繊細な絵

2012年8月25日(土) ブログ
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好きな作家さんはだいたい、10人くらいは決まっていて…。
新しい絵本が出ても、
(ワア!ステキ!)
と思うことは少ないのですが、この絵本は初めて見た時から
(ア!)
と、思いました。

すると、誰の思いも同じで陳列した日に買われて行きました。

それで再び仕入れてもらって…。

アーシュラ・ジョーンズ文、サラ・ギブ絵の[王国のない王女のおはなし]

まず、絵の雰囲気が新鮮でした。
イギリスといえば、動物を主人公にした水彩タッチの細密な絵や、逆にドボンと大胆なデフォルメされたキャラクターを見慣れていましたが、これは可愛い王女様や馬や荷車、木立、景色といったものが、とても繊細でロマンチックに描かれています。

写真に写っているようなカラフルなページも、[赤]を効かせてあって素敵ですが、めくると切り絵のような黒い影で表されている絵のページが交互に出てきます。

新しい絵本、というより、なんだか懐かしい感じ。

子供の時に憧れていたお姫様の絵ってこんな感じだったのかなあ?と思う懐かしさです。

内容も絵の通り…のおはなしです。

フラッシュ・モブ

2012年8月24日(金) ブログ
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街なかで、
「ボーンボーン…」
と鳴ったら…。

お寺の鐘ではないのです。マイケル・ファンなら、
(あ!『ビートイット』踊らなきゃ!)
って、思うのです。

全世界で行われる[フラッシュ・モブ]
(突然、動く)という意味でしょうか?
マイケルの命日やお誕生日にいろんな都市のいろんな場所。
普通に賑わっている、大きな交差点やメガストアの入り口や公園、駅の構内で、突然鳴り出す(ボーンボーン)を合図に核になる1人が急に踊り出し、そこへ数人合流、又何十人合流、という訳で、あっという間その辺り中の人達が『ビートイット』を踊るのは圧巻です。
たまたま通りかかった人は初めはビックリ、でも喜んで、パシャパシャ、ケータイで撮影したり…。

もうすぐマイケルの誕生日。
東京でのフラッシュ・モブへの参加募集のお知らせが載っていたりします。

東京へは行けないけど、その日、有輪さんの秋冬物展示会に大阪へ行く私。
出逢えばいいなあ、混ざりたいなあ、と思いつつ、実は一番(誰でも踊れる)はずの『ビートイット』もどうもダメなんですよ(>_<) 振りも覚えられないどころか、身体が硬くて、腕が真っ直ぐにあげられないんです(>_<)

パジャマのズボン

2012年8月22日(水) ブログ
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自分のワンピースなど、夏物くらいはどうにかこうにか縫って、
(やっぱり涼しいなあ)
と、満足していますが男物、というとなかなか手が出せません。

それでも前開きなし、ウエストゴムの(おうちパンツ)くらい、とプライベートでも暑そうなズボン姿の連れ合いにリネンとかで縫ってみましたが、
(カッコ悪い…)
という感じであまり喜びません。

それでもパジャマが洗い晒しでどれもずいぶんくたびれているので先日作りました。
パジャマといっても、襟があって前ボタンのものは苦手で上はもっぱらTシャツ愛用なのでズボンだけでいいのです。

さて、
(どの布にしようかなー?)
といろいろ考えた結果、選んだのはこの布。
〈Yu’sパレット2〉の総柄[Hand in Hand]です。

涼しそうな平織りコットンだし、1メートルが¥1000と気軽です。
この布、赤バージョンはすぐに売り切れてしまいましたが、私は実は白黒のこのバージョンが一番好きです。
なんとなく(ぬり絵)したくなる感じ。

前、後ろを縫ってから袋縫いにし、続いて足から股までストーンと袋縫いしただけでできてしまう簡単ソーイング。
今度は自分のまで欲しくなって、今日作りました。

なので、うちは?0代の夫婦でも夜はこれを着て寝る、という訳ですよ(^^;

便利プリント

2012年8月21日(火) ブログ
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Sさんの遺作[ブランベリー・ヘッジの野りんご荘]も少しずつでも進めていかなくては…。

やっと一部屋ずつの内部を縫っていくのですが、夏休み前に、
(うう、この棚の沢山の本、どうしよう?)
と、ひそかにゾッとしていました。
何せ棚内部が1.8センチ×7.5センチという小ささですから本を一冊ずつアップリケするのも…と。

