ニット帽

2012年1月17日(火) ブログ
2012011713580001.jpg

「可愛い〜!!」

OくんとHちゃんが部屋へ入ってくると、オバサンは大興奮!

なんとも可愛い手編みのニット帽です。

可愛い盛りの小さな子が、こういうクラシックなニット帽をかぶるとメチャメチャ可愛いですよね!
よくパリやスウェーデンの冬の通園風景などでみかけます。

その上、作者を聞いてビックリ!
Oくん達の大叔母様、すなわちKさんの妹さんN子さんは 聞きしにまさるベテラン看護師さん。
そっかー!
こんな可愛い帽子を編む(少女っぽい)ところもお持ちナンダ、と感慨新た。

ちなみにOくんのはN子さんの息子さんの小さい頃の、HちゃんのはN子さん自身のお下がりだそう(^o^)

「冬の間中、かぶってきてね!」
という私に、4才のOくんはへ〜んな?顔をしていましたよ。

その上、Kさん作の、おそろいの(Yu’sバスバッグミニ)を肩からかけて!
オバサンは言うことありませんっ!

新作キット、アップしました。

2012年1月16日(月) ブログ
2012011019260000.jpg

3っつ目のお部屋です。

お母さんが一人で夕食の準備中。

このおうち、いっぱいいろいろ住んでいるのにお手伝いしない?
きっと後片付けを手伝うって思っておいてください(^_-)

さて、大工さんや工務店にお金を払って作ってもらう訳ではありませんから、絵キルトのキッチンは自由自在。
それだけに絞りこみ、単純に作るのは至難の技…。

あーもしたい、こーもしたい。
あれもいれたい、これも並べたい…。

でも、キット化するので、なんとかこの辺で。

楽しかったです〜♪

にあんちゃん

2012年1月15日(日) ブログ
2012011513380000.jpg

今日は、この辺りでも〔とんど〕左義長です。

わざわざ焼きに行く訳ではありませんが、ちゃっかり鏡開きのおぜんざいだけは炊きます(^_-)

そうして、お鍋に小豆が柔らかくなるところを見ていると、必ず、思い出す本があります。

小学生の頃、読んだ〔にあんちゃん〕

母が、兄にも私にも読ませたがった本。

10歳くらいだったでしょうか?
日本名[安本末子]さんという在日韓国人の書いた日記です。
タイトルの〔にあんちゃん〕とは2番目のお兄ちゃんのこと。

両親は亡くなり、一番上の〔お兄ちゃん〕は二十歳になっていたのかなっていないのか?親がわりに働いていたので、中学生だったにあんちゃんとの暮らしの様子がほとんどだったのです。

世界中のほとんどの人と同じく、母を大好きだった私は(お母さんがいない)という事実だけで、可哀想で可哀想で仕方がなかったのです。

私が小学生だった頃よりも以前の、戦後間もない頃の生活ですから、普通の、日本人でも生活が苦しかった頃、若い在日のお兄ちゃんが稼いでくるお金がどんなものか、生活がどんなものか…。
読んでいて辛いものです。
でも、この本がベストセラーだった理由…それは末子さんもにあんちゃんも純粋で明るく、前を向いていたからでしょう。
ところどころ、ホッとするような話題も出てきます。

詳しい事は忘れてしまいましたが、どういう訳だったか?末子さんはある日小豆とお砂糖を手に入れ、(お兄ちゃんが買ってきたのかなあ?何かの日に)久しぶりにおぜんざいを炊くのです。
学校から帰ってきたにあんちゃん。
どんぶり鉢は一つしかないので、にあんちゃんは当時のペタンとしたアルミ製のお弁当箱に入れておぜんざいを食べます。
(おいしくておいしくてこんなに美味しいものはないと…)
その日の日記に末子さんは書きます。

気の毒な生活ぶりを読む度に 悲しくて
「今はどうしたはるの?」と訊ねる私に、母は
「きっと、本が売れてきっと良い暮らししてはるよ」
と言っていたものです。
にあんちゃんもお兄ちゃんも立派な大人になっていること…。

