バスケットのパッチワーク

2012年1月31日(火) ブログ
2012013114020000.jpg

絵キルトの大作を制作中のHさんですが、いち早く、ピースつなぎの方が完成!!

私もですが、皆、美しい布が大好き!

(要る)訳ではないのにみつけるとつい、買ってしまいます(^^;

そんな訳でHさんのリバティタナローンのカットクロスのコレクションもどんどん貯まってきました。

(何かにしたいなあー。でも、何がいいかなー?)

私の考えでは、せっかくの美しい色と柄のリバティプリントでも、それ同志をつなげると、なんだかお互いの良さが引き立ちにくいように思います。
可愛い色や柄が生きるように…。

二人で相談して白いレースと合わせることにしました。

パターンは、松浦香苗さんの本に載っていたキッチンカーテンの、横に並んだプチ・バスケットに。
香苗さんのは一列ですが、Hさんは何段にもして少し大きめのキルトにすることになりました。

小さな三角形とバイヤスで作る色とりどりのリバティのプチ・バスケット。
一つ一つ見ても可愛く、全体にも爽やかな感じに仕上がりました。

沢山のピースワークは大変ですが、綺麗な布だと
「楽しかった!」
ってHさんは言ってましたよ。

新作キット、アップしました

2012年1月30日(月) ブログ
2012013019420000.jpg

暖かそうなピンクのカーペットの部屋で、チクチク、パッチワークにいそしんでいるおばあさんのキット、今日、ネットショップにアップしましたよ。
名前は[2階の小部屋]、〈その他〉のところです。

このおばあさん、もちろんこれまでの人生、家事も仕事も子育ても、きちんとやってきたのです。
そして、人生の豊かな午後を迎え、自分の好きな事にゆったりと向かえるのです。

でも、まだまだ大切な役割があります。

それは、若い人や子供たちにいろいろな話をしてあげること、にこにこ話に耳をかたむけてあげること、悩み、迷う人たちに
「生きていくと辛い事もたくさんあるけど、(生きててよかったあ〜)って思う時がきっと何度かあるのよ」
と、優しく話してあげること…。

そんなおばあさんが必要ですよね。

そんな事を思うのも、ニュースでまたまたやり場のない哀しみを感じる事件を聞いたからでしょうか。

先日も、長年、ケースワーカーのような仕事をしている友達が、
「もう限界。辞めようと思う。私が私でなくなりそうで…」
「(私の知り合いのように)病気と一生懸命闘って、生きようとしている人がいるのに、自ら死を選ぼうとする親や子供の多いこと…」
と、嘆くメールをくれました。

公的機関の機能がうまく発揮されない現実も彼女のストレスになっています。

そんな時、いつも、
(私はこんな仕事でいいのかな…)
という雲みたいなものが覆います。

(人それぞれの役目があるはず…)
そんな風に思い直して、前に進んでいかないと仕方ありません。

先日、ネットショップでいつもキットを買って下さるお客様から、ご丁寧な、励ましのお手紙をいただきました。

最後に
「今後もずっと、楽しく人生を生きていくことしか考えていませんので、高原先生、どうぞよろしく(作品を)お願いいたします」
と、書いて下さっていました。

この方は、たぶん定年まで務められた元小学校の先生。
(楽しい)以外のいろいろな経験を乗り越えてこられたことでしょう。
だからこそ、そんなカラッとした言葉がステキです。

パリの雪

2012年1月29日(日) ブログ
2012012915300000.jpg

「高槻の本屋さんにも平積みされてたよ〜♪」

「明石の本屋さんで売り切れになってたよ〜♪(少しの仕入れだったんですね(-_-;)」

「アマゾンで早速注文するよ!(静岡に住む友達)」
等々、義理堅い、嬉しいメールが届きます。

今日も氷雨まじりの寒い寒い中、わざわざ買いに来て下さった方、本当にありがとうございますm(__)m

さて、[ストーリーキルト]以降の新しい作品ですよ〜、と言いながら、実はちょっと古めの作品も2、3あります。

前のとはテーマと少し違ったりして外した作品です。

写真の[2月 バレンタインデー 珍しくパリの雪]もその一つ。

クリスマス以外の冬の景色は、私には珍しいかもしれません。

ヨーロッパの、深い、味わいのある色とりどりのお店が並ぶ舗道、葉を落として黒々とした木立をステンドグラスの枠のような効果にして、チラチラとのぞかせ、下の真っ白な雪の世界と対比させたかったのです。
実際にはパリの街にこんなに白く雪が積もることはあまりないそうで…。

