新、旧

2013年7月12日(金) ブログ
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また一つ、30センチ角の絵キルト出来ました。

今回は早く出来ました。
それもそのはず、以前作ったものの型紙を使って大きさもそのまま作ったからです。

お兄ちゃんが小さな妹に絵本を読んであげている、このシーンがとても気にいっていたからです。
(兄と妹もの、に弱い私。だから[蛍の墓]は一生観ません。おっと、前にも言いました…)

でも、下絵を見ても、どうも子供たちの顔がパッとしません。
もっちゃり…
髪型のせいかなー?
とにかくそこだけ描き直して作ることにしました。

ソファーの布、リバティのいろんな花柄を当ててみましたが、強すぎたりしっくりこず、最終的にこの柄にしました。

2011年にリバティがイラストレーターとコラボして出来たプリントです。
カットクロスしか持っていなくて大切に持っていたのを使いました。

それにしても以前作ったものと比べると随分カラフルになったものです。
以前のは有輪さんから発売される様々なバラ柄を喜んで使っていた頃の。

なんでもかんでもベージュを混ぜる(無難な)色調のプリント作りは有輪さんでは今でも続いていて(もちろん、それが売れるからでしょう)、でも私は飽きてしまいました。

ま、自分が歳をとってきて、地味なものが似合わなくなってきた、ということもあるでしょうねf^_^;)

ワイルドスミスさんの海

2013年7月11日(木) ブログ
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こう暑いとキルトをする者にもなんだか不利です。

[リネン&レース展]が終了して、皆に作品を返し、
(さあ、これから来年の作品を決めよう!)
という時ですが、暑い中、車を飛ばして来るだけで皆ゲンナリ…。
パッチワークするパターンも決まらないし、絵キルトのテーマにもイマイチ(ノリ)が悪くって~_~;

先週、一応、市川里美さんの絵本の一場面をシリーズにして…と考え始めていたItさんもなんだか踏みきれない様子…
いろいろ検討しなおして、ずっと好きだった[人魚姫]の海の中の様子を…と思い始められました。
夏に始めるにはイイかも?

何か良い海の中の絵はないかな?と探してこられます。

それと関係なく、私が惹かれたのはやはり、ブライアン・ワイルドスミスさんの描いた海の中の絵です。

素晴らしい絵本作家は数あれど、ワイルドスミスさんは別格だと私は思っています。
どれどれ、[紹介]には、
「1930年、英国、ヨークシャー州ベニストンに生まれる。ラサール大学卒。
科学者を志すが、絵画が自分の天職と感じ、絵の勉強を始める。以降頭角を現し、1963年絵本界の最高賞“ケイト・グリーナウェイ賞”を作品「ワイルドスミスのABC」にて受賞する。その他“国際アンデルセン賞”等多数受賞、米ソ共同制作映画「青い鳥」でもデザイン、イラストなどを担当。
≪色彩の魔術師≫と呼ばれる。」
ですって。

ホント、≪色彩の魔術師≫って思います。

お江戸に向かって

2013年7月10日(水) ブログ
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明石のTさんから、
「レース展、ご苦労様。いよいよお江戸に向かってガンバって」
というメールをいただきましたが、本当ですね、とうとうそんな時期になってきました。

今日も大量のハガキと格闘しました。
ぜひ、お越し下さい、と願いながら…。

並べる作品は[ストーリー・キルト1][2]に掲載された大きめの作品中心ですが、[2]が出た後に作った二つの大きめの作品も持っていきます。

そして、せっかくなので小さな作品も仕事の合間、合間に作っています。
30センチ四方の小さなフレームキルトです。
幾つ、出来るでしょうか?

