秋の一日

2014年11月13日(木) ブログ
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ゆう風舎のクリスマスディスプレイを支える、真鍮製のコートかけもガラス台のワゴンも キラキラガラスが揺れる電気スタンドも…みんなMさんから譲り受けたものなのに  なかなか顔を見に行くこともなく失礼していて。

昨日、ほぼ一年ぶりに山科のシニアマンションへ行ってきました。

Mさんのマンションのすぐ横には京都市が管理する公園があります。

あまり見事な樹々があるので
「ここは以前は何やったんやろね?」
と聞くと、Mさんニヤリと笑って
「刑務所の畑」
と。

50年前に公園に作り替えたそうです。
だから鬱蒼と枝を張る見事なケヤキもクスノキもイチョウも50年でこんなに大きくなったのですね。

アスファルトで舗装された小径に色とりどりの落ち葉が吹き寄せられて、歩くと本当に
「カサコソ」
と音を立てるのです。

何か役に立とう、と連れ合いは簡単な大工道具とか持参。
でも、昨日はテレビの録画の仕方と再び使おう、と買われたケータイの使い方くらい…

「いい加減にポックリ逝きたい」
と言うけれど、毎日、新聞を読み読書も欠かさないMさん。

「私も反原発よ。たいていの人はそうなんちがう?」
とあっさり言うMさん。

確かに若い人のようには歩けないけど、確かに耳は遠いけれど、
(どこが90歳??)
と思ういつもながらのオシャレで頭の回転の速いMさんに元気をもらって帰るのは私達の方です。

ボアの羊さん第2弾

2014年11月11日(火) ブログ
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ふつうに10m巻きなのに、ボアなのでとてもかさばるのでお店に置くところもなく、私の部屋に置いていると…

どうしても羊さんに見えてきますσ^_^;

そんな訳で 時間があまりないのに、小さい子ども用のポシェットがどうしても作りたくなりました。

で、昨日、ラフスケッチして型紙をおこして。
今日、スタッフTさんがあっという間に縫ってくれました。

[子羊さんのポシェット]

ちょっと大きめの化粧ポーチくらいの大きさ、ファスナーをつけて、後ろからパタっと返す顔をつけたら出来上がり^_^

今日見て下さった方には好評で、もう少し大きめの「大人用」もリクエストされました^_^

来週金曜日のワンディレッスンの日のキット商品に持っていくつもりですが、「大人用」や、作りたいと思っているぬいぐるみの羊さんとかは間に合わないだろ~なー。

スヌーピーの

2014年11月10日(月) ブログ
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毎年のことながら絵本図書館も、日に日にクリスマスの雰囲気が濃くなっていきます。

でも、今年はクリスマス絵本プラス誕生絵本です。

そんな中、こんな可愛い本をみつけました。

[スヌーピーの赤ちゃんノート]

我が高校生時代からの変わらぬアイドル、スヌーピーのあの絵。
白い画面に黒いモゴモゴした線。
少しだけの、明るい彩色。

どのページもそれが生かされた画面で私的には「ツボ」です^_^

赤ちゃん役はウッドストックだったりして(^o^)

でも、いつも不思議に思います。

どうして作者のシュルツさんが亡くなった後でも次から次から新しい絵が出てくるのだろう?
生前に描かれたものとは思えません。

シュルツさんが哺乳瓶や、スヌーピーがよだれかけをしたウッドストックにベビーフードを食べさせているところや、ベビーバスに入っているところなんかを描いていた、とは思えません。

彼は風刺の効いたコマ漫画を描いていた人ですから。

なのできっと生前から「イラスト」としてのピーナッツシリーズを描くプロジェクトが出来上がっていたのかな?と予想します。

昔の素朴な[PEANUTS]が一番好きだけど、この絵本の可愛いさもスルーできません^_^

ところで、昨日、坂本龍一さんの事を書いたら 急に久しぶりに[BIHIND THE MUSK]のPVが観たくなって観ると、やっぱりとっても良かったので貼らせていただきます。

坂本さん作曲のメロディに乗せてマイケルが作詞したのはたぶん、相手の女性の気持ちをはかりかねて、仮面の下の本当の心を見せてよと嘆く男の人の歌だと思いますが、このPVでは完全なダンスナンバーとしておしゃれなディスコの場面になっています。