もう、この本の題名も目にしなかった昨今。
先日、俳優の長門裕之さんが亡くなった時に新聞で懐かしい文字をみつけました。
長門さんは映画化された[にあんちゃん]でにあんちゃんを演じたのです。
たしか末子さんは二木てるみさん。

小さい時に感動した本。
私の原点の一つです。
それが最近知り得たマイケルに真っ直ぐつながっているとは!
おっと、こんな事を書くと、又スタッフさん達に笑われますね(^o^;)

でも、本当に、今の子供さん達にも、ゲームで遊ぶばかりではなく、読んでほしい本がいっぱいあります。

と、そんなわけで、おぜんざいを炊くと、必ず、アルミ製のお弁当箱が頭に浮かんでくるのです。

イチオシ絵本

2012年1月13日(金) ブログ
2012011319030000.jpg

今日、ネットショップにキットの注文をして下さった若いママさん。
素敵なメッセージを添えて下さっていました。

「サンタさんはふだんは何しているの?」
そう聞く子供さんの6歳のお誕生日に間に合うように、ゆう風舎のキット[ヒズ・コテージ]を作って下さるそうな(^-^)

そうです。
[ヒズ・コテージ]は木の葉の色づく頃、自宅でくつろぐサンタさんを絵キルトしたもの。
ドアから覗くサンタさんはずいぶん前に有輪さんが出した[サンタのたのしいなつやすみ](さむがりやのサンタの続編)の絵柄をプリントした生地の一部を縫い付けているのですよ。

その本をご紹介しようか?と思いましたが、あまりにも有名な本なので、もうご存知かも?と、今日は今、絵本図書館で主役をとっている絵本の中から(オススメ)を紹介しますね。

なぜ〔主役〕なのかというと…?

主人公が〔タツノオトシゴ〕=〔ドラゴン〕=〔竜〕=〔辰〕=〔今年の干支〕
だからです。

しかもエリック・カールさんの美しい切り絵によるこの作品。
よく見ると さりげなくしかけ絵本になっているのです。

内容が又ステキ。

冒頭にエリック・カールさんの言葉でこんなことが書いてあります。

「読者のみなさんへ

ほとんどの魚の場合、かあさんが卵をうんで、とうさんが受精させると、そのまま親魚は卵をおいていってしまいます。

けれど、そうではない魚もいるのです。
たとえば、タツノオトシゴ、
トビウオ、
ティラピア、
コモリウオ、
ヨウジウオ、
アメリカナマズ
といった種類の魚の卵は、親魚に面倒をみてもらいます。
でも、おどろくのはそれだけではありません。
なんと、子育てをするのはかあさん魚ではなくて、とうさん魚なのです。
ふしぎに思われるかもしれませんが、でも、これは本当の話です。
そして この本は、そういった魚たちのお話です。

みなさんに楽しんでいただけますように!」

ページを開くと、仲良しそうな美しいタツノオトシゴ夫妻が登場。
優しいだんなさまのポケットに 奥さんは卵を産みます。
お腹のポケットに卵を抱いたとうさんは静かに海の中を泳いでいき、途中、やっぱりとうさんが卵を守る、トビウオくん、ティラピアくん、コモリウオくん、ヨウジウオくん、ナマズくんに会って、お互いにエールを送りながら進みます。

そして、やがてとうさんタツノオトシゴのお腹のポケットからたくさんの赤ちゃんがころげおちて…。
それが今日の写真ですよ。

春色第一弾

2012年1月12日(木) ブログ
2012011216170000.jpg

昨日の今日。

Chukoさんからさっそく反物が届きました。

いろいろなメーカーのUSAコットンです。
勿論、本当は[Chuko]内には様々な色の様々な柄のUSAコットンがズラリーと並んでいるのです。
国産のと比べて大胆な柄、強い、はっきりした色彩のものが多いのです。

そんな中から可愛い感じ、優しい色合いのものだけ、少し選んで買ってきました。
パッチワークや絵キルトにちょこっと使いたいような細かい模様のや、レトロ風ワンピにしたいな、と思うプリントや、もう少ししたら出来上がるYu’s第4弾にぴったりかも?と思うようなチェックプリントや、はたまた何に使ったらいいか判らないけれど、眺めてるだけで楽しいブロックプリントや…。

