旦那様のメガネ

2015年11月17日(火) ブログ
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「静岡県の Mさんという女性の方から電話があって ゆう風舎さんのブログに出ているメガネが欲しいので…」

昨晩、嬉しいメールがありました。

もちろん福井県鯖江市で眼鏡フレームを作っているT君からです。

旦那様のメガネだそうです。
話がまとまって旦那様にぴったりなメガネが出来るといいなあ。

Mさんは数年前に沢山のキットを買ってお孫さんのために作って下さっていたあのMさんに違いありません。

少しご無沙汰…と思っていたら、なんと交通事故に遭われたそうな…

きっと大変な事だったのでしょうね~_~;

「最近やっと、又針が持てるようになって…」
とおっしゃっておられたこと、T君が教えてくれました。

大丈夫、T君の職人技は誰にも負けませんよ。
もちろん「技」だけではありません。
一人一人その人に添おうとする、心のこもったフレームを作っているのです。

それにしてもMさん、ずーっとゆう風舎のホームページは見続けていて下さっていたのですね…

ジーンとします(;_;)

丸メガネ…
(そうだ!きっとサンタさんも丸メガネよね?!)
と、図書館に沢山あるクリスマス絵本を見てみたのですが、意外とサンタさん、メガネかけてな〜い~_~;

でも、やっぱり(*^^*)レイモンド・ブリッグスさんの[さむがりやのサンタさん、サンタのたのしいなつやすみ]のサンタさんは丸メガネでしたよ。

素朴に…

2015年11月15日(日) ブログ
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ようやく、ツリーに飾り付けしました。

ゴージャスだったり、クリスタルだったりするのは デパートやホテルに任せて、ゆう風舎の絵本図書館では昔っから木で作ったサンタさんやトナカイさん、天使さん、といったおもちゃのオーナメントが主です。

特に私のお気に入りは、手前味噌ながら連れ合いの作ったオーナメントです。

若い日に初めて行ったドイツ、ローデンブルグ。
夏だったけど、年中クリスマスのお店があったり。
そこで売られていた素朴な木製のおもちゃやオーナメントの可愛らしさはちょっとしたカルチャーショックでした。

特にオブジェなのか?看板なのか?屋根よりも背の高い大きなオモチャのツリー、といってもクリスマスツリーというのではなく、下から上へ少しずつ短くなっていく木の棒に兵隊さんや村娘や動物が乗っている…

あれを作ってほしくて(^^;;

今のところ、実現していません(^^;;

その代わりに連れ合いがいっぱい作ったのは桂等の板材を電気糸鋸でくり抜き、彩色したオーナメントや壁飾り。

ツリーには素朴な手作りの物が似合います。

それとポップコーンをつないだガーランド(*^^*)
ひっさしぶりに作りました。

そんな風に朝から 先日[珈琲館]の奥様から頂いた〈ここあのもと〉で「珈琲館のチョコレートケーキ」風のケーキを作ったり、ツリーを飾りつけたり、絵本図書館に来て下さった(スミマセン、昨日《お知らせ》で11時から、って書きましたが10時からの間違いです。申し訳ありません)お客様が、(ご自分用に)とか(1歳になる孫に…)とかお買い求め下さった絵本をラッピングしたり、の幸せな日、だったのにフランスではあんな事が…

昨日のニュース番組に出ていらしたどこかの先生が勇敢に
「イラク戦争は間違った戦争だった、と私は思っています。」
と言い、
「でも、あの時はフランスは反対していたのですが…」
とおっしゃっていたのが心に残っています。

今はシリアを爆撃しているのだとか…

そして誰かがネット上に書いておられた事も…
「「敬愛するパリよ、貴女が目にした犯罪を悲しく思います。でもこのようなことは、私たちのアラブ諸国では毎日起こっていることなのです。全世界が貴女の味方になってくれるのを、ただ羨ましく思います。」
シリア出身UAE在住の女性アナウンサー