ところが、夏休み中に訪れた大丸の手芸売り場でいつものようにリバティプリントを物色していると…なんと、細かい赤い本がギッシリプリントされたタナローンが!
色も大きさもピッタリ!
あっという間に棚の中が埋まりました(^o^)

ネズミが住んでいるとはいえカントリーな家の中なのでさまざまなグッズをアップリケしないといけないのですが、原画と少々違っても〈便利プリント〉にもいろいろと頼ろうと思います。
そんな時、便利なのが左下の布。
もう何年も前のホビーラホビーレの布です。

秋らしくないかも?

2012年8月20日(月) ブログ
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まだまだ暑くても、(これから秋…)という頃、ネットのお客様でも、お店のお客様でも、ちょくちょく〈ウェディングもの〉や〈ベビーもの〉の問い合わせが増えてきて、こちらまでなんだか(おめでた気分)が移ります。

特にご自分の結婚や、初孫、お知り合いの出産等のために
(初めてだけどやってみよう)
と思われる方がおられるのは嬉しいかぎりです。

「可愛いのを探していたらここへたどり着きました。
初心者ですが、出来るでしょうか?」
というようなメールをいただくと、飛んで行って一緒に作ってさしあげたいくらいですが、そうもいきません。

(最初の一歩)をどうか踏み出して下さるのを応援するのみです。

ところで休み前からとりかかっていた(久しぶりパッチワーク)のタピ、もうちょっとです。
ご覧の通り、それこそ(久しぶり久しぶり)の〈サンプラーキルト〉になっています。
可愛い柄のUSAコットンや〈Yu’sパレット3〉のパネル柄の中の[虫さんテープ]を使いたくて作ったのですが、なんだか明るくて秋らしくないような…。
でも、私的には春の色とは違うつもりなのですが…。

後半スタート!

2012年8月19日(日) ブログ
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ブログを見ていただいてないお客様も沢山おられる訳ですので、2、3日前から
「今日は営業されてますか?」
というお電話を毎日いただき、申し訳ない思いでいましたが…。

いよいよ夏休みも今日で終わり。
明日からお店再開します。

私の感覚としては年明けから夏休みまでが前半、これから冬季休業までが後半、という感じで…又新たな気持ちで頑張っていこうと思います。

とは言うものの…、ホント暑くてシンドイですよね。
皆さんはお元気でしょうか?

午後2時のアイスコーヒーと3時のアイスキャンディーに支えられ、なんとかディスプレイ替えもしましたよ。

今回は[食欲の秋]を前に〈お菓子作り〉がテーマです。

〈ブルー&ホワイト〉だった場所にいろんな色が戻ってきました。
〈赤〉を効かせたバッグやバスケット類も一緒に展示しました。

これから少しずつ、秋のキットや新作も出していきますね。

後半もどうぞよろしくお願いいたしますm(__)m

図書室

2012年8月16日(木) ブログ
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仕事としてのここは[ゆう風舎絵本図書館]です。

でも、休みの日にはうちの図書室です。

三角屋根の太い梁、漆喰の壁。
吹き抜けの空間は、夏の昼間でも涼しいのです。

夫婦二人が掃除するには広すぎて物が多すぎて、連日辟易していましたが、図書室のある家とは、やっぱりとても贅沢です。

掃除もですが、この夏休みの目的の一つは 来年の作品展用の作品のアイデアをゆっくり考えること。

朝のうちに用事を済ませ、参考資料を探してゆっくり図書室で過ごすのは特上の時間です。

資料になる絵本を探しながら、読むべき本が沢山あることに今更ながら気付きます。
それこそ、子供達も。
大人の人も。
昔から価値観が不変の良い本が…。

何かと忙しい現代ですが、そんな本を手にとる時間を過ごしにぜひいらして下さい。
秋がいいですね。

本当に静かな空間ですよ。

アトリエのはず?

