路線バス

2009年3月20日(金) ブログ
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10何年前、明石からこちらへ引っ越して来た時、叔父が荷物を積んだトラックを運転してきてくれたのですが、家のまー前が細い道で、慣れない運転か、タイヤが一つ、田んぼの中へ(@_@;)
すると、どこからともなく近所のおじさんが二人ほど出てきて一緒に引き上げて下さったことは忘れられません。
確かに、時には辟易するような「やれお寺…」「やれお宮…」など、こゆーいお付き合いの煩わしさはあるものの、田舎独特の優しさ、親切は確かに生きています。

先日のブログにも書いた、ここからすぐ近くにある停留所から出るバスもやはり朝と夕方は学校へ通う子供達のためにあります。
ときどき、私も利用することがありますが、朝は出発までコロコロ遊び回っている子供達、夕方は 降車駅が近づいてくると
(誰が一番先にピンポーン!と鳴らすか?!)
を競っている子供達を(可愛いいな)と思うのと同時に、それを見守る運転手さんの優しさにいつも癒されていました。
お互いに声を掛け合って。
交代だからきっと何人かおられるだろう運転手さんはどの方も優しいように思います。
だから、昨日のニュースで知った路線バスの事故は まるでこの辺で起こったことのように思えました。
車から降りてバスを止めようとした方々も偉いし、子供達が無事だったのも良かった。
でも病気で亡くなってしまった運転手さんが可愛そうで…。

スヌーピー・ファン

2009年3月19日(木) ブログ
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長く続けてこられたお仕事を辞められてから今まで時間がなくてできなかった分を取り戻そうとするかのように どんどん意欲的にキルト作品を作っておられる北海道のOさん。
うちのキット等はあっという間に仕上げてしまわれますが、去年から取り組んでおられるパッチワークのベッドカバーは最後のボーダー部分のキルトに骨を折っておられるとのこと。
気分転換に[パッチワーク通信]に載せていた[布の絵本コンニチワ!]を作りたいのでキットを送って、とのお電話をいただきました。
お友達に赤ちゃんが出来たのでお祝いに、とのこと。
そして一つリクエストがありました。
そのお友達がスヌーピーが大好きなので1ページ、スヌーピーのページを増やしたい、とのこと。
ちゃんと下絵はインターネットでみつけたのでそれ用の布も加えて、とのことでした。

スヌーピーといえば、何を隠そう、かくゆう私も学生時代からの筋金入りの[ピーナッツ・ファン]です。
その頃の数々のエピソードを記すととても長くなってしまいます。
友達と燃えた模擬店は[チャーリー・ブラウン]という名にし、見事、優勝したこと、スヌーピー等の登場人物の絵が印刷されたグッズは 高嶺の花だったので 絵の得意だった私はとにかくそっくりに描くことに専念し、持ち物に描いて満足していたり…。
これは当時のピーナッツ・ブック、[うすのろチャーリー・ブラウン]です。
もうすっかり黄ばんで綴じもすりきれてしまった小さな本。
巻末に訳者の谷川俊太郎さんの言葉が…
「チャーリー・ブラウンは、いったい何歳なんだろう?7才に見える時もあるし、37歳に見える時もあるし、70歳に感じられる時もある。
単純な姿のわりに屈折した心のもちぬしでマンガの主人公のくせに(憂愁)とでもいうほかはない表情をしているが、彼とその仲間たちの生きている世界は、まぎれもなくわたくしたちの生きている世界そのものだ。
チャーリー・ブラウンもスヌーピーも、ルーシーもライナスも、わたくしはどうしてもきらいになれない。わたくしが自分をきらいになれぬと同じように。
彼等はわたくしたちと 運命を共にしている。甘さ、からさ、すっぱさ、しぶさ、にがさ――このマンガには人生のあらゆる味がある。 谷川俊太郎」
深ーいのです。
それにしても私がケータイの待受画面にしてるスヌーピー達の絵、次々更新されるけど、シュルツさんは亡くなっているのにいったい誰が描いているのか、いつも不思議です。

あったかすぎ

2009年3月18日(水) ブログ
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1ヶ月ぶりの神戸です。
「春眠 暁を覚えず」
って感じでやけに眠たい電車を降りるとびっくり。
元町駅前は何やら真っ白な花が真っ盛り。
はなみずきかな?と思ってよく見ると木蓮のようでした。
でも他の所にははなみずきも真っ白に満開状態。
寒い山間部の我が家から出てくるとびっくりします。
今日はポイントアップデーとかで大丸の中もとても賑わっていたし、1ヶ月前とは大違い。
追加注文を戴いたキットとパネル柄を持って行った手芸用品売り場の店員さん達もとっても忙しそうでした。
でも、その中でもちゃっかり私は今作っている作品に使えそうなワッペン?と前からワンピにしたいな、と狙っていたリバティを買いました。
そういえば、アンジェラスの店員さん二人とも リバティのチュニックやブラウス姿。
パッと春らしくてとっても似合ってらしたなあ。
その上、手芸用品売り場への連絡口にあるショーケースにゆう風舎グッズ、この間送った[Yu’s…]を使ったバッグやタピスリーを飾ってもらっていて、嬉しい気持ちで大丸を後にしました。
それにしても今日は歩いていると、あったかいを通り越して、暑くて暑くて…。

ブルーのストライプ

2009年3月17日(火) ブログ
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まだ、ちょっと寒いうちに、夏物みたいなコットンのギンガム・チェックやストライプのスカートを重ねるのって素敵ですね。
こう、一気に春めいてくると衣替えにも焦ります。
なぜか今年の春はブルーのストライプが気になります。
ファッション雑誌にもちょくちょく登場するし、私も秘かにワンピにしようと去年の夏に買った布も(一番下の)

[Yu’s…]の黄色地の 英字プリント、
(このままだとちょっと甘い感じ…)
と思っていましたがブルーのストライプをはさんだら すっきりオシャレになった気がします。

アヒル?ガチョウ?!

