完成!

2010年6月15日(火) ブログ
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12年間、一緒に過ごした愛犬が亡くなってしまって、すっかり元気をなくしていたKさんが 久しぶりに顔を見せてくれました。
100%とは言えないけど60%の笑顔が数週間ぶりに部屋に戻り、他の皆も嬉しそう…。
年月を経て、それぞれの生活にいろんな事が起こります。
子供の時のように 身体中、曇りなく(ヤッター!!)なんて嬉しいことはあんまりなく、辛い事や煩わしい事の方が多いかも…。
だからこそ、じんわり励ましあって、ちょっとした事で楽しんで…。
貴重な時間です。
好きなことがあると やっぱり良いものです。

[雨の日には3]出来ましたよ(^-^)

右側、実は…

2010年6月14日(月) ブログ
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こんな風になっています。
女の子の読んでる本の内側…
[語り継がれるものがたり]です。
レースで表した、帆船も出てきます。
お姫様も出てきます。
馬にまたがった騎士も、大きなドラゴンも…。

そういえば、今日、遠くから来て下さった、年ごろのお嬢さんとお母様、ファンタジーがとっても好きだ、とおっしゃっていました。
娘さんはうちの本を見つけて
「[はてしない物語]大好きです!」
とおっしゃいました。

ミヒャエル・エンデ作の[はてしない物語―ネバーエンディングストーリー]
私も大好きで、特に映画は何度観に行ったことでしょうか?
そこに出てきた大きなドラゴン、(ファルコン)は衝撃的でした。
優しい犬のような顔、白いフサフサした毛並み、いつものんびり寝そべっているようで、ちゃんとしっかり、主役のアトレーユを助けて何万マイル、空を駆け…。
主題歌と共に思い出しますよね。

ところで、昨日もブログを怠けて頑張っていましたが、この作品、まだ出来ていません。
来週ですよね?レース展も一周忌も…。
心がザワザワ落ち着きません。

羽のように軽い…

2010年6月12日(土) ブログ
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水曜日の展示会で発注した有輪さんの布の一部が もう昨日到着しました。
(速い(^-^)!)
レースを付けて、今流行りのストールにしようと思っていたリネンのシングルガーゼは、残念ながらまだでしたが、到着したものの中に とっても軽やかな布があります。
有輪さん名付けて[エンジェルフェザー・プレミアムコレクション]。
凄い名前ですよね?
でも、確かに柔らかで手触りよく、透け感もコットンとは思えないくらい。
トロンとしたブラウスが作りたいな、と思いつつ、今は我慢がまん。
でも、今日、ストール用の布を探しにこられたお客様は喜んでこの布を買って帰られました。
それで1メートル75センチに裁って三等分。
ストール用のカットクロスとしても置くことにしました。
私は…?私はやっぱりブラウスにしたいなあ。

左半分できました

2010年6月11日(金) ブログ
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この間から縫い始めた[雨の日には3]、左半分が出来ました。
今回の女の子は、私のキットにしてはずいぶん大きいですよ。
ウ〜ン?と思い出してみても、この大きさの人物は初めてじゃないかな?
[雨の日には2]よりも少し大きいと思います。
大きいと、小さすぎる物よりも勿論縫い易いのですが、その分ディテールに気を遣わないと…という部分が確かにあります。
特に顔とか、髪の毛とか…。
髪の毛を表す時、私はいつも裁ちっぱなしの布と刺繍を合わせますが、この間の大丸でのワンディ・レッスンの時も 刺繍の場所や(さじ加減)に困っておられる方が多かったように思います。
確かに、とても刺繍の得意な方がとても丁寧にきちんと刺されても、少し重たい感じになったりするのです。
(いいかげん)な方がちょうど良かったり。
基本的には私の描いた下絵の髪の毛の線のところを 刺繍糸一本どりでフンワリ指していただいたらいいのですが、その感覚を掴んでいただくために
「昔、少女マンガをノートに描きませんでしたか?あの髪の毛の感覚ですよ」
と言うと、ぽかんとされる方と(そうか!)と大きく頷かれる方と…(^-^)
勿論あまり読まれない、あまり描かれない、ちゃんと勉強なさってた方も多いかも?
私はやっぱり、いっぱいいっぱいかきました。
(気に入った顔)(気に入った髪型)とかが その時その時、必ずあって、必死に描いていたものです。
そんなのが、ちょっとだけ今役に立っているとは…。

ところで「少女マンガ」といえば、日本びいきだったMJもきっと観ていたのでは?というのが、密かな私の説です。
どんどん小さく、ツンと上向きにした鼻、元々の大きな目がメイクでより大きく。
あれって少女マンガに出てくる男の人みたいですよね(^-^)

