フェルトのポットコゼー

2013年12月10日(火) ブログ
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最近、素敵なポットをgetしたらしく?
Hさんはどこへ行ってもポットコゼーが気になります^_^;

雑貨屋さんで見たものも良かったけれど、どうせなら自分で作ろう、ということになりました。

「毛糸で編もうか?パッチワークしてキルティングしようか?」

あれこれ考えていたHさんですが、このフェルトのポットコゼーを見ると一目惚れ。
即、これに決定^_^

それもそのはず、よく見ると小さな菱形のパーツに裁った数色のフェルトを太めの糸で綴じつないで、小さな花を刺繍してある、とっても凝った造りです。

もう10何年前に、ロンドンかどこかの蚤の市に並んでいたものをそれこそ一目惚れして買ってきたものです。

年月にさらされ、家庭で使い古された微妙な色合いのフェルトは見つけられないけど、なんとかちょっと中間色のフェルトを購入して、新しく作り直し、キットにしようと思っていたのです。

ところが手をつけないまま数年…。

忘れていたものがHさんの手で形になりそう。

昔の人がゆっくりと時間をかけて少しずつ作っていった本当の「手作り」
お母さんの病院通いに付き合う待ち時間があるHさんだからこそ出来るかもしれません。

なんでも前向きに考えなくっちゃ。

ところで私の[マンデラ・カルチャーショック]はまだ続いています。

昨日、JJさんが紹介して下さったブログの方が載せておられた詩。

27年間の獄中生活でマンデラさんの心の支えになった詩だそうです。

「 私を覆う漆黒の闇
 鉄格子にひそむ奈落の闇
 どんな神であれ、感謝する
 我が負けざる魂(インビクタス)に

 無残な状況においてさえ
 私はひるみも叫びもしなかった
 運命に打ちのめされ
 血を流そうと決して頭は垂れまい

 激しい怒りと涙の彼方には
 恐ろしい死だけが迫る
 だが、長きにわたる脅しを受けてなお
 私は何一つ恐れはしない

 門がいかに狭かろうと
 いかなる罰に苦しめられようと
 私は我が運命の支配者
 我が魂の指揮官なのだ
 (ウイリアム・アーネスト・ヘンリー作)

絵本オーナメント

2013年12月9日(月) ブログ
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クリスマスにツリーに飾るもの=オーナメントって言いますよね?

確かに辞書にも
「ornament…飾り。装飾。装飾品…」
と書いてあるので、別に‘吊るす小さな飾り’に限らないみたいです。

それでも[絵本自体]をツリーに飾るのは珍しいのでは?

すみません、これはちゃんとした[ツリー]というより[塔]ですよね?

芯になっているのは古い真鍮製のコート掛けです^_^;

引っ越しするMさんに「要るならどうぞ」
と言われ、
「ありがとう」
と、言いながら、
(絵本図書館もどんどん狭くなって来たし、どこに置こう?)
と、始めは思っていた連れ合い。

いつの間にかこんなことになっていました(°_°)

モミの木に見せる[もみの木ガーランド]はとっても役立ちグッズです。

何せ長さもあるワイヤー製ですから、絵本でも何でもうまくそっと抱いてくれるのです。

可愛い小物を引っ掛けたり、豆電球(死語?)を絡ませたり…。

なので、このクリスマス・タワー?、キラキラ光るんですよ。

23日までです。
ぜひ、いろんなしかけ絵本と共に楽しみにいらして下さい。

ときどきお電話で
「絵本図書館は土曜日の午後だけですか?」
って尋ねて下さいますが、この期間中は月、火、木、金、土の午後1時から開けています^_^

カフェのショーウィンドウ2階

2013年12月8日(日) ブログ
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亡くなってから知るばかりですが、本当にマンデラさんて凄い方ですね。
27年間、独房暮らし、出て来た時は71歳!
意志を持ち続けていただけではなく獄中で勉強。
出て来た時には大統領にふさわしい知識や意識を携えていた、と…。
その上、白人の使っていた言語を習得していたので出所後、当時の白人大統領との会談もうまく行ったと…。

そんな人がおられたんですね~(*_*)

