荷造り

2015年10月18日(日) ブログ
attachment00_700.jpg

うー、いよいよ押し迫ってきました。
スタッフOさんじゃないけど、お尻に火が…(^^;;

BOXギャラリー、けっこう広く、いろいろ展示させてもらおう、と思うと荷物の多さはハンパじゃないです。

ただ、いつも思うのは(壊れ物)じゃなくてヨカッタ。
陶器とか粘土の作品とか、そういう物だったら梱包でどれだけの手間暇がかかるでしょうか。

どうしても思い出してしまうのがかつて勤めていた明石での作品展。
市内の小学校の合同の図工展。
現在みたいに立派な博物館がなかったので、駅前通りにあった[明石デパート]の何階かを借りての展示。

図工科教員の自家用車に子ども達の作品を積み込み、道路の脇に停め、デパートのエレベーターに運び…
通りですから長く停車させておく訳にもいかず、下で車の近くに待機する先生、運ぶ先生。
応援の先生をお願いしたものです。

その作品が土粘土の作品だったら新聞紙にくるみ、どんなに注意を払っていても子ども達の作った鬼さんのツノがポロリととれたり、せっかく見事に作った指が折れたり…
あー思い出すだに恐ろしい光景~_~;(≧∇≦)
必死でボンドやアロンアルファで応急措置をしようとしますが土はくっつかない!
その子の顔を思い浮かべ泣きそうになった思い出(^^;;

そんなことを思えば大きな段ボール箱幾つも、の荷物でも、ねっ!

バラ柄

2015年10月17日(土) ブログ
attachment00_699.jpg

天気予報より、よほど良いお天気になった今日。
大阪は天神橋筋六丁目にある玉泉院という所である葬儀に参列してきました。

長年お世話になっている有輪商店の社長さんの訃報が届いたからです。

私はお話しをした事もなく、展示会で座っておられるのに会釈をするばかりでしたが晩年は本当に絵に描いたような「好々爺」ニコニコ優しい印象の方でした。

葬儀で流された経歴を聞き、改めて感慨ひとしおです。

滋賀県に生まれ、大阪で生地を扱う仕事に。
そしてある日の事、出逢った外国の一枚の布。
その布の美しさに打たれ、それ以来、アンティーク布の資料集めに各国を奔走し、自ら筆をとって描き、今の有輪商店に発展させたのでした。

そうです、有輪さんの象徴「バラ柄」はこの方が産み出したのでした。

その情熱をかけた仕事ぶりの話を伺っていると、
(いつもおんなしような柄じゃん?)
とか
(もうバラ柄は流行らないのでは?)
なんて営業のM君に悪態をついていた私はやや反省~_~;
もちろん今でもバラ柄大好きな方はたくさんおられるのです。

それにしても、いつもお世話になっている、有輪を支える女子社員の皆さんが全員大泣きしておられたのが心に残りました。

本当に優しい、温かい社長さんだったのですね。

お借りします

2015年10月16日(金) ブログ
attachment00_698.jpg

来週金曜日からの渋谷東急文化村での作品展[高原ゆかりストーリーキルト展]に向けての準備、いよいよ大詰めに突入です(^^;;

今回は平面作品だけではなく、バッグやぬいぐるみ等、そしてディスプレイの要に[わたしは仕立て屋さん]にも載せていただいている、ピンクの屋根のドールハウスも持って行きます。

これはもちろん春のゆう風舎の作品展[布と糸でつくる夢展]にも飾りました。
中の小物までほとんど手が回らなかったのでスタッフTさんが以前作られたミニチュアのバッグやコートや諸々、借りました。

本当はこの秋までに作らなくっちゃ、と思っていたものの…
思っていただけ…
ゼンゼン出来ませんでした。

そんな訳で申し訳ないながら又々Tさんにお願いすることに。

二つ返事で了解してくれたTさん。
小さくてもちゃんと[協力:○○○○子氏]って表示しますね(^^;;

ありがとう。
大切に…お借りします。

キレイ!

2015年10月15日(木) ブログ
attachment00_697.jpg

この間、[みすやギャラリー]にも訪れて来てくれ、三条の[アブリル]にも変わった糸を求めに行ったKさん。

探していたのはこの作品のリースになるようなグリーンの変わり糸だったのです。

元々、刺繍が大好きで得意なKさん。
今回はムーミンにも、不思議の国のアリスにも関係なく、色とりどりの可愛い花のついたフラワーリースに取り組んでおられます。

こういう刺繍、何て言うんでしょうか?
ワイヤーで輪郭を作り、そこに刺繍糸を渡していきます。
モチーフを持ち上げ、宙に浮かせたまま細かく刺して行く緻密な作業。

出来上がってくるものは本当に可憐で繊細でなんとも魅力的ですが、肩がこるだろうなあー、と…~_~;

アブリルの糸はそれ自体が存在感があり、少しだけKさんの身体を助けてくれそう(*^^*)

ポンポンモール

2015年10月12日(月) ブログ
attachment00_695.jpg

急に寒くなってきました。

(東京はもっと寒いかな?)

