昨日の収穫

2009年10月10日(土) ブログ
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昨日の大阪行きは、これから冬に向かっての素材やお店で売るウールや温かそうな布を探す目的もありました。
期待して行ったS社では残念ながらあまり気に入った物に出会わなかったのですが、小物を買いに日本ちゅうこうさんへ寄った後、
(せっかく来たんだから)
と別館の[Chuko]へも立ち寄ってみました。
[Yu’s Palette]も大々的にディスプレイしていただいていて恐縮しながら入っていくと 入り口の横に ちょっと北欧風の可愛い模様のシャツコールが…。
どこのかな?と耳文字を見てみると、ダイワボウさんので なんと私の布を担当して下さっているOさんのデザイン!
色も柄もとても気に入ってさっそく3柄1反ずつ注文したのですが、時すでに遅し、数メーターの現物しか残っていないとのこと。
とにかく送っていただいて、今日さっそく届いたのですが、よく見るとますます可愛い…。
夏前にダイワボウさんの展示会の会場に打ち合わせに行った時に多分あったのですね。
でもその時はコール天なんてまだまだ、と思っていたのでしょうね。
残念!
でも、諦められず、沢山使わなくてもいいバッグのキットにしよう、と決心。
さっそく、この前から気になっていたグレーのフェルトと合わせてソフトなバッグを作ってみました。
ちなみにOさんはまだ20代の、とても可愛い方です。

丸福珈琲店

2009年10月9日(金) ブログ
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営業日ではありますが、店はスタッフと連れ合いに任せて、2.3の用事を済ませに大阪、本町に出てきました。
1つめの用事を済ますと ちょうどお昼時。
「一人で喫茶店とかに入るのはどうも…」なんて おっしゃる方もいらっしゃいますが、私は たまに街へ出て来ると、
(何を食べようかな?)
と楽しみで、楽しみで(^O^)
あんまり選びすぎて失敗してガッカリすることも…(;^_^A
さすがに本町。
大阪一のビジネス街だけあって、会社の数と同じくらい?と思うくらい、いろんな飲食店が並んでいます。
定食?パスタ?パン?
ところが私は 大通りに面したビルの一角にあった一つの珈琲店にすーと誘われて入ってしまいました。
並木が見える開放的な大きなガラス張りの窓にひかれたのもありますが…。
[丸福珈琲店]
創業何年だったっけ?
心斎橋にあるここの本店は、やはり御堂筋沿いの会社に勤めていた父の、大のお気に入りでした。
毎年、お正月に行くと茶色いパッケージにその年の干支の絵を描いたマッチが貰えるので、愛煙家で珈琲好きの父は必ず来店し、
「蓄めなさい」
とか言って、私の分もマッチをもらってきていました。
もう、今はマッチはないかもしれません。
(こんなとこにも出来ているんだ)
と、お昼時にもかかわらず、つい入ってしまったという訳です。
カレー等もありましたが、私が注文したのは昔風のきっちり焼いた、バターとメープルシロップが添えられたホットケーキです。
それが、丸福独特の苦ーいコーヒーによくあうのです。
私は、美術の教師になったので、全く父の仕事とは関係ない道、と思っていましたが、今になって、この辺に用事のある仕事。
なんだか不思議な巡り合わせを感じるレトロな味を味わいました。

絵本図書館再開

2009年10月8日(木) ブログ
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心配した台風直撃を免れ、ホッと安心。
でも各地では、突風の被害が凄まじく、又、仲間の分まで配達をかってでた新聞配達員の方が倒木にあたって亡くなるという、痛ましい事故が報じられていて…。
いつも思うことです。
その人の生き方や努力とか、全く関係なく、住んでいる場所によって運命が違ってしまう、天災…。

今日は雨風の中、[開店休業]かな?と思っていましたが、[カフェ・マガ]を見て来て下さった初めての方、というお客様が多いようでした。
そういうお客様は[パッチワーク展]より[絵本図書館]を目的に来て下さっているように思いますが、申し訳ありません、まだ衣替え中で図書館の中に入っていただけなくて…。
本当にすみませんでした。
カフェの、隅のテーブルの上、Hさんからのお裾分けの白いお花の横に立ててある看板のように、明後日土曜日から
[うたと音(楽)の絵本展]
を催します。
土曜日は、今まで通り、午後一時からですが、やはり、平日の午前中に、というご要望も多く、今回から 月、火、木、金の午前10時からもご入館していただけるようにしました。
季節にふさわしい、様々な音楽、歌、楽器、暮らしの音、を題材にした絵本を集めました。
勿論、実際にページをめくると音の出るしかけ絵本もありますよ。
子どもさんと一緒に ぜひお出かけ下さい。

