1949年

2017年5月13日(土) ブログ
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今日から絵本図書館、再開です。
 
ゆう風舎の絵本図書館といえば、何か〈テーマ〉に沿って展示してあるのが特徴。
 
さて今回のテーマは?
作品展後半から夜になるといろいろ調べものをしながら準備していたつれあいにすぐに聞かず、見て考えてみよう、と思いましたが…
 
うーむ。
やたら「いせひでこ」さんの絵本が並んでいるなあ。
で、「市川里美」さんの絵本も多いし。
 
なぜかその横には「村上春樹」氏による翻訳絵本が…
 
(日本人特集?うーん、そうでもないみたいだし…わからなーい!)
 
聞くと…
 
最初は毎年のように今の季節、五月生まれの作家さん関係のを並べようか、と思って五月生まれのいせひでこさんや犬の絵本で有名な「北山葉子」さんの事を調べていると、お二人は同じく1949年生まれということが判明。
 
(もっと他には?)
と調べていくと、
「永田 萌」さん、【オーシャンワールド】の「ピーター・シス」さん、翻訳では前述の村上氏とか「青山 南」さんとか…。
 
分野は違うけど、私にはお馴染みの尊敬する小出裕章さんや憲法学者の小林節さん。
 
太平洋戦争が終わって4年後の1949年。
もっともっとたくさん、活躍されている方がおられることでしょう。
 
とにかく、今、ゆう風舎の絵本図書館にはいせひでこさんや市川里美さんの絵本がたっぷり(^^;;

カラー・リネン

2017年5月11日(木) ブログ
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最終日、片付けに駆けつけてくれたIkさんが「あっという間に終わってしまいましたね!」
と ため息をついて下さっていましたが、本当にIkさんも私も皆さんも必死に追い込みしてましたから 終わるとなんだか感慨深いものがあります。
でも毎年ながら季節は夏に向かって移ろいます。

(ちょっと梅雨の走りかな?)
と思う雨混じりの空気の中、うちのアーチの木香薔薇も可憐な白い花を咲かせました。

と、いうことは虫の季節。
つれあいの頭の痛い季節です(^^;;

そして【リネン&レース展】に向けて作る季節。

レースはまだなのですが、夏服にしたいようなカラー・リネンがいくつか届きました^_^

私も【リネン&レース展】に向けて3作くらい予定していますが、オーガンジーのカフェ・カーテンのアイデアが決まり、ウキウキしています^_^

このウキウキ、があるから…
ありがたいのですね。

嬉しい言葉

2017年5月8日(月) ブログ
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ずーっとずーっと目標にしてきた今年の【布と糸でつくる夢展】もとうとう明日一日を残すだけになりました。

今日も目の覚めるような晴天で。
空の青。
葉っぱの緑。
花の白。
皆さんの笑顔…。

季節は過ぎ行くもの、と解っていてもなんとも惜しい気持ちがします。

若い頃と違って、ケーキを作るのも、立ってコーヒーを淹れたり接客をするのもすぐに疲れてしまう歳になってしまいましたが その分、スタッフさんがとってもよく頑張ってくれて(^^;;(^^;;

そして今日もとても心が軽くなるような言葉をいただきました。

初日にもお母様と坊やと赤ちゃんと来て下さったお馴染みの可愛いママさん。
今日はスリングの中の赤ちゃんだけ連れて、
「やっと連休が終わったので 私の《癒し》に来ました(^^;;」

「昨日、ここを訪れた友達からばばばってラインが入って!」
と、初めて来て下さったお客様。

そして以前に お孫さんのためにベビーキルト【ブルードリーム】を作って下さった方。
「柔らかいいい布が使ってあるのか、他のだと嫌がるのに 自然に受けてくれました」
って…(((o(*゚▽゚*)o)))♡

元気百倍❣️

さて、今日の写真は 麻紐で丹念に細編みしたMさんのバッグとお馴染み「ミシン隊」でバッグ作りの得意な(ドールハウスも!)Tさんが作った旦那様のお弁当バッグ。
小さな小さなおにぎりの刺繍がなんともユーモラス(^^;;

そして一番(新米)のYさん。
早くアップリケに慣れよう、と私のキットを二つも作って下さいました。

熊谷守一展

2017年5月4日(木) ブログ
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作品展の中休みは 阪急[御影駅]近くの[香雪美術館]を訪ねるのが恒例になってきました。

圧倒的な大木の連なる庭園の緑を求めて。
風雅なお庭の中を行く美術館の静けさを求めて。
そして一人の画家の生き方を知るために。

満喫してきました。
ありがたいなあ、と思います。
中休みだからと言って 体力回復のために家で寝ていなくてはならないことにはまだなっていないこと、とか(^^;;

