ユーモアの感覚

2011年2月12日(土) ブログ
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昨日のブログを読んで(イケズ)の豚を見に行こう、と思って下さったわけではなさそうですが、寒い中、沢山の方が絵本展を観に来て下さってありがとうございました。
又来週の土曜日に開けますよ。

さて、この話、実はあるきっかけで(わるい大豚さん)は(良い大豚さん)に大変身!
なんとおおかみさん達と一緒に仲良く暮らすことになるのです。
その辺のことは、大型本は英語なので、お話は普通サイズの和訳もので読んで下さいね。
それにしても
(えー?一緒に暮らすかなー!)
と、私はツッコミそうですが、この絵といい、ユーモアの溢れた絵本がやっぱり大好きです。

ユーモアといえば…。
私と両親と兄。
それぞれ性格も得意なものもまるで違う4人ですが、和洋問わず甘いもの好き、落語や漫才大好き、と共通点も。その中に、時代ですね、クレイジー・キャッツ大好き、ていうのもありました。
齢バレバレですが、その中で私はうーーんと小さかったのですよ!
[日本一の無責任男]で売り出していた植木等氏が 実はたいへん生真面目な人だった、というのは有名な話。
僧侶の息子として生まれた彼は 大ヒットしたある曲を歌うのも嫌で随分悩んだそうです。
悩む彼に、僧侶である父上が
「いったいどんな歌だ?歌ってみろ」
「銭のないやつぁ、俺んとこへ来い…」
「フムフム」
「俺も無いけど心配するな」
「フムフム、それで?」
「見ろよ青い空、白い雲ー。そのうちなんとかなるだろうー」
聴いていた父上は ぽんと膝をたたき、「素晴らしい!」と言われたそうです。
「深い!親鸞上人の教えに通じる!」と…。
大きくてユーモアのあるお父さんいてこその植木氏の大活躍だったのですね。
どの歌も今は亡き青島幸男氏の作詞ですが、私の一番好きな[ホンダラカ行進曲]はもっと意味不明(>_<) 張り詰めた今の世の中、(ユーモアたっぷりゆるゆる)も大切だなあ、と思う日でした。

ブーフーウー

2011年2月11日(金) ブログ
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雪が降っても、風がビュービュー吹いても、雨がザーザー降っても、屋根があってしのげるおうちがあって、ヨカッタ…。
そんなことを幼い日に思ったのは[3びきのこぶた]を読む度でした。
そして必ず自分だったら3匹のうちのどれかなあ?たぶん、コツコツ長いことかけてレンガの家を建てる[ウー]じゃなさそうな。[フー]ぐらいかなあ?と、勝手に思ったりしたものです。
それにしても[赤ずきんちゃん]にしても、いつも狼は悪い役。
なんでかなあ?可哀想に…と思っていたらそれからウン10年。
ちゃんと豚さんと狼さんが逆転した絵本が出ましたよ。
ヘレン・オクセンバリーさんの[3びきのかわいいおおかみ]。
誰の思いも同じなのですね。
この絵本の中にはこわい悪い豚が出てきますよ。
デッサンの確かなオクセンバリーさんならではのとっても憎たらしい感じのブータンです(>_<) 久しぶりにどうしてこんな絵本を思い出したか?というと、先週の土曜日から始まった絵本図書館での[絵本で出会えるすてきなおうち]展に飾られているからですよ。 [3びきのおおかみ]の方なんかは元の本以外に大型本もあるので、ぜひこちらの方でイケズの豚さんを見た方が迫力ありますよ。 ところで 写真手前の[3びきのこぶた]はとっても古くて、ところどころ紙の色が変色してしまっていたり、私の旧姓が記してあったり、ですが、勿論小さい時に初めてであった分ではありません。 それはたしか、やっぱり薄い[岩波こどもの本]だったかなあ?

春いろ

2011年2月10日(木) ブログ
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春のバッグ、春のドレス、春の靴、といろいろ見てきたのにこちらに帰るとまだまだ冬景色。
今日からは又日本全国、雪の心配まで復活ですよね?
そんな中、北海道のSさんから早速(長続き)のパネル柄のご注文をいただいてとっても嬉しかったのです。
絵地図を何かされるのかな?
かなり春色ですからね。
ちょっとでも春を感じて下さいね。

春色といえば、昨日訪ねた大丸神戸店7階手芸用品売り場にはますますリバティタナローンの春の新柄がいっぱい入荷していましたよ。
どれもこれも可愛くて…。
今何に使う、というわけではありませんが手元に持っておきたくてカットクロスを数枚購入。
今日は朝から 会う人ごとに
「可愛いでしょう?」
と見せびらかしました。

