いろいろな年代

2010年6月3日(木) ブログ
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昨日のブログを見た、卒業生二人からメールをもらいました。
明石の小学生だった彼女達は、やっぱり神戸、元町大丸周辺が大好きなんです。
昨日、レッスンに参加してくださった中にも ちょうど彼女達と同い歳くらいの若い方がおられました。
私達の若い時はやはり母の世代の影響で編み物や縫い物に親しむ人が多かったのですが、
(今の若い人は少ないかも?)
と思っていました。
でも、ちゃんと、確実におられますよね。
やはり、お母様がしておられた、とか…。
夢を持って手芸の道を進もう、と思っておられる若い人達に少しでも役にたてれば、と思います。

[リネン&レース展]のために この作品を作っているItさんも やはり手芸好きはお母様ゆずり。
お母様の作品を観に、赤ちゃんを抱っこして来てくれていた彼女が今は 自らが作品作りを楽しんでいます。
二人のお嬢さんがいて、こういう犬がいて…。
フランスの絵ハガキにご自分の家族を反映させて…。

ひどい顔でしたが…

2010年6月2日(水) ブログ
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今日も4枚合成写真で(^-^)
左上から…。
朝イチ開店ちょっと前に神戸大丸到着。
もう開いている[カフェラ]でまずはカプチーノ。
(ワアーイ!ラッキー!!)
私のはウサギさん、スタッフOさんはクマさん、初めてです!

そよそよと 風にそよぐケヤキのグリーンを仰ぎ見ながら束の間の至福の時。
どうも これがないと神戸へ来た気がしません。

10時半からお昼休憩1時間を挟んで、午後3時半までコミュニティルームでワンディレッスン。
今回も 気持ちの良い方ばかりに囲まれて とても嬉しい時間を過ごさせていただきました。
忙しい中を足を運んで下さった皆さん、本当にありがとうございました。
初めて参加して下さった方が
「楽しかった〜(^O^)あっという間に時間が立ちました」
と言って下さったのが、私には勲章です。
それと「ゆう風舎にぜひ行ってみたい!」
とおっしゃっていたのも…。
右側に座っておられた方々、写真に写らなくてごめんなさいm(__)m

夕方は明石のコミセンへ。
荷物の関係で、今日のモデルは三ノ宮で買っていったミスタードーナツ。
喜んでくれてヨカッタ。

お天気にも恵まれ、前から張り切っていたのに、この天候と年齢的な、私の体質的ダメージが重なって 2.3日前から乾燥による湿疹?で肌がボロボロ。へこみました。
でも、ま、顔は関係ないか!と開き直り、何とか(私でできること)が少しでもできたかな?という思いで疲れを感じません。
これもマイケル効果です(^-^)。

バラの季節

2010年6月1日(火) ブログ
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先週、近くの歯医者さんからの帰り、バスの時刻まで時間があったので少しぶらぶら、歩いてみました。
丹精こめた畑の他に、家々のお庭は今はお花でいっぱい。
壁いっぱいに見事にバラを咲かせておられるおうちもありました。

うちの庭も…。
虫に傷つけられながらも白いバラが咲いています。
そして、バラといえば、優雅なバラ柄の布はいつの時代でも人気です。
でも一通りのバラ柄が、メーカーさんからはでつくした感のあるこの頃は なかなか
(これは欲しい!)
というものに出逢いません。
「前にもよく似たのありましたよね?」って感じで。
探しているのは、よく洋書のインテリア雑誌にあるような、居間のソファーにさりげなくかけてあるアンティークのキルトのような雰囲気のバラ柄です。
大柄で主張しすぎず、ちょっと褪せた色合いの…。
今度入荷したリネンのバラ柄はちょうどそんな感じ。
広幅なので、早速そのままキルトするだけのものを作られる方も。ゆう風舎ではまず最初に肩掛けエコバッグに仕立てました。
軽くて手触りの良い、オシャレなバッグです。
スタッフTさんがお店用と大丸用ともう一つ、クルクル折り畳み見本用と3つ、縫ってくれました。
写真は、左上から、うちのバラ柄グッズ(オーレカップの前に置いてあるのが折り畳まれたエコバッグです)フェンスのバラ、野ばら、新発売のバラ柄リネンエコバッグ。

