緑の屋根

2009年7月20日(月) ブログ
200907200915000.jpg

夏休みに入ったというのに、やっぱり梅雨は明けきっていません。
昨夜も 久しぶりの豪雨と物凄い雷鳴とで おちおち寝ていられませんでした。
でも、自然の草木はたいしたもの、嵐の後なのに、今朝見てみると、特に様子も変わらず、なんとなく気持ち良さそうにしています。
被害をもたらす豪雨でなく、日本中このくらいならいいのですが…。
二階の窓から中庭をパチり。
夏雪かずらはもうすっかり屋根状態になっています。
日差しをさえぎって涼しそう、と下にガーデンチェアを置いていますが、蚊も喜んでいるらしくお客様は敬遠されています(;^_^A
私は時々、お茶をいただきますよ。
そんなすっきりしないお天気の中、[海の日]をゆう風舎で過ごそう、と来て下さったお客様、ありがとうございます。
エロール・ル・カインさんの[白猫]の絵本、
「ありますか?」
と尋ねて下さった若い御姉妹。
ゆう風舎が出来た頃はとっても幼かったでしょうのに、こうして気に入って来て下さるようになったんだなあ、と感慨深いです。

英字

2009年7月18日(土) ブログ
200907182011000.jpg

相田みつをさんとか、片岡鶴太郎とか、絵手紙をかく人とか、絵と日本語を味わいよく組み合わせて効果的な画面を創っておられますが…私はダメ!です。
物心ついた頃のテレビや映画のディズニーがよほど影響を及ぼしたのか、完全に洋風趣味で、英語が使いたい…。
でも、悲しいかな、いくら描いても、私の描く子ども達は日本人ぽく。
外国の絵本に登場する子どものようにはじけたデフォルメが出来なくて(T_T)
なのでよけいにレイアウトする英字が大切です。
一つ目のパネル柄にも沢山使いました。
メーカーの方は
「図案屋さんは なんだか訳のわからない言葉を組み合わせて上手く英語っぽくするのが得意なので心配いりませんよ」
と言って下さいましたが、そうはいきません。
せっかくの機会なのだから、出来れば、子ども達に、子ども達を 育むママ達に、簡単な言葉でもいいのでメッセージを…って思います。
そこで [英和辞典]と[和英辞典]とにらめっこです(@_@;)。

夏柑糖

2009年7月17日(金) ブログ
200907171159000.jpg

朝から本格的な雨が降る1日。
届けられた贈り物。
学生時代の友人のCさんから…。
(こんなこと、しなくてもいいのに…)
喜ぶよりも、申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
Cさんは今、病気と戦っています。
頑張ってほしい、といつも願っています。
(こんなことしなくてもいいのに…)
開けてみると京都の老松というところの[夏柑糖]…。
夏蜜柑の皮に果汁のゼリーが詰められて。
そういえば、私の小さい時には今みたいにいろんな柑橘類はなかったなー。
マンゴーとかブルーベリーとか、そんなのもなかったなー。
夏といえば夏みかん。
ちょっぴり酸っぱい果肉を母がむいてくれたのを少しだけお砂糖をかけたりして食べたナァ。
そんな事まで思い出しながら、少しだけ悲しい気持ちで甘酸っぱい、美味しいゼリーをいただきました。
(Cさん、私はいいから貴女こそ美味しいものをいっぱい食べてね)