高村光太郎や日本画の誰かのように、[厳しい人生]も[厳しい冬景色]も描くのは苦手な私。
寒そうな景色も又、ほんわかさせたかったので雪のルクサンブール公園にはラブラブのカップルが5組(^-^)
よーく見ると、ケーキ屋さんの前では若いお兄さんにチョコレートを差し出す女の子がいるんですよ。
フランスではきっとそんな習慣ないかも?
自分の好きなようにできるのが良いところですよね。

でも、実は何より自慢はビーズによる雪の(降らせ方)です。

少しだけ風が吹いてて、(舞うように)降る雪…。
実際に雪が降っている時に一生懸命観察しました。
そしてなんとなく解りました。
[ストーリーキルト1]に載っている[ジャスト・スノーイング]でもしたように空から波線上に何本もビーズを乱れさせながらつけていくのです。
遠近感を出すために、白いビーズも大小、パールのビーズ、もっと大きく白いスパンコール、といろいろつけました。

この作品は数年前、[東急ハンズ大賞]に出品したもの。
会場ではライトアップして下さるのでビーズがキラキラ光って、嬉しかったのを覚えています。

出ました!!

2012年1月27日(金) ブログ
2012012710230000.jpg

[Story Quilt2〜月日とともに]、主婦と生活社から届きました!

[1]とは又、だいぶん趣が違います。
読者が求める(し易くてレアなアップリケ集)の要素を大きくしたからです。

とはいえ、最近まで作っていたキット作品も、大きな作品もほとんど載せていますから、[作品集]の要素もバッチリです。

編集は前回と同じく新田恵子さん(今回も拙い私の文章をフォローし、例作品のプロセス解説やディテール紹介の解説を丁寧に書いて下さり)。

デザインも前回に引き続き、椎名麻美さん(作品の中から可愛くアイコンを抜き出すワザがバッチリ)

カメラマンはベテランの本間伸彦さん(作品、とってもきれいな写真になっています)

そして、毎日忙殺される中、誠実に、正確に、事を進めて行って下さった、コットンタイム編集部の藤井さんにはほんとうにお世話になりました。

いろいろな方のご協力、そして、
「先生いつ発売ですか?」
と、折々、楽しみにして下さった人たちのおかげです。

なぁーんて、自分で宣伝してるのもナンなので、ぜひ、お近くの書店で手に取って見て下さいね。

もちろん、[ゆう風舎]でも売っています。

もうすぐ、ホームページ上でもアップします。

どうぞ、よろしくお願いいたしますm(__)m

おばあさんの部屋

2012年1月26日(木) ブログ
2012012615070000.jpg

ドールハウス風につなげようと思っているおうちの4つ目の部屋が出来ました。

おばあさんの楽しみ、ちくちく手作りする小部屋です。

小部屋なので、以前の3つの部屋より速く完成しました。

このおばあさん、洋裁もするし、刺繍も好きだし、編み物も大好き。
今はチクチクパッチワークに夢中です。

冬だけど、春物の布をもう用意して…
気分は春。
ちょうど今頃の感じかな?
つい、届いたばかりの春物の花柄を幾つか使ってしまいました(^-^;

これからキットにします。
待っていて下さいね。

エステート

2012年1月25日(水) ブログ
2012012515530000.jpg

「エステート」とは「遺産」のこと。

2002年に書かれたという遺言状に添ってジョン・ブランカという弁護士と、ジョン・マクレーンというプロデューサー二人が[マイケル・ジャクソン・エステート]を運営しています。

当初は、遺言状そのものの正当性が、彼の遺族やファンの一部から疑われたり、すったもんだがあったようです。

しかし、結果的に、没後15ヶ月で エステートは3億1000万ドルの収益を上げ、2011年の年間売り上げでも、亡きアーティスト部門では勿論ダントツ1位、生存中のアーティストを含めても、U2についで2位。

遺族へもきちんと支払われているようで、
「ブランカ達はよくやっている」
という評価が定説になりつつあるようです。

生前からマイケルがコラボレートしたがっていた[シルク・ド・ソレイユ]の公演[イモータル]も大成功、日本にも来る日を心待ちにしているのは私だけではありません。

家族の心配もわからなくはありません。
生前、あれだけの辛苦を味わわされた彼と、彼の遺した3人の子供を必死に守らないと、って思いますから。

でも、こと[仕事のこと]となると、家族よりも、長年一緒に、あれやこれやディスカッションしながら、同じ方向を向いてやってきた、という〈仕事仲間〉の方が 実は嘘みたいに気持ちがピッタリよく解る、ということも、私にはよく理解できます。

