中原中也賞!

2014年3月16日(日) ブログ
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私達の年代になると 親の介護、自分達の身体の不調、子どもの就職…

悩みに事欠きません。

ところが、
「嬉しいことがあったの!」
という素直な喜びの知らせはこちらも本当に嬉しいし、元気が出ます。
親としての彼女の辛苦を知っている身としてはよけいのこと…。

静岡に住んでいる、学生時代の友人Oから 夕べ電話をもらいました。

結構若い時に離婚し、以降女手一つで娘と息子を育ててきた彼女。
去年の夏、文化村の作品展に長女のSちゃんを連れてやってきてくれました。
いつのまにか立派に成長したSちゃんはなんだかお母さんより落ち着いた感じの素敵な女性に…。
仕事の傍、詩を書いておられることは聞いていました。

そのSちゃんが昨年自費出版した詩集[指差すことができない]が今度中原中也賞に選ばれたというのです。
[中原中也賞]というのはきっと詩作する方々にとっては大変な憧れの賞だと思います。
もちろん、めでたく名のある出版社から再出版されることになったのです。
私ももちろん発売されてからアマゾン等で購入して読ませてもらおう、と思います。

何を見て何を感じ、どんな言葉を紡いでおられるのか?彼女独自の感性に触れるのがとっても楽しみです。

それにしても、重い病気をした後のT君の[グッドデザイン賞]といい、ときどき神様は(励まし)の粋な計らいをして下さいます^_^
感謝。

本当の春とは?

2014年3月15日(土) ブログ
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文明はさまざまな便利さをもたられてくれます。

義父も入院して1ヶ月余り。
お陰様で快方に向かっています。
もちろん、歳がとしですから問題は山積。
これからどんな風にしていけばいいか?皆で考えます。

スマホも便利です。
今日も、病院にいる私に連れ合いからのメッセージ。

「卒業生の○○君が一家で来てくれてるよ」
「え?○○君って、どっちの○○君かな?下の名前聞いて。写メもして」

「あー、やっぱりあの色白だった○○君ね!」
と、いう風に…。

でも、文化的な生活を維持するためにどうしても原発が必要か?というとそういうものではないと思います。

今日読んだ[クレヨンハウスブックレット007]
東京新聞デスクの田原牧さんが書いておられました。

「ーーどういう将来像が正解なのかはいま、わたしには断言できません。もっと議論を煮詰めていく必要があります。
結論はどの選択が幸せとむすびつくかであり、その際、難しいのは 幸せの形は人によってさまざまだという点です。
しかし、幸せに多様性はあれど、被ばく労働者という人身御供(誰か被ばくする労働者がいなくては、すなわち命を削って人身御供になる労働者を抜きには原発は成り立たない)や、「トイレのないマンション」に例えられるように数万年という単位で未来の世代にツケを残していかざるを得ないようなシステムは、それだけで不幸であると言い切れます。」

写メに写っていた色白だったO君にそっくりの可愛い幼いO君の息子。

そんな子ども達のことを考えたら自ずと答えは導かれますね。

あずきミュージアム

2014年3月13日(木) ブログ
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私は京都生まれ、京都育ちなので小さい時から[お饅頭]大好き人間です。

それこそ、甘い物大好き人間ですから将来死ぬ時はそういう原因の病気かな?と思っています。

京都にはもちろん有名な和菓子が数多く…
1個¥400もする[末富]さんの生菓子、なんていうものにも憧れます。

ところが、大人なってこちらへ来てから初めて知ったお菓子。

「姫路にうまいもんあり」
御座候(ござそうろう)です。

最近はデパートやどこにでも売っているので皆様、ご存知だと思いますが、いわゆる回転焼き。
でも皮が薄くって美味しい餡がたっぷり入っていて最高だと思います。
特に買ってすぐ、焼きたてをふうふう頬張ると、私なんか泣きそうになるんですよ(^^;;

ところが、昔阪急梅田駅構内にあったように売店の横にちょっと座って紙コップでお茶をいただきながら食べられる、というところが無くなってきて残念に思っていました。

そんな時、教えてもらったのが姫路の本店横に建っている[あずきミュージアム]

緑に囲まれた風情ある敷地にとても立派な建物があって、入場料¥1200もしますが中には 小豆の歴史、世界の小豆が詳しく解る展示、ミニシアター、レストラン、ライブラリー等が整っています。

で、その横に別棟で焼きたてホカホカの御座候が食べられる処がある、というわけです。

なぜ、7人で行ったのに一人分しか写ってないのか、って?