今年は明治、大正、昭和を生きた洋画家、熊谷守一さん。

特に興味を持っていた訳ではないのですが、やはりその人となり、生涯、作品を改めてじっくり観る機会を貰うと、又物凄く心に響くものがありました。

文化勲章も勲三等の授与も辞退したという熊谷さん。
その飄々とした、何物にも捉われない作風の画、書、焼き物…

激動の時代に生きながら お金にも名誉にも興味が無く、「こうしなければいけない」という概念からも自由で。

何より、あの独特の作風を生み出したのは70も80も過ぎてからなんだなあ、と判り(97歳まで生きられました)なんだかとてもゆったりした気持ちになりました。

みんな未だ未だこれからかも(^^;;

大切な人を見送って、区切りとなるような大作を作ったIさんも。

神戸にあるかも?と思わせるオシャレな【カフェ】を作ったTさんも。

とにかく人と比べるのではなくて、自分にしかできないことを作り出して行くことで、他人の良さが余計に判るのですよね。

First of May

2017年5月1日(月) ブログ
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いよいよ5月。

[First of May]
なんど巡ってきても いいなあ、好きです。

ビージーズの曲も何度聴いてもステキ(*´꒳`*)

作品展のBGMとして、マイケルのバラードを中心に編集した中にこれを入れています。

曲にピッタリの、グリーンの美しい季節、毎年作品展に必ず来て下さるお客様。
何人かは
「又、レース展を楽しみに、来ます」
と、言って帰られます(^^;;

そう言わずにフツーの時もぜひいらして下さい(^^;;

イベントの時と違った、落ち着いた絵本図書館とかカフェとかそれは又いいものなんですよ(^^;;

写真は昨日の「ガーリーゾーン」の向かい側。

グリーンが爽やかな芝生を想わせるItさんのパッチワークに Nさんのショルダーバッグ、Tさんのドールハウス《Cafe’》、そしてIsさんのスタイリッシュな《バービーコレクション》が並んでいます。

窓辺は若さが際立ちます。
ご自分の結婚式のために 生まれて初めて作った絵キルトのウェルカムボードはFさん。

そしてゆう風舎にある3種類の布をうまく組み合わせて爽やかなカフェカーテンを作ったのはNさん。

快晴の2日目

2017年4月28日(金) ブログ
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湿度が低くて爽やか。
緑が目に鮮やか。

やっぱりこの地での作品展はこの時期が一番です。

少々不便な場所ですから 来ていただく方にはご足労願うのですが、
「来てよかった…」
と思っていただけるように、作品、キット、新柄布、雑貨、絵本…そして美味しいケーキと、準備は怠りません(^^;;

出版ワークスの皆さんも 約束通り、観にいらしてくださいました(^^;;

「作品たち、どうでした?どうでした?」
なんて聞けませんでしたが、これから布絵で絵本を創ろうと思っておられる皆さんの目に、どんな風に映ったのでしょうね。

さて、重たいステンドグラスの絵本図書館のドアをうんしょ、と開けていただくと こんな風になっています。

バスや機関車で
「しゅっぱーつ!」
というところ(と、言ってもIkさんの機関車は逆方向に走っていますが(^^;;)

下には新米バァバになったKoさんの、愛情が詰まったプレイマットが。

動物園やコンビニや消防署や駅やガソリンスタンド(°▽°)
踏み切りの信号や、赤い鉄橋など、私には思いつかないものがたくさんあって、とても楽しいです。

まだ4ヶ月ほどの坊やですから、作品展が終わってからKoさん、まだまだ汽車や自動車etc.楽しんで作られるのでは?

有輪さんのプリント

2017年4月24日(月) ブログ
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今日は午後、有輪さんの営業マンが布見本の重たいスーツケースを抱えて、来て下さいました。

今年になって、東京へ配置替えになったM君の代わりに御曹子のS君、だけかと思っていたら、なんと先月入社したばかりという初々しい21歳の若者と2人。

(素敵な布があれば作品展期間中に間に合うし…)
(リネンかレースの新作があれば《リネン&レース展》に…)
とか思いながら待ち構えていたのですが、やっぱり主流は「いつもの薔薇柄」で…

う〜〜ん。
それでもなんとか選んで爽やかな感じのを数点、注文しました。

正直、私の作品も他の皆さんの作品も「プリント」と言えばリバティの出番がとても多くなって…有輪プリントが少なくなってしまいました(*´Д`*)

そんな中、ちゃーんと使って下さっててホッとしました、NさんのテーブルクロスとMさんのバッグ(^^;;

