えー!

2013年7月26日(金) ブログ
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何にでもなれそうなバイタリティを持ち、でも、肩書きは主婦、人一倍気がついて、親切でフレンドリー、知り合い豊富でアジアから、ヨーロッパから縦横無尽に股にかけ…そんな風だから、今回の東京なんか
(近い!)って感じでお手伝いでもなんでもしますよ~と言ってくれていた広島在住のSさんからメール。

「昨晩、私が緊急入院しました。今日の午後、手術です」

えー!ー!

ビックリすることには日頃事欠きませんが、これには、本当にビックリです。

まだ若く、誰よりも元気そうなSさんですから。

(どうしたんだろう?)
とっても心配ですが、本人は
「日頃の不摂生です。大丈夫です。」
とだけ言ってくれますからそれ以上聞くのは控えています。

作品展が近づいてきて、皆さん私のことを気遣って下さいますが、皆さんの方こそ、どうぞお身大切に、元気で夏を乗り切って下さいよ。

ザワザワ…

夏の普段着

2013年7月22日(月) ブログ
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この間、たった一日だけ、爽やかなヨーロッパの夏…そしてやっぱり高温多湿の日本の夏がやってきました。

寝苦しかったです…>_<… 昨日のうちにやってしまおう、といつもよりほんの少しだけ、頑張っただけでもう 肩はこってるし、眼の奥は痛いし… 久しぶりに不調の朝。 お化粧してても汗が出るし、ノースリーブの服を着てもなんだか気持ち悪い… 薄いけれど裏地がついているからかなぁ? ふと、思いついてリバティプリントで作ったブラウスに着替えてみると…。 あらら、不思議、大丈夫なんです。 ヤレヤレ、これでなんとか今日もいろいろ出来そう、と階段を下りていけたんです。 サッパリしてて軽く、ハリがあるので一枚でも透けない…何度も洗濯に耐えてアイロンをかけたら元通り。 リバティはさすがです。 フランスの子どもたちも、昔も今も普段着に着ているところがよくスナップされています。 日本ではちょっと高い布地。 でも、やっぱり値打ちがあると思います。 日本のメーカーさん、ガンバって~。 可愛い子どもたちと言えば… 裁判の副産物?こんな映像が最近公開されました。 めちゃめちゃ可愛いいです。 末っ子のブランケット君の服装を見れば、ダディがどんなに大切に上品に育てていたか、偲ばれます。 こんな幸せな時があったんだ… 同時に、今を想うと切ないです。 「何もかもが変わってしまったんです」 長男のプリンス君が証言していました。

ラスト2

2013年7月21日(日) ブログ
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東京へ出発するまで後、2週間ちょいになりました(゚o゚;;

なので、30センチフレームもこれが出来て、後一つかな?

こんなに若くないけれど、ミシンもアンティークではなくてフツーの電動ミシンだけれど、私もこの家を建ててからはおかげさまでこんな風に(広げっぱなし)、縫ってる横にアイロンも、ミシンも、って置いておけます。

ありがたいことです。
明石のマンション(アパートみたいなマンション´д` ;)にいた時はテレビのある居間で手を動かしていたので、片づけが大変。
当時は大きなパッチワークキルトもやり始めで張り切っていて、友人のお兄さんが作ってくれたキルトスタンドまで使っていたのはいいのですが、さすがにそれは片づけられず、その下にお布団を敷いて寝たりしました( ´ ▽ ` )
テント状態!

ミニミニ蚤の市

2013年7月20日(土) ブログ
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今朝はまた、ピーカンのお天気が戻ってきたとはいえ、まだ空気が乾いていて婦人会のお掃除も皆で綺麗に出来ました。
作業の後のアイスコーヒーの美味しいこと!

それにしても公民館の掃除をするといつも思います。
この10分の1でもいいからうちの掃除もしてほしいな。
仕方ないですね、うちにはいろいろ、いろいろなモノがあり過ぎですものね´д` ;

来て下さるお客様を楽しませようと、日々ディスプレイを変化させる努力を惜しまない連れ合い。
先日から、絵本図書館の入り口にこんな箱が置いてあります。

気分はヨーロッパの蚤の市。
朝早く起きて、夏でも寒いくらいの街の中を横切り、(土日だけ開催のアンティーク・マーケット)を目指して歩く気分。
少しでも、珍しくってレアでしかも安価な掘り出し物を物色するワクワク感を思い出したりはしますが、このミニチュアたちはビミョ~f^_^;)

中には売り物っぽくない木の実なんかも入っていたりして^_^

エプロン

2013年7月19日(金) ブログ
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何かあるとなると、服装には結構力が入る方ですが、ゼンゼン入らないのが、ジャージとエプロンです。

どっちもどうも苦手。

エプロンは学生時代の(美術科学生)というのも(しっかり奥様)というのも、人はどうであれ、私的にはどうも…。

教員時代も、土粘土や木版画以外の時はチャラチャラした服装で通していましたf^_^;)