私より胃腸の丈夫な皆はレストランで軽く昼食をとってからデザートにここ…
私は目的がここ…(^_-)

一度に一つ以上食べたことない私。
お昼の代わりに赤(小豆)2つ、白(白インゲン)1ついただきました*\(^o^)/*

見直しました

2014年3月11日(火) ブログ
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いわゆる女性週刊誌、というのは苦手です。

美容院等に必ず置いてありますが。

人の不幸を題材に、興味を煽るような記事、ペラペラの紙質、品の無い写真…。

ところが、今朝、新聞の下欄に載せられた宣伝を見て少なからずビックリ。

今日発売の[女性自身](光文社)
大きな字で踊るのは「3.11特別対談  瀬戸内寂聴  吉永小百合
原発と人は共存できません!」の言葉。

[女性週刊誌]でこんな題材は珍しいのでは?

「東北再生への祈り、戦争への危惧、安倍政権への怒り…
「福島へ帰れない人たちはいまだ13万人…
どうやって放射能や汚染水をコントロールしているのか安倍首相に聞きたいですね」
「今の日本の雰囲気は太平洋戦争直前にそっくりです…」
と、続きます。

本当に大変な事態になっていることがこんな事からも判ります。

お願いが…

2014年3月10日(月) ブログ
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いつも、私の拙いブログを読んで下さってありがとうございますm(_ _)m

ときどき、読んで下さる方も、ありがとうございますm(_ _)m

そんな皆様に、伏してお願いがあります。

今日でなくっていいんです。
お時間のある時、いつでもいいんです。
この動画をぜひ見ていただきたいのです。

明日で3年目。
東日本大震災。

被災者の方が気の毒に思うのはどなたもきっと、だけど本当は自分達のことなんですね。

長いです。2時間あまりありますから。
なので、私のように少しずつ毎日見られてもいいんです。
途中、機械の不具合で間が空く不手際もあります~_~;
でも、どうか辛抱して最後までご覧ください。

2012年4月22日にクレヨンハウスが主催した青山学院講堂での小出裕章さんの反原発教室
「優しく生きることと原子力」
という講演会です。

難しい話や悲惨な画面は出てきません。
優しい人が優しく話をされます。

小出さんは学生時代、原子力の平和利用を夢見て原子力の研究に身を投じた人です。
ところが研究するにつれ、その危険性に気づき、以降40年余り、反原発に身を捧げてきた科学者です。
今は京都大学原子炉実験所の助教授でいらっしゃいます。

もうとっくに教授であってもおかしくないのに「助教授」なんです。

でも、それがなぜか?そして今ではある人は言います。
その肩書きの「助教授」という文字が勲章のように輝いて見える、と。

ぜひぜひ、その意味をご自分で確かめてください。
私のブログをしばらくほっておいても構いませんからね(^_-)

なぜ、今日の写真がジュリーのレコード⁇って?
それも最後まで見ていただくと判りますよ^_^

バラ柄とレースのテーブルクロス

2014年3月8日(土) ブログ
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有輪さんの布が一番輝いていた頃…
そんな事を言ったら怒られますね´д` ;

だってソフトな色合いで、バラ柄といっても ブーケ柄あり、小さな蕾が散っているのあり、ボーダーに並んでいるのあり、ペイズリーと組み合わせたものあり、チェックと組み合わせたものあり…

どれも欲しくなって何種類も購入して、ワクワクしながらつくったものです。

今はなんだがマンネリのバラ柄ばかりで…
なんて言ったらますます怒られますね´д` ;

とにかくそんな頃に作ったテーブルクロスのキット。
しばらくつくらずに置いていました。
でも、ほんの少し布を替えるとあと二つ組めて…
スタッフさんに無理を言って久しぶりに組んでもらいました。

四角い布をつなぐレースが14m弱もいるのでちょっと高めですが、春らしくてやっぱり可愛いですよね。

クレヨンハウスから…

2014年3月7日(金) ブログ
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毎晩、楽しみにしていた安富教授のブログ[マイケル・ジャクソンの思想]、とうとう読み終えてしまいました。
もちろん、続けておられますが今はなかなか頻繁に更新されず…

それで今度は作家落合恵子さん主宰のクレヨンハウスのホームページにお邪魔することにしました。

元々が落合恵子さんの[クレヨンハウス物語]に感化されゆう風舎設立に至った経緯があるくらいに尊敬する落合さん。
今も落合さん主宰の[子どもの文化…]からいろいろな絵本を取り寄せたりしています。

その落合さんと安富教授を結ぶキーパーソンがおられるのです。
京都大学原子炉研究所の小出裕章さんです。

ミーハーな私が、マイケル→安富教授→小出さんと知る、もっと前からクレヨンハウス主催で小出さんの講演会や勉強会を落合さんはしておられたのです。
夕べからその講演会を聞き始めましたが2時間近くもあるので又少しずつ、聞きます。

