近づいてくるもの

2012年6月12日(火) ブログ
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月日は否応なしに、どんどん過ぎていきますね。
6月が終わってしまえば、この間、年が明けた、と思っていた2012年も、もう半年が過ぎるんですものね。

6月が終わる頃、マイケルの命日が来、母の命日が来、今年のレース展がやってきます。

そして、待ちに待った[マンインザミュージック]の和訳本が出ます。

ああ分厚い、内容のぎっしり詰まった本。
毎日、我慢して少しずつ読んでいこう。

今日はその前にマイケルの文、2回目のご紹介(^-^)

訳はやはりbluemoonさんです。

[trust信頼]

「公園のリスに餌をやっているとき、ぼくは、そのうちのちいちゃな一匹が どうやらぼくを信頼していないことに気がついた。
ほかのリスたちはみんなぼくに近づき、手から食べ物を取ってゆくのに、そいつだけはどうしても近寄ってこない。
ピーナッツを一粒投げてやる。
するとやっとじりじりとにじり寄り、用心深い様子でピーナッツを拾いあげて、ぱっと走り去ってしまった。
その次の時はいくらか警戒心を解いたらしく、やつはほんのすこしだけこっちに近寄ってきた。
安全だとわかってくると、しだいにぼくを信頼するようになった。
そして最後にはぼくの足元までやってきて、ほかのリスたちとおなじくらい、うるさくピーナッツをねだるようになった。

信頼とは、そういうものだ。
結局は、自分自身をどれだけ信頼できるか、なのだ。
恐怖は他人が肩代わりしてくれるものではない。
自分で克服するしかないのだ。
これは決して生易しいことじゃない。
なぜなら、恐怖は疑惑とがっちりとスクラムを組んでいるからだ。
ぼくらは裏切られるのではないか、また傷つけられるのではないかと恐れている。
だから相手との距離を保ってしまう。
他人との距離を置いておけば、自分の身を守ることができると思っているけれど、それは間違いだ。
そんなことをしていると、いつまでたっても孤独でみじめな思いから抜け出すことはできない。

自分自身を信じるにはまず、恐怖心を認めることだ。
恐れるのはすこしもかまわない。
どんな人間だって、不安にかられたり、怯えたりすることはあるのだから。
問題は、自分の恐怖を正直に認めようとしないことなのだ。
自分の心に、疑いや怯えがあることを認めてしまえば、他人に対して素直に心を開くことができる。
自分の心を深くみつめればみつめるほど、人は強くなれる。
なぜなら、どんな恐怖よりも、自分という人間のほうが大きいことがわかるからだ。

自分自身をまるごと認めてやれば、信頼はやがて完璧なものとなる。
心の垣根が取り払われれば、他人との間の垣根もなくなるだろう。
かつて恐怖が住みついていた場所に、今度は愛が芽生えてくるはずだから。」

こぎれのレース

2012年6月11日(月) ブログ
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昨日、第2日曜日はお休みだったので、とてもお休みらしく過ごしてしまい、なのでキット作りは進みませんでした。

でも、今日は又頑張っていますよ。
私が、
(これだけ要ります)
と、切っておいた幾種類ものレースを、スタッフが小袋に入れていってくれました。

今回の作品はチマチマ、少しずつのレースをいっぱい使っています。

黒い台紙の方はもちろん、見本のキット用。
Nyaさん曰く、
「わかりやすいように」

なので、本当のキットに入っているのは左側の(カオス状態)のですよ。
でももちろん、写真と下書きで一目瞭然、どこにどれを使うかわかりますよ。

USAコットン

2012年6月9日(土) ブログ
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ゆう風舎の狭い店内。

少しずつ、少しずつ、可愛い柄のUSAコットンがはばをきかせてきました。

とうとう、棚に立て掛ける所が足りなくなり、雑貨をディスプレイしているテーブルの上に。

これが又、今置いている(子ども用)雑貨によく合うのです!

今は(リネンとレース)物作りに忙しくて、これらを使って作る暇がないのが残念。

レシピ書き

2012年6月8日(金) ブログ
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何か作りたいものを考えるのもワクワクするし、材料を考えるのはもっと好きだし、針を動かすのはもっともっと好きです。

ましてや、ブログを見て、
「今度の、好きでーす!キットになりますか??」
なんてお便りをいただいたりすると、モチベーション上昇、ちょっと時間のかかる仕上げも手早く出来ましたよ。

そんな訳で、リネンとレースを使って、この間から作っていた作品、完成しました!