でも、この写真では色が全然伝わらなくて残念です。
もっともっと優しい色ですよ。

春色プリント

2012年1月11日(水) ブログ
2012011118160000.jpg

今日は、有輪商店さんの春夏物展示発注会でした。

いつもいつも 一番寒い1月にあります。

雪で真っ白な中、行ったこともありますから、今年はずいぶんマシ。
風は冷たくても、どんどん歩けば暖かいくらいでしたよ。

有輪商店さんの展示会と言っても、私は秋はダメです。
(いいなあ!)
と思うものがあんまり無くて(>_<) なので、この春夏物が勝負!とばかり、期待して行きます。 ゆう風舎を始めてからもう何年も経ち…。 なぜか、おめでたいはずのお正月明け、1月とか2月には、辛い気持ちになる出来事が多かったのです。 大好きな方のご病気が発覚したり、親しい方の子供さんが事故に合われたり。 阪神大震災もありました。 去年は3月に…。 自分の無力さを痛感しなから、窓の外の色を無くした冬景色を眺めながら、必死にとにかく作品作りをしていた思い出があります。 なので、よけいに! 明るい春色の布を仕入れたいのです! 皆の心が少しでもウキウキ!っとするような… 皆、手作り好きですから。 そんな訳で、今日も有輪さんとChukoさんで、明るい色の布を幾反か 仕入れてきましたよ。 中には(まだまだ夏物、薄〜い!)っていうものもありますが(^o^;) 写真を撮るわけにはいかないので、帰りにいただいた〔参加賞〕をパチリ! 〔参加賞〕、いつも高級ボールペンだったのが、オリジナルの布製のスケジュール帳に変わりましたよ(^_-)

希望の春

2012年1月10日(火) ブログ
2012011019290000.jpg

二日間のSALEの日程も終わり、ヤレヤレです。

寒さにもめげず、新春早々(あれ?もうそうでもないか!)お買い物に来て下さった方、どうもありがとうございました。

雑貨はどこかのおうちに居場所をみつけられますように。
ハッピーサックから出てきたものは、どうぞ何かの役に立ちますように。

木曜日からは、絵本図書館は又、[絵本図書館]として午後1時から4時までお待ちしていますからね。

もちろん、売れ残ったハギレやその他もショップの片隅に置いておきますよ。
又、いらした時、あちこちチェックしてみて下さい。

さあ、これからは、新学期の準備やベビー誕生など、
〔明るい、希望の春〕
に向かって作品作り、店作りをしていきます。

生きてると いろいろありますよね。
苦しいこと、辛いこと…。
いつかのマイケル追悼のAERAの記事…
「どんなに困難な袋小路に迷い混んでも、前を向いて歩いていけば、やがて脱出の処方を掴んで必ず羽ばたいていくものだ…」
そう信じて頑張っていきます。

ハッピーサックもいっぱい!

2012年1月8日(日) ブログ
2012010814260000.jpg

デパートや街のお店では、もう初売りセールは落ち着いた頃でしょうか?

でも!

ゆう風舎では明日からなんです!!

(え!あの棚も?!)
(あのかごも?!)
って感じで、なんだか私が欲しいのもあったり。

超お得な[ハッピーサック]も、今年は例年のに加え、入れもの(サック)自体がバラ柄ラミネート生地のエコバッグだったり。

中身はそれぞれ違います。キッチン雑貨だったり、オモチャだったり、キットだったり、はたまたキット見本だった手作りバッグが入っていたり。

雑貨の中には、アイアン製の棚や釣り棚、トレリス(お庭のつる花をはわせたり)、ホーロー製ジャグ、アンティーク風バスケット等、いろいろレア物がいっぱい!

