神戸

2009年1月11日(日) ブログ
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第二日曜日の今日は定休日。
家にいて 諸々の用事を済ませたいところですが、やっぱり思い切って出かけました。
実は先日からやっとボチボチ始めている、今年のパッチワーク展のための作品のテーマが[神戸]なのです。
もちろん、リアルに、観光っぽく表わすわけではありません。
私の好きな大丸神戸店周辺のイメージを好き勝手にアップリケしよう、というわけです。
ところが いくら(だいたいに…)と思っていても、肝心なところがなかなか思い出せません。ちょうどキットの補充を届けたりする用事もあったので一人、出かけました。今頃は便利で、スケッチブックと鉛筆を手にさっさっとスケッチ…、と言うわけではなく、ケータイでパシャパシャ写せます。(そーか、大丸ってこんな風になってたのかー)と、たぶん、大丸だけがいやにリアルになるかも?とことこ歩いたので、ちょっと休憩です。大丸の東側二筋目、たしか[浪花町筋]という通りが私は特に好きです。銀行や何かのビルの中にブティックがポツンポツンとあるだけなので人通りが少なく、狭い道幅の道路の両側に植えられた欅並木が、葉の生い茂る季節には屋根のようになるのです。その一角にあった[ジーノ]というカフェ。小さくてオープンカフェにもなっていて、いつもシャンソンが流れていて(ここだけちょっとパリにいるみたい(^-^))と私は大好きだったのですが、数年前に無くなってしまいました。今はケーキ屋さんになっています。今日はそこで初めてお
茶しました。ケーキ、とっても美味しかったです。

去年の作品

2009年1月10日(土) ブログ
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知らないうちに[ゆう風舎]を始めてから16年…。
絵本図書館に来て下さっているお客様の中には 始めは独身の娘さんだった方が、結婚されて出産されて、そしてちゃんと「コンニチワ」と挨拶してくれるくらいに成長された可愛い子を連れてきて下さる方や 昔はベビーカーの中で眠っていた赤ちゃんがすっかりきれいに成長した娘さんと訪れてくれる方も結構おられます。
図書館の楽しみを知っておられるお母さんが いつも丁寧に落ち着いた態度で向き合っておられ、子供さんの様子もやはり私がいつも(こうであってほしいな)と思っている姿と重なります。
[子どもらしさ][好奇心][集中力]…。
寒かった今日もそんなお客様の訪れが温かい気持ちにしてくれました。
ところで、昨年、初めて私の作品やキットが台湾のイベントに参加させてもらいましたが、又、今年も4月にあるようです。
キット作品の他に大きな作品を2点、という依頼なのでそのうちの一点は 去年の[布と糸でつくる夢展]に出品したこの作品にしようかな、と思っています。
題名は[スペシャル・ランチ!!]とつけました。
実はこの作品は 秋には[ハンズ大賞]に応募しようと思っていたのですが、なんと今回は実施されず、再開のメドも今のところないそうな…。
不況の影響でしょうか?
キルト・フェスティバルが苦手な私が、大好き!と思う公募展だっただけにとてもショックでした。
台湾の人はどんな風に見て下さるかな?
この写真はその一部。
三段のケーキトレーのケーキにぽーとなっている女の子です(^-^)

新春プリン!

2009年1月8日(木) ブログ
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久しぶりのスタッフの出勤や皆さんの御来店、業者さんも心得て下さって用事のお電話は今日、と とても賑やかな、慌ただしい1日でした。
いよいよ、というより早くもフル回転で始まったぞー、って感じです。
新春第一番目に 私が作った[今日のケーキ]はキャラメルシロップたっぷりのカスタードプリンと 以前ブログで紹介したフルーツ漬けを使ったケーキ。
岡本のレトロなケーキ屋さんではバタークリームが使ってありましたが 私は自慢の生クリームだけでシンプルに。
プリンはお正月のご馳走でちょっと疲れた胃にも優しいのでは?とこの時期に作ります。どちらもとびきりの味だと自負しておりますです。

