夜のゆう風舎

2010年11月18日(木) ブログ
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ここに住んでいると、実は全然わかりませんが、きっと町なかでは、もうキラキラ、クリスマス用の電飾を灯しておられる家庭があって、賑やかな雰囲気かもしれません。
でも、あれも、センス一つでロマンチックにもなるし、なんだか(場違い?!)って感じにもなるし、難しいものですね。
とはいえ、おうちの人のためではなく、道ゆく人のために手間暇、お金もかけてされる心意気には 敬意を払わないといけないかも…。
私個人としては、さりげなく、少しだけ、色もなく、ただ灯りだけチカチカ消え入るように…と、いうのが好きです。
でも、どちらにしても 道路に面して立っているわけでもなく、日が落ちた夜ともなれば、誰も通る人もない…ゆう風舎にはあまり効果のないことで…。

ところが先日、夜、ショップと図書館のドアを行ったり来たりしていると、連れ合いが
「つけたげよう」
と、しゃがんで庭にあるコンセントに何かしています。
すると、どうでしょう?
ショップの出口とカフェの入り口を結んではっているナツユキカヅラにキラキラ灯りがまたたきました!
まるで満天のお星様みたいでしたよ。
嬉しいけど、ゆう風舎は5時で閉店だし、これがみられるのは私たちだけ??

寒くなってきました。

2010年11月17日(水) ブログ
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気がつくと、庭や山の銀杏が真っ黄色。
赤っぽく綺麗に色づいているのはトウカエデかな?
いっぱい落ちているのはケヤキの葉?
本当に寒くなってきました。
まだまだでいいかな?と、思っていたスタッフのソックスカバーも急いで編んだ方がいいかも?
何せやっぱり足下が冷えます。
後、二人分、残っています(^-^)

そういえば、21歳のMさん、昨日、帰られる時、よく見れば、ジーンズの下は素足に小さなパンプスインだけ…。
可愛いけど、私の考えではこれからはとんでもないこと。
「今度、いらっしゃる時は分厚い靴下、持ってきてね。今は大丈夫でも、歳とってから困るよ。ここへ来てから履けばいいから、ね」
と、言うと、にっこり「ハイ」と言って、帰られました。

ホンワカシューズ

2010年11月15日(月) ブログ
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今年の秋は 本当に短かったですね。
もう、冬物がどっぷり似合います。
ウールで作ったベビーシューズも 出来ましたよ。
パンチング・アップリケを施した白いウールのワンストラップシューズと、Nyaさん作のチェックのブーツ。
どちらもボアを縁にあしらうと より可愛く暖かそう。
Nyaさんは大きくして、室内ばきにしたいみたいでしたよ。

聖歌隊

2010年11月14日(日) ブログ
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夏だったでしょうか?
スタッフMさんの末っ子T君(幼稚園児です)が来てくれた時に、一目散に カフェの一番奥、ドールハウスのショーケースに走ってきてくれたところに遭遇しました。
そんな時です。
連れ合いの地道な努力が報われるナ…と、なんとも嬉しい気持ちがするのは…。
そんな子が(大人の方も)いる限り、私達の地道な努力は続きます。
今日も、連れ合いのリクエストでむかーし作った[ミニミニゆうちゃん]、水兵さんのカッコをしていたものを、元の聖歌隊の衣装に着替えさせました。
20人いる中の6人ですから、まあなんとか…。
夕方、ショーケースを観にいくと、昨日まで[蚤の市の人々のお引っ越し]だった所が 見事にクリスマスシーズンの村の広場風。
頑張って歌っているゆうちゃん達に、ちゃんと見物客もいますよ。
又、T君、こなくっちゃ(^-^)

それにしても、こんな事を思っている[ゆう風舎]は平和だと つくづく思います。
昨日も、イオンタウンにあるお店で働くMさんに 辛い現実の話を聞きました。
Mさんのお店は一番端の、休憩所のある近くなので、いろいろなお客さんのいろいろな、いわば見たくない行動まで 否応なしに見聞きしてしまうようです。
例えば、幼い男の子を若いママと祖母、二人で交互に殴っていたこと。
自分の都合のためには 汚い言葉で我が子を追い払う人…。
子育てを放棄?毎日、毎日、1日中、そこのベンチで時間を過ごすママ…。