布も、とってもお得になっていますよ。
ご都合のつく方はぜひいらして下さいね\(^^)/

ファッションの力

2012年1月7日(土) ブログ
2012010714580000.jpg

「今日は開いていますか?」
のお電話を幾つかいただいて…。
申し訳ありません。
月曜日(9日)からの再開に向けて着々と準備中です。

9、10日と二日間のSALEに向けて絵本図書館では準備大わらわですが、ショップには新年から、
(ドカーン!)
と、おもちゃのクラシックカーが登場しています。

こんな物はそうそう売れるとは思えないのですが、あるとなんだか気分が上がります。

(合理的)とか(経済的)とか(大量消費)とか…
そんなものの対極にあるかもしれませんが、とにかく夢のあるものが好きです。

そういうとなんだか私の場合はフワフワいい加減な感じですが、もっと真剣にそういことに取り組んでいる人の話が、今朝の朝日新聞に載っていて嬉しくなりました。

川久保 玲さん。
ファッションデザイナーでご存知[コムデギャルソン]の創始者です。

―出口のない不況が続き、世界中で格差批判も広がっています。高級ブランドを扱う業界には逆風ではありませんか?
「どの分野でも、商品の値段や製作費用をいとわず、新しいものを作り出そうとしている人はたくさんいます。そうした姿勢は、どんな状況であっても人が前に進むために必要なものだからです。私にとってはファッションこそが、そうした場なのです。」

―川久保さんの真骨頂は前衛的なデザインです。でも、世の中の風潮は安定感や着やすさを求める傾向にありますね。
「すぐ着られる簡単な服で満足している人が増えています。他の人と同じ服を着て、そのことに何の疑問も抱かない。服装のことだけではありません。最近の人は強いもの、格好いいもの、新しいものはなくても、今をなんとなく過ごせればいい、と。情熱や興奮、怒り、現状を打ち破ろうという意欲が弱まってきている。そんな風潮に危惧を感じています。」

―ファッションで個性を表現する必要はない、と考えている人が増えているようです。
「ファッションの分野に限らず本当に個性を表現している人は、人とは違うものを着たり、違うように着こなしたりしているものです。そんな人はトップモードの服でなくても、Tシャツ姿でも『この人は何か持っているな』という雰囲気を醸し出しています。本人の中身が新しければ、着ているものも新しく見える。ファッションとは、それを着ている人の中身も含めたものなのです。最近はグループのタレントが多くなって、みんな同じような服を着て、歌って踊っています。私には不思議です」

―ファッションがあらゆる分野の流行に影響を与えた時代がありました。もはやそんな存在ではないのでは?
「それは時代の変化で、そういうものかもしれない、もう負けかな、と思うこともあります。状況を変えられていないのは事実ですから。けれども、ファッションにはなお、人を前向きにさせて、何か新しいことに挑戦させるきっかけになる力があると信じています」

川久保 玲さん。
今年70歳。

きりりとした容姿、言動…健在です。

昭和の高度成長期に輩出した有名デザイナーが[文化服装学院]卒の方が多い中、慶応の文学部卒と、異色です。

ローライフレックス

2012年1月5日(木) ブログ
2012010510180000.jpg

古い物がなぜかゆう風舎に集まってきます。

このお正月に古い2眼レフカメラ[ローライフレックス]が仲間入りです。

亡き父は仕事でいろいろな国へ行っていたわりには大した物は買って帰っていません(>_<) 「面白いやろう?」 と買い集めていた灰皿や民芸品。 幼かった私は、寝転ばせると目を閉じる、オランダやドイツの民族衣装を着た人形などはそれでも宝物みたいに思っていましたが、大人になって自分で旅行してみると、 (なんだ、観光客用のおみやげ品じゃん) と、その安さにびっくりしたり…。 その中で、このローライフレックスは父の自慢でした。 仕事以外は不器用で、何にもしない父でも、写真だけは沢山撮ってくれた記憶があります。 父も使わなくなって、カメラ好きの叔父のもとにあったのですが、叔父も歳をとり、整理に入り…廻ってうちにやってきました。 ローライフレックスとは1920年に設立されたドイツのカメラメーカー[ローライ社]製で2眼レフカメラの元祖だそう。 叔父の話では 今でもきれいに写せるそう。 そしてローライ社では今でも製造しているそう。 いいなあ、こういう話。

« 前ページへ次ページへ »