婚活中?

2011年7月25日(月) ブログ
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連れ合いのかつての教え子でいらっしゃるNさん。
ゆう風舎に現れたのは二十歳そこそこの頃だったかな?
書道は本格的、絵を描くのも好き、歌うのも好き、保育科を卒業してるから小さい子どもも大好き。
長年?二人で見守っているつもりですが、私達にはまだまだ[自分の道探し]の旅が続いているように見えます。

その彼女、最近、突然、私が以前作った作品[晴れの日に]のキットを購入。
この作品は中央に、花嫁さんの長いベールを持ったり、バージンロードにバラの花びらを散らしていく5人のブライダル・メイドをレース等でアップリケ、リボン刺繍あり、普通の刺繍あり、
(この少女達の部分だけは[ストーリーキルト]にも載っています)
その上、周りにはレースを二重に使ったピースワーク、さらにその周りにリボン刺繍の花が散ったボーダーと、かなり面倒なキルトです。
私も若い時は
(これも、そしてこれも…)
と、やりたい放題のややこしいキットを作っていた訳です(>_<)

そんなキットを、失礼ながらまだあまり経験の少ないNさんが?
きっと、買っておくだけでそのまま置いておくのかな?と、思っていたら、あに計らんや、お店に寄ってくれる度に女の子が出来ていっています。
しかも結構見事に。
そして数週間で中央部分が出来てしまい、今日は周りのピースワークの疑問を解決しに見えました。

「すごーく頑張ってること、ブログに書きたいけど、結婚が決まった訳でないって書きにくいなあ」
と言う私に
「婚活中の女性です、って書いといて下さい」
と、Nさんはニッコリ。

見た目も人柄も良いNさんの[晴れの日に]到来を、おじさん、おばさん先生は待ってるよ(^_-)

気持ちを伝える…

2011年7月24日(日) ブログ
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[長靴下のピッピ]や[やかまし村の子どもたち]ほど、有名ではありませんが、リンドグレーン原作、イロン・ヴィークランド絵の[ぼくもお兄ちゃんになりたいな]という絵本があります。
小さい時に
(妹がほしいな)
と思っていたのにいざ生まれるとおかあさんやおとうさんの愛が妹ばかりに行ってしまったと思い込み…そんな男の子の話です。
勿論結末はハッピーエンド。
ところで、この本に出てくるお母さんは、赤ちゃんをあやす時、必ず
「ペーテルは(レーナは)世界で一番かわいいあかちゃんね」
と言います。
その昔、私はとんでもなくブサイクな赤ん坊でしたが、それでも母は
(世界で一番かわいい)
と思っていたそうです。
親心ってたいていそうですよね?

ただ、ここで私が声を大にして言いたいのは、どうぞそれを外国のママ達のように我が子に、照れずに繰り返し、繰り返し、言葉やスキンシップで伝えて下さいね、ということです。
無条件で愛されている、受け入れ護ろうとする人がい、居場所がある、という安心感が、子どもの目を広い世界に向け、飛び立っていく勇気を育むんだなあ、と思います。

今日の日曜日も、若い両親やお祖父ちゃん、お祖母ちゃんに連れられたかわいい可愛い子が何人か来てくれました。
皆に愛され、大切にされているお子さんの澄んだ目にじっとみつめられると、何とも言えません。

ところが、一方では真逆の…。
(どうして子どもを??)
と思うような実態もいろいろな所から耳にします。
その間の距離、ギャップはどうやって埋めていけばいいのか?
絵を描いていても(次回のパネル柄です)虚しい気持ちがする事があります。
でも、まず、上を向いて歩くことですよね。

スイート!

2011年7月22日(金) ブログ
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Oさんが もぎたてのとうもろこしをお裾分けしてくれました。
Oさんのお母さんが育てられたものです。
私は茹でて、冷蔵庫に冷やしたものをかぶるのが好きなもので、早速茹でようと包丁でカット。
こぼれた粒が又、生でも美味しい!甘い!

義母が元気だった時も、沢山じゃなく、数本作ってくれていた頃を思い出します。
連れ合いや義父は、あまりにも身近にあったせいか、あまり喜びません。
私一人が感激して食べていたのですが…。

正直、子供の時は食べたことがなかったもの。
もぎたてのきゅうり、茄子、とうもろこし。(みんな八百屋さんで買っていました)
殻つきの牡蠣(フランス料理だと思っていました)。
まるごとの蛸(さばき方もわからなくて…)。
いかなごのくぎ煮(ちりめんじゃこしか知りませんでした)…。
大人になって明石やこちらへ来てからいただき、贅沢な思いをしています。
勿論、京都は京都ならではの思い出の味覚がありますが…。
(夏ならやっぱり鱧!?それに冷やし飴?)
連れ合いなんか、小さい時は 柚子でキャッチボールをしていた、というので驚きです(>_<) ときどき意見がぶつかるはずです(;^_^A

