霜の朝

私が決めた上巻の最後の場面まで…やっと来ました。
[赤毛のアン]絵キルト版の話です。
ダイアナの小さな妹の看病、という一仕事を終えて、夜明けにマシュウの馬車に乗ってグリーンゲイブルズに帰るところです。
今回、何回か使ったのですが、黎明の複雑な空の色合いはやはりこの麻地を使うことにしました。
後は 霜が降りたことでキラキラ輝く木の枝をどうやって?というところです。
白の刺繍糸だけでは感じ出ないし…
まだ少しだけ残っていた銀色の刺繍糸でなんとかならないかなー?
私が決めた上巻の最後の場面まで…やっと来ました。
[赤毛のアン]絵キルト版の話です。
ダイアナの小さな妹の看病、という一仕事を終えて、夜明けにマシュウの馬車に乗ってグリーンゲイブルズに帰るところです。
今回、何回か使ったのですが、黎明の複雑な空の色合いはやはりこの麻地を使うことにしました。
後は 霜が降りたことでキラキラ輝く木の枝をどうやって?というところです。
白の刺繍糸だけでは感じ出ないし…
まだ少しだけ残っていた銀色の刺繍糸でなんとかならないかなー?
少し寒くなってきていよいよプレ・クリスマスシーズンの感じが出てきましたよ。
少しずつ飾りが増えていくのは毎年のゆう風舎クリスマスの定番です😅
昨日のお休みが明けると中庭、絵本図書館の入り口にはなぜかニョキニョキ、シラカバが立っています。
ショップから絵本図書館、ショップからカフェへと移動して下さる方がちょっとでも北国の雰囲気を感じて下さるように…
絵本図書館の中にも…
信州から、思えば何本もの白樺の苗木を買って来て育てようとしたところ、やはり信州の涼しさは無いのでしょうね、カミキリムシに侵されたり、せっかく大きくなった木も建て増しの時に伐採せざるをえなかったり…
なのでもちろん本当のシラカバではありません。
誰かが白くペタペタと塗ったもの。
それでもなんだかロマンを感じてしまうのは私だけでしょうか💦
日本の絵本を外国に紹介するお仕事の方がおられるそうです。
その方が[ハイジ]を気に入って下さり…
中国版が発売される事になりました。
そんな嬉しいお話をいただいたのは去年のこと。
出来上がって 昨日、出版ワークスさんから3冊送り届けていただきました。
日本版と違って 上巻下巻が一冊になっています。
それでも2倍の厚さではなく、スリムにまとまっています。
特に紙が薄いわけでもなく、きれいに作っていただいています。
表紙の裏に大きな作品[アルムからマンインフェルト]が載っていました💦
中国語はチンプンカンプン、漢字が沢山並んでいます。
何よりビックリしたのは[ハイジ]は漢字で書くと[海蒂]
山の中の話なのですが、、ヘェ〜😥
なんにしても 中国の子ども達やキルトの好きな人が手にして下さるといいなぁ。
あと2冊は まだたぶん日本語に慣れないSちゃんのお母さんと 娘の旦那さんが中国人のY子に貰ってもらおうかな。
誰もがお馴染みの 偉大な詩人、谷川俊太郎さんが亡くなられました。
92歳。
ついこの間まで朝日新聞に[どこからか言葉が]というコーナーで短い詩を連載されていたので
(92歳なのにスゴイなぁ。お元気なんだなぁ)
と思いながら読んでいたのでビックリしました。
最後になった詩は 亡くなった日(13日)の後の17日日曜日の文化面に載っていました。
「感謝
目が覚める
庭の紅葉が見える
昨日を思い出す
まだ生きているんだ
今日は昨日のつづき
だけでいいと思う
何かをする気はない
どこも痛くない
痒くもないのに感謝
いったい誰に?
神に?
世界に?宇宙に?
分からないが
感謝の念だけは残る」
きっとベッドに伏してはおられたんだろうな。
谷川さんらしい哲学的な詩だな。
そんなわけでゆう風舎のカフェの本棚はこんな風になっています。
そうそう、高校時代から大好きだった[PEANUTS]シリーズも谷川さんの訳なんですものね。
と、言うか大好きなバーニンガムさんの絵本はそう言えば谷川さんの訳だった❣️‼️
あのトボケたなんとも言えないユーモア、そして絵、谷川さんも愛しておられたんですよね!
