絵本図書館ちょっとの間、閉館

2009年9月19日(土) ブログ
200909160952000.jpg

家の中にいると、行ったとこ、行ったとこに片付けるべき物があったり、片付けるべき用事がある、って感じでせかせかしてしまう私ですが、お庭でお茶をいただく時は、まるで時が止まったかのような気さえします。
優しいカーブをくるくると描いて 垂れたナツユキカヅラの葉をかすかに揺らす風に吹かれて、何時間でもそこに座っていたい気がします。
そんな爽やかな気候の今日この頃。
秋には珍しく5連休なんですね。
「連休中は開いていますか?」
と、ときどきお電話をいただきますが、勿論、定休日の水曜日以外は開けていますよ。
ぜひ、田舎の美味しい空気を吸いにいらしてください。
[からくり絵本展]最終日の今日も、小さな、可愛いお子様連れの御家族が何人か お越し下さいました。
明日からは少しずつ絵本を片付け、10月1日からのパッチワークキルト展[はらだふさえ展]に向けての準備をしていくのです。
その期間も秋らしい良いお天気だったら最高です。

発色の違い?感覚の違い?

2009年9月18日(金) ブログ
200909182136000.jpg

今度のお店、ブティックは 私の作品にしては珍しく、大人の服のお店です。
でも、やっぱり小さな女の子は登場しますし、その子が見つめるのはお洒落な布製のディスプレイ用ウサギのぬいぐるみです。
なので このパーツに使う布選びがとても重要。
澄ました空気をホッと和らげつつ、やっぱりすっきり、しかも可愛くないと。
小さなパーツですからやはり縫いやすいローンでないと…。
いろいろ探ってみましたが、行き着いたのはこの花プリント。
やっぱりリバティです。
先日の展示会で注文した有輪さんのローンも それだけ見ていると(可愛い色合い(^-^))(いい色!)と思っていたし、できれば安価な国産で作りたいと思っています。
でも、どういう訳か、こういう画面に入れてみると くすんで、自分を主張しないのです。
有輪さん以外の布屋さんのものはもっともっと、そうです。
なるほど、周囲と溶け合って、めだたず、ということも時には良いことでしょうが、私には 日本の女性の置かれた立場とか強いられた生き方、というものが透けて見えてくるような気がしてならないのです。
歳を重ねていくと、人から派手、と言われるような色の服装は敬遠、その上に土色や灰色を組み合わせた布製のバッグを持ち…。
好きで、というより、身近な人の目を気にして、と思ってしまうのは 私の考えすぎかもしれません。
[キャス・キッドソン]や、リバティ・ブームの昨今、国産にもステキなプリント出たかなー?と楽しみに展示会に出かけて行っても
(ハァ〜、色がなあ〜日本は素晴らしい技術を持っているのに…)
とがっかりばかりしている私の一つの憶測です。
写真に並べてみた布、それぞれの好き嫌い、意見があるかもしれませんね(;^_^A

今度はブティックです

2009年9月17日(木) ブログ
200909171841000.jpg

子供の頃からなぜか政治家が嫌いでした。
深い勉強をしたわけではないからかもしれませんが テレビに映されるその人達には???と思う事がいっぱいあったからです。

なんで選挙前になったら急にニコニコペコペコして、わざとらしいと自分で思わないの?
なんで選挙運動となると朝から大声で名前を連呼してまわって、迷惑だとは思わないの?
なんで、自分は手袋をしてやたら人の手を厚かましく握りまわるの?
なんで、他の会社ならとっくに定年を過ぎて隠居をするような高齢の人がとても大切な事を考えられるの?
なんで当選するとノー天気に「バンザーイ!バンザーイ!」するの?
なんで、閣僚に選ばれると、きりっと身を引き締めるよりも 笑みがこぼれて嬉しそうなの?(やっぱりこの人は権威と名誉が欲しくて政治家やってたんだ?)
なんで、そんなに大臣の首がコロコロ代わってもその省庁やっていけるの?解ってはるの??
なんで国会で居眠りしてるの?
なんでカメラに向かっても、下をむいて読んでばかりで恥ずかしくないの?
なんで委員会や国会で追及されると、後ろから官僚が「ヒソヒソひそ」と耳ウチしても恥ずかしくないの?
等々…

政権が代わって、何がどう変わるか、良くなるのか、悪くなるのか、まだまだわかりませんが、小学校以来、私がへんに思っていたそういう見た目のことの多くは (変わったな)と思う昨日、今日です。
さあ、私の次のパッチワークキルトは帽子屋さんの隣のお店、ブティックです(^-^)