(ゆう風舎に来てくれる人だけが良ければ…)
とは 決して思ってないのに、厳然として、その垣根は高いのです。

サンマリノ

2010年11月13日(土) ブログ
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1日1日と、クリスマスに近づき、毎年ながら1日1日と ゆう風舎内のクリスマスディスプレイ、デコレーションが増えていきます。
これは 連れ合いが毎日ごそごそ頑張ってくれているもので、昨日も大阪行きで1日空けただけで、帰ってくると、ビックリするくらい、絵本図書館が飾ってありました。
昔から使っている飾りに少しずつ買い足して…。
一番新しいのは やはり北欧風の素朴なわら細工のオーナメント。
昨日、書店で覗いた雑誌[LEE]にも載っていたのでヨシヨシ(^-^)

ヨーロッパといえば、今日も夕飯後、連れ合いがチャンネルを合わせていたBS番組に 思わず見入ってしまいました。
イタリア北部にあるサンマリノ。
都市ではなくて一つの独立国。
現存する最も小さな、古い共和国なのだそうです。

(知恵を競い、協力して問題に立ち向かうために元首は昔から世界でも珍しい二人制)
(立国当初からの一番のコンセプトである“自由”を守るために決して領土を広げる誘惑に負けなかった)
(第二次世界大戦の最中には 中立を守り、間違って攻撃されないように屋根に十字のマークを塗り、そして戦火から逃れてたどり着いた人達を自分の国の人と同様の量の小麦を与えてかくまった)…。
知らなくて、感動するばかり。
こういう話を聞くとなんだか生きる勇気が湧いてきます。

本町

2010年11月12日(金) ブログ
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「ちょうど染工場の人も来られるので、先生、いらっしゃれませんか?」
ダイワボウのFさんからお電話をいただいたので、大阪へ出てきました。
今日、明日とダイワボウさんの来春向けの布の展示受注会です。
一通り、新柄布を見せていただいた後、(ベビー物とか、とってもかわいいものがありました)、いよいよ染工場の方も到着。
別室で発売元の日本紐釦貿易の専務さんも交え、進めている、2つめのパネル柄について、細かいところまでチェック。
紹介された染工場の方は 営業部課長の方とデザイン課の方。
このデザイン課の方が 去年の、私の描いた絵があまりに細かい部分があって、型を作る時、機械だけでは無理で一生懸命手彫りされ、腱鞘炎になって
「来年はもう勘弁を…」
と、冗談を言われた方かなあ?と^ロ^;
今年の元絵を一目見るなり
「去年に比べれば…」
と、安心しておられました。
とにかくよろしくお願いします。
たぶん、可愛いものになりそうな…。

冬用ベビーシューズ

2010年11月11日(木) ブログ
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先日作った2種類のウールを使ったトートバッグ、(冬のマルシェバッグ)と命名して、今朝、キットにして出しました。
地味なグレーのウールだったもので、ちょっとだけ“じみかわ”にしようと、少しだけ、初体験の[パンチングアップリケ]を施したら、可愛くて、何か他にもしたくなりました。
とはいえ、私には[絵キルト]という仕事がありますから、あまりハマってもいられません。
(何か簡単に作れるもので、この技法がピッタリくるもの、ないかな?)
と、迷っていたところ、
「冬用のベビーシューズは?」
とアイデアを出してくれたのはNyaさんです。
(!!)と、早速、残してあった白いウール生地を取り出してきて…。
デザイン過剰にならないように、しかも今回は原毛ウールではなくて、前から気になっていたポコポコ毛糸をパンチングしてみることに…。
どんなのになるでしょうか?
Nyaさんは先頃届いた、赤いタータンチェックのウールガーゼを使って小さなブーツに挑戦ですよ。
つくづく、冬は冬の楽しみがあるものですね。

