もう一息です

2010年10月25日(月) ブログ
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「マイケルが亡くなったのは6月ですが、私は10月に観た[THIS IS IT]から目覚めたので、10月は特に想いが深く…」
Iさんからの嬉しいM.Jメールにも気付かず…。
今日、私はなんとか作品を仕上げようと ひたすら頑張っていました。

(ダメダメ、キットにするんだから、あまり作業を増やしては…。手間も材料もかかりすぎては…)
と、考えてはいるのですが ついつい楽しくてビーズやボタンをいっぱい使ってしまいます。
だってケーキ屋さんなのですから、寂しいショーウィンドゥには出来ません。
まだ、ギフトボックスにリボンをかけたり、ボンボンレースの飾りをつけたり…。
明日にはきっと…。

思いがけなく

2010年10月24日(日) ブログ
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しぼしぼ、雨の日なのに…。
(ドカーン)とビックリ。
プレゼントをいただきました。
ラッピングペーパーから飛び出してきたのは真っ赤なフレームに入れられたM.Jのリトグラフ?ではなくて、でも写真じゃなくて、美しい版画!
[C.Young]の直筆サインと限定の通し番号(90/500)が記してあります。
明石市魚住にお住まいのHさんのお友達がアメリカから取り寄せられたうちの一つだそう。
とってもレアなものをいただいてしまいました。
申し訳ないことですm(__)m
家宝にしますね。

それにしても、Hさんのお友達は 私のような(にわかファン)ではなく、ジャクソン5からの筋金入りのファンだそう。
尊敬、尊敬。
皆で思いやりのある、愛の溢れた世の中を目指していきましょうね。

無条件の愛

2010年10月23日(土) ブログ
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バタバタ忙しくしていると、絵本もなかなか読みません。
絵本図書館に新しい絵本が続々入ってきてても、です。
でも、移動の際、ふと気になって手にとり、吸い込まれるようにページを捲り、最後まで読んでは 感動してしまうことがあります。
それも、物凄く、感動するのです。

この絵本もそうでした。
夕食も終えた後、ショップの方に用事があり、行くとレジの横のカウンターにのっています。
(ラブ・ユー・フォーエバー?、マイケルが言う言葉みたいな題名だな、どれどれ…)
ロバート・マンチ作、乃木りか訳、梅田俊作絵。
なんでもない母と息子のなんでもない話。
ただ、自分の産んだ子を死ぬまでずーと愛してる、という話。
ただそれだけのことが、正直、シンプルな絵と共にページを捲る毎に…。

でも、涙が出てきます。
(わ〜ん)と声を出して泣きたくなります。
そして、それは私だけじゃないようです。
背表紙を見ると「初版1997年、2009年第48刷発行」と、ありました。
アメリカの超ベストセラー絵本!と、ありました。

こんな普遍的な、ふつーのこと、それが現代ではおかしくなっています。
自分の産んだ子を無条件で愛する本能というか…。
ゆう風舎に来て下さる方は皆さん、そういう意味では大丈夫な方ばかりで、むしろ、そうではない人に絵本を届けたいのですが…。
なかなか難しいのです。

マカロンツリー

2010年10月22日(金) ブログ
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先日、地鎮祭を無事終えて出勤のOさん。
とても堅苦しい神主さんだったようで大変(^O^)
お茶の時間に楽しく聞かせてもらいました。

ところで私も、ケーキ屋さん作りにせっせとビーズやボタンを使っていると、決まって
「布以外を使うなんて…邪道です!」
とおっしゃったという、友達が習ってたパッチワークの先生のことを思い出しては苦笑いしながらやっています。
なんにでも堅苦しい方はおられますよね(;^_^A
でも、本当に楽しいんですから!
パリのケーキ屋さんの写真を見ていると 必ず見かけるマカロンツリー。
高いホーン型に焼いたケーキに白いクリームを塗りその表面に色とりどりのマカロンをペタペタ貼ってある?ように私には見えますが きっと本当はそんなものではすぐに型崩れ起こしそうで…。
お砂糖で固めてあるのかな?

とにかくとにかくこのキャンディボタン、ピッタリでしょう?
数年前、日本紐釦さんからこの可愛いボタンが発売されてから、私の絵キルトにいろいろ使いました。
ドアノブ、お花の中心…。
ツヤありとツヤ消しがあり、今回マカロンにはツヤ消しがピッタリ。
美味しそうですね。
ところどころ空いているところには 明日届くはずのチョコレート色とマロン色のをはめ込みますよ。

最後の力…?