クリスマスしかけ絵本展 2015

2015年11月14日(土) お知らせ

ひろがる絵本 とび出す絵本 クリスマスしかけ絵本展

今年ももうあとわずか・・・つい寂しく思う心を 視覚的に 心情的に そして音楽的に弾ませ和ませ元気づけてくれる・・・

私にとってクリスマスはそんなものであり、訳もなく 心躍ってしまうものなのです。

幾つになっても、幾つになっても・・・・。

でも、どうもそう思う大人は 私だけではないようですよ。

だって、今年も国内国外を問わず、人気の絵本作家さんの新作や名作のクリスマス絵本が よりいっそう気分を盛り上げてくれるスペシャルなしかけ絵本として出版されています。

たとえば 有名なレイモンド・ブリッグスさんの[スノー・マン]

今回のは[スノードッグとスノーマン]

そんな「犬」がいたなんて知らなかったなあ。

スヌーピーでおなじみの[PEANUTS]もクリスマスにちなんだしかけ絵本に。

日本のコロボックルさんも素敵な絵本やカードをだしておられます。

特に近年の特徴は

とっても繊細な切り絵細工を施したポップアップ絵本。

クラシックな[くるみわり人形]は作家たちの腕のふるいどころなんですね。

ジャン・ピエンコフスキーさんは白い切り絵

ニルート・プタピハットさんは黒の切り絵風。

エレーヌ・ドウルヴェールさんはいろいろな優しい色合いの紙で・・・。

まさしく大人のためのプレゼント、って感じです。

部屋に飾りは何にもなくっても そっとその本のお気に入りのページを開けて窓辺に置いておくだけで 静かなイブが訪れそうな・・・・。

そういえば 毎年1冊・・御自分のために買っていかれる方がおられたっけ・・・

今年はどれを選ばれるのかな?

小さな子どもさんたちにプレゼントされるのにぴったりな「あなあきしかけ絵本」もさまざまな楽しいものが揃っていますよ。

街の小さな本屋さんが 大型書店に吸収されていく哀しい時代・・。

ゆう風舎絵本図書館は街の本屋さんでさえないのですが、こんなにクリスマス絵本が揃っている所も珍しいのでは?って ちょっぴり自負したり(^^;

ぜひお出かけください。

2015 11/12(木)~12/22(火) 10:00~16:00

毎週(水)、第2日曜は休み

ゆう風舎絵本図書館に

*ご入場の際はドリンク券をお求めください

息子さんのお店

2015年11月13日(金) ブログ
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先日はNさんの大きめ絵キルトがはや、完成したし、Itさんの大作の絵キルトもビックリするくらい進んできた事を思うと、とっても出遅れてしまいましたが、私のも やっとこさ 下書きが完成、これから土台布に写す作業です。

今回は白リネンではないので下からは透けなく、ちょっぴりツイード調の布なのでチャコペーパーでも写りにくい…
なのでカーボン紙で写さないと無理かな?

ところで又々忙中閑あり(^^;;
今日はかねての約束通り、Iさんの車に乗せてもらってお隣のたつの市にランチに行きました。

目的は、ゆう風舎創業以来、長年に渡ってお世話になっているYさんの息子さんが9月に開店したお店に伺うことでした。

名付けて[ゆるん堂](^^;;

次男に生まれた彼。
Yさん譲りの自我も相当強く?結構好きな道を歩きながら自由に人生を生きてこられたものだから母親のYさんにとっては常に心配の種(^^;;

お店の事もあまり宣伝されてはいませんでした。

車を揖保川沿いの観光駐車場に停め、歩いてすぐ、先発の話題の古民家カフェ[朔]のすぐ北隣り、古い町家に看板がありました。

入るとすぐIさん大興奮(*^^*)
(ツボ)だったみたいですよ。

たつの市は古い城下町の家並みを活かして造られたカフェや雑貨屋さん、お食事処が数多くありますが、やはり[ゆるん堂]もうまく古いおうちを生かして改装。
靴を脱いで寛ぐ、入ってすぐの座敷は厚め天板の丸いちゃぶ台が置いてあったり、窓際はカウンターで椅子席になっていたり。

ガラス戸で仕切られた先には坪庭。
日よけのついたテーブル席が。

土間を生かした通路の先が厨房のようです。

[日替わり定食]¥1300
今日は肉厚で新鮮、プリプリした鰆の塩麹焼き。
五分搗きのご飯が又、とっても美味しかったです。

通路の脇には自然食の調味料やお菓子も販売してありました。

「可愛い子には旅をさせろ」…
人の子供だから気楽に言えるのかもしれませんがYさんの息子さんの面構えといい、お店のしつらえといい、お料理といい、人の努力や、出逢いや、想いというものが居場所を与えられ、これから年々、結晶していくんだろうな、と予感させる滋味溢れるお店でした。