[仕事]ではありませんが…。

旦那さんが、(どうしたものか?)と処分に困られ、私達に託された、亡きSさんの未完の大作のキルト。

もちろん、
(せっかくですが…)
と、お断りもできたのです。
でも、つい、この間まで一緒に頑張っていたSさん。
ずーと、いろいろな作品をディスカッションしながら、題材を決め、材料を選び、…。

この作品に込めた気持ちも手にとるように解っていて。

一緒に暮らされるご家族にも解らないことの一部が、(同じものを好き同志)には解ることがあるんですね。

そんなこんなで、皆、自分の作品制作だけでも大変な中、〈牛の歩み〉どころか〈でんでん虫の歩み?〉くらいの速度ですが、縫いつないでいます。

周りと、上から作っていかれたSさん。
上から3段目の部屋の中をチクチク。

縫っていると 不思議とSさんと会話が出来ます。
Sさんがしてほしそうなことも判ります。

これも大事なSさんの[エステート]です。

無い布は…

2012年1月24日(火) ブログ
2012012415050000.jpg

絵キルトには絵の具を使うこともよくあります。

美しい絵本の一ページを布を使って再現したいために、いろんな店を回って、あらゆる布をあたってみて、時には、他の方の協力も得て…。

それでもどうしても無い時…。

「ま、これでいっか!」
と我慢する時もありますが、その布が、その作品の重要な位置、イメージを占める場合は、(無ければ作ってしまおう)
という感じです。

バッグや服等、洗濯するものなら無理ですが、タピスリーなら水彩絵具でも、まずOK.

絵本を睨みながら、パレットの上で、そっくりの色になるまで絵具を混ぜ合わせ…。

Oさん制作中の[I Can FRY!]も大胆で可愛い絵は色が命!
どうしてもイメージに合うものがみつからなかったので絵具大活躍です。
壁の苺模様を消しゴムはんこで押したり、今日は、薄いピンクのギンガムチェックのテーブルクロス作り。
なかなか思うようにいかず、写真は2回目。
まだ、ちと、濃い!
ギャラリーからワイワイ言われながら3回目で成功しましたよ。

プロテクター?

2012年1月23日(月) ブログ
2012012316470000.jpg

12月に入った頃でしたっけ?

「おはようございます!」
と、入ってきたスタッフMさんが何やら暖かそうでカッコいい腕をしています。
よく見ると、腕から手にかけて、かぎ針編みのハンドウォーマーをはめています。
「いいなあ、どうしたの?」
「友達が編んでバザーで売っていたので…」

着る服によって、なんだか手首が寒いと落ち着かない…と、私も2つほど持っていますが、かぎ針でしっかり編まれた厚さといい、ちょこっとあしらわれた革のタグといい、なんだかカッコいいな、マイケルのプロテクターみたい…。

かくして、私もお願いして編んでもらうことに(^-^)

それが今日、できてきました。
沢山のタグ(ワッペン?Mの文字入りのも(^o^;))のおまけ付きで。

「先生」と呼ばれてるわりにはハズカシ〜。

でも嬉しいです!

マイケルは、必ず片方だけですが、私はもちろん両腕にさせていただきますよ。

歌う時にマイケルはよく、プロテクターから出た親指と中指を(スリスリスリ)とさせますよ(^o^)

図案のページ

2012年1月21日(土) ブログ
2012012119340000.jpg

昨日、言っていた図案のページは、こんな感じです。

これは[Goods(雑貨)]のページ。

私の描いた下絵がコンピューター処理?されるのか、こんなにきれいなきちんとした形、線になっています。
いろいろなプロフェッショナルな人の手を経て出版していただく、という喜びはこんなところにも感じます。

出版、といえば、夕べちょっと愕然とした話を読みました。

マイケル没後、雨後の筍みたいに競って出された追悼本。
カスタマーレビューを見ると、その中ではいわゆる「便乗儲け主義?」と疑問符をつけたくなる本も多いようです。

それとは一線を画した、本当に真剣に彼の遺した遺産、音楽でありビジュアルの芸術をきちんと解説しようという本が去年の秋から2冊、現れたのです。
(こういった本が、アメリカでは今まで無かったという事実にまず愕然とします)