そのマンデラ大統領が2004年のインタビューで語っておられたこと、
「“釈放の望みのないまま獄中にいるときでも
人は強さを見い出さなければなりません。
どこにいても、出来る限り。
私はマイケル・ジャクソンにその力を見い出しました”

“ジャクソン5を離れてソロになることは、すごく勇気がいることです。
私は心の中で思いました。
そうする勇気が彼にあったなら、私にも、貫く精神力があるに違いない、と”

これは私が脚色したわけではありませんよ。
実際に元大統領がおっしゃったのですからね。
2004年といえば、マイケルにとっては酷い裁判の真最中でした。

とにかく、「信念を持ち続ける」ということは大切ですね。

(あ~、邪魔くさいなあ~、毎日、おんなしことのくりかえし~)
なんて思っている私なんか反省、反省。

さて、うちにも(すぐの答え)に期待せずとも、信念を貫いて頑張っている人がいます。

先日観たドキュメンタリーの[バーグドルフ・グッドマン]のショーウィンドウは毎日何百、何千?の人々が目にするのでしょうが、ひっそりとゆう風舎の小さなショーウィンドウも…手抜きはしません。

歓声を上げてくれる小さなお客様、ニッコリ見て下さる大きなお客様がおられる限り、毎年連れ合いは頑張ってくれます。

でも、地球儀が大きく被る舞台にいろいろな国の民族衣装を着た子供達の構図…
実は、ね…(-_^)

マンデラさん

2013年12月6日(金) ブログ
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南アフリカの元大統領ネルソン・マンデラさんが亡くなったとのこと。

4年前の私なら(ふーん)で終わったことでしょう。

でもマイケル学習後の私は少しばかり感慨が違います。

民族隔離政策…いわゆるアパルトヘイトに徹底的に立ち向かった指導者。
その人はマイケルのヒーローでした。
何度も南アフリカを訪れ、懇親、協力すべきチャリティの話をしたりしました。

若いマイケルのほうが先に天国へ行ってしまったけれど、とうとうマンデラさんもこの世の人ではなくなってしまいました。

R.I.P

ウマさん

2013年12月5日(木) ブログ
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必ず作るわけではないのですが、ウマとかヒツジとかネズミとかウサギは作りました。

来年は午年。
12年前に作った[なかよし馬さん]でもいいけれど、やっぱりちょっとリニューアルしたいな、となんとなく思っていました。

昨日、久しぶりに神戸岡本を歩いていると、ガラス越しに何やら呼び止められた気が…
振り向いてよく見ると小さな素敵な雑貨屋さん。
窓辺に黄色い小さなウマさんがつってあります。

ハハァ、これが呼び止めてたんだな?
それは皮製のペタンコのウマさん。
シンプルでオシャレです。

うちには皮は無いけれどフェルトで作ったらどうだろ?
ビビって思いました。

さっそく今日、以前の型紙を少し変えて、しかもやっぱり4本足にして作ってみています。

中間色のフェルトってなかなかいいですよね。
作り易いですし…

バーグドルフ・魔法のデパート

2013年12月4日(水) ブログ
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12月の第1水曜日は明石に行く日ですが、それまでの時間、神戸のシネマ・リーヴルでドキュメンタリー映画を観て来ました。

[ニューヨーク バーグドルフ 魔法のデパート]です。

ニューヨーク、フィフス・アベニューの一等地にある伝説のデパート。
世界のハイメゾンのデザイナー達が目標にするファッションのメッカ。
顧客はハリウッドスターや大統領夫人等、超セレブリティ。

いわば、私には全く縁の無い世界だからこそ内側や裏側を見てみたかったのです。

映画はハイテンションの音楽に乗って、歴史やデザイナー達の証言やそれぞれの部署で働く人たちの様子をテンポ良く映して行きます。

それにしても一番印象に残ったのは第1線で活躍している方達はどう見てもかなりの年配。
男の方も女の方も。
でも、全然(歳をとっている)という自覚がなさそう(^^;;
パリっとした服を着てお化粧バッチリしてガンガン喋って仕事に取り組んで…
いいですねー。
元気もらいます^_^

そして圧巻は一年がかりで作るというクリスマスシーズンのためのウインドウ・ディスプレイ。

(人を楽しませる)努力をする仕事ってやっぱりいいですね!