ザンネン!Iさんと喋り過ぎて写真撮るのをすっかり忘れ…
というか降り出した雨で、車に急いでしまいました~_~;

クリスマス絵本展、今日から

2015年11月12日(木) ブログ
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ツリーの飾りはまだですが(^^;;絵本は準備OK、ゆう風舎恒例の絵本図書館、題して
[ひろがる絵本  とび出す絵本  クリスマスしかけ絵本展]
今日から開催です!

毎年、人気の作家さんがヴァージョンアップして新作を出しておられたり。

素朴な色合いの、
(今年の、私の一番はこれだなあ)
と思うのがあったり。

特に素敵なのは数に限りがありますのでお早めがいいような…

でも、ツリーやその他、飾りが増えるのはだんだんのような…(^^;;

何度もいらしてください(*^^*)

生木じゃないけれど…

2015年11月10日(火) ブログ
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ゆう風舎絵本図書館にツリーが来ました‼️(((o(*゚▽゚*)o)))

何年ぶりだろう⁉️

みんながまだもう少し若い頃。
毎年この季節になると モミの木ならぬピッシャーの、形の良い、程よい高さの木を買ってきて 枝を大きなビニール袋に入れて萎ませ、連れ合いと義父と義母が担ぎ、力無しの私は周囲のものをどけてどけて…
絵本図書館に入れ、はるばる信州は山梨県のワイナリーから買ってきたウイスキー樽に詰めた土の中に植えていたのです。

ヨーロッパ等のようにツリーを伐採して…というのはあまりにももったいなくて。

なので一カ月の間ときどき水もやり、クリスマスが終わると又、義父母の協力を仰いで庭に植え替える。

そのまま大きくなったのが、今ゆう風舎の前に天高くそびえ立っているピッシャーです(^^;;

でも。
年月は経ち、皆んな歳をとりました。
義母も旅立ちました。

そんな訳でいくらワガママな私でもツリーはガマン、ガマンだったのです。

ガマン数年。
待った甲斐があって、特別な理由も無いけど、造りものの木だけど、今年はツリーを購入することに(*^^*)

もちろん、どんなに枝が少なく、か細かったけど、あの本物の木の味わいは最高でした。

でも、これはこれできっとゆう風舎に馴染んでいってくれると思います。

さて、どんなオーナメントで飾ろうかな?

ネコ

2015年11月9日(月) ブログ
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日本人が豊かになってから、というよりもっとずっとそれ以前からペットは「犬」か「猫」が圧倒的に多いですよね。

昭和人間の私は、どうも家の中で大切にされ、毛並みフサフサ、リボンやお洋服を着ているワンちゃんやネコちゃんより、[忠犬ハチ公]みたいな健気な犬や賢い盲導犬や、[100万回生きたねこ]みたいなたくましいノラ猫に気持ちが入りますが(^^;;

特になぜだかこの頃は猫ブームみたいで。

もちろん私の周辺でも猫好きな人が多く、私の近所にもとても器量良しの「地域ねこ」がウロウロしています。

でも、とにかく「アイテム」としての「ネコ・グッズ」が誰か?どこかの企業の策か、多くなっていますよね。

先日も有輪さんの営業の方に
「何か、薔薇柄ではない、洒落たシャツコール(コール天)があったら欲しいんですけど…」
と言うと(冬物の普段着に、人気があります)
「正直、今の主流はねこ柄のダブルガーゼとかで…」
と、おっしゃいました。

(いくら猫派の方でもそういうの着たくないだろーなー)
と、諦めましたが(^^;;

と、そんな話をしてからカフェラでカプチーノをオーダーすると、なんとラテアートまでネコちゃん!
私としては初めてでしたよ。

尤も 連れ合いは
「いつもちょっと冷めてるから『アート抜きで』って言ったらダメかな?」
って冗談を言っていましたが、もちろんダメですよね。
これが楽しみなんですから(^^;;

さて、私のチビチビ読書。
池澤さんのの次は[100万分の1回のねこ]