ノーメイク日

2010年11月10日(水) ブログ
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お陰様で 元気に暮らさせてもらっていますが、(何もない)という訳にはいかないものです。
数年前から、目の周り、口のまわりに痒み腫れができては皮膚科で貰ったお薬で押さえる始末。
お化粧、ヘヤダイ、甘いもの、乾燥etc.がいけないそう。
でも、私にとっては乾燥以外は欠かせないもので…。
でも、長年のお薬もダメと思い、先週、思い切って止めてみると…。
やっぱり3日ほどたつととんでもないことになってきました。
仕方なしに土、日、月は 生まれて初めてサングラス姿で店にいましたよ。
お客さんによっては(マイケルにかぶれすぎ)と思われたでしょうか?^ロ^;
シンガポールからのお客様とも数枚写真を撮ってもらったのですが、残念ながらサングラス姿です(>_<) お薬を再開して、大分ましになってきましたが、休日の今日は 家でノーメイクでこそこそしていました。 ちょうど急ぎのキットがあったので、明日はスタッフさんに別のキットを手懸けてもらわないといけなく、久しぶりに自分で組みました。 組んでいて、つくづく、 (こんなめんどくさい、手間のかかるキットを、皆、文句も言わず、いつも頑張ってやってくれているんだなあ) と、今さらながら感謝の気持ちになりました。 作りたいように作ってしまう作品。 見本になるキットは勿論私が作りますが、その上に自分達の手際がいいような工夫で分けたり、間違えないように いっぱいメモってあったり…。 アバウトな私とは性格の違う方がいるのは有り難いことです。 今日の作業、私は 苦になったかってですって? イーエ、ゼンゼン。やっぱりウォークマンと一緒にでしたから(^-^)

不思議な写真

2010年11月9日(火) ブログ
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もう一年以上になるので少し飽きてきたかって?
とーんでもない!
知るほどに ますます深く、予想を越えた感動をします。
MJの曲を聴いても、文を読んでも。
もうだいたいのことは知ったかな?と思っていましたが、Iさんが持ってきてくれた写真集。
またまたビックリです。
とても痩せて痛々しい彼。
でも、とびきりモードで不思議な光を放つ彼。

これは1999年にフランスのアルノ・バニという若いカメラマンに依頼して写されたポートレートです。
新進のバニが撮ったモード写真を 偶然見たマイケルが 新しく出すアルバム[インヴィンシブル]のジャケット写真のために依頼したそうです。
バニさんはその時、25歳くらい、他のスタッフも。
マイケルは41歳ですよね。
気に入ったマイケルは(一切を任せる)として、髪の毛も短く、その場でバニさんのスタッフが切ったそう。
ニューヨークの高級ホテル。
パパラッチやファンを巻きながら極秘でやってきた彼は疲れて憔悴してて…
(この後すぐデビーさんと離婚しますから、いろいろと…ね)。
でも何時間にも及ぶお化粧にも黙って身じろぎもせず、撮影の間中、プロフェッショナルな集中力だったそうです。
結局アルバムには使われませんでした。
その後ずっと眠っていた写真たちが 今度オークションにかけられるそう。
何でもかんでもお金儲けにされるんですね。
でも、そんなことに関係なく、サンローランのジャケットを身 につけたスリムな姿は本当に不思議な空気感…。
こんなマイケルみたことない…。

赤穂の書店で偶然みつけて、ジーーと見入ってたIさんに、
「いつも病院へ送り迎えしてもらってるお礼に」
と、お母さんが買ってくれたのだそうです。

WELCOME!

2010年11月8日(月) ブログ
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はるばるシンガポールからのお客様二人。
1年前くらいに
「来年行きます」
のお電話をいただいて以来、とうとう、本当に来て下さいました。
実は お電話を下さったのはもうお一人の方。
東京の大学に留学されていたこともあり、今も通訳等で御活躍、日本語ペラペラです。
その方が パッチワークもお好きで私の本やホームページを見ていて下さったようです。
シンガポールには 日本の本も沢山売っているそうです。
お持ちのノートには、私なんかよりよほど綺麗な文字(日本語)で求めるキットのリストまで書いてきてくださっていました。
本当に熱心に、長い時間をかけてキット等を選んで下さいました。
お友達の方には幼い男の子のお孫さんがおられるらしく、Yu’Sの[バス・バッグ]を気に入って下さり、キットお買い上げ(写真)

「シンガポールは熱帯だから暑く、そんなにキルトは盛んではない」
とおっしゃっていましたが わざわざこんな所まで(勿論、関西各地を旅行中)買いにきて下さるのは落涙ものです。

「せっかく来ていただいたんだから」
と、キットではない大きな作品[移動図書館が来た!]や[私のもなおしてね]を 二階からひっぱりだしてきてお見せすると とても喜んで下さり
「来た甲斐があった」
と、言って下さいました。

シンガポール!
知人が昔、旅行して写真で見せてもらっただけだけど…。
きっとステキな街でしょうね。
お気をつけて、良い旅を…。
ありがとうございましたm(__)m

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