さあ、これからいよいよキット作りです。

スタッフの手を借りながら、大好きな材料を組んでいくのも楽しいし…
でも、ただただ説明書、レシピを書くのは正直、シンドイです。
絵キルトを楽しんでいる方はきっともっと多いでしょうに、キットがあまり無いのはこれが理由かなー?なんて思います。

初めての方でも作れるように…心がけて書いているのですが、心がつい、作品の仕上げ間近に思い浮かんだ次の縫い物へ飛んでしまい、うっかりミス記述もしばしば…(>_<) 特に今回は流れに沿って分けた土台布のパーツが大きく、最大A3の紙に入りきらない型紙に頭を悩ましそう…。 そんなグチを言ってる場合じゃないですよね? 自分が考えたものなんですから、責任を持って…何より、(作ってみよう)と購入してくださった方が楽しく作れますように、心を込めて書かないといけませんね。 ぜんっぜん、関係ありませんが、熱が出た時も、喉の調子が悪い時でも、世間で叩かれている時でも、ステージに上がったマイケルは、いつも全身全霊、魂をこめたパフォーマンスだったんですよ。

[雨の日の…]キット、アップしました

2012年6月7日(木) ブログ
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30センチ×30センチのミニタピスリー、[雨の日のブルー]やっとアップしました。
又〈夏〉のところ、見て下さいね。

まだ、雨のつづく日々ではありません。
なので、真夏ではない〈初夏〉の今がとても好きです。
(半袖、着ようかな?、七分袖かな?)
という今頃。

この季節だけ、頭の片隅にひっかかる、(作りかけ)の作品があります。

今日も、
「夏のベスト、編もうかな?」
という方のリクエストに合わせて、古い[毛糸だま]の6月号を開いてみて、又思い出しました。

白いクシュッとした布で作ったヨーヨーキルトのベッドカバー。

それこそ、ゆう風舎を始めてまもなくの頃から憧れて、ちまちま作り始めました。

真っ白ではなくアイボリーに、と思ったので、当時大好きだったホビーラホビーレの〈カナエ・コレクション〉の生なりの無地ローンで作り始めました。

ところが…。
作っても、作っても、パーツが小さいのでなかなかです。
しかもただ白い布で作っていくだけ。
色あわせの楽しみも形が変わっていく楽しみも何にもありません。

ただひたすら、縫っては繋げ、ときどき糸の始末が悪く、せっかく繋いだ部分が重みでプツンと外れたり。

他の物作りの合間に又したり、スタッフさんの手を借りたり…。
少しは大きくなりましたがまだまだベッドカバーの大きさには至りません。

そのうちに最初の頃の布はすっかり黄ばんでしまいました。

雑誌に載っているキルトを仕上げた人…本当に尊敬します。

真っ白で本当に綺麗です。
私のは?
又再開…するかなあ??

新幹線

2012年6月6日(水) ブログ
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見慣れたこの景色。
JR[西明石]の新幹線のホームから見たところです。

3ヶ月に一度の絵の、〈いつかの会〉の帰りは、贅沢ながら新幹線で帰らせてもらっています。

退職以来、ずっと続けてきたこの役、初めは小さかった子どもたちが学校を卒業し、作業所等で働く社会人となり、開始の時刻が遅くなったからです。

思い出いっぱいのこの景色。
文字通り、雨の日も風の日も、雪の日もあったなあ。

素直な彼、彼女たち。
私と同年代の明るいお母さんたち。
ずっとこれからも続けられるのなら、私も歩ける限り来ますよ。

ちなみに私は新幹線大好き!
〈のぞみ〉じゃなかったら、西行きは空いているのです。
3列の椅子の窓際に陣取って、けっこう個室気分です(^-^)

大きなバッグ

2012年6月4日(月) ブログ
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「せっかく娘が申し込んでくれたのに…」
この間のワンディ・レッスンに参加できなくて、と わざわざお電話下さった明石のFさん。
今、とても重たい問題で心を痛めておられる由…。

生きていると 本当にいろんな事、ありますよね。
でも、きっとトンネルの向こうにはたどり着けるはず。
元気を出して早く問題が解決しますように、しかもその事で体調を崩されるなんてことがないようにお祈りします。

それにしても(気分転換に)と、申し込んで下さった娘さん。
ありがとうございます。
優しいですね。

Fさんにしろ、病気と闘っておられるNさんもTさんも、優しい立派なお嬢さんがおられて、ヨカッタ。

私には無いけれど、その代わり穏やかな時間をもらっていて、
「創作、がんばれ」
と、言われているような。

[傷痕]という小説を書いた桜庭一樹さんが質問に答えて、
「何の為に(小説を)書くかって?
…祈る、ためじゃないですか?」
と。
よい言葉ですね。

ふんわりと

2012年6月2日(土) ブログ
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昨日のワンディレッスン。