1つは、前にもブログに写真を載せさせてもらったジョセフ・ヴォーゲル教授による[MAN IN THE MUSIC]

そして、もう1つはウィラ・スティルウォーター博士という女性が書いた[Mpoetica]という本です。

彼の曲とショートフィルムを徹底的に観察、研究、独自の深い考察によって、彼の芸術性と人間性を浮かび上がらせている、それこそファンにとってはなんとしてでも読みたい本です。

ところが、この本、和訳本は勿論未定、今のところ、[電子フォーマット]としてのみの(自費出版)本のようなのです。

勿論、当初は4社もの出版社が興味を示したそうです。
でも、結局は博士の言及した真実に迫る部分が、いわゆる今までのメディアや世間の認識(まだまだ誤解されたまま、が多いようで)違いすぎて…。
(売れないだろう)の見解で4社とも辞退してきたそうです。

博士は
「私はこの本を一般読者を念頭にかきました。私の見解は一般読者に興味を持ってもらえるだろうし、とっつきやすいだろうと思ったからです」
と言っておられるにも関わらず…。

企業の中には利益追求主義のあまり、一般の人々を軽く見すぎているのでは?と感じることは布の事でさえ思うことがあります。

「世の中を良くしよう」と、出版社なら思ってほしい…。

現在、50歳になられるというウィラさんは、やはり子どもの頃からのファンだったそう。

その、彼女が小さい時にマイケルのファンになったエピソードがなんとも…。

当時、公民権運動で混乱している時で、全てを変える時だったそう。
それはエキサイティングではあっても子供心にとても恐ろしい日々。
その辺りの言葉をちょっとだけ、抜粋します。

「合ってるかどうか解りませんが、マイケル・ジャクソンはすべてから私を救ってくれたように感じているのです。自分の中でよく彼に話しかけていたんですよ。私を悩ませることについてね。学校で聞いたこととか、ニュースで見たものとか。彼はそれを解決し、克服するのを手伝ってくれたんです。ただ、ありのままの彼…フレンドリーで、この子なら話しかけられそうと思える繊細さを持った…でいてくれるというだけで。大人が言うと馬鹿げたことに聞こえるでしょうけど子供の私には本当に大事なことだったんです。今でも彼に対してはこのような深い感謝の気持ちを持っています。だから私はファンですけど、ただ彼の音楽を聞くというよりももっと深くて個人的なんです」

だから彼女は最初この本を書く気はなかったそうです。
ところが、友人から
「絶対に書くべき!」
と説得され、始めてみると、全く取りつかれてしまったそうです。

「マイケル・ジャクソンの作品を詳しく見れば見るほど、見いってしまったんですよ。彼の作品はとても豊かで、発見すべきこと、調査すべきことがたくさんあるんです。私はまさに魅了されたんです。」

よ〜く、解ります。

とにかく普通に出版されることを祈っています。

1週間前

2012年1月20日(金) ブログ
2012012014170001.jpg

11月の、神戸大丸ワンディレッスンの時に、
「やっと 2冊目の本が出るんです」
と、お知らせすると、お帰りの時間までに
「そう!2冊目が?!楽しみやわあ〜」
と、計5回くらい言って下さった大阪のNさん。
とっても楽しみにしてくださっているようで、嬉しかった〜!

いよいよ発売日1/27まであと1週間になりました。

[ストーリーキルト]から早、5年。
そのあと作り続けた作品がぎっしり詰まっています。

[ストーリーキルト]では季節毎に作品を編集してありましたが、今回の[ストーリーキルト2]では、ベビーから少年少女へ、そしておうちの中だけの小さな世界から、いろんな国籍の人が行き交う大きな街へと世界を広げていくという、時の流れに沿って編集しています。

そして、前の本と一番違うところは前半。
見開き毎に次ページはそのアップリケの図案が並べられています。
作品として見ていただくだけではなく、ちょっとした部分を切り取って、バッグとかその他、使っていただき易いように。

後半は大きめ作品等の作品集や1つの作品の作り方プロセス、文字の図案集になっています。

ぜひ、ぜひ、ご覧下さいね。
[主婦と生活社]のホームページにも紹介してもらっていますので、貼っておきます。http://www.shufu.co.jp/books/detail/978-4-391-14129-0

次ページへ »