昨日の定休日にはまたまた京都へ行ってきました。
今回は大学の友達の作品展。
工芸科の先輩後輩が集まっての、年一回の作品展[一匠会]です。
会場は3月に8AB作品展でお世話になった堀川御池ギャラリーです。
この歳なのに、中では若手ということで毎回世話係?の啓ちゃん、久保さんも元気に会場に詰めて接客に大わらわ。
啓ちゃんはクジラの新作と大好きなお魚の風呂敷。
久保さんは様々な模様の日本手拭いで作った服や小物。
その他に先輩方が作られた美しい染織のタピスリーや陶芸や…
8ABの最終日に、気さくに全員写真を撮って下さった先輩桑原さんの作品は全て木ぎれで作ったカラクリおもちゃ。
触って遊べます。
クルクルとハンドルを少し回すとあとは勝手に木の玉が転がってちゃんと元の所へ戻ります、そして下側ではふんどし姿?の人が一生懸命作業してるとこもちゃあんと作ってあります。
お魚好きの啓ちゃんの原点となった南洋の魚「キヘリモンガラ」(昔モルジブの海を潜って時出逢ったんだって)の話や、立って寝るマッコウクジラの子育てや海面近くにいる時 ときどき漁船とぶつかってケガをしては慌てて潜っていく話とか、到底私の生活の中では知り得ない話を聞きました😅
そして久保さんのタオルの二次仕様の原点は、バスケットボール部だった高校時代にもらった、今はアシックスに吸収されたオニツカタイガーのタオルのロゴ、なんとか残したいとTシャツに縫い込んだという話。
その事を知ったアシックスからのお礼状なんかも展示してありましたよ😅
11月27日はKさんの姪御さんの晴れの日でした。
受付にはKさんの最新作のウェディング・ウェルカムボードが鎮座しています。
繊細なアップリケと刺繍が施されたこのボード、けっこう大きいのでとても見栄えがしますね。
でもこの大きさなので厚めのボール紙の板を入れ込み、縫い閉じるのがとても大変です。
でも(こんな風にする)と決めたらとことん最後まで焦らず丁寧に作業を進めて行くKさんには毎度ながら教えられます。
さあ、次作はご自分のための作品。
どんなのになるか?とっても楽しみです。
今朝、庭を歩いてみてビックリ。
そう言えば昨日は雨がちらついていたので歩かなかったからか?
木々が一気に色づいて「秋」になっていました。
短いながら「色づく秋」はちゃんとやって来てくれました。
明日からはグッと冷えるらしく…
風邪をひかないようにしましょうね。
お馴染みの[ムーミン]は大人気ですが、11月号の[MOE]もムーミン、特にムーミンマグの特集です。
なになに、フィンランドの陶器ブランド、アラビアのムーミンマグはフィンランドの各家庭に1つはあると言われる国民的アイテムだそう。
1990年からムーミンのデザインのマグカップを製造してきたそう。
形は決まっていてデザインは130種類もあるそうです。
そんな記事を読んでいると楽しいデザインのマグをあるだけ並べたくなりました。
右側の4つは私物です。
ひときわ渋い、グリーンの陶器は先日の陶器展でゲットした、横田先生の作品。
その後ろは遠い昔、[non-no]の戦利品の一つ。
左側の6客はゆう風舎の販売品。
ムーミンのは残念ながらアラビア社の物ではなく、日本製です。
なので来年2025年と書かれたマグは「ヘビ(なんて名か知りません💦)」が登場してますもんね。
一番左のちょっと小さめの物はプーさんのビンテージ物ですね。
落ち着いてステキなカップ&ソーサーでいただくのもいいですが、朝は毎日、楽しいマグでコーヒーをいただきます☺️インスタントですが…
先日、いつもお世話になっている生地屋さんから 全体にウールの生地が少なくなっている、と聞きました。
「なんで?」
と聞くと どうも動物保護の観点から、なんだそうです。
ウーン、毛皮や革製品なら解るケド、どうして羊毛?
羊さんだってときどき散髪してほしいのでは?などと思ってしまいますが、とにかくそうなんだそうです。
なのでウール100%って以前は沢山ありましたが今はウールにポリやレーヨンを混ぜた物が多いです。
さらに今回仕入れたのは[ウールライクエステルサージ]という化繊です(左から3番目の薄茶の布)
皆さんに人気のパンツ作りにピッタリだと思いました。
しばらく無くなっていたジャズネップの復活も大きなドット柄のコージュロイも嬉しい❣️
こんな「ウールライク」の物の方がやっぱり比較的安価だし、縫いやすく履きやすいかもしれませんね。
来週はいよいよ寒くなるのかな?
「能ある鷹は爪を隠す」ということわざは この人のためにあるのでは?ってよく思う方がおられます。
人生の少し先輩できちんとした生活を送る落ち着いた奥様。
控えめで「私なんか、私なんか…」💦💦
でも絵キルトに選ばれる下絵がユニークで色合いもセンスが良くて、刺繍等、仕事がめちゃ丁寧。
先月二人展をなさったCさんの新作はなんとご自身のお家です。
一生懸命下絵を描いて来られて、見てビックリ。
ちゃんと俯瞰図になっています。
お庭の刺繍を始められてまたまたビックリ。
ていねーいです。
来春の[布と糸でつくる夢展]、楽しみです☺️