そんな訳で、(明日の朝は又公民館の掃除だし…)と、箪笥の引き出しを開けてみてもロクなエプロンがみあたりません。
割烹着 はもっと嫌だし、暑いし…。

なんだか、珍しく急に作ってしまおう!と思いたちました。

ゆう風舎には小さな子ども用の、(白いリネン、Yu’sのポケット、ギンガムチェックの紐)という可愛いエプロンのキットがありますが、あんまり可愛いのだと使うのが惜しくなるし…

いろいろ考えて布を選んで、ザザッと縫って、あっという間に出来上がりました。

でも、仕方なしに縫ったこのエプロン。
ブルーのドットの綿麻生地に、Yu’sのポケットをつけ、無地のブルーのシーチングを紐にしたら、カルピスみたいななかなか可愛いのになりましたよ。

なんだか、明日のお掃除、張り切っているみたいで嫌だなあ´д` ;

逆立ちカマキリ

2013年7月17日(水) ブログ
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今朝チェックしたメールに、闘病中だったIさんのお兄さんが力尽きて逝ってしまわれたこと、記してありました。
まだ60代…。

親しい人や親しい人の家族が次々、空に登ってしまうので、なんだか空の上が近くなったような気がして…
私の東京での作品展の決意もそんなとこから、(悔いのないように)とおもったのが一つの動機かもしれません。

空が近く感じると、心の中はだんだん透明になってきて、ブルーナさんの絵じゃないけれど、いらないものは省いて大切なものだけを選んでいこう…とか、やたら感傷的になって庭で朝のお茶を飲んでいると。

ふと見ると、前に垂れ下がったナツユキカヅラの葉に逆立ちをしたカマキリが一匹。
思わずクスリとしていると、今度は最近庭に住み着いている大きな殿様ガエルがひょこっと足元に。

やあやあ、べつに私を慰めてくれなくてもいいのに…

ブルーナさん

2013年7月16日(火) ブログ
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昨日、ちょっとふれましたが、ディック・ブルーナさん。
私は一番有名なミッフィーちゃんの絵本より、彼の描く子どもや大人や他の物の絵がより好きです。

赤ちゃんも花も動物もトイレも…なんでこんなにシンプルで‘そのもの!’で可愛いいんでしょう!

ブルーナさんは元々グラフィックデザイナーとして、本の表紙やポスターを多く手掛けていました。
だから一目で全ての内容を喚起し、印象に残らなければならない、という仕事をしていたので無駄な物を省いて本質だけを描く、ということが身についておられます。

それでもシンプルなだけのグラフィックデザインとは全く違うブルーナさんの絵の魅力。
それはブルーナさんの温かい人柄に他ならないでしょうね。

右上の看護師さんとドナーの絵の下にはこんな事が書いてあります。
「ブルーナさんは、48才でブルーナ社(お父さんが経営していた出版社)を辞めて独立。以来、いままでは忙しくて断らなければならなかった仕事を引き受けるようになりました。その一つは、病気や貧困に苦しむ子どもたちをサポートする仕事。上は、献血を呼びかけるロッテルダムの赤十字血液銀行のカード「あなたの血は健康?」(1974)

40年以上も愛用している自転車に乗って、毎日アトリエへ通い、絵を描き、長年愛用のタイプライターを人差し指だけでトントン打って文章を記すブルーナさんは現在85歳。
日々、「もっと良いものをめざし」制作を続けておられます。

くまさんのキット、アップしました

2013年7月15日(月) ブログ
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「Whats  your  favorite  letter  DADDY?  Mine  is“G”for  God  and“D”for  DADDY.」  age6,Blanket.

「ダディの好きな文字は何?
僕はGodの“G”とDADDYの“D”だよ」
6才、ブランケット

日本人の私達には  なんでこんなプライベートで、一見裁判には関係ないような微笑ましいメモまで証言の一部として示されるのか?不思議かもしれません。

でも、アメリカではファンや家族、仕事仲間以外、というか、世間的にはまだまだ酷いゴシップを信じている人が多く、これはマイケルの尊厳を取り戻す為の裁判でもあるんだな、と思います。

(子ども) はどの子も素晴らしい(子ども時代)があって欲しいと思います。

私がつい、こんな作品ばかり作っているのでときどき連れ合いが渋い顔をして、
「もっと困難な状況にいる、でも頑張っている子どもを作らないと…」
と言います。

いわさきちひろさんの[戦火の子]を思い浮かべます。
ディック・ブルーナーさんもあの素晴らしく単純化した可愛い絵のままで困難な状況の子どもを描いた絵本を作っておられます。

ほかにもいっぱい…

みんな、めちゃくちゃ尊敬しますが私には無理です。
子どもは少々不安気でも楽しそうにいてほしい…

だいたいこのキルトのようにこんな大きな車のおもちゃ持ってるような子ってそうはいませんよね?

