前川さん

2017年5月28日(日) ブログ
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まだまだのこと、と思っていましたが、例によって月日は瞬く間に過ぎ、いよいよ今週水曜日が大丸でのワンディ・レッスンの日です。
今のところ、手芸用品売り場が前に比べかなり狭くなっているので ゆう風舎のアイテムもベビーキルトとあともう少ししか置いていません。

でもその日ばかりは店頭レッスンに使っておられるテーブル2つの上を臨時の「ゆう風舎アイテムコーナー」にして下さる由、今日、レッスン用のキットと共に荷出ししました。

来て下さる方にとっては前に比べるとちょっと不便かもしれません。
何せ、レッスンはアネックスの10階であるのでエレベーターで移動していただかなくては…

でも、店長のSさん、
「私が責任を持って皆さんをお連れします」
と、おっしゃってましたよ(^^;;

いつも来て下さるお顔が見れるのかな?
初めて来て下さる方もいらっしゃるかな?

しつけも、下絵写しも、ピースカットもしてある特別キットですが、それでもなんだか心配…
できるだけ完成に近づけるようにスタッフさんの手も借りてがんばりますね(^。^)

ところで話題の文科相前事務次官の前川さん。

今日、見たfacebookに篠原さんという方が書いておられました。

「退官後、
出会い系バーの報道はするけれど
ボランティア活動の報道はしない、読売最高新聞社!

前川さんは辞任後、二つの夜間中学校の先生、子どもの貧困・中退対策として土曜日に学習支援を行う団体の先生として、三つのボランティア活動をしている。最近、子どもたちに因数分解をわかりやすく教えるため、『とってもやさしい数学』という学習参考書も買った。」
どんなボランティアか?は詳しくここに載っています。

「あったものをなかったものにできない。」からもらった勇気

立礼

2017年5月27日(土) ブログ
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早すぎの暑さもひと段落。晴れたり曇ったりの過ごし易い五月の終わりの土曜日。
 
Mさんが
「お茶会を…」
と、ご自宅に招いて下さいました。
 
Mさんがご病気を克服されてちょうど10年。
何も役に立たなかった私達にでも
「一緒に時を過ごしていただいた感謝の気持ちを込めて…」
と…。
 
申し訳ない気持ちながらせっかくのお招き、Mさんの好きそうな浅グリーンのビバーナムの花束をお土産にお邪魔してきました。
 
ゆっくりお宅にお邪魔するのは私も初めて。
 
前栽には水が打たれ、
(どこの高級旅館に来たのか?)
とビックリするような行き届いた此処彼処。
 
その全てが彼女らしいシンプルでハイセンス、無駄なものが一切なく凛としています。
 
お昼の御膳をいただいた後、お濃茶もお薄もいただきました。
 
慣れない私達が寛げるように、といろいろの配慮もいただきましたが、最近はこの、立ったままお軸やお花を拝見し、椅子に座ってお茶をいただく「立礼」が多いそうな。
 
長年、ゆう風舎を応援して下さって来たMさんに感謝しつつ、翻って自分の家事のいい加減さに赤面…(^^;;
 
いろいろな刺激をいただいた半日でありました。
 
 

白いコットンレースの

2017年5月25日(木) ブログ
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レースにリネンにその他もろもろ…
少しずつ、「素材」が集まって来て、
(どんなものを作ろうか?)
と、頭を廻らすこの時期が大好きです。
 
レースにもパキッとした真っ白、同じ白でも優しいミルク色、そしてアイボリー、も少し濃いベージュ、といろいろあります。
 
それぞれに清潔感やアンティーク感等、作品にすると素敵な味わいが生まれます。
 
誰よりも先駆けてOkさんが提出して下さったのはパキッと真っ白な小窓カーテンです。
 
ゆう風舎でみつけて下さったいろいろな真っ白のレースや絡み織り生地の小布を、お手持ちの可憐な、これまた真っ白なリボンレースで繋いであります。
間に挟んだレースの幅によって小布の長さを変える、というワザによってモチーフ同士が微妙にずれ、変化が生まれていますね。
 