そしてうちの絵本図書館。
通りがかりに、そっと置いてあるこの本が目につきました。
クレヨンハウスのブックレット。
扉にある落合さんの文章を写してみます。

「知らなかった、知らされなかった、知ろうとしなかったわたしたちが、ここにいる。それらすべてを丸ごと背負って、わたしたちは、いま、ここから、再びのはじめの一歩をふみださなくてはならない」
これは、チェルノブイリ原発事故の直後、わたしが書いた脱原発のメッセージの一部だと、25年たったいま、ひとから教えられた。
あの時も「そう」考えていたのだ。それにもかかわらず、「ここまで」きてしまった。
わたしたちはすでに知っている。決して事故を起こさない機械はなく、老朽化も含めて、原子力発電所がひとたび事故を起こしたら「どう」なるのかも。
   自然への畏敬を忘れ、この地震大国に54基もの原子力発電を作ってしまった責任は、ほかでもないわたしたち大人にある。わたしたち大人の愚かな選択のために、原子力発電の被害者として生まれて、生きていく社会になってしまった。
かつてクレヨンハウスは、チェルノブイリ原発事故のあと勉強会をし、ささやかながら反対運動もした。
しかし、それを持続してこなかった。ほかにやることがいっぱいあって、という言い訳が子どもたちに通るわけがない。責任はきわめて大きい。その反省から、このブックレットを創刊する。
   この小さなメディアをつくりつづけながら、「あなた」と柔らかくつながり、共に勉強していこうと思う。
もう、知らないとは、知らされなかったとは、知ろうとしなかったとは決して言えない。
   サブタイトルの「わが子からはじまる」は、そこから出発し、けれど血縁を越えて、という意味である。

          落合恵子(クレヨンハウス主宰)」

フリースタイルファスナーで

2014年3月4日(火) ブログ
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以前のブログでご紹介したカラフルな色が揃うフリースタイルファスナーを使って2種類のバッグが完成。

れいによって、
「この布を使って、こんな風でこんなこんなで…」
と言うと、美しく縫い上げてくれるスタッフTさん製です。

下の、くったりした大きめバッグには濃いグレーと濃いピンクをコンビにしました。

リュックの方は配した紺地のリバティプリントに合わせて黄色とブルーをそれぞれ単色で。

企画、生産、販売した日本ちゅうこうさんがアピールするように確かにカットしやすく、縫いつけやすいファスナーです。

どちらも土台布は去年から温めていたざっくり厚めグレーのオックスフォードです。

なかなか大人っぽいシャレた感じになりました^_^

準備中

2014年3月3日(月) ブログ
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明日からの作品展、Hさん、娘さんと準備中!

西宮北口アクタにある市民ギャラリー、なかなか広くて綺麗なギャラリーですね。
ただ、6階にあるので
(ブラブラしている人がヒョイと入ってみる)
という感じではないのがちょっと残念

だって本当に見応えのある素晴らしい作品ばかりなのでできるだけたくさんの人に観ていただきたいのです。

ピースワークのパッチワーク好きな方にも大人っぽい絵キルトに憧れる方にも喜んでもらえると思います。

ね?ホント、黒が好きでしょう?
黒っぽい布が多いのに暗くないのです。
キリッと静謐な感じがするんですよ。

Hさんの個展のお知らせ

2014年3月1日(土) ブログ
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♪しろやぎさんから おてがみついた
くろやぎさんたら よまずにたべた
しかたがないのでおーてがみかーいた
さっきのてがみのごようじなあに

くろやぎさんから おてがみついた
しろやぎさんたら よまずにたべた
しかたがないのでおーてがみかーいた
さっきのてがみのごようじなあに

しろやぎさんから…

小さい時にどんなに好きだったでしょう。
子どもというのは単純でくりかえし、というのが大好きですよね。
そして、
(困ったなあ、どうするんだろう?)
と、心配していたものです。
心配しながらもなんだか心楽しい^_^

♪ぞ~うさん、ぞ~うさん、♪の歌も大好きだったですよね。
大人になって考えてみるとなんて品の良い、優しい歌詞なんでしょうか?
「ごようじなあに」だなんて…。

まどさん、素晴らしい詩人でしたね。

ところで長年のキルト仲間の一人、原田総恵さんが来週火曜日から(還暦?喜寿?米寿?^^;ボヤかしておきます)を記念して作品展を開かれます。

お好きな色は白、黒、ベージュ…
独特の大人っぽい作風、細かい部分が美しく縫い上がる(God hand)は皆が認めるところ。

原田さんが刺すと木々の枝もこうなるのか!と、いつも感心します。

20年あまりに渡り創り続けてこられたキルトを一同に展示されます。

距離と時間の許される方はぜひ観に行かれて下さい。

西宮北口駅のすぐそばです。

布で描く情景/原田総恵

3月4日(火)ー9日(日)
10:00ー18:00(最終日は16:00まで)

西宮市立北口ギャラリー
西宮市北口町1-2アクタ西宮東館6階
阪急神戸線西宮北口駅より北東へ徒歩2分

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