おこだでませんように

2009年9月16日(水) ブログ
200909161852000.jpg

「この本、読むと、最後いつも泣けてきて…」
子育て真っ最中のスタッフMさんが一冊の絵本を貸してくれました。

くすのきしげのりさんの書いた[おこだでませんように]
いつも、家ではお母さんに、学校では先生におこられてばかりいる小学校一年生のぼく…。
彼の思いとは違う、すれ違い、不本意な結果…。
つい、自分の持っているものさしで図ってしまう、忙しさにかまけて気持ちをすくいとれない大人の目…。
このお話では ハッピーエンド、
(よかった、ほっ)
で温かい涙を呼ぶのでしょうね。
でも、現実は…??
今日も(夜回り先生)こと、水谷修先生の姿がテレビに映されていましたが、水谷先生の講演で いつも力説されること、どうぞ、その子の良いところをみつけて、褒める言葉、認める言葉、優しい言葉をかけて…。
それが出来ないのはその人自身が厳しい現実の中で生きてきたということでしょうか?
リンパ腫を患いながらの活動、
「体調は大丈夫ですか?」
と気遣う記者に
「まだ、生きてますから。生きているうちは働きますよ。死んだら ゆっくり休みますよ」
と言った水谷先生の言葉が印象的です。
ぼーっと暮らしているわけにはいきません。

リメイク

2009年9月14日(月) ブログ
200909142122000.jpg

先日、スタッフNyaさんが、太めの可愛らしい肩紐を結んだキャミをカーディガンの下に着ていたのですが、その色が白っぽいベージュだったので、
「肩こり用の湿布みたいに見えるね(^-^)」
と悪口を言っていたのですが その罰があたって今日は本当に私が湿布を貼ることになってしまいました。
この頃 仕事の合間をぬって古い洋服のリメイクに励んでいるからです。
ミシンも結構、肩がこりますね(>_<) これは服ではなく、大判のスカーフでした。 ワンピースが出来るくらいの大きな大きなスカーフ。 昔、ロンドンのリバティのデパートへ行った時、 (せっかく来たのだからタナ・ローン以外のものも買おう) とキヨブタ買いしたものです。 その頃はマフラーの代わりに大判スカーフを巻くのが流行っていたのです。 ロンドンの街行く女の人も 黒っぽい服装にペイズリー柄のスカーフを巻いて颯爽と歩いていて (カッコいい!) と思ったのです。 どうせ買うなら、と無理をして一番大きなものを買いました。 ところが…。 悲しいかな、私には全くもって、ゼンゼン似合いません(>_<) 日本人の中でも小柄な背丈、ぺったりとした顔…。 その時からずーーとタンスの中で冬眠です(;^_^A そしてとうとう、私の拙い技術を駆使してワンピースにする事に。 パープルのペイズリー柄が今年の私の気分、なもので。 ところで、またまた楽しみが出来ました。 今日のニュースで放送されていたのですが、マイケル・ジャクソンの幻のロンドン公演のための練習風景を編集した映画、10月28日に世界主要国で同時にロードショーとか。 世界中のマイケル・ファンの方、一緒に観に行きましょうね! ずいぶん遅れてきたファンですが私も間に合ってヨカッタ(;^_^A

リバティ・ブーム

2009年9月12日(土) ブログ
200909121756000.jpg

ずっと以前からある、リバティ・タナ・ローンですが 昨今は手作り派だけではなく、ファッションの世界でも席巻していますね。
前から取り入れてる[キャシャレル]だけではなく、去年頃からは各有名メゾンからもリバティのボタニカル・プリントを使ったドレス等が沢山出ています。
そうでなくてもパリの子ども達を写した写真を見ると、必ず、リバティの可愛い花柄のブラウスやワンピースを何気なく着て遊んでいるのが なんとも可愛い…。

ところで、今、ゆう風舎の中では ちょっとしたリバティ・ブームです。
それも直輸入品の140cm巾、値段も4000なんぼ、という分を
「やっぱり色や柄が素敵!」
とはるばる西宮へ買いにいかれたり…。
うちのスタッフも普段着る服を作るにも
「やっぱりリバティ!」
と買い物に行く日をワクワク楽しみにしているような…。

私も今までに幾つか作りましたが、本当に縫いやすく、洗っても変わらず、いつまでも飽きない個性的な色と柄は やはり値打ちです。
特に今頃の季節に着ると、ホントに気持ちいい…。
写真は 最近作った3点です。
でも布は一番下の以外は 買ってから10数年経ったもの。
上側の赤いものは 母が元気な頃に縫ってくれたスカートをリメイクしたのです。
長い、たっぷりとしたフレアーギャザーのスカート、インサイドベルトのついたもので、もうずーとはくこともなく、タンスの肥やしになっていたものをほどいて作りました(^-^)