ミニチュア

2011年7月21日(木) ブログ
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来年の作品展に向けての作品作り。
Tさんが素敵なことを思いつきました。
ドールハウス風に立体的に作ったスペースにミニチュアや小布等とキルトを融合させて[メルスリー(手芸屋さん)]を作りたいと…。
口に出したが最後、周りの先輩達から
「きゃーっステキ!こうこうこういうのも作ったら?!」
「じゃあ、ドールハウス用のミニチュアグッズのお店に買い物にいかなくっちゃ!」
とかの声が飛びかい、大騒ぎです。

実は皆、ドールハウス好き。
一生のうちに一つは作りたい、と憧れを持っています。
ですから他人事とは思えません。
めちゃくちゃ楽しみにしてしまいます。
私もつい、昔作ったミニチュア・キルトを引っ張りだしてきて
「こんなのも作らなきゃ」
と、けしかけてしまいます。
若いTさん、声援に押し潰されることなく、ますますモチベーション上がって帰っていかれましたよ。
絵キルトも、刺繍も洋裁も、なんでもこなす器用な彼女のこと、きっと楽しい作品を創っていくことでしょう。

不屈

2011年7月20日(水) ブログ
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[不屈]と言えば、我らマイケル・ファンは彼の生前最後のアルバム[インヴィンシブル]を思い浮かべますが(凄いクオリティのアルバムです)、最近、奇しくも、素晴らしい不屈の精神を感じる人を知れて…。

[なでしこジャパン]の感動も、きっと劣勢を最後まで諦めずにやり抜いたところ、が大きいですよね?

もう一人は、先日からご紹介している、マイケルのバック・ダンサーを勤め、今はダンスやエクササイズの教室を主催しているユーコ・スミダ・ジャクソンさん。
最愛のお母さんや最愛の夫の早すぎる死の悲しみを乗り越えて、というだけではなく、自らが ダンサーとして決定的な身体的なハンディ。
すなわち、少女の時に、二度の交通事故によるむちうちと、器械体操での落下による怪我で、大人になってからも 少し疲れが溜まると首が動かなくなる。
もっとびっくりしたのはダンサーの命とも言える足。
ユーコさんは元々、膝関節の脱臼癖というのがあって、踊っている中で何度も膝に爆発音を聞いたまま、動けなくなり…ということを繰り返していたそうです。
スポーツの世界でもたぶんそう。
一流と言われる人は皆、そんな事では挫けず、何とか自分なりの治療法、防御法を編み出して次のステップへ行かれるのでしょうね。
およそ、私のような体力なし、運動オンチ、痛みに弱い、人間には考えられないことです。

ところが、ここに、少しだけ身近に感じられる、尊敬すべき[不屈]の人を知りました。
絵本作家の、いせひでこさん。
[むぎわらぼうし]などの絵本は前から知っていましたが、朝日新聞の《ニッポン人・脈・記》を読んでとても感銘を受けました。

二人の娘を育てながら絵本を描いていた38歳の時、右目を患い、視野が半分欠けたと…。
幼い頃から絵が好きで、東京芸大に進み、絵本作家になったいせさん。
片目とはいえ、目を患うとはどんなショックや葛藤があったか…。
でも、その後も以前にも増して力作を発表されているのです
そして再婚同士、の柳田邦男氏という最高のパートナーを得て、二人で絵本の持つ力、子供にとっても大人にとっても大切なものを伝えようと奮闘中。
共著の[見えないものを見る]は明日からの私の読み物です。

たくさんの方が来て下さった[リネン&レース展]も無事、終了し、明日の午後からは絵本図書館が本来の絵本図書館に戻ります。
何冊かある、いせひでこさんの絵本、ぜひご覧になりにいらして下さいね。
(夏休み8.10までは、毎週木、金、土のP.M1:00から絵本図書館開けています)

Oちゃん、Hちゃん

2011年7月19日(火) ブログ
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少し前から 火曜日のパッチワークには、可愛いメンバーがいます。
4歳のO君、3歳のHちゃん。
Kさんのお孫さんです。
お嫁さんがアルバイトに出かけている時、Kさんが二人の保護者です。

この二人、(ばあちゃん)の躾よろしく、とっても良い子にしていて可愛いので皆のアイドルになっています。
でもKさんは大変。
お裁縫用具や作品材料の他に、おもちゃ、絵本、ジュースにお菓子…。
いつも沢山の荷物…。
(お祖母さんって重労働だ)
っていつも感心します。
でも、Kさんは叱りながらも、目の中に入れても痛くない様子(^-^)
いつだったか、私の着ているワンピースをじっと見て
「かわいい…」
とつぶやいてくれたOくんに、始めあんぐり、次にとろけそうになった私です(*^_^*)