初夏の味

2010年5月31日(月) ブログ
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今年はじめてのグレープフルーツケーキです。
毎年、ゴールデンウィークの[布と糸でつくる夢展]に合わせて作っていたのです。
でも、毎年作品展を観に来て下さるお客様が飽きちゃうかな?と思い、今年は違うケーキにしました。
ちょうど今年のゴールデンウィークは低温傾向。
もうすぐ6月という今日になって やっと季節到来という感じです。
甘酸っぱいムースとゼリーが、シロップがしみこんだスポンジと合って、毎年好評をいただいています(^-^)。

そういえば、明日は6月1日。
衣替えの日ですね。
おかげさまで何とか神戸大丸への荷物も今日出せたので明日はキッチンのカーテン等をブルーのに替えようかな。

リンドグレーンさん

2010年5月29日(土) ブログ
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少し前のことですが、病気と闘っている学生時代の友達Cさんが 頑張って大阪から来てくれるということで、連れ合いは絵本図書館の販売コーナーを Cさんの好きな[リナアンナ]ちゃんグッズいっぱいにしました。
(スタッフブログにもあったように)
[リナアンナ]ちゃんイコール[北欧]イコール[リンドグレーンさん]と、言う訳で 今、絵本図書館ではリンドグレーンさんの特集をしています。
2002年、95歳で亡くなった、スウェーデンの国民的児童文学作家アストリッド・リンドグレーンさん。
その年表をちょっと見ただけでも
(スゴい人だなあ)と思います。
娘カーリンが7歳の時、肺炎になり(当時の子どもの肺炎はずいぶん深刻だったことでしょう)看病している時に[長くつ下のピッピ]の名前を思いつき話を聞かせ、3年後、自身が氷で滑って足首を捻挫、ベッドでピッピのお話を書いた、とか…。
その後、夫を亡くし、母を亡くし、父、兄、息子、親友を亡くし…。
でも、[やかまし村の子ども達]シリーズ(私はこれが一番好き!)[ロッタちゃん]シリーズ、[エーミール]シリーズ、[名探偵カッレくん]シリーズなど、次々と楽しいお話を発表していくのです。
確かに長生きすると、周りの人がなくなっていく寂しさの中で、でも、リンドグレーンはきっとMJいうところの(CHILDHOOD)子ども時代が素晴らしかったのだと思います。
自伝から察するにまさしく[やかまし村の子ども達]そのもの。
「遊んで、遊んで…わたしたちが遊び死にしなかったのは、不思議なくらいです!」
て言ってます。
これって現代、忘れられがちな、でもとっても大切なことだと思います。

この写真の絵は[床におりない遊び]をしているところ。
リンドグレーンたちは床にさわる(落ちる)と、悪魔の“だんな”に捕まってしまうらしいでしたが、私の小さい時は(下は海)って感じで畳のへりか桟の上を歩いたものですよね?!

いろいろ同時進行しています

2010年5月28日(金) ブログ
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スタッフの協力も得て、来週のワンディレッスンの準備も先が見えてきてホッ…。
今朝、やっと頭の中におぼろげに浮かんできた、リネンとレースを使った絵キルトに早く入りたいところですが、その前にこれを仕上げなくっちゃ。
コットンタイムの歳時記、もう9月用です。
6月の始めには9月号の…。
雑誌業界の方も頭の切り替えが大変ですね。
1ヶ月ほど前にデザインスケッチを提出した時には、本当に[9月―秋]の絵柄が思いつかず、それでも何とか制作に入ると、布、子ども達の服の布の色で秋の始まりを表現、です。

ところで、昨日 ベテランのKさんが
「私達の齢になると 身辺整理をしていかなくっちゃ」
と冗談を言いながら、手持ちのレースや優しい色合いの花柄をピックアップしてきてパッチワークをし始めておられましたが。
普段から(いらないものは潔く捨てる)ことを実行しておられるKさん、その上での手作り好きって、なかなかカッコいいですね。
私もテーブル下に、棚の上に、引き出しに、と所狭しと入っている布達、とても死ぬまでに使いきれそうにないと、皆さんにもどんどん使ってもらおうとしていますが、あまり減りません(>_<) でも、[物]だけじゃなく、齢を重ねると共に、自分が歩く人生の中で、(いらないものは棄てていった時)本当に大切と思うものが見えてきますね。 それは人によって違うものでしょうが…。 私にとって《共感する》ということは、その一つです。 たとえ見知らぬ人であっても (あ〜、おんなじように感じてるんだ〜) と思える時、それは生きていくエネルギーにさえ、換えられる気がします。 インターネットはそんな出逢いの場を提供してくれますね。 翻訳家の大西さん。 MJの[Stranger In Moscow]の、洞察力溢れた、素敵な訳と文をありがとうございますm(__)m

レジェンド??

