけでなく…。
乾燥しているんですね。
勿論、寝込むほどひどくはなく、ズルズル、ゴホゴホ、不快な症状と連れ立って 仕事に精を出しています。

そんな私にまたまた連れ合いが素敵な絵本を示してくれました。
深い色合いの可愛い絵。
地上の妖精と地面の下の妖精が何やら春の支度かな?
でもこの絵、よくよく見ると 全て布と刺繍糸とで作ってあるのです。
染めむらのある布を使ったりはしてありますが、微妙な色合いの顔や髪の毛はすべてサテンステッチで埋めてあり、布でアップリケしたまわりの線もペン画の味わいを出すために細く黒でアウトライン・ステッチ。
凄いです。
これはドイツの古典絵本作家ジビュレ・フォン・オルファースの作品をアメリカのキルターのSieglinde Schoen Smithという人が刺繍とアップリケで表したもののようです。
いったい何ヵ月かかって作られたのでしょうね。
私の刺繍の荒いこと!

さっそく…

2011年1月25日(火) ブログ
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スタッフさんに縫ってもらったのはパネル柄[Heartful Memory]の一部分を使った子ども用のミニバッグ。
私が縫いかけているのは[Heal the…]を使ってのベビーキルトです。
あと、いろいろいろいろ作る予定です(^-^)

子供グッズ

2011年1月24日(月) ブログ
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(お嬢さんがお嫁にいかれる)
(息子さんに赤ちゃんが誕生する)
身近なところで あちこちおめでたい話を耳にします。
そして、ついこの間産まれたての赤ん坊だ、と思っていた彼、彼女が この春から幼稚園?!小学生?!
齢をとるばかりの私も気合いを入れて、いろいろ作っていかなくっちゃ。
昨日も入園グッズ用にと、若いママとお母様が布を買いに来て下さっていました。

昨日届いたパネル柄を壁に貼って
(どんな風に使って、何を作ろうか?)
と考えながら仕事をしています。
写真は 新しい総柄の一つですが、今日は赤ちゃんのスタイに この布をさっそくちょっとだけ使いました。
細いバイヤステープの一部なので、ライオンさんの顔がわかるか?わからないか?
ビミョーです。

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