バウムクーヘン

2010年12月13日(月) ブログ
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昔からあるお菓子、バウムクーヘン。
近来、こだわりのバウムクーヘンを出すお店が増えていますね。
私も焼いてみました。
去年も実は 作ってみたのですが、やっぱり手間が大変なので、一つで止めてしまいました。
本格的なバウムクーヘンのように カラカラ軸を回しながらひしゃくで生地を回しかけては焼いていく、とはできませんが、フライパンで重ねていくこの方法も結構大変(>_<) 今回も焼き初めた頃は生地を丸く伸ばすのにもあたふたし、 (やっぱりやめようかな?) という気持ちが頭をもたげました。 ところが何層にもしているうちにちょっとコツがつかめてきました。 (もっと慣れれば、もっと楽になるかも?) 仕上げにはホワイトの生チョコをコーティング。 早速一切れ試食してみると (うん、美味しい!) スタッフにも試食してもらったところ、皆絶賛してくれて、すっかりやる気がふくれましたよ。 しばらく、頑張ります(^^)v

初めまして

2010年12月12日(日) ブログ
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新しいウサギさん、出来ました。

でも、違う話していいですか?
今、隣の部屋のテレビから本田美奈子さんの歌声が流れています。
そう、数年前、骨髄性白血病で亡くなった…。
NHKハイビジョンの[BSベストオブベスト〜最期のボイスレター]です。
準無菌室で病気と闘いながら、骨折して偶然同じ病院に入院してきた作詞家岩谷時子さんにボイスレコーダーのやりとりをしていたこと…。
慕っている岩谷さんを元気づけようと、様々な励ましの言葉と共に美しい歌声を届けていたこと…。
美奈子さんがこんな方だったとは全然知りませんでした。

白い、何もない病室。
毎日毎日、自分の体調、病状に不安を持ちながら。
伴奏も何もない、アカペラの、透き通った声…。
「私達は自分の不幸を考えるんじゃなく、人の幸せを考えて頑張りましょうね」
という、岩谷さんの言葉…。

「1993年10月、昭夫が病に倒れたその時、海外から一番初めに届けられたメッセージは、マイケル・ジャクソンからのものでした。
それは彼自身が作ったヒーリングテープでした。彼は幾度も「ミスター盛田、ミスター盛田…」と呼びかけ、「あなたは必ず良くなる、必ず話せるようになる…」そして、彼の選んだ静かな曲が流れます。再び又同じように「ミスター盛田…」
彼の呼びかける声が幾度も繰り返されるテープでした。
そのテープの箱には彼自身の手書きで次のことが書かれていました。
『これを朝、昼、晩にかけて聴いて下さい。マイケル・ジャクソン』と。
私は昭夫が朝起きる10分前からこのテープをかけ、そして夜ベッドに寝かせてからこのテープが終わるまで聴かせて休ませることにしました。
これは、6年余の間、昭夫が亡くなるまで、毎日続けられました。」
ソニー創業者盛田昭夫氏の夫人良子さんの手記の一部です。

歌の上手い人で、天使に近い人っているンダ…。

市川里美さんの絵

2010年12月11日(土) ブログ
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「受験生ではないので自分の好きなモチーフを描けばいいんですよ」
と、言っても、忙しいお仕事の合間の趣味で少しずつ絵を描いておられるMさんには なかなか「これ!」という題材がみつけにくいようで…。
確かなデッサン力をお持ちなのに、ちょっと硬いな…。
彼女の作るお洋服には、楽しい、意外性のある遊びがちょこちょこ施されているのにな…、と、私も彼女の持ち味を探しながら、彩色したスケッチなどを続けてもらっています。

