御影公会堂

2009年10月21日(水) ブログ
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うん10年前。
新婚生活は 神戸岡本でスタートしました。
震災でぺしゃんこになってしまいましたが JRの摂津本山から徒歩5分というアパート。
朝はは暗いうちから出て、連れ合いは西へ、私は東へと1時間半ほどかけて通勤。
夜は暗くなってから帰宅。
閉めきってばかりですから、湿気で嫁入りだんすも開きにくくなったり…。
そんな生活でしたが、日曜日は素敵でした。
少し歩けばオシャレなお店がいっぱい。
本格的なベーカリーもいっぱい。
美味しいケーキ屋さんもゴロゴロ。
雑誌に乗っているカフェや雑貨屋さんも 歩いてすぐ。
少し遠出して芦屋や御影、六甲にも。
私の神戸好きはこの頃の名残です。
その中でも阪神[石屋川]近くにある[御影公会堂]のレストランは穴場中の穴場です。
いつ建てられたのでしょうか?
レトロで重厚な建築様式や照明器具など、まったくそのままで落ち着きがあり、とても素敵です。
地下のレストランも丸いドーム状の屋根で、壁には古っぽい油絵がかけてあり、テーブルや椅子もたぶん昔のままではないでしょうか。
そしてメニューは昔からの[洋食]。
ハヤシライスが特に有名です。
今日は(ハヤシ・オムライス)をいただきましたが、優しい、家庭的な味でとても美味しかったです。
以前、
「もう古い建物だから…」
と市が取り壊す計画をしていて、惜しむ住民から反対の声が挙がっている、という記事を新聞で読み、(えー〜)と心配したものです。
ところがその後、あの阪神大震災でもびくともせず、却って避難場所となったこと…。
そして今に至っているのです。
久しぶりに訪れたのですが、雰囲気も建物もメニューも、優しい味も、なーんにも変わっていませんでした(^-^)(^-^)

なかなか出来ません

2009年10月20日(火) ブログ
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10数年前、明石を引き上げ、連れ合いの実家があるこちらへ引っ越してきてから、神戸生協の[共同購入]というのを知りました。
義母と もう3人の方が加入し、うちの庭に車が停まって和気あいあい、井戸端会議をしながらの商品の仕分け…。
時を経て、皆さんだんだんと歳を重ね…。
義母が亡くなり、義母と仲良しだったSさんが日曜日の朝、亡くなりました。
お通夜、お葬式と参列させていただいて、夜は近所の人だけのお参りがあったり。
そんな訳でアップリケの方はまだ出来ていませんが 勿論仕方のないことです。
後、くまさんのお母さんのプレゼントの布と、お姉さんのマフラーの毛糸が決まっていません。
でも、明日は以前から約束していた友達とのデートで外出します。
「パネル柄第2弾の布の試作品が染め上がってきましたよ。大阪の展示会にもし、いらっしゃれればお見せできますよ」
とダイワボウのOさんがメールを下さったけれど・・・。、西宮ガーデンズに行く皆が「一緒に」って誘ってくれたけど…。
明日はかねてからの計画通り、神戸のちょっとはずれでのんびりしてきます。
いつも 静かに話しを聞いて癒してくれる彼女にM.JのオススメナンバーをMDに編集しました。
押し付けがましいのを承知しつつ…(;^_^A

ジャガード・ニット

2009年10月19日(月) ブログ
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この間、出かけた時にみつけたジャガード・ニットの布。
雪の結晶模様でとてもきれい。
地の部分にはいろいろな色の糸が入ったミックスツィードになっています。
何色かのバリエーションがありましたが、私は、この間のシャツコールに引き続き、どうしてもブルーにひかれます。
お店には サンプル作品に 赤ちゃんの可愛いカバーオールにして飾ってありましたが、私は何かぜひ、キットに使おう、と買って帰りました。
私の店で取り扱っている訳ではないので 少ししかなく、うーん( ̄〜 ̄;)何にしようかー?
じーと眺めているうちに これはもう、雪の大地用のべっちんと合わせて 雪降る空にするしかない!と思いました。
いつも作っているアップリケ・パーツの大きさなら、キットとしても大丈夫。
少し残ったものはぬいぐるみのセーターにしたいな。
可愛い布に出会うと、多少、無理しても作品に(キットの)取り入れたい、私の悪い癖がまた出てしまいました(・・;)