ルーブルのこども達

2009年7月15日(水) ブログ
200907151300000.jpg

[忙中閑あり]
定休日の今日は 大阪中之島の国立国際美術館へ
[ルーヴル美術館展―美の宮殿の子ども達―]
を観に出かけてきました。
ルーヴル美術館のいろいろな部屋にある、子どもの出てくる作品をとにかく集めた、って感じで、正直古すぎたり(それが値打ち?)可愛い!と感じるのは少なかったのですが、一つ一つ丁寧に観て回るのは、日常を離れ、とても優雅な時間でした。
お昼は近くのリーガ・ロイヤル・ホテルのカフェで戴いたのもなかなか優雅でしたが、その後がいけません。
ふと、気がつくと持っていたはずの日傘がありません。
どうも、帰りのシャトルバスに置き忘れた?
古い日傘だし、ま、いいか!と帰ってきましたが、
(母の形見だしなー。紺のギンガムチェック、ちょっと洒落てたよなー)
と、ダメ元でホテルに電話してみました。
シャトルバスの拾得係のMさんの丁寧で親切な御対応。
無事、着払いで送っていただけることに。
(さすが、ホテル)と思う、対応、口調、ゆう風舎も見習おう、と思いました。
もし、傘等、忘れたな、と思われたお客様、ぜひ諦めずに御連絡下さいネ。

難しいです

2009年7月13日(月) ブログ
200907131556000.jpg

おとついの夜遅く、NHKで放映されたマイケル・ジャクソンの特集をビデオに撮って昨夜観ました。
そしてますますファンになりました。
素晴らしくて、悲しい…。
あのダンスを披露するため、どれほどの練習を重ねたんだろう…。
高い(少年の声)を保つため、どれほどの努力をしたんだろう…
人のしていない、新鮮で驚きのある、魅力的なミュージック・ビデオを創るため、どれほどの産みの苦しみを味わったんだろう…。
兄達が皆、太っていく中、あれほどのスリムさを保つために、どれほどストイックな生活をしたんだろう?
と、そんな事ばかり思います。
50歳で限界だったのでしょう。
恥ずかしながら、私は亡くなって初めて知りました。
ところで、今日は3人のスタッフさんにお店を任せ、私は一人、絵を描いていました。
高価な絵の具で本格的な絵ではなく、こういうイラストのような絵を描くのは とても贅沢な気分…。
でもなかなかうまくいきません。
進み方も遅くって…。
どうなることやら…。

ミルク瓶

2009年7月12日(日) ブログ
200907120830000.jpg

カスタードクリームたっぷりのアプリコット・ケーキ、昨日「美味し!」というお客様の声が聞こえてきて(ホッ)です。
カスタードクリームは言うに及ばず、生クリーム、バター、チーズ、ヨーグルト、アイスクリーム等々、牛さんには足を向けて眠れないくらい、乳製品好きです。
そんな訳で 私のパッチワークにもよくミルク瓶が登場します。
最近、雑貨として仕入れた、赤いロゴ入りの瓶があまりにも“作品的”なので
(洗うのが大変だなあ)
と思いながら、いちいち紙パックから入れ替えて飲んでいます。
右から2本目は昔、イギリス旅行から持ち帰ったもの。
スーパーにも売っていますが、イギリスでは朝、家の玄関先にこの瓶に入った白い牛乳が2本ほど ぽんと置かれていて なんとも可愛いのです。
ガラス瓶のレリーフでは文字が書かれていますが、色付きのロゴがごちゃごちゃないのがいいですね。
ちなみに私は 高脂血症にもめげず、毎朝、[ぜいたく特濃牛乳]です(;^_^A

似てない。

2009年7月11日(土) ブログ
200907111050000.jpg

今日はシロップ煮にしておいたアプリコット・ケーキの、いよいよ登場です
。2層のスポンジに2層のカスタードクリーム、その上にアプリコットを並べてホイップクリームを絞ったら、あれ?なんだか思い出した…。
去年の[リネン&レース展]のために作ったレース製のケーキ。
フルーツに見える大きな透明ビーズがオレンジ色だったので、なんとなくアプリコットのケーキ…と思っていました。
さっそく並べて記念撮影しようと出してきたのですが、やっぱりだいぶん違いますね(;^_^A
やっぱり本物の迫力にはかないません。

ガンバル!