2010年10月21日(木) ブログ
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まだ5年くらいしか経っていないのに、ショップとカフェに流している音楽のデッキ、調子悪くなってしまいました。
修理に出し、一週間ほど戻ってきません。
連れ合いが とりあえず、絵本図書館のデッキと交換、同じ機種なのです。
じゃあ、絵本図書館の方のバックグラウンドミュージックは?
今、[絵本の音楽会]という絵本展を開催しているのに、音楽なしではしゃれにもなりません。
困った連れ合いは(!?)と思いついて、おっかなびっくり、昔使っていたシステムコンポのスィッチをオンしてみました。
明石にいた時から使っていて(実は私の戦利品です)、ゆう風舎の歴史もずっと観て?きてくれたコンポですが 庭に新しくショップを建てることになった数年前から調子悪かったのです。
でも、今度の新しいものとは違い、本当によく働いてくれた…。
モニター用に作られたスピーカーを採用しているとかで、低音が響く、しかも柔らかいなかなか良い音で私は大好きだったのです。
特に天井が高い部屋の梁の上にスピーカーを置いていたので気持ちよく響き、このコンポでアンティークオルゴールのCDをかけていると、お客様から
「アンティークオルゴールがあるのですか?」
「い〜え、CDですよ」
と答えたことが何度もありました。

(おじいさんになったもんなあ)
始めは鳴ってもとぎれとぎれになったり、寒い朝にはうんともすんとも言わなかったり…。
(お願い!)とゆすったり、しばらく休めたり…。
あまりにも気に入っていたものですから、出来るだけ他のと替えたくなかったのです。
でも、(いよいよ寿命だなあ…)
と思っていた時と、新しいショップがオープンするときが重なったので とうとう新しいデッキを買ったのです。
新しいデッキはずいぶんコンパクトに出来ているし場所をとりません。
元々、設計の時にコンポを入れるためのスペースを作ったので、そのまま置かれていたのです。

そして…なんと、どうでしょう?
つけてみるとはたして5年前よりよほど元気に演奏するではありませんか!
久しぶりに あの柔らかい音が図書館を満たした時は感動!
「はぁ〜、よく寝た〜」
とでも言ってるみたい。
嬉しくなった私はつい、
「あそこにマイケルの曲を充満させて、真ん中で聴きたい(^-^)」
と言うと「そんなことすると、又ダメになるよ」と連れ合い…。
う〜ん、なるほど、そんな気もします。
だって瀕死の状態だったのですから。
しばらく、おっかなびっくり、図書館を開ける時だけつけてみますね(^_-)

リボン、テープ、毛糸、ビーズで

2010年10月20日(水) ブログ
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課題だった、ショーケースに並ぶケーキたち…。
なんとか出来ましたよ。
勿論、出来るだけ簡単な方法で。
細かく布を折り込んでまつりつけていくのは大変なので、そういうところはドーム型のケーキとその隣の台形のチョコレートケーキだけです。
後はチョコレート色のブレードや、ちょうどいい太さのグログランリボン、白いレース、白い刺繍の入ったリネンテープ、細い薄茶のサテンリボン等をケーキの土台に見立て、ビーズやピコフラワーリボンや毛糸でデコレーション。
(これ、使える!)と思って材料を揃えていく楽しさは格別です。
上の段の三角形のケーキ[ピラミッド]のチョコレート風の縞模様は今朝、二階の整理をしててみつけた、母の残していた端切れ。
帯の端切れでしょうか?
しっかりした織物なのでそのまま裁ち切りにしてボンドでぺたリ!
ね、簡単でしょ?そんなのもアリですよ(^-^)

一つの終わり

2010年10月19日(火) ブログ
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―誤訳が多いマイケル・ジャクソンの素晴らしい歌詞を丁寧に和訳し、そこに込められたメッセージを日本語できちんと伝えるブログ―
以前にもブログで紹介させていただいた、大西恒樹氏のサイト[マイケルの遺した言葉]、一旦の終わりの旨、昨日のブログにありました。
元々、(あと何曲…)というふうに記してありましたし、いつか 区切りをつけられるのは、来訪者皆が判っていたことですが、それでもこのサイトのファンは
「お忙しいのはわかりますが、ぜひ、続けて下さい。」
「まだまだ訳してほしい歌があります。お願いします」
と、終わらないことを切望していました。

昨日のブログにはこんな文が…

「中略…さて、このブログを始めたきっかけや、それにかける思いなどは「はじめに」に書いてある通りで、今もその気持ちは全く変わっておりません。一人でも多くの方がマイケルのメッセージを受け取ってくれれば世の中はもっと良くなると思いますし、このブログがその一助になれば本望です。ただ、私自身はそれだけでは飽き足らない気持ちを持ち始めていまして、次に何をすべきかについて考えています。

元々私がこのブログを始めたのも、「自分に今何ができるか?」を問うた結果であり、マイケル亡き後、なるべく多くの人が彼の闘いを引き継がなければならないと思ったからです。そのためには、なるべく多くの人が彼のメッセージを受け取る必要がある。だから、自分の言葉で彼のメッセージを訳す、ただそれだけのことです。ですから、私にとってこのブログは手段であって、目的ではない。本当の目的は訳すことではなく、このブログを通じてマイケルが何に対して闘っていたかを感じてもらい、それに触発されて自己変革を起こし、世の中を変える人を増やすことです。自分もその一人でありたいと願い、まず第一歩として自分にできることをしただけなので、まだ何も達成した気がしないのです。