goodなバッグが出来たけど…

2009年10月7日(水) ブログ
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台風が…。
嫌ですね。
今、ここでも かなり激しい雨が降っています。
ニュースによると規模が5年前の台風23号と同じくらいだとか…。
あの時はこの辺も大変で、そんなこととは思わずちょうど皆と京都へ出かけた日で、帰るためにとんでもない怖い思いと、とんでもない迷惑を家人にかけたもので、思い出すのもゾッとします。
交通機関も不通になり、此処よりもう少し西に帰宅中の、スタッフOさんのお父さんは腰まで水に浸かりながら歩いて帰られた…そんな事もありました(>_<) 近畿は今晩から明日朝が大変みたいですが、どうかどこの地方も被害が少なくて済むように祈るばかりです。 ところで、雨の降り出す前に、昨日出来たばかりのバッグをパチり。 先日、雑誌の依頼で作ったタータンチェックのモヘアウールと黒いフェルトの小物入れが 自分ではとても気に入り、なんとか大きめのバッグが出来ないかな?と考えていたのです。 軽くて よく入って、暖かそうで 作るのが簡単。 これならどうかな?と思って作ってみました。 完成するとスタッフや皆さんにも好評で 早速キットにしたものの、肝心のこのチェックがメーカーの在庫切れになってしまいました。 勿論、今、加工中で11月の始めには出来上がるそうで…。 店で販売する少しだけは確保していますが、今すぐ、ネットショップに出せないのが残念です。

キルト展最終日

2009年10月6日(火) ブログ
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あいにくの小雨模様。それでも、遠くから、近くから、今日も沢山のお客様が観に来ていただき、午後4時、[はらだふさえ展]は無事、終了しました。
期間中、わざわざ足を運んで下さった一般のお客様、沢山の大きな作品を西宮から運んで下さった御家族の方、綺麗な白い花で盛り上げて下さった仲間たち、それに何より、遠くからのHさんのために宿泊や食事や、帰宅の時の送り迎え等、自分の事のようにお世話いただき、お付き合いしてくださった西宮や赤穂のHさんのお友達に感謝です。
二度、三度と足を運んで下さった方も少なくありません。
今日も、「どうしてもお母さんにも見せたくて」と連れて来て下さった若い方が…。
Hさんの[ごあいさつ]の文章にもあったように、本当にいろいろな方の御協力があってこそ、こんなイベントは可能になるのですね。

ゆう風舎でのキルト作りが何年かの年月を経て、それぞれの方の特徴のある、個性的な作品が出来ていくのを見る中で、いつか一人一人の作品を一堂に並べた個展ができれば、という夢を描いていました。
絵本図書館とカフェを分けた翌年から実現した個展は今年で5人目。
(人と比べるのではなくて、じっくりゆっくりその人なりの‘手仕事’‘表現’をみつめていく)
ための作品展、これからも続けて行きたいと思います。

新しいキット、アップしました

2009年10月5日(月) ブログ
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この写真、パッと見ると日本画のように見えますが、やっぱりパッチワーク(アップリケワーク?)Hさんの代表作です。
数年前、絵本図書館の蔵書の中の一冊[滅びゆく森―ブナ―]のあるページをHさんが選び、やはり1年くらいかけて、丹念に作られたものです。
この、一枚一枚鋏で切った葉っぱの数!!
確か、腱鞘炎になったとHさん、言ってたなあ。

ところで新政府のマニフェスト、内閣支持率のわりに反対の意見多いですよね?
(こども手当)(高速道路無料化)(ダムの見直し)etc.
私も正直、疑問に思っていました。
でも、昨日とおとついのNHKスペシャルを観て、なぜ、そうなのか?という理由が私なりによく解りました。
そして何より、(子供は社会の宝)(何より、教育が大切)と、ずっと思ってきたことがやっと!前面に出てきたことに感無量というか…。
なんで今までは?
教師をしていた時から疑問に思ってきたこと、最近頻繁に起こる若者や子どもによる悲惨な事件、子育てを放棄する親、…すべての問題の根っこは同じだと感じてきました。
遅まきながら、これから何かが変わるかもしれない。
(政治家なんてみんなおんなじだ)
と 諦めていた気持ちがゆらゆらと揺らされる、そんな気分がしている今日この頃です。