それにしても、何枚作っても、新しい布を使って新しい作品を作るのは 私にとって本当に楽しい事です。

グッド・アレンジ

2010年6月10日(木) ブログ
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(こういうのが欲しい)
と 思い描いて行った時にはなかなか無く、何かのついでの時に
(あ!これステキ!)
と思った時にはもう在庫が残り少ない品…。
私が布やレースを探しに来て、よくあるパターンです(>_<) この赤い小花柄のUSAコットンも、ちゅうこうさんのアンテナショップ[Chuko]で見つけるのが遅くて数メートルしかありませんでした。 それで迷ったのですが、あまりにも今度発売されたYu’sの小花柄ファスナーにぴったりだったのでバッグのキットに使ってしまいました。 なので残念ながらネットショップにアップするほどもないのです(T_T) さて、限定キットと知っていち早くゲットしてくれたOさん。 本体に使っている綿麻生地がミニタピスリーの[マイ・ワークス]と同じと気付いて下さり、ファスナーのついている面の反対側に [マイ・ワークス]の下側、布を裁っている女の子をアップリケしてくれました。刺繍の文字も「She makes her apron」を「…her bag」に。二人のお嬢さんがいらして、いつも二人のものを作っておられるOさんですが、このバッグはきっとご自分のものですね。 キットをこんな風にアレンジしていただくと、又々嬉しい気持ちが拡がります(^-^)

考えるヒント

2010年6月9日(水) ブログ
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今日は有輪さんの発注展示会。
レースを生かせる柔らかで(素)のリネンがあるかな?
そして夏のチュニックやワンピにできそうなリバティっぽいローン生地があるかな?と、行ってきました。
去年よく利用したシングルガーゼリネンは残念ながらもう生成りのものしかなく…
でも、それにレースを合わすとなかなかいいかも?と、注文しました。
「わあ、これ、オシャレ!ワンピにしたいなあ」
というローンプリントも一応ありました。
後、ジーンズ色のトリミングレースが珍しくて…。
届くのが楽しみです。

その後、日本ちゅうこうさんにも赴き、第3弾の打ち合わせです。
まだ漠然とした打ち合わせですが、もう少しして、レース展の準備が終わった頃から又頑張るつもりです。
ときどき頭の中が詰まって
(もう、だめかも?)
と思う時がありますが、今日、本町の紀伊國屋で買った[FIGARO]等で粋なフランスのお店や、可愛い雑貨の写真を見ていると
(まだまだやる事があるなあ)
と思えたり。
その上、有輪さんで注文している時に、[ビリージーン]が流れてきたり、ちゅうこうさんを出たとたんに、MJのとても若い時の曲のインストゥルメンタルが流れてきたり(久宝寺町商店街全体に流れるBGMです)元気づけられているような…。

ワクワク…

2010年6月8日(火) ブログ
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今日も レース展へ向けての皆の作品が可愛く出来てきつつあって とても楽しみです。
本当はリバティを使った夏服とかを早く作りたいでしょうのに それは先に伸ばして頑張ってくれています。

やっと私のキットの構想も決まり、布を裁ち始めました。
決まらなくて悶々としていた時とは、嘘みたいに気分が変わるから不思議です。
特に下絵が描けて型紙をバラバラにし、パーツ毎に布を
(あーでもない、こーでもない)
と決めていく時がなんともワクワクo(^-^)o楽しい時間です。
この間からへビロテのピンクの小花模様リバティ、またまたウサギさんの服で登場です(^-^)
そういえば今日、スタッフMさん、Tさんがチクチク、可愛いリバティのベビーシューズを縫ってくれましたよ。

さて、私のは[雨の日には?]
この写真は左半分です。
右半分はちょっと違う世界が広がる予定(;^_^A…

パソコンの先生

2010年6月7日(月) ブログ
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私を手伝ってくれているスタッフさんは皆、(連れ合い)さんに恵まれていて 安心です。
それぞれ男前で、優しくて…。
一方、子供のいない私んちでは いろいろな面で、
(ウ〜ン、わからない…)
ことがらがちょくちょくあります。
家電やパソコンの操作とかはやっぱり若者が一番!
と、言う訳で 今日はスタッフOさんの夫のR君に来ていただいて、ひとときのパソコン教室をお願いしました。
とは言っても勝手な生徒である私、とにかく今日は日頃
(重たくなってきちゃった。これ削除しても大丈夫かなあ?)
とか、
(削除したわりにはあんまり変わらないなあ)とか、ツールバーに並んでいて、普段から気になりながら(何をするもの?)
と 解らなかったことを教えていただきました。
30代でまだまだ若いR君。ちょっと恥ずかしそうに、でもオバチャンの(素人)の質問にも、穏やかに、優しく教えてくれました。
なにせ、先日、私がMJ関連のものを入れすぎて?突如パソコンが重くなり、肝心のYou−Tubeがうまく観られなくなったのを救ってくれたのがR君なのです。
後光が射して見えます(^-^)