様々な仮面を被って踊る男女がサウンドのカッコ良さを引き立てていて、マイケル没後に作られたPVの中でも私は好きな一つです。
マスクを外してチラリと映る男性がみんなイケメン!(^o^)

坂本龍一さんと倉本聰さん

2014年11月9日(日) ブログ
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今日は一日中、氷雨の降るお天気。

ここの近くの[羅漢の里]では毎年恒例の[かかし祭り]があって、パーソナリティの谷五郎さんとかも来ていろいろな催しがあるので本当は黄金色に輝く美しい秋の好天ならよかったのにな、と思います。

第二日曜日なので私もお休み。
頑張ってキット作りをしていますが、iPhone、YouTubeの最近のお気に入りは坂本龍一さんの対談番組です。

坂本龍一さんというとマイケルの隠れ名曲[BIHIND THE MASK]を作った人、というくらいしか知らなかったのですが、豊かな知性と高い人間性を持った人なんですね。

気負いなく話される内容は どの人との対談でも面白いです。

今日、聞いた倉本聰さんとの対談もとても良かったのでぜひ聞いてみてください。
画面は動きませんから 何か手を動かしながら、の(ながら聞き)がいいですよ^_^

ギャップの中で

2014年11月8日(土) ブログ
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どちらにお住まいの方かな?

「ブログで見たのですが、[ディア・サンタ]のリニューアルのキットは又ネットショップに出ますか?」
とお電話で聞いて下さった方が…

(ああ、見て下さっているんだなあ。
嬉しいなあ。)

今、必死にキットを作っているところです。
パーツが11個もあるので布を裁つのもレシピを書くのもかなり大変で…
もうしばらく待っていて下さいね。

そんなお言葉がとても励みになってフル回転で作業に勤しむ私ですが、でも、心の中はあまり穏やかとは言えません。

どうも世の中、望んでいる方向とはまるで逆の方へばかり進んでいるような気がするからです。

iPhoneをラジオにして、チクチク縫うものですから小出さんに始まっていろんな人の話を聞き、原発の事に対してもたくさん学習しました。

もちろん私だって以前なら「川内原発」を「せんだいげんぱつ」と読むとは知らなかったものです。

でも、一番先に再稼働を狙われている原発であること、ごく周辺にある地震帯や火山の噴火の可能性を含む危険性や福島で実証された様々な取り返しのつかない事態を知ればその名は二度と忘れるものではありません。

かくして[川内原発]を[かわうち原発]と読む大臣のもとに再稼働が決定…

私達違う地域に住む人間が脱原発といくら言っても、受け入れる自治体に住まれ、仕事も関連される方の暮らし…それぞれのお家の事情…
その事が最もネックなのかもしれません。

でも、やっぱり一番大切なこと、子どもたちに残していかなければいけないこと、それを考えないとって思います。

そして、私には何ができるだろう?っていつも考えます。

ネットで知った(向こうは知らないケド)いろんな人々が鹿児島までデモに行っておられます。

私は家でこんなことをやっています。

せめて連れ合いと絵本図書館に並べる本をいろいろと考えています。

今、やっている[たんじょう美の絵本展]の1コーナーにはいわさきちひろさんの絵本。
数ある可愛い赤ちゃんの絵の中でも私が一番好きなもの。
なんでこんな表情が描けるんだろ'(*゚▽゚*)

紐釦さん、ごめんなさい

2014年11月7日(金) ブログ
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[ディア・サンタ]のリニューアル版、だいぶん出来てきましたよ。

一つずつバラで作って、アップリケパーツとしても販売しようと思っています。

後は中心のパーツの刺繍だけ出来たら全部を繋げます。

ところで、おとといのブログのKさんの作品に使われていた繊細な雪の結晶模様のスパングル。
昨日届いた日本ちゅうこうさんのカタログにちゃんと載っていました

紺のシャツコール

2014年11月6日(木) ブログ
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なんで「シャツコール」って言うのかな?
私の古い呼び名では「コール天」とか「コージュロイ」とか言うけど…

きっと「細畝コージュロイ」とか「太畝コージュロイ」とかいろいろある中で、とっても畝が細くて柔らかく、シャツに加工しやすいので「シャツコール」て言うのかな?