蔦とランプの作品

2009年10月4日(日) ブログ
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ん??これは部屋の一部?それとも作品?
一見しただけではわからないくらい(ピシッ)とした仕立てのHさんの作品です。
上の、出窓の部分が作品で白い隙間からはうちの壁、下はピアノです。
ぴったり溶けこんでいるのもそのはず、この出窓のモチーフはゆう風舎の絵本図書館の南側の窓です。
まだカフェ・リーブル・ディマージュが建つ前、この窓には 毎年大きく葉を繁らせる蔦がはっていたのです。
京都の古い民家に生まれた私には コスモスの揺れる白い木の柵と同様、煉瓦を覆うようなアイビーにも とても憧れていました。
ゆう風舎が建った時から窓のすぐ下に植えてもらい、いつのまにか本当に大きくなって、その葉のグリーンの色、木漏れ陽、床に落とされたシルエットは大のお気に入り、だったのです。
Hさんもそうだったようです。
次の作品を決める時に
「ゆう風舎の、あそこの窓と蔦の葉を作ってもいいですか?」
と相談された時は、私は大喜び、大賛成!
「じゃあ、じゃあ、出窓にはやっぱり洒落たランプよね!」
とHさんが億劫がるくらい、沢山のランプのスケッチをプレゼントしました(^-^)
「沢山できるかしら?」
と不安がるHさんに「フレー!フレー!」と励ますこと、一年近く。
見事な作品が完成しました。
やっぱりランプは沢山が素敵ですよね?
実際のゆう風舎には、こんなレトロな骨董品は勿論ありません。
なんといってもモデルは[神戸ランプ・ミュージアム]のランプや長崎の骨董品店のランプの写真ですから。
予想通りの表現をしてくれたHさんの技量に感服です。
すぐ傍に新しいカフェを作る事情で泣く泣く蔦は伐採してしまいましたので、この作品は私にとっても記念品です。

3日目は晴れました

2009年10月3日(土) ブログ
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ずっと本格的な雨が降り続いていた昨日も、大勢のお客様が来て下さり 感激でしたが、からりと晴れた今日は さらに沢山来ていただき、ありがとうございます。
そして、秋らしい風が吹く中、やっとガーデン・ティー最適日です。
朝一番のお客様はお知り合いの方だったので、お願いしてパチり。
でも、午後、初めて来て下さった初老の御夫婦は 積極的に カフェと絵本図書館の間のテーブルを選んで下さいました。
そういう方はけっこう珍しいのですが、風が通り抜けてなかなか穴場なんですよ。

朝の楽しみ

2009年10月2日(金) ブログ
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旅行へ行った楽しみの一つは、私にとってはなんといっても朝食です。
最近はちっとも行けていませんが、過去、何度か訪れたイギリスのプチ・ホテルの、家庭的なイングリッシュ・ブレックファーストも忘れられません。
家でも楽しみたいところですが、なかなか自分達のためだけにはそんなに準備するわけではなく、お天気の良い休日に庭に簡単に用意して、いただくくらい…。
でも、田舎特有の、朝の空気の清々しさ、小鳥のさえずり、そんなものがあんまり素晴らしくて 皆に味わってもらいたいなーと思いながら、こればっかりはやはり泊まられないと無理!と諦めていました。
なので、HさんとNさんが近くの[ふるさと交流館]に宿泊された今日は大チャンス!
しかも[ふるさと…]では少人数では朝食の用意は無理なのです。
そこで大ハリキリの私でしたが、昨日の晴天からうってかわり、夕べから無情の雨…。
仕方ない、それでは図書館の丸テーブルで、と気持ちを切り替えました。
長年、公私に渡り、お世話になりっぱなしのお二人に喜んでいただこうと、カリカリベーコンに目玉焼き、ポットにたっぷりいれた紅茶を中心に薄くかりっと焼いたトースト、フルーツ、ヨーグルト、ミルク、オレンジジュース…。
本場ならこれにインゲン豆のソテーやベークドトマトがつくかも。
静かな音楽の流れる中で、たまにはゆっくり朝食もいいものですね。
お庭での朝食は 又次の機会に…。

旅行気分

2009年10月1日(木) ブログ
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この山小屋風の建物、実は ゆう風舎のすぐ近くにある[ふるさと交流館]という宿泊施設です。
もとは才元小学校という校舎のあったところです。
何年か前に、木の香りのする、素敵な建物に生まれ代わり、様々な行事や合宿等に利用されています。
勿論、一般客の宿泊もOK。
予約しておけばお食事もできます。
[はらだふさえ展]の主役、Hさんのお住まいは西宮。
毎日通っていただくのは大変と、何日かはここに泊まられることになりました。
初日の今日は、事情が許す5人が便乗して楽しい夕食会と相成りました。
歩いて5.6分…?しか離れてないのに、所変わればなんだかひととき旅行気分(^-^)
普段は一生懸命?主婦をしている人達、今日は用意してもらった夕食を美味しくいただき、持ち込みは禁止ですが、Hさんが西宮から買ってきて下さった美味しい和菓子を部屋の中でこっそりいただき、たっぷりおしゃべりをして、皆は右手に車で、私は左手へ歩いて帰っていったのでした。

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