ゆきんこタピ

2009年10月18日(日) ブログ
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やれやれ、キルト展も無事終了したし、台風も過ぎ去ったし…、と思っている間に10月も半ばを過ぎてしまいました。
目の前に11月が…!
創業以来、ゆう風舎のクリスマスは11月から始まります。
それを知ってか、知らずか、
「クリスマスのものはいつからですか?」
と、先月くらいから尋ねて下さるお客様が何人かおられます。
めちゃ焦りますが、楽しみにして下さるのは 嬉しいことです。
そんな訳で、今年は11月4日、定休日に店内を衣替えするまでにいろいろな準備をしないといけません。
すでにあるクリスマス用キットも もちろん出しますが、やはり新作がないと…。
この間のブログで紹介したブルーのシャツコールを使ったパッチワークのミニタピもその一つです。
市松に配した白いリネンには雪の結晶を刺繍します。
ゆきんこもいます(^-^)

やっと2つめ

2009年10月17日(土) ブログ
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掃除をする時、沢山のアイロンをかける時、朝、気合いを入れる時、夕食のお料理をする時、一人でキルトに向かう時、そして…なんだか心がささくれだった時…。
擦り切れるほど聴いた、スタッフOさんがくれたマイケル・ジャクソンのCD。
日本人向けマイケルの入門編、と言われる[THE KING OF POP]という分です。
何度聴いても、どの曲も全然飽きないし、彼の澄んだ声に とても癒されるのですが、いよいよ、もっともっといろいろな曲が知りたい、と思い、出かけた時に買おう、と思っていました。
ところが、なかなかゆっくりCD屋さんに寄る機会もなく、アマゾンででも買おうか…と思っていた矢先。
今日は夜に連れ合いに用事が出来て相生の駅南まで便乗。
(コンビニでお菓子でも買おうかな?)
と思っていると、なんと[ローソン]の隣に[TSUTAYA]が…。
ちゃーんと相生市内でも買えるんですね!
店員さんにMJの並んでいる場所を聞いて、あまり多くない品揃えの中から、私は迷わず2枚組のCDを(本当はちょっと迷いましたが)
かぶっている曲も多いけど、何より、このカバー写真、素敵です。
そして、新たに キューっと胸をしめつけられる曲も発見。
これからしばらく、またまたハードになりそうな日々の、良い友が出来て嬉しいです!

連載

2009年10月16日(金) ブログ
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小学校の入り口には たいてい大きな掲示板があります。
お知らせを貼る、というよりは季節を表す絵柄を、たいていは色画用紙や色紙で作ったもので飾り、登校する子供達や 来校するお客様の目を楽しませよう、というものです。
私が最後に勤めていた小学校の玄関にも横長のかなり大きな掲示板があり、毎月そこを飾るのも、私の仕事でした。
私一人でするのではありません。
[掲示委員会]に入った5.6年の子供達とするのです。
(よーし!)
新しく図工専科として赴任してきた私はハリキリました。
どうせするなら、通る人がすーと通りすぎず、「ワアー!」と眺めてくれるようなものにしようと思いました。
例えば、5月には、鯉のぼりとかきつばた、ではないもの、6月には紫陽花、ではないもの、…という風に。
時間割内での[掲示委員会]では 子供達とワイワイガヤガヤ、アイデアを出しあいます。
「ダメダメ、そんなの平凡、よくある〜」
「それも、前にしたよなー」
その内、ピカッっと光ったアイデアが出てくるともう大変、地団駄ふんで 先生が一番大喜び、ノリノリで作業開始です。
もちろん[委員会]の時間だけでは足りません。
出来る限り、都合がつく放課後に、図工室に集まって作るのです(今は物騒な世の中になり、集団下校ですよね)
完成したものを皆で玄関の掲示板に貼っていく作業が又、楽しいのです。
これも勿論、放課後。
下校していく子供達の反応、ちょっと得意げな気持ち。
頑張って作ったものは案の定、評判は上々。
校長先生を初め、先生方も楽しみにして下さるようになりました。
今も憶えているお気に入り、確か11月は一面の落ち葉、上には錦の紅葉、その中に露天風呂があって、お猿さんの親子がにっこり、なんていうのも。
6月はとにかく雨の風景はやめにして、[父の日]にちなんで いろいろな職業の服装をしたお父さんを作ったり。
子供達に混じって私は[マクド]の店長さんを作ったなあ。
楽しかったけれど毎月変えるのは本当に大変でした。
作業が遅れて間に合わない時は、掲示板の真ん中に
「しばらくお待ちください」
と、昔のテレビみたいなテロップを出したり(;^_^A