亡くなった佐野洋子さんへのトリビュート短編集、元連れ合いの谷川俊太郎さんや江國香織さん等13人が書いておられます。
楽しみ。

雨の岡本

2015年11月8日(日) ブログ
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「結婚記念日」では無いけれど、
「結婚記念」月の第2日曜日なので、やっぱり岡本へ(^^;;

あいにくの雨~_~;
この季節、色づき始めた街路樹を眺めながらウィンドウショッピング、というのが楽しみだったのに…違う所にしようかな?とちょっと迷いましたが、やっぱりここにしました。

これから酷使する黒ペンを堀蔓昭堂で買った後、早11時に[らぱん]へ。
目の前でちゃっちゃっちゃっと炒めて作ってくれる限定5食?というオムライスを食べたかったからです。

それがもう〜ホントに美味しかったデス(≧∇≦)
トロフワ卵の上にかけられるデミグラスソースのシチューのお肉がホロホロで(*^^*)
オススメ、おすすめ(*^^*)

それにしても阪急岡本駅からJR摂津本山駅までのいつもの散歩コース。
お店の入れ替わり様はハンパじゃないですが、私達の大好きなお店は健在です。

らぱん⇒ナイーフ⇒ひつじ書房(平山先生お元気でした^_^)⇒珈琲館

今年の2月から水曜定休日になつた珈琲館は本当に久しぶりです。

5月に皆んなを連れて来たけれど定休日になってて残念でした、と告げるといつまでも綺麗な奥さんはとても詫びて下さって…。
もう37年も通っていますが、上等のカップで(今日はマイセンでした^_^)いただく深い美味しさのコーヒーと自家製のチーズケーキ、チョコレートケーキ。
お店のしつらえもクラシックだけの音楽もなーんにも変わりません。

ホッとする空間です。

雨の岡本と神戸元町。
黒く見える幹に映える葉っぱの微妙な色合いがとってもきれいでした。

終わりと始まり

2015年11月7日(土) ブログ
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少しずつ増えていくクリスマスの飾り…

ショップ玄関のドアの裏側もつれあいの手でときどき変わります。

初夏のレース展の時の涼しげなドイリーが、今はツリーや雪の結晶型のレース。

まだまだどんどんそんな所が増えていきますよ。

ところで。
やっと読み終えたこの本、とってもよかったです。
Iさんが「とても良かったので…」と、貸してくれた池澤直樹さんの[終わりと始まり]

作家の池澤さんが朝日新聞の夕刊に掲載していた四年間のコラムを一冊にしたもの。
残念ながらこの地域には夕刊は来ません~_~;

朝日新聞のコラムと言えば、高橋源一郎さんの[僕らの民主主義なんだぜ]も面白く読ませてもらったのだけど、こちらの方がもっとヨカッタです。

今の社会に起きている様々な事が、ニュースや新聞から伝えられるだけではどうも胃の腑には落ち着かず、出版されたいろいろな本を読んでみ、古くからある私には難解な本もチラ見し、いろんな人の講演を聞いてみ…

そんな中で池澤さんの視点や物の感じ方や考え方は私にはとってもピタっと来ました。

そして、とても辛そうで不安だけど、石牟礼道子さんの[苦海浄土]は読まないといけないな、と思いました。

Bell&Boo

2015年11月6日(金) ブログ
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可愛い女の子Bellと仲良しのうさぎのBoo。

イギリスの絵本作家サトクリフさんの[Bell&Boo]のグッズが増えています。

クリスマス絵本にグリーティングカード、可愛い丸型の箱に入ったマグカップ(私も朝、ときどきこのカップでインスタントコーヒーをいただきます(^^;;)

でも一番目をひくのは大小いろいろの缶かな?
細々したものを入れる小さな缶からランチボックスみたいな持ち手付きの缶まで、サトクリフさんならではの確かなデッサンの可愛い子どもが甘い色彩で描かれています。

ガーリーな方へのクリスマスプレゼントにもいかが?

新入荷のアイテムやモコモコ付きの(ターコイズブルーグレー)のバッグ、デビュー等、ゆう風舎では日毎変動?していますよ。

そうそう、絵本図書館のドアを開けていただくと、「赤」!です。
世界の作家さんのクリスマス絵本、やっぱり赤いものが多くって(^^;;
どの本も楽しくってニコニコしますよ。

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