新刊本

2010年6月6日(日) ブログ
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外国の物語でも日本の時代小説でも、王子様にはよく、王子の身を守り、身辺に気を配り、権威のある本当の父親より温かい愛情を注ぎ、身も心も捧げて仕える、見かけは頑丈で心優しい…そんな家来がいるものですよね(^-^)
時代小説好きで諺好きの母から よく
「士は己を知るもののために死す」
という言葉を聞いたものです。
家来は自分の事を(値打ち)を本当に理解してくれているお殿様のためには命さえ投げ出せる、というような意味だと思います。
どうしても親くらいの歳だからその人の方が早く死に瀕して、その身体を抱いて美しい王子が涙にくれる…なんて場面をキューンとなりながら観た覚え、ありますよね?

MJにもそんな人がいたんだ!…。
昨日アマゾンから送られてきた新しい本をキュンキュンしながら読んで、私はそんな事を思いました。
坂崎ニーナ真由美さん著の[マイケル・ジャクソンの思い出]。
5月に新刊され、2週間足らずで第2刷され、アマゾンでもしばらく待たされ、やっと昨日届いた本です。
(日本中で読まれているなら嬉しい!)
MJが日本で滞在していた時にいろいろな世話をした日系3世の坂崎さんが思い出して書いたエピソードなのですぐに読めてしまいました。
そして、ビル・ブレイというヘッド・セキュリティがいてくれてよかった、と思いました。

「孤独だった…」といつも彼は悲壮感があったけれど、元々、誰でも結局は孤独、まして天才芸術家なら孤独はあたりまえ。
家族や友達や、その上ビルのような人がいた彼はとても幸せな人だったと思います。

政治家とかで よく、必要以上に自分を偉く見せようと大きな態度、居丈高だったり、威厳を持ちたがる男の人っていますよね?
マイケルはその反対の人だったみたい。
優しく、穏やかな小さな声で話し、どんな人にも気遣いやサービスを忘れず…。
本当にそんな人だったみたいです。
たぶん、彼のお父さんは前述の政治家タイプ。
だから合わなかったのでしょうね。
それともう一つ。
うすうすはそうかな?と思っていたのですが、彼は紛れもなく、大変な親日家です。
声高に自分の主張をしないと生きにくいアメリカと違って奥床しく、行儀の良い日本的な[良さ]に曳かれていたように思います。
だいたい、大スターで歌った後、あんなに深々とおじぎするアメリカ人はみたことないし…。

エルメスと一緒?!

2010年6月5日(土) ブログ
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チラチラとブログで紹介しつつ?あるように、今年の[リネン&レース展]のテーマは(レジェンド語り継がれるお話)です。
時代を問わず愛され続けるリネンやレースを使って作るにあたってリネンやレースの歴史を知り、より親しむのと同時にめんめんと続いて愛されてきた物語に もう一度、新鮮な目を向けてみよう、というのが狙いです。

なぜ、(チラチラと…)でバーン!と堂々と
「テーマはレジェンドでーす!」
と言えない訳は…。
なかなか作品にするには難しいからです。
悶々としていた昨日、連れ合いが
「おんなしのされてしもた」
と新聞片手に部屋へ入ってきました。
なんのことかな?と思って見ると、
[老舗ブランド紡ぐ物語]とあります。
なになに?
――「語り継がれる“ものがたり”」を今年の年間テーマに掲げたエルメスは、語り継ぐこと自体の大切さを打ち出している。5月末、しっとりと雨に煙る北陸の金沢21世紀美術館で開かれたテーマ発表会では、鉄腕アトムの誕生秘話をひもとく紙芝居や、宮沢賢治、アンデルセンらの童話の朗読が披露され、フランスの街頭詩劇団「詩想レジスタンス/レ・スーフルール」が、長い管を使って、来場者の耳元で詩をささやいた。
…今年のテーマについて、エルメスジャポンの有賀昌男社長は「語り継がれるたくさんの物語の中に、揺るぎない確かなものがある。それを未来にどう伝えていくか…」

なーんだ、おんなじ事、考えてたんだ…。
写真に載っているスカーフには よく観ると[不思議の国のアリス][赤ずきんちゃん][ピーターラビット]等々、うちの絵本図書館でもお馴染みのキャラクター達が勢揃い。
エルメスがなんだか親しみやすく思えてきたり。

でも、やっぱり難しい…。
あんまり気にせずリネンとレースを使って、楽しんで作りたい、というのが私の本音です(´∀`)

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