いよいよ準備の「詰め」にかからないと。

その前にこのキットだけは仕上げときたくて頑張っています。

ブルーを基調の爽やか系なのでちょっと見、クリスマスには見えません。

なので毛糸と可愛い色合いのポンポンがついた糸でクリスマスガーランドにしてつけることにしました。

去年暮れに[アブリル]で買ったこの《ポンポンモール》がどうしても使いたかったのです。

キットに使うからにはもう少し欲しいな、と思っていたのですが、3回も近くまで通っていたのにアブリルには行けませんでした。

でも、幸いお嬢さんと来てくれたItさんが買ってきてくれたのでしばらくは心配なさそうです(*^^*)

バースデー兼

2015年10月11日(日) ブログ
attachment00_694.jpg

プチ同窓会グループ展、今日が最終日。

なので午後は全員集合。
福井県からはT君も奥様同伴で登場。

実は中心になってくれたKeiちゃんが計画したサプライズがありました。

4年前に九死に一生を得たT君のバースデーが今日!
なので、5時に作品展終了後、後片付けに入る前に皆んなでケーキを囲んで。
ケーキは私が[ぶどうのケーキ]を作って持って行きました(おっと、持ってくれたのは連れ合いです(^^;;)

そんなこんなで懐かしいやら楽しいやらのプチ同窓会。

それぞれに頑張る作品にも触れられたし。
その上、わざわざ観に来てくれた友達、ゆう風舎の仲間の皆さんとご家族。
それにブログを見て来て下さった京都在住の方々。

本当に本当にありがとうございましたm(_ _)m

京都デビュー

2015年10月10日(土) ブログ
attachment00_693.jpg

去年夏の還暦同窓会でKeiちゃんが熱く提案してくれた[8ABヘルスプロダクション展]
10月6日〜11日まで。

前の週頃はゆう風舎ではKさんの作品展、って決まってたし、朧げながら自身の本の事や作品展の事も頭のどこかにあったけど…

仕事柄、いつも主催者側になる私としては参加してもらえる有難さを誰よりも知ってるし、作品が無い訳ではないし、どうしても無理な日程ではないし…
何もかもKeiちゃん達にオンブにダッコながら気軽に参加を決めました。

そんな訳で、申し訳ないながらそれほどの感慨もなく臨んだのですが…

何十年と隔たっていた壁はなんにも感じず、展示の時も自分のよりも人の作品を気遣う彼、彼女ら…
(なんで?)と思うくらいの優しさに出会い、なんだかその日は寝つけないくらい。

東京展と重なったので、遠慮しながらの案内でしたが、わざわざ観に来てくれた高校時代の友達、遠方にも関わらずこちらから来てくれたいつもの皆んな…

自分でも思いがけない感動を味わわせて貰っています。

それによく考えると私のキルトも、大阪、神戸、台湾、東京、と展示して観てもらった事があるのに生まれ故郷の京都では初めて、です。

通りを行き交う観光客の方が、すっと入って来れる感じではないけれど、Keiちゃん達のおかげで京都デビューを果たせたのだなあ、と…

昭和

2015年10月9日(金) ブログ
attachment00_692.jpg

ご自分の周りの方たちにも[わたしは仕立て屋さん]の本を紹介してくれたIさんからのメール

「布好きな友達はもとより、仏光保育園にも…お孫さんのプレゼントになったり、色々な場所であの本が広げられて、楽しい気持ちを振りまいていますよ✌

好みはいろいろ…

2015年10月8日(木) ブログ
attachment00_691.jpg

今日はなんとかゆう風舎でのお仕事(*^^*)
昨日は京都でグループ展のお当番。

なんだか頭がフワ〜として、いろんな事忘れたり~_~;

「ちゃーんとやっとくから大丈夫、大丈夫!ちょっとでも早く帰ってね!」
と、連日お当番に来てくれているKさんに言ったのに…

ゴミ出しを忘れて帰りました。
一人だからちゃんと点検できる、と思っていたのにKeiちゃんが一緒でつい喋り過ぎてしまいました。

そのKeiちゃん、午後から颯爽とギャラリーに現れたのですが、その持っているバッグを見て、私はビックリ

軽さ

2015年10月6日(火) ブログ
attachment00_690.jpg

若い時には画面の隅々まで、細かい仕事をしないといけないと思っていたし、地や背景の表現から重ねて重ねて、とにかく作りたいものをアップリケしていったものです。

作品作りをたくさん重ねて行って…

歳と共に確かに(シンドく)なる、というのもありますが、だんだん
(これは省いても大丈夫だな)
(これは簡略化しても判るな)
という部分が感じられるようになるような気がします。

特に外国の絵本作家の中には単純化、デフォルメが素晴らしく、唸ってしまう人がおられ、大好きです。

新しくクリスマスシーズン用に作っていたこの作品もそんな風に、細部まで作り込まず(軽い)感じにしたかったのです。

しかも、いわゆる「クリスマスカラー」ではなく、ブルーの背景に溶け込むような色合いで布を選びました。
アクセントはちょっぴりの赤^_^

でも、クラシックな絵柄が好き、という方が多いのも事実。
(どうかなー?)
と思いながら、でしたが、今日出来上がりを見てくれたIkさんがとても気に入ってくれ、まだキットにもなっていないのに予約までしてくれて、モチベーション急上昇です。

今週は京都へ行ったり来たり。
再来週はいよいよ東京、と慌ただしいのですが、11月のゆう風舎のクリスマスコレクションには並べたいなあ、と合間をぬってがんばります(^^;;

明日(水)はみすやギャラリーに詰めまーす(*^^*)
私が出しているのは[ストーリーキルト②]の表紙になっている、マイケルが2人いる【Yu’s Street East】ともう一つの通り繋がりの【Yu’s Street West】、そして季節がら選んだ【プロムナード】(神戸岡本をモチーフにした…)の3つです。

京都周辺在住の皆さん、もしご都合がつけばぜひ観に来てくださいませm(_ _)m

« 前ページへ次ページへ »