2010年5月27日(木) ブログ
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観に来て下さった方の多くは多分気がつかれてないかも?しれませんが ゆう風舎の[リネン&レース展]には毎回、テーマがあります。
去年は[初夏のお出かけ]、おととしは[おもてなし]です。
日々の暮らしを素敵にする作品に加え、絵本を核とするゆう風舎としては、それにちなんだ、たとえば[おもてなし]には[不思議の国のアリス]のお茶会風景、[おでかけ]には夜空へ窓から飛び出していくウェンディーのネグリジェを作って[ピーターパン]と、(かなりこじつけ^ロ^;)いうふうに毎回隠れた演出があるのですよ。

さて、今年…。
数ヶ月前から考え苦しんでいた連れ合いが、ようやく出した言葉は[レジェンド]
(えー!レジェンド??、なんだか誰かを思い出すけど。リネンとレースで??)
ところが、彼が読んでいたいろいろなレースの本を見ているとなんとなく解ってきました。
リネンもレースもヨーロッパでは古くから作られ、利用され…。
しかもレースのもとは布地に丁寧に施された刺繍のようです。
古いヨーロッパの男性用のコートの袖なんかにも、よく見るとまさしくレジェンド(伝説)っぽいものが刺繍されたりしています。
なんだかルーツに帰るようなテーマ。
でもなかなか難しく、参加してくれる皆にも伝えにくく…。
なので、それらはあくまで一応のテーマ、勿論今年も 新着のレース生地に触れて「ワンピース作ります!」とか「テーブルクロスにします!」という方もOK、ただ
(何か作りたいんだけどなんにしよう?)
という方には[古いお話]風をオススメ(^-^)
Nさんと話し合って決めたのはお馴染みスウェーデンの画家カール・ラーションさんの絵の女の子。
古い時代じゃないけど、家族でそんな扮装をして遊んでいる一場面です。
これをリネンとレースを使って作ります。
今日は手に持っているフラワーリースをあーでもない、こーでもない、と作っていました。
楽しみです。

丁寧な仕事

2010年5月26日(水) ブログ
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仕事の合間にホッとコーヒー・ブレイク。
スタッフさんといただく時も、二人でいただく時も たいていこのコーヒー・カップです。
手作りの温かみというか、うちのプレミアム・コーヒーが(贅沢にもよくこれをいただきます(^-^)岡山の[ファブニォゥス]さんの自家焙煎豆、美味しい!)がよけいに優しい味に感じます。

ところで、このカップを作ってくれた、本職はメガネ職人のT君から 嬉しいメールを貰いました。
先週終了した作品展を観にきて下さったお客様が カフェに置いてあったフライヤーを見て、T君の所へ眼鏡の事でお問い合わせして下さったとのこと。
T君は普通の生産ラインと別に、クラシックでオシャレな丸メガネを中心にネットでも販売しているのです。
できるだけその人の要望に添うようにいろいろな配慮もしてくれます。
メンテナンスも万全。
T君の温かい人柄そのものプラス職人技プラス美術科卒のセンス、まさしく[こだわりのメガネ]です。

ところで、そのT君のホームページ、ユニークでしっかり者の奥様とブログを書いておられますが、これがなかなか面白いのです。
メガネの必要のない方も ぜひ一度アクセスしてみて下さいね。http://tuziokamegane.web.fc2.com/index.htm