いつ使うか?わからないものの、素敵な素材と出逢った時には買っておくべきですね。
市場ではどんどん無くなっていくもの…
 
かくしてある日のこと、最良の「居場所」がみつかって輝くことになるかも?ですから。
 
でも、そんなことを思って溜め込んでいるうちに何年…
私の引き出しも開きづらいくらいになってきましたのでちょっと「蔵出し」しようか?とアイロンがけしたりしています。
 
でもやっぱり、特に好きだったものは置いてしまいそう…(^^;;

重ねて重ねて

2017年5月23日(火) ブログ
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[リネン&レース&オーガンジー展]と名前を変えないといけないくらい ここのところみなさんオーガンジーを使って作品を作っています。 
フワリとした「空気感」とか、水彩絵の具のぼかした具合とか、オーガンジーの淡さを生かして重ねることで感じが出るような気がするのです。
 
そんな訳でうちにあるオーガンジーの色数もだんだん増えてきました。
 
6月末の[リネン&レース展]ではどんな所にオーガンジーが使ってあるか?ご覧下さいね。
 
実は私も青いオーガンジーを重ねて、(ある物)を作り中(^^;;

新しいキット、アップしました

2017年5月22日(月) ブログ
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私の部屋にも 何年か前に作って、もう材料が無くなって残念ながらキットが終了したオーガンジーのカフェ・カーテンがかかっています。
 
レース、というのはとても優雅で綺麗ですがやっぱり高価で…
 
その点、オーガンジーは安価だし、二重にすると結構しっかり。
何よりレースのモチーフとよく合って、窓辺に掛けてあると透け感がなんとも…癒されます。
 
早くも夏が始まった気配。
そんな訳で、新しいオーガンジーのカフェ・カーテンのキット、アップしました。
[その他]のところです。
ぜひ、チェックしてみて下さいね。

連綿と…

2017年5月20日(土) ブログ
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皆さまはお元気でいらっしゃいますか?
 
暑すぎ、とは言えどこへ行っても緑がきれいで とても気持ちの良い季節なのですが…
 
私もおかげさまで元気に過ごさせていただいていますが国会を見守る身としては…とても元気ではいられません。
 
戦後72年…
こうもなるものなのでしょうか?
 
私の小さい時は確かに私自身は「戦争知らない子どもたち」ではあったものの、世の中はさきの戦争の悲惨さを伝えるものが溢れ、反省も充満し、「二度と過ちは繰り返しませぬ」の文言の中、とにかく自由で人権が尊重され、戦争をしない平和な国を、と誰もが思って今日を明日に繋いでいるのだ、と信じて暮らしてきました。
 
私自身がのんびりしすぎていたのかもしれません。
 
う〜〜ん。
でも、諦めたら終わり…
元気を出して、 出来る事を考えよう、と思います。
 
それにしても世の中に音楽や絵画とか、感性に訴える素敵なものがあって良かったな、と思います。
国も時代もクロスオーバー。
 
最近、ゆう風舎で人気が出つつある、この懐かしいイラストの本。
 
Kさんも
「子どもの頃から大好きだったのが、ゆう風舎にあってビックリ❣️」
っておっしゃってたし、今朝、神戸からいらしたお客様もショップに置いてあった本を見て
「うわあ、これ、知ってます!懐かしい!好きでした」
と…。
 
そうです、私も高校時代に夢中になったホリー・ホビーさんのイラスト。
 
主役達のキャラクターの表現があまりにも違うのでにわかには信じられなかったけれど、これ又近年大好きな【トートとパドル】シリーズのホリー・ホビーさんと同一人物だった、というのは前にもブログで書かせていただきました。
 
どちらも大好きだけれど、トートとパドルはあまりにも洒落た絵だし、
(やっぱり同姓同名かなあ?)
と、何度も思ったのですが、でも、草花や草原、光と影の絶妙な水彩絵の具使い等、
(や〜っぱり、同じ人❣️)
と、納得です。
なんでも、イラストレーターだったホビーさんが初めて手がけた絵本が【トートとパドル】シリーズなんだそうですよ。
 
今、いったい何歳でいらっしゃるのでしょうね(^^;;
 
今回【リネン&レース展】に彼女のイラストの女の子が絵キルトになるかもしれませんよ^ – ^
 
ところで私がどんなに彼女に傾倒していたか?という証拠。
右側の二つは高校時代(何年前だぁ?)に買った便箋です。
 
大事に大事にしていて、手紙には出さず、好きなジュリーの曲の歌詞なんかを特殊なロマンチックな文字で書いて、透明なプラスチックの下敷きに挟んで学校へ持って行っていました(^^;;
 