おっと、すっかり思い出話が長くなりました。
雑誌[コットンタイム]の巻頭ページ[季節の歳時記(仮題)]を一年間、担当する事になりました。
[コットンタイム]は隔月発行ですので 掲示委員会ほど大変ではありません(^-^)
それに勿論、凝りすぎず、肩の力を抜いた優しい画面にしないといけませんね。
誌面でお目にかかるのは来春3月号からですが、そこはやはり、出版物。
作業はこの10月から始まります。

パターナーさん

2009年10月15日(木) ブログ
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待っていたパープルの小花プリントのシャツコールが届きました。
なかなかシック。
さっそく、この季節にぴったりのバッグを作る事に。
新作キットの幾つかにとりかかっている私に代わって、バッグの型紙はスタッフNyaさんに作ってもらうことに。
「できるかなー」
と心配する彼女ですが、洋服作りの好きな彼女、
「大丈夫、出来るよ」
と任せました。
モデルは NOさんが持っていた大きな丸いバッグ。
もちろん、ゆう風舎らしいエッセンスを盛りこみますよ。
Nyaさんの格闘が始まりました(^-^)

リバティのパッチワーク

2009年10月13日(火) ブログ
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素敵な布の威力。
昨日のブログにも 書きましたが、それが最もある気がするのはやっぱりリバティ。
Iさんも、素敵な布を見ると、どうしても連れて帰らないといられないタイプ(^-^)で、作りきれないほどの布のコレクションをお持ちです。
リバティも 私が見たことのないものをはじめ、いろいろいろいろお持ちです。
手にとってはニコニコ…もいいですが、せっかくだから今年は その一部を使ってパッチワーク・キルトを作っては?と提案。
絵キルトに取り組む難しい顔?とは打って変わって 嬉々として縫っておられます。
リバティプリントばかりでは、せっかくの色合いをお互いに引き立てにくいので、砂色(サンド・ベージュ)のリネンと組み合わせることに…。
このリネンは薄手で柔らかく、タナ・ローンと合わせても遜色ないのです。
ワクワクします(^-^)。

ワクワク…という感じとは程遠いのですが、核軍縮を唱え、ノーベル平和賞が決定したオバマ大統領や、政治を変えようとしている日本の新政府。
「できっこない」とか「まだ実績がない」とか外野の声が聞こえますが、私は素直に応援したいと思っています。
こういう理想を述べる、というだけでも 今までにはなかったこと。
ジョン・レノンが昔歌った
「皆は僕の事を夢想家というかもしれない。でもいつか君も僕らに加われば 世界はきっと…」
という[IMAGIN]の言葉を思い出しています。
でも、もうちょっと前原大臣はなんでも詳しく説明されればなあ、なんて心配します(・・;)

北欧風

2009年10月12日(月) ブログ
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これもダイワボウのOさんデザインのシャツコールです。
きれいなブルーグレーの地に、ブルー、紺、白などの花と鳥がちりばめてあって。
花がとても単純化してあるのでなかなかシャレています。
色といい、なんとなく北欧風に見えます。
なかなかヤルな、Oさん(^-^)
またまた限定品になりそうですが、さっそく冬の部屋を飾るミニタピスリーのキットにしたくなりました。
白い花が雪の結晶のように見えます。
(これから紅葉の、秋本番なのに、冬物、クリスマス物なんて、思い浮かばないよー)
と盛り下がっていた私も いっぺんにヤル気満々。
素敵な布の威力は凄いです。
それにこちらでは朝晩、グンと寒くなってきました。

おそろい?

2009年10月11日(日) ブログ
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タータン・チェックを選ぶのも結構、大変です。
本場イギリスにはいろいろビミョーな、バリエーション豊かなタータン・チェックが揃っていると思いますが、日本人に似合う、というか 好まれるもの、となると ずいぶん制限されるようです。
この間、大阪のS社へ行ったのも、今お店に並べているタータン・チェックの他にいいのがないかなー、と思ったからです。
確かに、れいのごとく、くらーい色のは幾つかありましたが、素敵な色合いで、しかも変わっていて、というものはありませんでした。
ブラックウォッチなどは、あまりにも溢れていて興味を持てません。
それじゃあ、とお店に置いている3色の中から、グレー地のもので簡単な袖無しワンピを作ってみました。
上から羽織るのに、軽ーく仕上げたかったので裏地も付けず、ボタンもなし、記しのつけにくい布だけど切りじつけは面倒なので 縫い代をぴったり合わせる裁ち方で作ったので、あっという間に出来上がりました。
よく考えると この配色は昔、ゆう風舎の創業当初にホビーラホビーレのビエラ生地で作ったくまさんと同じ…。
やっぱり昔から好きなタータンでした(^-^)

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