ピンクの好きなNさんはこうの早苗さんの本から、切り抜いて作っていくという[リバースアップリケ]。一番下に敷いた花柄プリントが数年前に出た有輪さんのボイル地です。

Mさんのジュート糸で丹念に編んだバッグの裏地が有輪さんのローンプリント。

長年のお付き合いだし、リバティだと高価だし…有輪さん、ガンバレ!っていつも思います(^^;;

それにしてもムヒカさんの名前にすぐ反応、
「スピーチを聞いて感動しました」
という21歳に感激^_^

歳上で上司である御曹子、がんばれ(^^;;

Dabidiさんの洋服

2017年4月23日(日) ブログ
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オーダーのお仕立て、お直しの依頼、と大忙しのDabidiさんことMさん。

今年も【布と糸でつくる夢展】のために貴重な時間を削って作品を制作、ご持参下さいました。

有輪さんの生地で仕立てたワンピースとセットアップ。

ドットのバリエーションが際立って、それぞれに生かされたデザインですね。

白地にカラフルなドットがポコポコついている下のワンピースは、もうどこかの誰かのハートを射止めたみたいですよ。

表側だけだとドットが大きくて、ちょっと着辛い感がありますが、うまく裏側を使ってあるところはさすがにDabidiさんです。

去年、キャンバスにレースや糸やビーズ、ボタンで見事な華やかドレスを表現したMさん。

忙しくて今年はそんな絵キルトが無いのが残念ではありますが(^^;;

ブルーとグリーン

2017年4月21日(金) ブログ
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歯医者さんから帰って
(あ〜〜楽しかった〜❣️(^^)(^^))
と、思う人間も多くはないと思いますが…

実はこの時期に歯医者さんへ行ったことは無いのです。
毎年、3月と9月、半年に一度の定期検診に通うのですが、この前受診した時、小さな虫歯をみつけていただきました。

「一回で治りますからね」
と、優しい先生、その通りだったから楽しかった訳ではありません。

帰りのバスの車窓に広がる山々の美しさと言ったら‼️

まさしく浅緑色の饗宴です(°▽°)
シンフォニー!って感じです(((o(*゚▽゚*)o)))♡

-ー歩いて行けるお医者さんもなく、
駅に向かうバスの本数は1日に何本?
歩いて行けるスーパーはもちろん、コンビニもなく、
文字通りの、風通しの悪い「ムラ社会」は歴然と残っている、ケド…

山あいに住んでいる幸せをドドっと感じさせてくれるのが…まさしくこの季節、新緑の季節、です(^^)

来週、だともう葉っぱが育ちすぎかな?
いえいえ、やっぱり綺麗だと思います(^^;;
雨が降っても、しっとり濡れて輝く緑が美しいし、雨上がりはサイコー!です。

いよいよ来週の木曜日から作品展。
しばしの「現実逃避(これは悪いことではありません。又頑張って歩き出せる力になるはず…)」にいらして下さい。

こんなロマンチックな小品もありますよ。

これはKさんの2作目。
Kさんが、阪急デパートで催された【フランス展】で出会ったブルーの美しい布。

それを使ったミニタピスリー。
あ、どこかでみたような女の子ですが(^^;;又 見事にビーズやレースでお洒落していますよね。

日本の原風景のような景色と店内のギャップがゆう風舎の特徴かも?です。

残念ながら旅行日程の関係で、作品展前々日にいらっしゃるという香港の方も、ちょっとビックリされるかな?(^^;;

甥っ子のために

2017年4月18日(火) ブログ
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妹さんに3人、弟さんにも2人目…

誕生の度に「出産祝い」として心のこもった、しかも楽しいデザインのベビーキルトを作ってプレゼントしていたOさん。

ところが、さすがに5つ目ともなると多忙な中、なかなか針が進まなかったようで…(^^;;

彼は2歳になっちゃったそうです(^^;;

でも、(とびきり!)のが出来たので許してもらいましょう。

いろいろカラフルな車をアップリケした前回のも良かったし、ベビープーさんのも可愛いかったし、それからそれから…

でもさすがフランスの国民的イラストレーター、アラン・グレさんの動物を配した今回のは何ともオシャレでスッキリしていてハイグレードですよね(^。^)

手前味噌ながらアップリケのとなりには我が「Days OfKids」の「マイ・シェルフ」のプリントを使って下さいました。

「ミシンの調子がおかしくって…」
と、Oさんは苦心を語っていましたが、プリントのグルリに施したブルー糸のジグザグミシンがとっても効いていますよね。

待ちくたびれた甥っ子クンに渡すのはもうちょっと待ってもらわないといけないけど、この作品ももちろん27日からの作品展に並びます^_^

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