2012年8月15日(水) ブログ
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8日から19日までですから12日間も!
さぞかし、ゆっくりのんびり休日を楽しんでいることと思って下さっているかもしれません。

休み前には必ず、
「どこかへ(たぶん海を渡って?)行かれるんですか?」
と、聞いて下さる方も少なくありません。

たとえ、遠くへ行かなくても、普段行けない、評判のお店へ車でちょっと出かけたり、たとえ家にいるとしても、(いつか観よう)とたまっている映画のDVDとかゆっくり観たい…。

なんて、思っていたのですが、今のところどれもできていません。

今まで前のめりに仕事してきた〈ツケ〉といいましょうか。

(この夏はできるだけ整理整頓して、要らないと判断したものはバッサリと切って処分しよう)
と決心したのはいいのですが…。

仕入れ用のカタログ、各種の資料プリント、写真、とりあえずとっておいたちょっと欠けたアンティークの器や思い出の品々から調味料入れの棚や冷蔵庫の中身まで…。

用事であっちへ行くと、あっちを片付け、こっちへ帰るとこっちを片付け…。

まだまだ収束のメドは立たず…。

でも、でも、おかげさまで、この家を建てた頃の初心に帰れたりしています。

この部屋の梁、素敵でしょう?
日頃見慣れているはずのスタッフさん達も
(あれ?どこの部屋だっけ?)
って思っているかもしれません。
いつもはとても上を見上げて通らないと思います。
床は足の踏み場もないくらい、いろんな資料や絵本や品物やディスプレイ用の道具の箱が置いてあって、壁際に立ててあるキット用の厚紙を 取りに行くのに、
(どう歩こう?)
と、下ばかり見ているはずですからね(^^;

本当はここは、連れ合いが絵を描くための〈アトリエ〉のはず…?

絵のパネルを収納する中2階みたいな棚も、筆を洗う洗面台もあります。

何より、角5面の窓が素敵で、ここでお茶のみたいなあ、と…。

いつか、実現するでしょうか?

海霧の日々?

2012年8月14日(火) ブログ
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たぶん、こういう仕事をしていなかったら、オホーツク海沿岸の方から残暑見舞いのお葉書をいただけることもなかったかも。

結婚して、関西で暮らしているNさんのお父様からです。
いつも、とても流暢な誠実な文章を書かれ、私なんか返信に困ってしまいます。

読み終えたら、はるか遠い地からの涼やかな風をいただいた感じがしたのでご紹介させていただきます。

「残暑お見舞い申し上げます。
世界のアスリートが、ロンドンで競い合っている熱い戦いの模様を、テレビが日夜放映しています。
全国のお天気情報によれば、本州のこの夏の気温はオリンピックの熱戦にも負けない程の暑さのようですが、北海道のなかでも、当地オホーツク海沿岸の紋別の海岸線は、優勢なオホーツク高気圧の影響を受けて海霧の日が多く、八月に入ってからも冷涼な日が続いています。

葉を刈り込まず、自然のまま奔放に延び放題にしている我が家の庭木の樹の下は、今年の日照不足で立派な苔が拡がり、ミニ苔寺の様相を呈しています。

それでも先日は、妻と奥山の林道をドライブした折、野草の草花を摘んで来て、投げ入れの盛り花にして家中を飾りました。
野花菖蒲、草連玉、穂先下野、鵯草、車百合、草藤、吾木香、糊空木、柳蘭等々。
今年は野山の草花も、その咲き継ぎの時期を戸惑っているように見受けられました。

兵庫に住んでいる娘の電話で、
「毎日ウンザリするほど暑い」
と聞いています。
御地はまだまだ残暑の厳しい日が続くでしょう。
呉々もお身体ご自愛ください。
遠くオホーツクの海辺より、残暑のお見舞いとお健やかな毎日をお祈り致します。」

漬けました

2012年8月13日(月) ブログ
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お台所をごそごそ片付けると、(無くなった)と思って二重、三重に買ってしまったものが出てきます(>_<) 無駄遣い、ホント、常に整理整頓しなければいけませんね。 スタッフの布の事、言ってられませんねf(^^; と、言うわけでラム酒が沢山あることが判明。 (いつか、漬けなくっちゃ) と、買っていた干し葡萄もあったので、秋を待たずに〈フルーツ漬け〉を作ることにしました。 干し葡萄は1kg、熱湯をかけて洗い、乾かすのです。 それはラクチンですが、おりんご2つ分を細かく角切りにするのがチト面倒。 でも、お砂糖とラム酒で、日がたつにつれ飴色に変わっていくおりんごってスゴイ! フルーツ漬けを作っておくと、いろいろと使えて便利なんです。

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