今日から古いお人形を。
それで、思い出してこの、市川里美さんの画集[愛されたお人形]を取り出してきてお見せしました。

パリを旅した先でみつけたモンベルさんの絵本にすっかり魅せられ、その後パリに渡って、独学で絵の勉強をした市川里美さん。
外国の絵本作家のように楽しいデフォルメや大胆な色彩構成はないけれど、対象と真摯に向き合い、時間をかけて誠実に写し取ったその絵には、人柄までもが滲み出るものだなあ、と感銘します。
この[愛されたお人形]は 数年前、西宮で開催された原画展で 初めて観たので、原画ならではの迫力にすっかり夢中になったのを覚えています。
フランスの家庭で、子ども達が大きくなり、今はほったらかしにされたお人形の、くたっとしたポーズ、ちぎれかけた手足、ところどころ薄くなった質感…。
この、愛らしいような寂しいような人形の姿にインスパイアされ、私も幾つかの作品を作ったものです。
何年かたった後、古本屋さんで、連れ合いがこの本をみつけてくれたのです。
しばらく遠ざかっていましたが、Mさんのおかげで久しぶりに…。

さて、お人形といえば、昨日から作っている新しいウサギさん。
明日には完成したのがお見せできるかな?

手編み復権?

2010年12月9日(木) ブログ
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子供の時から編み物が好きで好きで、受験生の冬は涙をのんで我慢し、それ以外は来る冬も来る冬も編んでいた私…。
全く編まなくなってしまいました(>_<)。 仕事の方の作品作りで時間がなくなったのも確かですが、ひと頃から手編みのローゲージのセーターをほとんど着なくなったのも大きな原因です。 やっぱり(着る)という楽しみがないとモチベーション0です。 連れ合いにも学生時代から何枚も手編みセーターをプレゼントしてきましたが写真右のセーターを最後に、もう何年も編んでいません。 今までのを大切に着続けてもらわないと(;^_^A ところが、なんだか昨今は手編み風のざっくりしたセーター、フェアアイル模様のアイテム等がファッションの表舞台に登場しているような…。 今年は特にそんな感じですよね? 私の周囲でも下田直子さんの本を参考に モチーフつなぎのブランケットを根気強く仕上げたKさんや、たくさんの美しい色の毛糸を集めて編み込み模様のマフラーやベストを編んだNさん等、久しぶりに編み物熱、発生中です。 私も編みたくなります…が、テレビを観ない、マイケルのDVDを観る時は目は離せない、という生活なので なかなか編む時間はなさそうです。 でもスタッフ室内ばきの最後、Nyaさんのだけは なんとか早く編まなくっちゃ。 ずいぶん冷え込んできました。

ドールハウス2

2010年12月8日(水) ブログ
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この間買ったLEDライト、絵本図書館の出窓で光っていた、と思っていたら、こんな所に来ていました。
カフェのドールハウスの上、クリスマスキャロル演奏中の広場のモミの木です。
昔からの豆電球と違って「たまが切れる」ということがないそうな。
それはいいですね(^-^)。
灯り方もいろいろなバリエーション、ゆっくり静かに灯ってゆく、と思っていたら、パチパチパチっと踊っているみたいに点滅したり…。
見ていて飽きません。
私なんかはついケラケラ笑ってしまいます\(^O^)/。

さて、笑っていられないのは[Yu’s Palette3]の布です。
今日やっと(マス見本)が出来て届きました。
マス見本とはいよいよ布になった状態です。
それを見て色等のチェックをするのです。
え?でも、今日ってもう12月8日?!
去年に比べても遅い!!
これはよほど染工場さんに頑張ってもらわないと納期に間に合わない?
せっかく送ってきてもらっても我が家での滞在時間は数時間で又、東京へ。

いろんな会社が絡んで[製品]になっていく、というのは本当に難しいです。

ドールハウス

2010年12月7日(火) ブログ
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今朝の新聞を広げて
(かわいー!)
と目尻を下げられた方も多いのでは?
シロクマの赤ちゃん。
大きな、お母さんの顔のそばで嘘のようにちっちゃいちっちゃい赤ちゃん…。
それが夕飯時のニュースでは2匹とも死亡??…。
なんとも、悲しい…。
スクスク育つ、というのは とても貴重なことなんですね。

そういえば、先日、MJのファンサイトを巡っていたら[100人の村(世界中の人を100人住んでいる村に例えたら)]に行き着きました。
以前に絵本で観た時よりも、グッと身につまされる気持ちがしました。
毎朝、ふつうに起きて、ふつうにご飯を食べて、ふつうに服を着て、人と会って、話をし…。
そんな日常がどんなに幸せか、と思い知らされます。
授かった命は大切に大切に育みたい。

