[堀文子さん作品展]

2010年4月7日(水) ブログ
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阪急[御影]駅すぐ近くにある[香雪美術館]
尊敬する日本画家の堀文子さんの作品展が観たくて出かけました。
(花冷え)というのでしょうか、昨日とは打って変わったような寒い曇り空の下。
それでも、車を遮断した、いかにも御影らしい小路を行くと 大きな木に囲まれた瀟洒な香雪美術館はありました。
門を入ると迎えてくれるのは見事な(垂れ桃)です。
静かな館内には堀さんのスケッチからタブローまで展示してあり、特に感慨深かったのは 作品の合間、合間にあるプレートに書かれた堀さんの言葉でした。
大正時代に生まれ、現在90歳を越えて尚、独り暮らしをしながら絵を描き続けている氏の、自分に厳しく、大自然に対する畏敬の念に溢れた、又好奇心の衰えない言葉に又々、両頬をはたかれたような思いがしたものです。
でも、それは(年老いていく)ことに対してのプラス思考を後押ししてくれる、温かいものです。

帰りに[堀文子の言葉 ひとりで生きる]という本を買いました。
その本の帯にはこんな言葉――
群れない
慣れない
頼らない
これが私のモットーです

久しぶりに…

2010年4月6日(火) ブログ
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体調のすぐれなかったSさんが 少し気分がいいから、と出来上がっている作品を持って、来てくれました。
久しぶりです。
刺繍が得意で、手芸が大好きで毎年、びっくりする皆を尻目に凝った作品を5つくらい出されるSさん。
今年はそうは行きませんでしたが、それでも大作一つと小さめの絵キルトと花の刺繍があります。
写真のはドイツの童画家ポール・エブナーの、絵はがきからキルトにしたものです。
ロマンチックな作風はSさんの得意とするところ。
細かいアップリケや刺繍にいつも感心します。

サクラ、満開

2010年4月5日(月) ブログ
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「マイケルが作品に登場しててビックリしました」…
東京のNさんとか
「パッチワークが終わってから 皆でお花見をしながらお茶しました」…
大阪のKさんとか、今日いただいたメールには 満開の桜の気配がいっぱい。
東京はでも、冷たい雨模様だったそう。
ここからは 少し離れた所にお寺の桜、山の中腹の桜が見えるだけ。
きっとソメイヨシノは街なかの方がたくさん見えるでしょうね。

でも「18周年おめでとうございます」
のメールを下さったTさんの住まわれる北海道ではまだまだこれからですよね。

写真はワイルドスミスさんの描いた桜の木です。
なるほどねー。

そっか!18年…

2010年4月4日(日) ブログ
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今日がお寺のお手伝いの本番の日だし、8時までに行くには早起きしなくっちゃ。
それまでに締め切りがあるもの、仕上げて送る用意して…。
それから今日、バースデーの友達に宅急便も昨日、手配したし…。
そんなこんなでバタバタ過ごした今朝、10時過ぎ頃、少し手があきました。
私はそっとお台所を離れ、お寺の裏の空き地に座ってメール・チェック。
すると、
「18周年、おめでとうございまーす\(^O^)/」
のメールが!
Hさんからです。
(そうかー…)
私はやっと、思い出しました。
今日はお寺の法要よりも、友達の誕生日よりも、作品提出の前日よりも…
大切な、ゆう風舎のお誕生日でした(>_<) 今はお嫁さんに行って他市で暮らすHさんは初期のゆう風舎のお客様。 独身ながら裁縫好きの彼女には少しの間手伝ってもらっていたこともあります。 今は子育てや諸々の事で なかなか会えませんが、いつも遠くから見守っていてくれているのですね。 ありがとうHさん。 今日はあいにく私はゆう風舎勤務ではなかったけれど、明日から又、頑張りますね。 「心のオアシス」と思って下さる方がおられる限り、がんばらなくっちゃ。 18年前。出来たてピカピカでなーんにもないゆう風舎の写真です。

正解!