捨てられなくて、各2枚ずつ残して今だに持っている、という訳です。

白いレース、白い花

2017年5月19日(金) ブログ
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新しい[オーガンジーのカフェ・カーテン]さっそくキットを組んでもらっています。

キットの見本のパーツを切るにも、レースのいろいろだとなんだか楽しい…(^-^)

レースは13種類、あと透け感のあるローンリップルや絡み織りレースや白リネン…
ビーズは4種類。

今日なんて 抜けるような青空で陽射しがきつく、でも木陰の庭では風が気持ちいいし、白い花が咲き揃っています。

[リネン&レース展]の頃にも白い花がありますように。

ひかりの季節

2017年5月18日(木) ブログ
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去年の【リネン&レース展】のテーマは「ひかり」だったのですが、今年のテーマは「Move動き」です。

「動き」と一口に言っても「大きな動き」もあればかすかな「小さな動き」も。

みんな、なんとか「動き」を作品に取り入れようと頑張っています。

恒例の[オーガンジーのカフェ・カーテン」、今年のが出来ました。

小瓶に生けた小さな花々の動き、です。

オーガンジーはキルト綿を敷いた布上に縫っていくのとは違ってふんわり、ちょっと縫いにくい面があってイジイジしますが 出来上がるとやっぱり
「好き」
と 思います。

この季節ならではの風物詩になってきました(^^;;

光いっぱいの季節、庭のさくらんぼが今年はたくさんなっていて、食べて特に美味しい、というわけではないのですが可愛いくてなんだか嬉しい…。

リネンとレースで

2017年5月16日(火) ブログ
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雑草と同居しながら、の我が家の庭にも白い花が一斉に咲き始めました。
 
山際の空き地には薄緑に映える美しいパープル、野アザミが二輪(^-^)
寒くなく、暑くなく、なんとも気持ちの良い季節です。
(内外の社会情勢は逆ながら…)
 
もう一つ…やっぱり一年に一度の【作品展】への取り組みを終え、なんとも言えない解放感に包まれるからでしょうか。
 
ところが「ダレる」?暇もなく次への取り組みが始まるのがまた、イイところです。
 
皆さん、もう6月末に始まる【リネン&レース展】に向けて始動しておられます。
 
私もキット第一弾、新しいオーガンジーのがカフェ・カーテン制作中。
 
カラーコピーは 作品展で半立体的な子供たちの表現が 絶賛されたKさんの次作の原画。
 
さて、この絵がどんな風にレースやリネンでアレンジされていくのか楽しみにしていて下さいね。

マハさんの本

2017年5月15日(月) ブログ
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とてもよく出来た構成で、ピカソが当時恋人だったドラ・マールと暮らしながら問題作【ゲルニカ】を制作し、そしてどうなったかを描く20世紀パートと、2001年、同時多発テロが起きたニューヨークのMoMAでキュレーターとして活躍する八神遥子の行動を描く21世紀パートが交互に1章ずつになっているので毎日ワクワクしながらも ほんの数ページ、1章ずつ読んでいたのですが、いよいよ佳境に入る最後の方になるとそうも出来ず、休みの昨日、一気に読んでしまいました。
 
原田マハさんの【暗幕のゲルニカ】
 
あ〜面白かった❣️
 
マハさんの才能と学習と経験からのスケールの大きい創作力に感服しました。
 
まるでそこにいたみたい(^^;;
 
そしていつの世にもどこの国にもどうしようもない独裁者が生じるのだなあ、と暗澹たる思いがしました。
 
ピカソやその時代のスペインの人を苦しめたフランコ将軍。
それを後押ししていたヒトラーやムッソリーニ。
 
史上初めて本国が爆撃された事から「大量破壊兵器」を所持しているからという理由でイラクに軍事行動を起こしたアメリカ政府。
 
【ゲルニカ】という芸術を反戦の象徴として命をかけて行動する人々。
 
まったく何の力もないながら一人の人間として
(どうしたら戦争が起きないようにできるだろう?)
と日々心を悩ませている身にとってはとても勇気や示唆をいただいた気がします。
 
 

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