さて、昨日来てくれたSさんは、シルバニアファミリーに興味を持ってきた我が子になんとかドールハウスが欲しいと思案中。
現在市販中のシルバニアのハウスはなんだか現代的すぎるのだとか。
「私は自分で作ったよ」
と、こともなげに言うHさんに目を白黒。
でも本当に子供たちはミニチュアの世界が大好きですよね。

手作りの帽子

2010年12月6日(月) ブログ
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今でも、身近で若い人の齢を聞くと、
(えーと、じゃあ、あの頃、小学校3年生くらいか…)
と思い返してどんな世代か?の基準にしてしまいます。
教師を辞めて、今の仕事の方が長くなったのに、不思議にやっぱり教師気分が抜けません。
なので、ぷくぷくの頬っぺたをして、輝く瞳で見上げてくれていた小学生達が、大人になり、車の運転ができるようになり、はるばる訪ねてきてくれて、しかも子供まで産んだ!というのは 本当に不思議な感慨があります。
変わらないつもりでいても、こちらも随分齢いった、ということですね(^-^)

さて、今朝、神戸から来てくれたSさんとHさんも、今や子育て真っ最中のママ。
可愛いニット帽や男の子のキャスケット、それにセーターも それぞれのママの手作りだそう。
Sさんは前から大の手芸好きで 結婚前はゆう風舎でアルバイトしてくれていたこともあるくらいですが、バリバリの理数系のHさん。
「結婚して、子供が出来てから手芸に目覚めました」
とのこと。それはとっても嬉しいこと(^-^)。
今日も「縫い目がほつれないからこれがいいんです」
と言って、新しい帽子を縫うべく、Yu’s2のラミネート加工のプリント生地を買って帰ってくれました。
なるほど、そんな使い方もあるんですね。

辛い目に会われたK君のお母さんも、お孫さんが出来られたとか…。ヨカッタ。

あくまでも優しく

2010年12月5日(日) ブログ
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自分のとこながら、
(たくさんのクリスマス絵本があるものだなあ!)
と、感心します。
昔、絵本を集めていた頃には、[クリスマスの絵本]といっても、スタンダードなもの以外、そんなに無かったのです。
そのかわり、見つけた時の、ワクワクドキドキしたなんとも言えない感動がありました。
それが毎年、いろんな所からいろんなクリスマス絵本がたくさん出版されるようになると…。
有名作家の、又は人気シリーズのクリスマスバージョン。
古典をいろいろな画家が描いたもの。
クリスマスの事典的なもの。
クリスマスキャロルを題材にしたもの。
そして飛び出す絵本等…。
その中には正直、なんだか商業ペースに乗せて、「クリスマスだったら良い」という感じの、安易なお話作りの気がするものもあります。
賑やかな「意匠」だけを追いかけるものではなく、やはり、その時期ならではの心温まる、しみじみとしたお話を子ども達の心に届けたい。

有名作家もとってつけたみたいなクリスマス絵本?に思う作品もある中、この人は違います。
ガブリエル・バンサンさん。
みなしごのネズミの少女セレスティーヌを大切に育て、一緒に暮らすクマのアーネストおじさんの話です。
クリスマスの時の話は2冊。
どちらも[流行り]とは関係なく、昔からあったもので、私の本も、表紙がちょっとセピア調に色褪せています。
どちらも、ワガママで傷つきやすい小さなセレスティーヌにふりまわされるアーネストおじさんの数日ですが、美しい絵と共に、ひやひやしたり、ホッとしたり…。
どんな時にも、どんなセレスティーヌにも、あくまでもあくまでも優しいアーネストは、きっと女性の一つの憧れですよね。
優しいだけではありません。
あくまでも気高く、静謐な生き方を示し…誰かみたい(^-^)
だからこそ、最後にはセレスティーヌは心から反省、彼女も又、彼女自身の持っている優しさを示すのです。
クリスマスにはやっぱりこんな話がいいな。

出来ました。

2010年12月4日(土) ブログ
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ドアから入ろう、とするワンコがいて、高い所からのぞくニャンコがいて…。
やっと[アンティーク屋さん]は出来ました。