先日の同窓会でも、あまりご存知ない方は、パッチワークと聞いて、
「ああ、山口百恵さんがやっているやつね」とか、
「ああ、キャシーさんとか…」
って具合。

マイケルのことも
「肌を白くしたりね…」

………。

絵キルトのことも、マイケルのことも、またまだ解ってもらえるようにブログ、がんばらなくっちゃ、と思いました´д` ;

先日、ある人にプレゼントしようと、私なりのマイケル曲のベスト盤を作ってみたのですが、これがまた難しい(≧∇≦)
ヒット曲ありすぎ、名曲ありすぎ、好きな曲ありすぎ!で…

その中でも未発表曲と言って、アルバムにもシングルにもならなかったのに、なのでもちろん、チャートにも入らないのに、メチャクチャ素晴らしい曲が幾つもあります。

特に私はこの曲はイチ押しなんです。

マイケルらしい、子ども達を取り巻く社会問題を取り上げた深刻な内容なのに、リズムといい、歌い方といい、めちゃくちゃにカッコいい!(◎_◎;)

昨日、和訳付きを見つけたのでぜひ聴いていただきたく…又、貼り付けます。
完成度も高いこの曲がなぜ、リリースされなかったのか?という理由は又の機会に…。

[Do You Know Where Your Children Are?]
という曲です。

祭りのあと

2013年7月9日(火) ブログ
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夏恒例の[リネン&レース展]、今年は2週間でしたが、今日、無事終了しました。
短期間で縫って作品を参加させて下さった人達、休日出勤したり、頑張ってくれたスタッフ達、どうもありがとう。

でも、なにより、暑い暑い中や雨で足元の悪い中、ここまで観に来て下さったお客様。
本当に感謝致します。
ありがとうございましたm(_ _)m

最終日4時になるとすぐ撤収作業に入りましたが、参加者の何名かはそれを見越して来てくださり、外すのを手伝ってくれたり、自身の作品を持って帰ってくれたり、とっても助かりました。

ホント、毎年皆に助けられてイベントが過ぎていきます。

寂しくなった絵本図書館。
さあ、また連れ合いの頭の中にある絵本特集がディスプレイされるのを楽しみにしていて下さいね。

帆船のおもちゃは又棚の上かな?
でもこのニルスはどこかで飛んでてほしいケド…。

あと一日…。

2013年7月8日(月) ブログ
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たった2週間なのに始まった時と今ではずいぶん気候が違います。

照りつける太陽。
真夏になってしまいました。

そんな中でも足を運んで下さったお客様。
感謝、感謝です。

レース展が終わっても、勿論レースやリネンは店頭にありますが、こんな空間は無くなります。
ぜひ、見にいらして下さい。

いつも感動するテレビ番組[夢の扉]
昨日は海水から発電するプロジェクトを推進させておられる方でしたが、言葉がやっぱり素敵でした。

「出来ない、と言う人はいつも(出来ない理由)を探し、出来る、と言う人は(出来る理由)を探している」

そう思うこと、よくあります。

自分の可能性に自分で蓋をしてしまっては一番もったいないですよね。

写真入れ

2013年7月7日(日) ブログ
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やはり、京都にいると東京は近いのでしょうか?
昨日の同窓会で久しぶりに会った何人かに東京での作品展のことを言うと 二つ返事で
「行くよ」

実際は都合がどうなるかわからないのに、そんな風に言ってくれるだけでも嬉しかったのです。

京都在住の友達ばかりではなく、中には新宿でビジネスホテルを経営しているという男性もいたりして
「近いし、行きます」と。

そのH君はカメラが趣味とかで会場を回ってパチパチ撮ってくれていましたが…
ここ何年か、高校の同窓会の案内はメールのみだし、写真もパソコンでどうぞ、という感じ。
どうもパソコンに映し出される写真は 私達の年代には大き過ぎて(~_~;)
写真はホント、歳が出ますよね(~_~;)

私はやっぱり昔ながらの小さな紙の写真がいいな。
こんなケースにしまうとより嬉しいですよね。

今朝、絵本図書館の入り口の前が可愛くなっていましたよ。

桂高校

2013年7月6日(土) ブログ
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[リネン&レース展]真っ最中だし、
今朝の読売新聞に載せてもらって、多勢のお客様に来ていただいている土曜日の午後に出発しないといけないし、
明日は朝早くから草刈りに出ないと行けないし、
どうせ行っても1時間半ほど居てトンボ帰りしないといけないし…。

(行くのしんど~い!)
でも、今年の幹事は親友のD。
「ハットリ、来てよ」(旧姓、服部さんでした^ ^)
と言われれば、行かない訳には…。

(エイ!)と決心して6年ぶりくらいに参加した京都、桂高校の同窓会。

毎年催されているのですが、ちょっと遠く、土日が休みではない私はなかなか出席しませんでした。
二次会にも行けないし…。

でも。
楽しかった~☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

みんなの要になるサッパリした性格のDの人徳もあって、あの子もあの子もちゃーんと出席。
中には「ハットリが来るって聞いたから東京から早めに帰って来たよ」と泣けるセリフのS子も。