もう何回もしているはずなのに、まだまだ課題作品が難解すぎるのかなあ?と、反省します。

初めてされる方はもちろん、幾つかされている方でも、やはり、私の予想していなかったところで手間どられ、時間がかかってしまったかなあ、というところが幾つかありました。

〈髪の毛〉の表現もその一つです。

いつも、縫い代を針の先で折りこんでは縫っていく、他の部分とは違って、髪の毛はきりっぱなしの布を使います。
折りこむとポッテリ、鬘のようになってしまうし、少しばかり糸がほつれても、却って髪の毛らしい、という訳です。

形通りには、スタッフに裁ってもらい済みの特別キットですから、下絵の線に合わせて置いてざっくりとまつりつけ、髪の毛用の布とよく似た色の刺繍糸一本どりで、ゆーるりしたアウトラインステッチやストレートステッチで毛の流れや後れ毛を表現していくのですが、これがなかなか…。
皆さん苦戦なさいます。

真面目でいらっしゃるのかな?
どうも刺繍線がまっすぐ、ぱつぱつ。
たくさん刺繍しすぎて重たそう。

以前、髪の毛の表現のコツをつかんでもらおうと、
「ほら、小さい頃、ノートに少女マンガを描きませんでしたか?」
と言うと、
「そんなのかいてなーい」

そっかー。

とにかく、「糸をひきすぎないでふんわり、ふんわり刺して下さいね」
と言って回るしか…。

こんなゆるーい刺繍なんて、きっと刺繍を習って本格的にされている方には許せない(いいかげん)な刺繍だと思います。

(いいかげん)を人に伝授するのはとっても難しいです。

はるばる大阪から来ていつも参加してくださるNさんが、もうさっそく
「秋のレッスンの絵柄がどんなのか、楽しみやわ〜!」
とおっしゃって帰られて、めちゃめちゃプレッシャーですが(>_<)(簡単で可愛い)ほど難しいものはありません。

大丸神戸店

2012年6月1日(金) ブログ
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さすがに、あまりもう見なくなりましたが、教師を辞めてからも、授業をしている夢をよく見たものです。
それも〈夢〉ですから たいてい、
(うわあ!どうしよう!何も準備してない!!)
と慌てふためいている設定です。

どうして、半年ぶりとはいえ、今日のワンディレッスンにあたってそんな事を思ったか?といいますと…。

なんと、今日の参加して下さったメンバーの中に、かつての教え子、小学生だった子がいたからですよ。

1人はお友達二人と、1人は会社の偶然の休みを利用して…。

どちらももう立派な若いママなのですから、私も歳をとったはずです。

さあ、そんなメンバーも加わり、いつも顔を出してくださる有難い方、優しい笑顔、初めて参加して下さった方。

またまた、穏やかで、真剣な、貴重な時間をありがとうございました。

又、秋に伺います。
できれば、いらして下さいね。

それにしても、今朝は軽いカルチャーショック。
エスカレーターで七階に着くと、やや焦った感じ、でもにこやかに出迎えて下さったアンジェラス店長のSさん。

(何かちがう?!)
と、よくよく見ると、なんとリバティの小花柄のカッターシャツ姿!
もちろん、ご自分で縫われたらしく…。
今から新幹線に飛び乗って、東京出張。
何やらリバティ取扱店の会合があるらしく。

すごいなあ。
男の人のリバティ姿、初めて見たナア。
元々優しい雰囲気でお洒落なSさん。
なかなか似合っておられましたが、他の人は無理でしょうねー?

ウケました

2012年5月31日(木) ブログ
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リネンとレースを使って…
この時期、毎年作っているタピスリーのキット。
今年は土台布にいろいろなブルーの布を繋ぎあわせてみました。

実は大きなバッグからいろいろきれいなものが飛び出しているんですよ。

レース、ビーズ、花のモチーフ、…

キットにするので、できるだけ手に入りやすく、値段も手頃で綺麗な物、もっと無いかなあ?と、カタログで探していた時、目に止まって、
(これ、どーかなー?)と買ってみたのが、一番下に写っている、〈リーフガーランド〉です。
だって、全てきちんとアップリケするのはしんどいもの…。

いろいろな色のがありましたが、ブルーのを注文し、届いてみるとなかなかきれいなサックス。
¥150/mと安価な化繊ですが、そんなに違和感もなく。

今日、作品の花嫁さんのブーケの作り方を思案していたIさんに、
「こんなのもあるよ、グリーンじゃないけど」
と差し出すと、大喜び。

ついでに、居合わせた皆にも大ウケ。
それぞれ2mずつ買っていかれましたよ(^o^)

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