でも、そのわりには今日は沈んだ気持ちです。

昔、明石に勤めていた時、同学年の二人の可愛い、なかよし学級の子がいました。
素朴な風貌、言葉はでにくいながらも絵が得意で温厚なS君。
色白、おめめパッチリめちゃめちゃハンサムで、でも繊細すぎて時々調子を崩してしまうK君。
どちらも、親学級のクラスメートの中でも人気者でした。
卒業して何年かした時、思いがけず、S君の訃報に接しました。
施設で暮らしていたS君。
週末の帰宅を歓迎してお母さんがご馳走をしすぎたのでしょうか?
たまたま胃腸の調子が悪いのをS君には伝えるすべがなかったのでしょうか?
施設に戻ったS君は誰も気付かない時に戻した吐しゃ物で窒息してしまったのでした。
誰が悪いわけでもありません。
温厚なS君は施設の皆からも可愛がられていた、と聞きます。
なんともやりきれない気持ちでいる私に、まだ知らないかも?とK君のお母さんが手紙を下さいました。
その中に…
「自分はKより1日でも長く生きられるようにと、いつも願っています」
と書いてあったのです。……
どこの親が、子供の方が早く亡くなってほしいと思うでしょうか?
それだけ、不安なんです。
自分がいなくなった後の息子の事が…。
まだまだそんな世の中です。
社会の受け皿も、保護者がいてこそ、なんとか…。

その方の旦那様がこの夏亡くなった、という喪中ハガキを受け取りました。
私より少し上だったでしょうか?
ゆう風舎が建った始めの頃、親子で来て下さいました。
ニコニコとK君を見守っておられた、K君そっくりのハンサムなお父さん。
何と言っていいか…。二人で力を合わせて…というのがもう出来ない…。
手紙は書きますが他に何かできるか?と考える夜です。

なんとか伝えたいけど…

2010年12月3日(金) ブログ
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夕べの大雨や今日の強風で、せっかく色づいていた銀杏やケヤキがすっぽんぽんになってしまいました。
いよいよ、冬、突入ですね。

11月の終わり頃から 今年もやはり毎日のように喪中ハガキが届きます。
(そうか…。〇〇さんは今年、大変だったんだ…)
師走に入って慌ただし…と、思っていても、仕事とMJに明け暮れられた私は 幸せなんだなあ、と思います。
でも、いつも思います。
困難な事や、辛い時期を過ごしておられる方にこそ、MJを知ってほしい、聴いてほしいな…と。
でも、勿論、押し付けはいけません。
私がもっと上手に言い表せたらいいのですが、なかなか難しいです。
そして、真剣にそう思っている自分が、実は(浮いてる?)(おかしい?)のでは?と落ち込むこともあります。
でも、世界中に(ここがミソです)いる大勢のファンの言葉を知ると とても力づけられ、嬉しくなります。
勿論、日本のファンサイトでないと、よく理解できませんが…。
そんな中で見つけた文章です。

「30年という気の遠くなるようなキャリアの中で、Michaelは数えきれないほどの名曲を作り、歌い続けてきたが、その中でも、僕はこの曲を 一遍の迷いもなくMy Best Songに挙げることができる。囁くような歌い出しから、魂の叫びとなるクライマックスまでの、「静」から「動」へ変化していくメロディーラインは非の打ち所なく完璧!
「何かを変えたいと思うなら、世界をよりよくしたいなら、まずは鏡に映る自分からはじめよう」
…このメッセージにどれほどの力をもらい、勇気づけられただろう…
僕と同じくBAD世代の方にとっては少なからずきっと特別な思い入れがあるはず。
この曲は、それまで音楽にさえ関心のなかった、当時中学生の僕に「この人とはこれから長い付き合いになるのだろう」とまで理解させたとんでもない曲。
MOON WALKER冒頭で魂のライヴ映像が使われているが、これが僕のMichael映像初体験となった。今でもこの曲を聴く度に、Michaelに出会えた喜びと感謝の気持ちを最も感じられる名曲中の名曲と確信している。
Liveでこの曲を歌うMichaelの姿は!後半のスピンは!Michaelが人類の限界を超えた瞬間だと信じて疑わない…
僕はこの曲なしでMichaelを語ることは絶対にできない…。」

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