とにかく、毎年いろいろなプリントのシャツコールが出ていましたが、数年前にダイワボウさんの北欧っぽい柄のブルーの分を仕入れて以来、どうも色も柄も気に入ったものがなかったのですが。

今年、9月の有輪さんの展示会で見つけた紺の小花柄のが気に入って注文したものがやっと届きました。

届いた布を見ると
(ウワア、これは小さな子のワンピにして白い襟をつけると可愛いに違いない!)
と感じ、パターナーであるスタッフNyaさんに頼んで早速作ってもらいました。

清楚な感じでいいですよね~。
写真では見えにくいのですが中央にピンタックがしてあるのですよ。

3歳~4歳くらいの大きさですが、簡単なキットにしようと思いますので、型紙を拡大したり、縮小したりしてぜひ作ってあげてくださいね。

アレンジ

2014年11月4日(火) ブログ
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あんな拙い本でもくりかえし見ては楽しんでくださる…
そんな方がおられるのはものすごい嬉しさと励みをいただきます。

この作品(まだ途中ですよ~)の作者のKさんもその一人。
クリスマス前の季節に思い立って あの本からのいろいろな形を採用して、自分で工夫してKさんなりのアレンジ。
クリスマス気分のふた部屋が出来つつありますよ。

雪ん子が舞う(外)とゆうちゃんのいる(部屋の中)
可愛いサンタさんのコスチュームを着せてくれるなんて…ありがとう(^o^)

窓から覗く雪の結晶はホビーラのスパンコールだそうです。
繊細な形ですね。
ちゅうこうさんでもこんなの作ってほしいなあ。

誕生日の絵本

2014年11月3日(月) ブログ
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絵本図書館のテーマである「この月生まれの作家」、いよいよ11月と12月…

実はクリスマスも合わせて2ヶ月一緒に展示しています。

うわあ、どちらも又々超有名人や私の大好きな作品の作者がおられるなあ!

11月は手塚治虫さん、[風と共に去りぬ]のマーガレット・ミッチェルに近代彫刻の父、オーギュスト・ロダン!
アストリッド・リンドグレーンにモネにまどみちおさんにレイモン・ペイネに、なんとスヌーピーのシュルツ氏も!
赤毛のアンのモンゴメリーも!

12月は、なんとウォルト・ディズニー、クマのプーさんの挿絵を描いたシェパード、それにいわさきちひろさんと谷川俊太郎さんは同じ日なんだ!
ベートーベン、クレー、スピルバーグ、ファーブル、ユトリロ、カザルス、マチスetc.etc…

もっともっとおられますよ!
すごいなあ。

そして12月と言えば…世界一誕生日が有名なのがこの人の誕生日。
イエスさんですよね。

クリスマス絵本もますます充実していますよ。

でも、イエス様じゃなくても誰にとっても、クマさんやウサギさんにとっても誕生日はとくべつな日。
[お誕生日)をテーマにした絵本てこんなにあるんですね^_^

アイビー

2014年11月2日(日) ブログ
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かつて絵本図書館の出窓のところにはビッシリと蔦がはっていたことを覚えていて下さる方もおられるでしょうか?

なにせ、狭い古い京都の町屋で生まれ育った私は煉瓦の壁や、そこに絡まって季節毎に色を変える蔦にとても憧れていたのです。

小さな苗木だったものも10数年経つうちに南側の壁一面を覆う葉を持つ太い幹になったのですが、虫がつき壁を痛めてしまうということで、すぐ横にカフェを増設する時にバッサリと切ってしまいました(T_T)

今はでも、どこからか芽吹いた蔦があちこちにチラホラ顔を出しています。

雨上がりの今日、落ち葉がいっぱいのエントランスに出ると入口はこんな感じ。

赤く色づくのではなくてなんともハーフトーンのアイビーがステキです。
ドアの横に置いてあるのはちょっと訳ありでSaleになっているクリスマスグッズの籠ですよ。

外側の晩秋の趣きと内側のクリスマスとのギャップ。
11月のゆう風舎はこんな感じでお出迎え^_^

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