2010年4月3日(土) ブログ
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舗道にいる子ども…。
作っているうちに
(この子って MさんちのT君に似てるなあ)
と 思っていました。
そのT君が、午後、久しぶりに登場。
またまたお父さんとお母さんを伴って…て感じ(^-^)
早速、キルトを見せて
「この子、T君に似てるでしょう?」
「前にいるこの人は誰?」
一呼吸置いてT君は
「マイケル・ジャクソン」
と、落ち着いた声。
(あ〜ヨカッタ)
T君に判れば充分。
それにしても四男坊のT君。
やっぱりお兄ちゃん達と対で付き合っているからでしょうか。
この春から幼稚園、とは思えないしっかりした口調です(^-^)

カントリー・サイド

2010年4月2日(金) ブログ
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今朝は、おとつい作った小さなお餅をぺたんとさせた型から外す作業です。
(おけそく)というそうです。
多くの地域ではもう 和菓子屋さんが作ってくれる(はくせきこう)という物に変えて世話のかからないようにしている所が増えているみたいですが、この辺ではなかなか…。
こだわりがあるみたいです(>_<) (これが便利!)と、ケーキにデコレーションする時に使うパレットナイフを持っていったので 外すのはスムーズにいきましたが、その後、約50枚くらいある板を洗うのはちょっと大変…。 外にある水道が低くて中腰で…。 でも、勿論、(若手)?ですから、ね。 今日はそれでも午前中に終わったので、帰ってからいろいろ用事を片付け、チクチク針を動かせていると、窓の横にススッと、白と黒の鳥が やってきました。 京都では雀か鳩くらいしか見たことのない私は 嬉しくて口を開けたまま、見ていましたが、その移動の仕方といい、屋根の歩き方といい、いかにも(自分の家)って感じで…。 去年の暮れ頃から毎日現れる鳥です。 [Yu’s Palette2]の絵は鳥さんに関しては (本当なんだ!)―さすがに青い鳥はいませんが― と、ますます嬉しくなりました。 田舎暮らしはなかなか面倒な事も多いですが、都会では味わえない[ステキな事]というのが確かにあります。 先日、神戸からいらっしゃったお客様が買って下さったキット[おしゃべりな鳥さん]も、ここに住んでいてこそ生まれた作品です。

花柄のパッチワークキルト

2010年4月1日(木) ブログ
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暖かい雨の、4月スタートとなりました。
今日も作品展に向けて、完成したキルトが提出されました。
遅れている皆からの称賛とブーイング^ロ^;の中、今日、提出されたのは大柄のバラ柄を生かしたベッドカバーと 中くらいのバラ柄を配した(ウェディング・リング)のソファ・カバーです。
やっぱり、優しい色合いの花柄のキルトはいつの時代にも素敵ですね。
私も憧れて、かなり以前から取り組み始め、そのままになっているキルト、幾つかあります…(>_<) ところで キルトをする時のBGM。 以前はときどき放映される、長時間の(懐メロ)もの、なんてけっこう好きで隣の部屋で聞きながらしていたものです。 今日も新聞を見るとながーいものがあるみたい…。 でも…。 全く興味なくなってしまいました。 MJの曲は、ヴォーカルの上手さはもちろん、サウンドの厚みとか、工夫とか、楽器の生かし方とか、徹底して練られていて、何度聴いても飽きないのです。 手に入るCDは全て手に入れてしまったので、埋まっている曲がリリースされるまで、今度は彼が大好きだという、ドビュッシーの[牧神の午後]を買おうと思います。 クラシックも大好きだったという彼の、曲作りのソースが少しわかるかな? 「大富豪も とても貧しい人たちも見てきたけれど、僕は貧しい人たちの方に関心がある。自分が手にした物に感謝したいし、他の人たちを助けようとしている。外国に行ったら、もっと貧しい部分を見ようと思う。本当に飢える、ということを。聞いたり、読んだりでは嫌だ。見たいんだ。見ると聞くとではまったく違う。イギリスや女王のことを学校の教科書で読むのはいいけれど、自分の目で見るというのは世の中で何よりの本なんだ。王室の前で歌った時、演奏を終えてから実際に女王の目をよく見たけれど、素晴らしかった!飢えについても同じことで、見てみれば、もう少しはわかるようになる。」―MJ19歳。

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