でも、それがこの男の子の頭の中だったら?

想像するのはだから楽しいんですよね。

小さな子どもさんを喜ばせたいな、のぬいぐるみキット、アップしましたので又チェックしてみてくださいね。

センス・オブ・ワンダー

2013年7月14日(日) ブログ
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やっぱり蒸し暑かった今日。
3時半頃、急にあたりが暗くなり、黒雲に覆われ、雷と共に激しい風雨がやってきました。

雨が欲しかったし、涼しくなって、なかなか良い夕立ではありました。

ところでいつも元気でいる私ですが、心の中を覆う雲はいっちょまえにあって…

自分がおかげさまで、自分の作品に向かい合える時間を持てれば持てるほど、そうでない人のことを考えて気持ちが沈みますね。

楽しみにしてくれていた東京、私の作品展の手伝いを兼ねた3泊4日の旅行をキャンセルせざるを得なくなった彼女のこと。
暑い暑い京都へ、楽しい訳ではない用事のために通う彼女。

思うようにはいかない諸々のこと。

連日、知るマイケルの悲しい最後の日々。

心が晴れなかった今朝、用事にかかる前に前から読んでみたいと思っていたこの本を読むことにしました。
今日はお休みですもの。

「[センス・オブ・ワンダー]や!!」
もっと前に絵本図書館に置いてあったこの本を見るなり、若いNさんやNyaさんが瞳を輝かせていたのが印象的でした。
みんな、何かで知って読んでいたのですね。
恥ずかしくながら私は読んでいませんでした。

とっても薄くって、すぐに読めそうな本だからです。

その通り、30分もあれば読めました。

そして、期待通り、とっても気持ち良くなりました。
本好きなマイケルもきっと読んで、ネバーランドの自然の中で子育てしていたに違いない、とまで思いました。

「センス・オブ・ワンダー」とは「神秘さや不思議さに目をみはる感性」と書いてあります。

アメリカのベストセラー作家であり海洋生物学者でもあったレイチェル・カーソン(1907~1964)が晩年に書いた書であるこの作品。
遅ればせに読みながら偉そうに言うのもなんですが、子ども達を育む全ての大人の人に読んでほしいな、と思いました。

直ぐに読める短かさなのに、抜き書きしたい部分がいっぱいあります。

その中から…
「人間を超えた存在を認識し、おそれ、驚嘆する感性をはぐくみ強めていくことには、どのような意義があるのでしょうか。
自然界を探検することは、貴重な子ども時代を過ごす愉快で楽しい方法のひとつにすぎないのでしょうか。
それとも、もっと深いなにかがあるのでしょうか。

わたしはそのなかに、永続的で意義深いなにかがあると信じています。
地球の美しさと神秘を感じとれる人は、科学者であろうとなかろうと、人生に飽きて疲れたり、孤独にさいなまれることは決してないでしょう。
たとえ生活のなかで苦しみや心配事に出会ったとしても、かならずや、内面的な満足感と、生きていることへの新たな喜びへ通じる小道を見つけだすことができると信じます。

地球の美しさについて深く思いをめぐらせる人は、生命の終わりの瞬間まで、生き生きとした精神力を保ち続けることができるでしょう。」

とにかく私は、今日、この本で救われました。
抱えている問題と直結する訳じゃないのに、又歩いて行ける力をもらいました。

(添う)ということ

2013年7月13日(土) ブログ
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この作品を見て優しいKさんが、
「先生とお兄さんの思い出ですか?」
と、につこり聞いて下さいました。

いえいえ。
似てはいてもほど遠いシチュエーションでした´д` ;

この作品のお兄ちゃんは妹に妹の好きな絵本を読んであげてそうですよね?

私の7つ上の兄もなるほど私を溺愛していたし、よく私を横にはべらしては本を見せてはくれていましたが…
それは自分が興味を持っている本。
小さい私に一生懸命説明するのです。

とにかく自分中心。
黙って人の心に寄り添う、ということが出来ない彼は未だにマイケルのことだってあまり解っていません(~_~;)

マイケルはスーパースターでありながら、世界中の弱い立場の人にも寄り添おうとした人です。
チャリティ活動も勿論ですが、彼の曲をじっくり聴けば判ります。

そんな彼が、作詞作曲した素晴らしい歌なのに、たった一回だけ、その人のためにその夜にだけ歌った歌が二つあります。

一人は尊敬するエンターティナーのサミー・デイビス・jr。
一人は親友のエリザベス・テイラー。

その曲を聴いても、仰々しく褒め称える訳でもなく、時に苦いことも語りながら
せつせつと真心からの想いを歌う…。
彼の人間性がよく出ています。

今日はサミー・デイビス・jrの芸能生活60周年記念祝賀会でのマイケルです。

この時、サミーは喉頭がんを患っていて、たしか、三ヶ月後に帰らぬ人になります。
最後の決めポーズはサミーの決めポーズだそうです。

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