思わず買ってしまう

2011年2月9日(水) ブログ
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例年、1月から作品展のある4月までは作業が多いのですが、今年はいろいろ重なり、さらにフル回転。
齢とともに無理は出来ませんから、とにかくできるだけどこへも出かけず ひたすら…。
竹野内君の渾身の映画も観に行って応援したいところですが我慢(;´∩`)
でも、今日はどうしても大阪へ出かける用事があったので、行く前に久しぶりに神戸へ寄りました。
三ノ宮駅を出るといきなり空気が違いますね。
もう春を感じさせる暖かさ、沢山の春の花が植え込んでありました。
Yu’s Palette第3弾を使って作った作品見本を届けに行った大丸では4階になにやら[チョコレート・プロムナード]と名付けた催し会場が…。
もう義父にも連れ合いにも生協のカタログから申し込んだけれども、どれどれ、せっかくだから珍しいのをゲットしようかな?と覗いてみると…。
スゴーい!
あるわあるわ、国産各店のは勿論、スイス、ベルギー、オーストリア、フランス…。
いろんなショコラティエの作った色とりどりの洒落たチョコレートがズラリと並んでいます。
有名な[ゴディバ]とかが霞んでいるくらい…。
国産のは形やアイデアが可愛くお手頃。
外国のは渋く、ほんの少しでも高価!
ミニチュアソフトクリーム型のはつい、スタッフに。
小さい1個なのに¥????するベルギー製のは連れ合いに(と、いうか、私が食べてみたい(^-^)半分ね)
そしてそして、なんと[ALEX& MICHAEL]というブランド名を見つけてしまいました!
アレックスというのは知る人ぞ知る、彼の[WHO IS IT]という曲のPVに出てくる名前。
秘かに我がファンクラブの名前にしています(会員は二人しかいませんが(>_<)) なので、勿論、彼女のために…。

新しいパネル柄、アップしました

2011年2月7日(月) ブログ
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お待たせしました。
やっと、今日、Yu’s Paletteの第3弾のパネル柄2種をネットショップにアップしました。
どうか、又 ご覧になって下さいね。

でもなかなか写真が難しくて…。
プロのカメラマンのような設備もないので、私の好きな(白)のものはよけい難しいようで、うちのカメラマンはよく泣いています(>_<) でも、本物は正直、なかなかイイ色ですよ。 他のお店にも展開されるのは5月以降なので 今のところはゆう風舎と、大丸神戸店だけの先行販売です。 後、[ハートフル・メモリー]の麻地の方と総柄も おいおいアップしますね。 とはいってもなかなかかもしれませんので お急ぎの方は[お問い合わせ]下さいね。 個人的に写メールさせていただきますよ(^-^)

じんわり

2011年2月6日(日) ブログ
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今日は ジワ〜と嬉しくなることがありました。
[コットンタイム]など、雑誌に載る作品の仕事をすると、必ず掲載本を送ってきて下さいます。
昼頃に届いた[コットンタイム]の封筒の小包。
(おかしいなあ?連載も終わったし、今月号は何も載っているものないけどなあ)
と、封を開けてみますと…。
なんと「[ストーリーキルト]重版が決まり、第4刷が出来上がりましたので、1冊謹呈します。」
のお手紙と共に (2011、2月8日 第4刷)と印刷された本が…。
思いがけなかったもので とても嬉しく思いました。

4刷!
3刷決定の時もめちゃくちゃ嬉しかったのですが!
本当にありがたいことです。
買って下さる方があってのことですもの。

早速、お世話になったライターのNさんにお知らせメール。
Nさんも
「今の時代、じっくりじんわり売れ続けるものって貴重ですよね」
と、言って下さいました。
この気持ちをなんとか第2弾につなげられるように頑張ろう、と思っています。

持ち手3 種

2011年2月5日(土) ブログ
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昨年、Yu’sの第2弾を使って作ったバス・バッグが 結構好評で(大丸のお客様Yさんはご自分のために作るっておっしゃって下さいました(^-^))私も気に入っているのですが、手芸初心者のママにも、もっと簡単にできるように、と 始めから計画してバスの側面両方の絵を今回のパネル柄には入れたのです。
なので、布が届いてまず最初に作るのは勿論、バス・バッグ。
始めに (まち部分もできるだけ全部パネルの一部分を使って)と思って、裁ち、スタッフさんが頑張って作ってくれたものは 少し幅が狭いかな?と、まちを広くしてお弁当入れにもなるように もう一度作りました。
いずれキットにもする予定です。

お店のディスプレイ用と神戸大丸で飾ってもらうのと、雑誌に載せてもらうために「東京さ、行く」用と…。
赤い持ち手の分が一つ出来ただけの時に、3歳の男の子と2歳の女の子のお孫さんをお持ちのKさんが
「2つ、作ります…」
と、言って下さった時に(!)と、女の子用にはポシェットにしたほうがいいかな?って思いました。
ちょうど細い合皮の赤い紐もみつけましたよ。