小物作り2

2013年12月3日(火) ブログ
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これはOさんが今取り組んでいる作品。

楽しいですねー。
迫力がありますね。

大きな棚のようですが原画の原画は小さな小さな絵。
ご存じジル・バークレムさんの[のばらの村のものがたり]の一場面です。

若手ベテランOさん初の[のばらの…]
満を期して選んだのは機織り機や織られた布のあるはたおりねずみのフラックスとリリィのとっても複雑な部屋。

立派な梁のある天井が完成、左手にある棚が出来ました。

リネンが積んであったり、何やらきれいな色のものが入った瓶が並んでいたり、本がズラリ、の棚。

こういうの絵キルトで作るのって、雑貨好きやドールハウス好きにはとっても楽しい作業だと思います。
ね?Oさん。

小物

2013年12月2日(月) ブログ
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昨日、おとつい、と私はテレビっ子でした。

早々たる名俳優が出演する中、竹野内君が主役となれば、観て視聴率に貢献しないといけません。

なかなか考えさせられるドラマでした。
1964年の東京オリンピックの陰で、日本の華々しい復興の裏側でどんな生活があったのか?
いつも犠牲になるのは弱く貧しい人たちではなかったか?
格差社会の実情を今の時代の人に再認識を迫っているような気がしました。

沖縄の基地問題、福島の原発事故に思いを馳せた人はわたしだけではないと思います。

ドラマを観たのは本当に久しぶり。
今日から又夜は背後にマイケルの曲をズシズシと重低音を響かせながら(田舎の良い所^_^)チクチク針を進めます。

見切り発車ながら始めた新作、今は小物をいろいろアップリケしています。

まだちょっとだけ残っている細い細いサテンリボン。
カラフルなミニボタン。
便利な小物材料たち、無くならないでー、と願いながら、こんなことが出来るのは平和だからこそ、と感謝しつつ…

シマウマくん、休みます

2013年12月1日(日) ブログ
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発売当初から私の予想に反して とても人気をいただいていたぬいぐるみキットの[リネンのシマウマくん]、昨日の神奈川県のOさんのご注文を最後にとうとう無くなってしまいました。

数年前に出会ったリトアニアリネンのキッチンクロス…
そのパキっとした肌触り、白とネイビーの美しさに惹かれ、採算を無視してなんとか組んできましたが、とうとうそのリネンが無くなってしまいました。
今のところ、日本に入って来ていないみたいです(>人<;)

それで少し似たコットンとか、綿麻生地ででも、と思ったのですが食品偽装問題ではありませんが[リネンのシマウマくん]と銘打っていることもあり、今回思い切って一旦この分は終了し、又新しく布を探して作り直してアップしようと思います。

雑誌の依頼でYu’s Palette1のパネル柄の一部を使って作ってこともあったのですが こちらもやはり布は残ってなく…

しばらくネットショップからシマウマくん、お休みさせていただきます。

雪の結晶のしかけ絵本

2013年11月30日(土) ブログ
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「贈り物を探しに来ました」

今日、来て下さったお客様の嬉しい言葉です。

チビマイケルが歌う、
♪No greater gift is there than love…♪
それはそうなんですけど、その愛を表すために絵本もとっても良いGiftだと思うのです。

手前味噌ながら
(よくこれだけあるなあ!)と感心するくらい、クリスマスや冬シーズンの絵本が、集まりました。

幼い子どもに読み聞かせたい絵本や
大人自身が、読んでホッコリ心温まる絵本や、
ビジュアル的に(ウワ!キレイ!)と感心するしかけ絵本や…

美しい雪の結晶を表したしかけ絵本もあります。

上の小さい絵本は有名なロバート・サブタさんの、下のはエフゲニア・イエリヤツカヤさんの力作[雪の結晶]です。(文章はジェニファー・プレストン・シュシュコフさん)
見開き7場面ありますが1ページ目から大小さまざまな美しく立体的な雪の結晶のオンパレードです。
真っ白な紙で作った雪の結晶にはキラキラ輝くラメの粉がかかっています。

もちろん、大人の鑑賞に耐える絵本ですがこんなの小さな子ども達に見せたらどんな風かな?
きっと目を輝かして喜ぶだろうな…なんて想像してしまいます。

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