刺繍のはなし

2009年1月7日(水) ブログ
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私達のしているキルトにはパッチワークやアップリケに しばしば刺繍も加えます。
以前、戸塚刺繍を習っておられた方なんかは とても見事な刺繍が加わり、作品によけい厚みが加わり素敵です。
私は習ったことはなく全くの我流ですが 小学校の家庭科で初めて覚えた頃から大好きでした。
この3日に実家の後片付けをしていた時に 母の使っていた籐椅子の上、かけてあったセーターの下に むかしむかし私が中学生の時に作った小さなクッションが出てきました。
横長の黒の刺繍用布に 薔薇の花二輪と[VICTORIAN ROSE]の文字が金糸と銀糸でサテンステッチで刺してあります。
たしか[ミセス]という雑誌に載っていたのを気に入って、夏休みの宿題か何かに作った覚えがあります。
どうやら 子供の時の方が今より大人っぽい好みだったようです。
そのクッションがもうボロボロなのに、母が黒い布を赤やグリーンのブランケットステッチでいっぱいつぎはぎしてあるのです。
これには(参った〜)って感じです。私の物は何でも残してあるので(辛いなー)と思いながら結局私が処分しないと…。
さてさて、冬休み最後の日に完成した、レッスンバッグ用の新しいポケット用アップリケパーツ女の子用…
今回のはアップリケというより刺繍が主になりました。
私のには珍しい大きな絵柄、手前の花を目立たせたいので線描きっぽいシンプルステッチにしました(^-^)

入園入学グッズ

2009年1月6日(火) ブログ
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これからが一年で一番寒い季節。
毎年、この辺りでも片手で数えるくらいですが雪で真っ白になる日があります。
1月の終わり、2月の始めころでしょうか?
それでも 年が明けると やっぱり[春]に向かっているような気がします。
(ちょっと早いかな?)と
思いながら 新春のパッチワークキットのコーナーのディスプレイ、メインは可愛い新入生のものにしました。
レッスンバッグやランチバッグ等を子供さんやお孫さんに作ってあげようと思われる方の中には 早めに作り始めよう、と思われる方もおられるからです。
色合いが明るくて ワクワクする、これも大好きな[春]です。

吹っ飛びました

2009年1月5日(月) ブログ
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お店初めは8日の木曜日。
年賀状を見た方でご無沙汰している方からのメールに
「たっぷり休んで、またバリバリ働く…理想的ですネ」
とあって、現実とのあまりのイメージの違いに苦笑(;^_^A
お正月には毎年、実家のある京都へ帰るのですが、去年あたりからは亡くなった両親の物まで片付けが増え、ただでさえ物が多すぎる我が家は暮れから引き続き、大変です。
出来るだけ思い切って処分しようとしますが、父や母が一生懸命書いたものはやはり捨てにくく 、(それなら!)と自分の若い時の日記帳やノート等は随分焼却。
店の整頓も、と思っているとあっという間に一日は終わってしまいます。
(あ〜、今日はあんまり縫えなーい!)
とイライラしかけた頃、なんとなくつけたテレビで ノーベル賞を受賞された4人の方に関する番組が…。
それがとっても面白くて、感激して、ますます時間はなくなりましたが なんだかそんなモヤモヤは吹っ飛びました。
―ロマンがありますね。
―子供達に対するメッセージも正に真実ですね。
う〜ん(^-^)

ちなみに写真は 今日、ちょっと御紹介しようかと思っていたうちの2階の蔵書の1コーナー、ミニ絵本ですが、またの機会に…

元旦

2009年1月1日(木) ブログ
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新年 明けまして おめでとうございます。
皆さんは どんな元旦を過ごしておられるでしょうか?
私にとっては[家事]や[仕事]から解放される[自由の日]です。
溜まっているDVDも観たいところですが、やはり作品の制作です。
この時間を作るために 年末は 少々大袈裟ですが(死に物狂い)で諸々の用事を済ませます。
(本当に これさえなければラクだろうになあ)
と つい思うこともしばしば…。
作品というのは キットの作品ではなく春の恒例の作品展に出品する、大きめの作品のことです。
ゆう風舎で一緒にパッチワークをしている人達は 毎年、年が明けると(焦る〜)という気分に 襲われておられます。
それは 私が叱咤激励するわけでもなく、無理強いするわけでもなく、長年のうちに 自分自身の中で、だと思います。
暇な方とか、何の心配事もない、なんて方は一人もおられないので、しんどい思いをして、でも年に一度の発表の場で何かを感じて下さるからだと思います。
それでも、元旦から 時間に感謝しながらも 心のどこかで
(こんなことしてていいのかな?)
と思いながら しつけを完了した午後、とても良い番組に出会えました。
いつも土曜日の夜の楽しみにしている[美の巨人達]のスペシャルバージョン。
ナレーション担当の小林薫さんがフランスを訪れ、芸術家が晩年に心血を注いだ幾つかの礼拝堂を紹介してくれたのです。
マティス、コルビジェ、ドラクロワ…。
この番組は作品の解説というよりも、ずっと昔に生きていたはずの作者の生き方や苦悩がとても身近に感じられ、共感し、それを知ってから作品をみると、(ハア〜!)とよけいに感動します。
そして作品を創る、ということは[生きる]ということだと思えるのです。

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