早朝の感動

2011年7月18日(月) ブログ
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布のアイデアスケッチの次の段階。
原寸大の紙に構成していく段階はやはり一番頭を痛める所です。
描き加えなければいけない部分も沢山出てきます。
(これで決定!)となるまではそれこそ苦しみです。
連休の間に終えないと、と思っているのに、昼間の仕事を終えると暑さも手伝ってヘロヘロ。
ちっとも進みません。
頭がほとんど動きません。
(それじゃあ、私なりのサマータイムを導入しよう!)
と、早めに就寝、今朝は早めに起きました。

と、そのおかげで[なでしこジャパン]の大逆転劇をリアルタイムで観ることができました!
凄い!
エライ!
澤さんの(ど、どうやって あの角度に蹴れたの?!)というシュートもヨカッタ!
最後にPKを決めた選手の落ち着いた(間)と、鮮やかなシュートもヨカッタ!
にこやかな表情で選手を和ませた監督もヨカッタ!

(人間て、ここまでやれるんだ)
ということを示してもらった時の感動って本当にありがたいですね。

前向きの気持ちを貰って、私もなんとか明日提出するゾ(≧▼≦)

蛇口

2011年7月17日(日) ブログ
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蛇口には泣かされます。
勿論、泣かされなくてもいいのに、こだわるから、ですが…。

20数年前、ゆう風舎を建てる時(まだ名前も決まっていませんでしたが)連れ合いが毎晩、毎晩考えて引いた図面を元に 地元の大工さんが一生懸命、形にしてくれたのですが、私には方向も間取りもちんぷんかんぷん。
ただ、白いペンキ、木製の上げ下げ窓、白いタイル、陶器かホーローのシンク、アンティークの真鍮製蛇口、真鍮製のドアノブ…とか、アクセサリー面のこだわりが大いにありました。
立派だった大工さんに比べ、建具屋さんは少々、不慣れ。
どこのドアもギシギシ、イマイチスムーズに開閉しませんが、一番の問題は水回りでした。
洗面所の(HOT)と(COLD)の蛇口なんて、もう3台目です。
しかも(HOT)の方は又々壊れて使えません。
今の世の中、INAXやTOTOや、美しいフォルムでワンタッチの洒落た蛇口がいろいろあるでしょうに…。
どうしても古き英国調にこだわっています。

そんな訳で、4年前にカフェ[リーヴル・ディマージュ]を増設した時も、トイレにはロンドンのマーケットで買ってきて、大切においていたアンティークの蛇口をつけてもらったのですが…。
どうも、ここのところ調子悪いです。
一度、業者さんに来てもらって応急措置をしてもらったのですがやっぱり…。
スコーン!と新しいものに替えてもらう気持ちになれず、
[お客様へ 下の元栓で開閉してくださいね]
っと、貼り紙がしてあります(>_<) ご迷惑をおかけしますが、新しいものを準備する決心が固まるまでよろしくお願いしますm(__)m

ボンボンレース

2011年7月16日(土) ブログ
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おかげさまで、[ストール用]として175cm×36cmにカットしたシングルガーゼリネンや、花柄の薄いボイル地がよく売れます。
合わせていた5cm幅くらいのボンボンレースは無くなってしまい、皆さん、少し短めだったり、少し長めだったりする、別のボンボンレースを選んでいって下さいます。

「レース」と一口に言っても、流行もあるのですね。
この、ブラブラ、フリンジっぽいのやプチプチ可愛い玉みたいなレースは おととしくらいから出てきたでしょうか?
何につけても可愛く揺れるのが大人気で、仕入れ先にも 気に入ったものは品切れ状態です。

写真のボンボンレースはかなり長いので 使うのがちょっと難しそう。
連れ合いは いつのまにか、レースで作った[竜巻]のまわりに、風か?雨か?雹か?
豪華に飾っていますよ(;^_^A

いよいよ、GO!

2011年7月15日(金) ブログ
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暑い中を、又、販売元のMさん、布メーカーのFさん、Oさんが来て下さって、四者懇談。
来年度に向けての[Yu’s Palette]の新柄プロジェクトがスタートです。

私の描いたラフスケッチを叩き台に、あーやこーや、意見を交わします。
皆さん、コンセプトや一つ一つの絵に関しては大いに賛同して下さいました。
そしてメーカーさんも、販売元さんもリクエストはただ一つ。
お客さん、それも手芸熟練者でないお客様にも使い易いパネル柄、例えば縫い代の部分がたっぷりとってあるとか…。
「わっかりました!」
一つ返事で、早速、今日から実物大の紙面にとりかかります。
手前に写っているスケジュール表を見ると、あまりのんびりは出来ません。
重低音の響くマイケルの曲が後押ししてくれそうです。
と、いうわけで(;^_^A今日は、特に私のイチオシの切ない切ない曲をご紹介…。http://www.youtube.com/watch?v=yXP968iKE1o&feature=related

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