一足早くチョコレート

2011年2月4日(金) ブログ
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今日は東京からのお客様がありました。
先日までと違い、暖かな日でしたからホッとします。
何せ大阪でも東京でも都会から来て下さる方は薄着なので私はヒヤヒヤ。
分厚い靴下をお貸ししようか?と思うくらいです。
気を遣われてお土産を下さいました。
[KIHACHI]のチョコレート。
もうすぐバレンタインだからでしょうか。
ありがとうございます。又皆でいただきます(^-^)
NHKに勤めておられる方なので
「誰か有名人には出会われますか?」
と、ついミーハーな質問をする私です。

ミーハー、といえば、私のマイケル・ファンぶりは とっくにミーハーの域を越えていると思いますが…。
亡くなってから知ったニワカファンでありながら、もうすでに30年来のファンの方とも肩を並べてきた…などというのは 大変な思い上がりだったと、最近つくづく気がつきました。
沢山の縫い物を抱えていても、勿論30分〜1時間ほどのネットサーフィンFOR MICHAELは欠かしていません。
最近はYou−Tubeではなく、日本最大の公式ファンサイト[MOON WALKER]の昔の記事、すなわちインターネット等がまだ一般的ではなかった頃に、それでも彼の周辺のことを丁寧に詳しく綴ってくれている文章や写真をデジタル化したサイト[Legend OF MOONWALK]の記事を一つ一つ開けて読んでいます。
写真もクリアで、今までおおざっぱにしか知らなかったいろいろな事実、当時の様子がよく判り、そしていちいち感動です。
ファンの目はいつも温かく、愛に溢れていて嬉しくなります。
そして、知る度に 彼の人間としての気高さ、洞察力、信念といったものにびっくりします。
おおよそ世間で思われていた真逆ですよね。

選んだのは?

2011年2月3日(木) ブログ
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このまま春になるわけないけど。
陽射しが暖かく、日も長くなって嬉しいですね。
今日は午後、珍しくMさんがいらっしゃいました。
土曜日には よくお会いするMさん。
数年前まではパッチワークも絵キルトも頑張っておられたのです。
それも大変凝った作品。
一体何個のパールビーズがついているかしら?と思うようなレースのベッドカバーや手の込んだ刺繍とアップリケを合わせてお気に入りの絵本の一場面を表したり、こどもの体長くらいはあるサンタさんの人形を作ったり。
洋裁も含め、何でもござれでした。
ところがある時
「もう沢山作ったので」
とピタリと縫い物をやめてしまわれました。
目の疲れや体調の原因もあったようです。
その後、病気をされたり、でもお茶や音楽や絵と、いろんな楽しみを持って多方面に活動しておられました。
そのMさんに5月にお孫さんが出来られます。
秘かに私が期待していた通り、ゆう風舎のショップでの目のやり場が変わってきましたよ(^-^)
(作ってあげようかな?)
と、Mさんが選んだのは、ベビーキルトでもなく、スタイでもなく、くまさんのぬいぐるみでもなく、この“馬さん“のぬいぐるみでした。
「これがかわいい!」
(さすが!)って思いました。
昔、ネットにも書いた通り、これは神戸にあるベビー用品店の片隅にディスプレイしてあったフランス製の“キリン?”のお人形にインスパイアされて、家に帰ってきて自分なりにアレンジして作ったものです。
その“キリンさん”はもっともっと細く長くて、一枚の洗いざらしのペラペラのシャツ生地みたいなので作ってあり、中綿もいいかげん、ひょろりとしていて…。
今までの綿をしっかりいれて、手足が動くようにして…というぬいぐるみしか作ってこなかった私にはとってもカルチャーショックだったのです。
でも正直、並べていても、他の“オーソドックス”なぬいぐるみの方がよく売れます。
でも、(ぼー)とした風情が好きで私の絵キルトにもときどきさりげなく出演させてきました。
久しぶりに裁縫箱を出してきたMさんが 真剣な顔をして[あしなが馬さん]の型紙に取り組んでおられましたよ。

お弁当サック

2011年2月1日(火) ブログ
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布絵本にバス・バッグ、と なんとなく非現実的な私のアイテムとは違って、ミシン大好きなスタッフTさんが作ってきてくれるいろいろは、さすがに女の子を持つお母さんです。
Yu’s3の総柄の黄色を使ってお弁当入れを作ってきてくれました。
模様の碁盤の目に沿ってきれいにミシンキルトがしてあって一見パッチワークがしてあるみたいに見えます。
(あれもしなくっちゃ。あれも作らないと)
と、つい肩に力の入ってしまう私の傍らに、いかにも
(ママ達の大勢はこんなのが要るんですよ)
という優しい、かつ易しい手作りアイテムを示してくれてありがたいです。

そんな手作り好きのTさんの娘さんもいつのまにやら中学生になってしまい(可愛いもの)には遠くなってしまいましたが、折よく弟さんに可愛い女の赤ちゃんが出来られたようで、何を見ても
(これで作ってあげたら可愛いかも!)
状態になっています。
本人曰く「姪バカで^ロ^;」って。

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