クジでひいた席の両隣のあまり知らなかった男性とも感じ良くしゃべれたり、ひととしいく、というのも良いことですね。

車関係の仕事柄、デトロイトにいた、という右隣りの男性にマイケルの事を聞いたり。
残念ながら、私の方がよほど詳しいようでしたが…。

幹事をしてくれたU君とDに本当に感謝です。

北斎

2013年7月4日(木) ブログ
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世界遺産に登録されようが、されまいが昔から富士山は大好きです。

まだ丸顔の新幹線に乗っていた頃にも、
(富士山はエライなあ)
とよく思いました。

だって、日本のほぼ真ん中、とっても見えやすい所にあるのですもの。
これが、北海道の端の方や沖縄の端の方にあっては私の場合は一生のうちに拝めることは無いかもしれなかったのですもの。

私にとっては富士山は眺めるもの。
登りたいとはぜんぜん思いません(近くの低い山でもダメです(~_~;)

ところで、我が[リネン&レース展]でも富士山を発見。

薄いリネンとレースときれいなブルーのブロックチェックで作られたワンピースの模様を葛飾北斎の[富嶽三十六景  神奈川沖浪裏]にするなんて!
Mさんにしか浮かばないアイデアです。

ドレスの全体の雰囲気を壊さない、柔らかい優しい素材の、アップリケ、レースワーク、刺繍で作ってありますよ。
波しぶきが、ハハーンなるほど~これか~と感心します^_^

リバティ・フェア

2013年7月2日(火) ブログ
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雨は落ちそうで落ちない日。
お庭で午後のお茶をいただこうとしていると、電話が鳴りました。

大丸神戸店、手芸売り場のアンジェラス店長Sさんからです。

手芸売り場があるのは7階ですが、正直
、別館へとちょっと曲がらないといけないのが辛い。
そのために手芸売り場の存在をご存じないお客様もおられるかも?です。
ところが9月末に同じ7階の本館のイベントスペースで、アンジェラスさん主催のリバティ・フェアを行うとのこと。

リバティで作ったドレスやシャツ、バッグや小物に混じって、私にも何か…、という依頼でした。

作りますとも、作りますとも。
リバティは大好きですから(^∇^)
創作意欲が湧きます。

たぶん、私の場合はやっぱり絵キルトで。
リバティの洋服を着た女の子を作ると思います。

リバティといえば、このマットを作ったOkさんもなかなかのリバティ・ファンです。
ブルーばかりのリバティを集めて、今年はこのパターンをもっともっと繋げます^_^

セピア調に…

2013年7月1日(月) ブログ
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レース展4日目。
梅雨の最中ですが、今のところお天気に恵まれていてありがたいです。

それもたくさんのグリーンの葉をくぐり抜けて、そよそよととても気持ちのいい風が吹いて日陰にいると涼しいのです。
まさにリネンやコットンレースの服を着ていたい季節です。

昨日、来て下さったNさんのお父さんは暮らしておられる北海道、紋別の最近の気候について話して下さいました。

この日、お父さんもお母さんも紫陽花色に合わせたような爽やかな夏物のいでたちでしたが、紋別に居られる時はそうはいかないそうです。
「寒いんです。」
と仰っていました。

毎年、春と夏が同時のように来るのが今年はその兆候がより顕著で、しかも遅れているのだそうです。
北海道の中でもオホーツクは冷えて、海温とぶつかった空気が霧になり、まさしく(五里霧中)なんだそうです。

日本は本当に長く、その土地土地でいろいろなものの考え方も少しずつ違うかもしれません。
でもきっと、昔から愛されるもの、良いものというものも絶対あるはず、そんなものを集めていきたいな、と思ってやっています。

さてこの一角は(ブルー&ホワイト)ではありません。
うちでも省エネを考えて徐々にLSD電球に替えつつありますが、ここは昔ながらの白熱灯。
柔らかい光のもとでセピア色に見えるレースの作品達です。

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