いわし雲

2009年9月11日(金) ブログ
200909110913000.jpg

果てしない青さを海まで追いかけたくて/
砂の残る素足で 錆びたペダルこいでゆく/
光のモスリンが 柔らかな風を編んで/
流れだす黒髪に 息を切らし走る
/輝いた翼になる

今井美樹さんの[9月半島]という歌です。
布袋さんと出会う以前の、昔の曲ですが、誰の作詞でしょう?
とても良い歌です。
9月、という言葉は一度もでてこないのに 9月を感じさせてくれます。
今日の空は そんな感じ…。

昨日、メールでテレビ[スッキリ!!]のM.Jの事を知らせて下さった方、ありがとうございました(^O^)/
嬉しくて、夕べ返信したのですが、うまく送信できませんでした。
きっと一方通行のアドレスだったのでしょうね。

先ほどの歌の続き…
今は空の下にいる 遠い子どもに戻ってみる/
沖に遊ぶ鳥のように 自由でいたい…
私にとって歌の持つ歌詞はとても大切で、しっかり心に入ります。
自慢ではないですが、好きな歌は今でもスラスラ、フルコーラス歌えます(^_-)
だから今日、スタッフMさんが貸してくれたM.JのDVDは歌詞や歌詞の意味が載っていて嬉しい!!
今度のお休みにじっくり読もうっと。
皆さんに感謝です(^-^)

秋風さわやか…

2009年9月10日(木) ブログ
200909101922000.jpg

9月というと、例年なら、残暑が厳しくて、本当は夏と同じくらい暑いのに、ミーハーな私は 無理をして長袖のブラウスを着て通勤、大変な思いをしていた若い頃を思い出しますが、今年は なんだか秋らしくなるのが早くて…。
小さい作品ながら秋色の[帽子を買いに]を作っておいてヨカッタ、と思います。
先日、ネットショップの方へもアップしたのですが お陰様で好評をいただいています。
身近な人の意見では「色がいい」…
でも、もっとウケているのはお母さんの(身体つき)です。
「そうそう、こうでなくっちゃ」
とか
「鏡見るのに夢中で油断してるのね」
とか、いろいろ言ってくれます(;^_^A
お店では より秋らしく、以前に作った[りすのリース]と一緒にディスプレイ。

秋、といえば、今日、[お知らせ]にアップしたように 10月1日からHさんのキルト作品展を行います。
もし、もし、いらっしゃれそうなお客様は この機会にぜひぜひ来て下さったらなあ、と思います。
遠くから大変な思いをして来て下さっても、多分、ご満足いただけるのでは?と思います。
絵キルトの醍醐味と、精巧なパッチワークの両方を楽しんでいただけると思います。
もちろん、張り切って 美味しいケーキ作りますよ(^O^)/

心のままに   はらだ ふさえ展

2009年9月10日(木) お知らせ

心のままに   はらだ ふさえ展

 

白い花々の持つ清潔な可憐さ、

ヨーロッパの古い建物が醸し出す重厚感

自然林の中に見る厳しい美しさ・ ・ ・

(好き)と感じたモチーフを落ち着いた色調と

抜群のテクニックでキルト作品に仕立ててきた原田さん。

折り目正しく縫い上げられたパターンの

パッチワークキルトの ベッドカバーや、

アンティークレースを思わせる レース作品と

  ともに  どうか  お楽しみ下さい。  

2009  10/1(木)〜10/6(火)  

 10:00〜16:00  ゆう風舎にて

♣入場の際には、カフェ・ドリンク券をお買い求め下さい。

 

 

 

大阪

2009年9月9日(水) ブログ
200909091049000.jpg

今日は有輪商店さんの[秋冬物展示発注会]。
いつも 本町、備後町通りにある、この建物[日本綿業会館]という所であります。
ここは[不毛地帯]にも出てくる歴史ある建物のようで、外観も 中のホールもなかなかレトロな感じで素敵です。
有輪さんは 花柄中心ですから春夏物の時はけっこう、胸踊らせて探しに行くのですが、毎年 残念ながら秋冬物は私と気が合わず…(;^_^A
今日はでも、探していたプリント柄のシャツコール(パープルの小花模様のコール天です)やリバティ風のローン等、幾つか注文してきました。
軽いランチを終え、その足で お菓子を買って 今度は久宝寺町にある、日本紐釦さんへ。
せっかく近くまで来たので 先日のお礼を言おうと思ったのです。
幸い、係のMさんは居られ、フェアではとても評判が良かった事、これからの発展的な計画等、なんだかウキウキするようなお話を伺うことが出来ました。
天気予報通り、涼しく、秋らしくなった1日、気合いを入れて長袖のワンピースとヒールのパンプス、大きめエディターズバッグを持って出てきた甲斐がありました。
でもやっぱり足は痛〜い(>_<)

« 前ページへ次ページへ »