2009年7月10日(金) ブログ
200907101641000.jpg

教師時代からお世話になっているトップマンナガタさんに頼んでいた水彩絵の具とデザイン用の筆が 今日届きました。
憧れのクサカヘ゛の36色セット!
本格的な絵の具を買う、なんてことは何十年ぶり(・・;)のことでワクワクo(^-^)oものです。
何に使うのかって?
もちろん[Yu’s PaLette]第2弾のデザイン画のためです。
今、出している一つめの分。
もちろん
(可愛くできたな)
と思う部分もありますが、初めてのことで、メーカーさんにうまく伝えられなかった事があるのが大いに反省点です。
特に、私のアップリケ作品をカラーコピーしてつぎはぎにして渡したものの中には
(必ずしも この色でなくてもよかったのになあー)
というところが 幾つかあります。
それで 今回は新しく、全部、描くつもりです?!
(うまくいきますように…)
はりきって出来るように、発色の良い、微妙な色もあるクサカヘ゛の絵の具を調達した、という訳です。

チェックのリネン

2009年7月9日(木) ブログ
200907091958000.jpg

数年前にどこのメーカーからもリネン生地が発売されるようになって以来、毎年どんなリネンが出るか、楽しみです。
ある年は花の刺繍が入ったリネン、ある年は英字の刺繍が入ったリネン…。
今年は久しぶりにナチュラルな色合いのチェックがお目見え。
しかも、大、中、小、と大きさの違うチェックが揃いました。
皆さん、さっそく、デイリーなバッグに、ジャンパースカートに、帽子に、と[デイリー・ユースの物]を制作開始。
丈夫だし、洗濯が効くし、気持ちいいし、オシャレだし…だと思います。
ところが私は どうもそれだけでは物足りません…?。
[ブロックチェック]に近いような一番大きいチェックを土台にして、カラフルなアップリケと刺繍をして何か楽しいもの(またまた飾りもの、あまり役に立たないものです)ができないかなあ?とずーと考えてはいるのですが。
たとえばチェックの四角をマンションの窓に見立てて…みたいな。
でも、それにはちょっと小さすぎるなあ。
そんな時、ITさんは中くらいのチェックを土台にアップリケをなさいました(左上)
元はフランス製の絵ハガキのカラフルな天使たちを白や生成りのレース生地に置き換えて表現。
五線譜の上の天使が持っているいろいろな楽器はちょうど良い大きさのミニチュアがあったのだそう。
出来上がりは上々、お嬢さんのお部屋にもらわれていくそうですよ。

ネバーランドへ…

2009年7月7日(火) ブログ
200907072008000.jpg

[リネン&レース展]に来て下さる方の中で、何人の方が気付いて下さるだろ??と甚だ心配なのですが、実は会場奥の、レースのカーテンで仕切られたコーナーは ピーターパンと一緒にネバーランドへ飛んで行くウェンディと二人の弟の部屋のつもりなのです。
子供用のベッドが3つ。
ターシャ・チューダーさんの写真集からNyaさんが型を起こして作ってくれたのもウェンディのネグリジェのつもり。
小窓から魔法の粉に導かれて空飛ぶイメージを大きなチュールレースで表現しています。
会場にいらしたら、ちょっと見上げてみて下さいネ。
魔法の粉をふりまくティンカーベルに見立てた人形が…。

ところで[ネバーランド]と言えば、先日急逝したマイケル・ジャクソンの追悼式が明日行われるとか…。
今まであまり知らなかったのですが、亡くなってから頻繁に流される彼の歌とダンスにすっかり感動、(にわかファン)になっている私です。
彼こそ、いわゆる(大人になりたくない)[ピーターパン・コンプレックス]だったのですね。
幼い時から自分を虐待した父親に似てくるのを嫌って整形を繰り返した、とか…?
なんだかとても悲しいですね。
愛されている、と子どもが感じられるように伝えること、表現する事、とっても大切です。

« 前ページへ次ページへ »