意外とスグレモノ

2010年5月25日(火) ブログ
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夏はブルーに、秋冬は赤系に、と、キッチンのカーテンやテーブルクロスをしているのですが、テーブルクロスはどうしてもシミがつきます。
ビニールを敷くのは嫌なのでクロスの上にランチョンマットを敷いたり、違うクロスを重ねたり…。
食事のたびに結構めんどうくさかったのです。
そこで、(うちにはちょっと可愛らしすぎるかな?)
と思いながら、今年出来た[Yu’S総柄]のラミネート加工版を裁って敷いてみました。
端がほつれないのではさみでチョキチョキ切ったままです。
そして、お醤油をこぼそうがコーヒーがつこうが、サッと一拭きできれいにとれることがわかりました。
今まで あまりラミネート加工の布に興味がなかった私ですが、こういうものなんだなあ、と 自分の布でやっと体験できた次第です。
デザイン的には小さな子どもさんのおられる家庭ならピッタリのような…。
でも、ひょっとしたら
(じゃあ、ワタチも…)
って、クレパスを持ってきて、どんどん文字が増えていくかもしれませんね(^-^)
そんなテーブルクロスがあっても楽しそう…。

ところで[子ども]というと、ついMJの事を考えてしまう昨今の私ですが。
これは2000年12月、宗教専門サイトに掲載された彼の手記の抜粋です。
読んで下さい。

「中略…そのような理由もあって、教会は楽しみでした。私にとって「普通」になれる良い機会でした。教会の長老たちは、他の人々と分け隔てなく私に接してくれたのですから。彼らは、リポーターたちが私の居場所を突き止めて教会へ押し寄せた時も、いやな顔ひとつせずに彼らを迎え入れたのです。結局、リポーターたちも神の子という事ですね。
…中略…
父親になった時、神や安息日に対する私の考えは確固たるものとなりました。我が息子プリンスや娘パリスの目を見つめていると、生命の奇跡や美しさを感じます。一日一日が安息日のようです。子供を持つ事によって、この聖なる世界へ足を踏み入れる事を許されたような気がします。私は子供たちを通じて神に話しかけています。神からの恩恵に私はとにかく感謝するのみです。
他の人々と同じように、私にも神の存在を疑わざるを得ない時期もありました。プリンスが微笑み、パリスが笑う時、それらの疑いは消えてしまいます。子供たちは神からの贈り物です。いや、それ以上でしょう。彼らは神のエネルギーや創造力、愛の結晶なのです。子供たちの無垢さやいたずら好きな中にも神の姿を見いだす事はできます。
私が子供時分に最も貴重だったのは、自由になれる日曜日でした。自由の日、それこそが私がにとっての安息日だったのです。今は父親としての役目を果たす事によって、この自由で魅力的な毎日を体験しています。驚くべき事に、我々には毎日を素晴らしい日にする能力が備わっています―それが安息日なのです。子供時代の不思議にもう一度目を向ける事によってそれは可能となります。息子たちや娘たちに全ての心を捧げるのです。彼らと共に過ごす時こそが安息日であり、共に過ごす場所こそが天国なのです。」

べつにキリスト教徒でもなく、子供もいない私が(ウンウン)と素直に聞けます。
そして、今の(虐待云々の)若い親たちの精神的な支柱を本当に真面目に探さないと、と思います。

お得です

2010年5月23日(日) ブログ
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台湾のイベントにも毎年
「キット、もっと数を…」
と言われますし、この間はわざわざ台湾の方が
「卸してもらえませんか?」
と来店下さいました、が…。
残念ながら、私のキットは大量に作るには向いていないのです。
いくら簡単にしよう、としても ある程度のパーツの数になりますし、微妙な形、細かいパーツ。
しかも使っている布が(どうしてもここにはこれ!)という、こだわりの布です。
たとえば作品を見て下さった方が「可愛い!」と思って下さったとしたら、それはそういう訳があるからです。
今度、6月2日の神戸大丸でのワンディレッスンの作品も
(出来るだけ簡単に)
したつもりでも、やはり全てを完成させるまでその時間内には無理です。
それでも、せっかく来て下さったお客様が、少しでも形にならないとつまらないと思います。
そこで、その日限定のキットとして、出来るだけのお手伝いをしたキットを用意していきます。
この間から土台布に下絵を写したりしていますが、今日は接客の合間に、先日来スタッフが写してくれたパーツの布を 縫い代をつけて裁っていきました。
大変そう??
大丈夫、私のハサミはよく切れるし、慣れていますからね(^_-)

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