私はこれから本当に大変な時代が来ると思っていて、下手をすると今私たちが変わらなければ、もう未来は残り少ないかもしれないとさえ考えています。恐らく、古い価値観と新しい価値観の闘いも熾烈になるでしょう。そんな時代にマイケルが現れたということは、やはり何か大きな意味があったのでしょう。しかし、それ以上に大きな意味を持つのは、残された我々がこれから何をするか、それに尽きるのではないでしょうか?だからなるべく多くの人が何をできるか考え、実際に行動してくれることを願います。このブログはそのためのものです。

私はこのブログの次にできることを考え、行動したいと思います。したがって、訳詞に割く時間は少なくなりますが、決して止まってしまうわけではなく、次の段階に進んだと思っていただけると…。…後略」

私もこのサイトからいっぱい勇気や[確信]をもらった一人です。
マイケルの事をとてもただ[歌手]とは見られない。どうして、皆、すーと通りすぎるの?私がおかしいのかな?
時々、そんなふうに不安に思ってたことが吹き飛びました。

大西さんが新しく訳詞をされないからといって、このサイトがなくなる訳ではありません。
どうか時間をみつけてじっくり味わってみて下さい。

パリのケーキ

2010年10月18日(月) ブログ
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いくら[高脂血症]と言われても、顔の湿疹に悪い、と言われても、スイーツ好きはやめられません。
なんとか量を少なくする努力をしています。
でも、今日もスタッフさんとお庭でプレミアムコーヒー&半分サイズのアーモンドコーヒーケーキ、美味しかった〜。
まさしく秋ですね。

キルトでケーキ屋さんに取り組んでいる私に、連れ合いがそっと置いてくれた[パリのお菓子屋さんめぐり]という本にも、きれいな、美味しそうなケーキの写真がいっぱい!

[ラデュレ][アンジェリーナ][フォション][ストレール]などは老舗でどの本にも載っていますね。

これは[フォション]のなんとエクレア!
若きパティシエによって シャープで遊び心あふれるデザインになったとか。
左から2番目は どうみても[モナリザ]ですよね?
[マダム・ジョコンダ]と名付けられています。
チョコレートって何でもできるんですね。
下段のケーキも、パリらしい、とってもシンプルかつラブリーなデザインですね。
[コテ・フルリ]ですって。
さて、私のキルトのケーキはたぶん、オーソドックスな、昔からありそうなものになりそうですよ。

店は建ちました

2010年10月17日(日) ブログ
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(読んでほしい)
と、思いながら綴っているブログですが、お店にいらして
「ブログ、読んでいます」
とか「〇月頃のブログに書いてあった…」
とか おっしゃっていただくと、なんだか恥ずかしく、恐縮します(;^_^A
良い季節になって、遠くからドライブがてら来て下さるお客様が多くなってきました。

パソコンの画面上ではなかなか解りづらい、布地等の素材感や縫い方など、実際に見ていただきたいし、手作りケーキも食べていただきたいし、珍しい絵本もみつけていただきたい。
(はーん、ブログにあったように、あそこにマイケルがいるし、マイケルの曲のオルゴールが確かにかかってるなあ)
と思われたかも(^o^;

今、ほんとに気持ちの良い季節。
長いドライブにめげず運転してきて下さる旦那様、ありがとうございます。
ときどき、旦那様は車で待ってらっしゃる、というケースもありますが、布いっぱい、手芸いっぱいのコーナーを抜けると、男の方にもホッとしていただける空間もありますよ。
今でしたら、中庭でボーっとしていただくのが最高だと思うのですが…。

[ケーキ屋さん]建物は完成して、いよいよ今度は 売ってるおじさん、小さな女の子を作って…。
ケーキ類はいろいろ考えないといけないので一番後です。

同年代

2010年10月16日(土) ブログ
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自分の作品、というだけではなく、キットにする作品、となると、作っていて楽しいながら、やっぱり気を遣ったり、心配したりします。
一番気を遣うのは
(難しすぎないだろうか?)
ということです。
雑誌から依頼されるのは必ず
「初心者にでも出来る簡単なものを…」
という条件付きです。
簡単で可愛くてオリジナリティーがあるものが勿論ベスト。
でもそれが一番難しく、考え、苦しんで
(えーい!好きなの作るぞ!)って気持ちと、ブレンドし…結果的に少し難しい部分あり、になったりします。
プロとしてはダメですね(>_<)。 ただ、そういうのを縫っていても、縫いながら (きっと〇〇さんなら、作って下さるだろうな) と思い浮かべてしまうお客様が何人かおられます。 今回の[ケーキ屋さん]もきっと… と思いながら縫い始めていると、そのお客様から注文のメールをいただきました。 勿論、[ケーキ屋さん]はまだ未発表ですから、ご注文は[アンティーク・コレクション]でした。 でも、添えていただいたメッセージを読むとなんとも…。 彼女にも大変な試練の波が次から次から押し寄せていたようでした。 北海道のOさん。私と同世代の方です。 一山一山乗り越えられ、 「やっと落ち着いたら、又何か作りたくなりました」 ですって…。 ありがたいことですm(__)m

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