2009年3月15日(日) ブログ
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月2回のお宮の掃除も今日で最後、ルンルン。
10月から始まったけど、今日はすっかり春の光に満ちていました。
ゆう風舎からお宮までは 裏の田んぼをつっきって行くのが近道。
普段、店か家の中しかうろうろしていない私はスニーカーで畦道を歩くのは結構楽しいものです。
もっと日が立つと それこそ、つくし、スミレ、タンポポ、レンゲ、アザミと花盛りになり、一人でもニコニコ顔になります。
今日はまだポツンと一つ二つタンポポが花を咲かせたばかり。
ところがふと川を見ると なんだか場違いのようなものが?!
絵本に出てくるみたいな真っ白で黄色いくちばし。
アヒル?
そういうことに詳しくない私、でも真っ白だし、たぶんアヒルだと思います。
写真では遠くに写ってあまりわからないのが残念。
誰かがどこかから連れてきたのでしょうか?
大きいのと小さいのと、二羽が並んでのーんびり泳いでいました。春だなあ。
ちょっぴり焦って仕事していて、ちょっぴり不調だった私。
のんびりアヒルさんに出会って反省です。

マカロン

2009年3月14日(土) ブログ
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男の子が
「2つ、食べてもいい?!」
って言っているのはマカロンです。
何年か前に日本でも出回ってきて
「美味しいなー」
と思っていたマカロンが、本場フランスでは 想像以上にポピュラーなお菓子なんだなあ、と知ったのは 小林かなえさんのパリやパリ郊外のお菓子の本を見てからです。
小林さん自身が本当にお好きなのでしょう。
一眼レフ片手にパリ中のお菓子屋さんを回って、自分で撮られたお菓子の写真はとてもきれいで美味しそう!
うちに3冊ある、その写真集を眺めているうちに、どうしてもキルトで作りたくなったのが この去年の作品です。
本によると、どのお店も色とりどりのカラフルな、自慢のマカロンが並べられています。

今日、加古川からいらっしゃったMさんから
「近所のケーキ屋さんにあったの」
といってマカロンをいただきました。
ご近所にそんなお店があるなんて(*_*)

先染めチェック

2009年3月13日(金) ブログ
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[Yu’s Palette]製作の時にどうしてもプリントのチェックは思うように仕上がらず 取り止めになった事は以前のブログで記しました。
それじゃあ、その代わりにと、既成の布から私の好きなものを幾つか選ばせていただき、[Yu’s…]と共に販売していただくことになりました。
私にとっても手に入り易くなり、感謝です。
さっそく日本紐釦さんから
「参考作品に使って下さい」
と1メートルずつ、送ってきて下さいました。
私が愛してやまないホビーラのジャレット・チェックにまさるとも劣らないパキッとした色合い、ツルっとした質感です。
しかもジャレット・チェックの半分くらいの価格(^-^)
さっそく、ブルーのウィンドウペイン・チェックとギンガム・チェックを使ってテーブルクロスを作っています。

テクノポリス

2009年3月12日(木) ブログ
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お客様からの電話で
「そちらへ行くバスの時刻、教えて下さい」
と聞いて下さると 申し訳なさで 声が沈みがちです。
ゆう風舎まで徒歩5分という[榊行き]バスは年々減ってしまったからです。
その代わり、[播磨科学公園行き(SPRING8行き)]は30分に一台あり、途中の[森公民館前]で降りていただくのですが、そのバスに乗って終点を目指すと、トンネルがあり、トンネルを越えると急に景色が変わります。
大型放射光施設[スプリング8]を中心とした造成地です。
[スプリング8]は和歌山カレー事件のヒ素を分析した事で有名、ガン治療の施設もあります。
その他に兵庫県立大学や付属高校、リハビリセンター、幾つかの企業の建物が立っていますが、まだまだ[科学公園都市]の名には程遠い感が…。
でも山を削って整備された道路はストーンと走り易く、道路の両側やあちこちに植えられた樹木が季節ごとに美しく、ドライブには最適です。
放射光施設を通りすぎてすぐの高台の上に美味しいスパゲティ屋さんがあります。
今日は 1時間半ほど ちょっと店を抜け出し、そこにランチを食べに行きました。
いつも近くにまで来ているのに
「行ったことない」
という若い人達に教えてあげたかったからです。
私のオススメはドリア。
半熟卵が入っていて、こくがあって、とても美味しいのです。
それぞれがスパゲティやピザやいろいろ注文して、少しずつ食べたので大満足でした。
今日は 風は冷たいながら日差しがとても“春”で、高台から公園都市全体が見渡せる景色は最高でした。
うちから車で7分ほどで ちょっとしたお出かけ気分が味わえました(^-^)

帰ってからこの間のバッグ、仕上げましたよ。
これはその後ろ側です。

3月も半ば…

2009年3月11日(水) ブログ
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短歌をたしなむ私の友達、彼女なら今夜の月を見て なんと詠むだろうか?と思うくらいのお月様です。
真ん丸で ピカッと明るくて、私がチクチクやっている横の窓からもよく見えて…。
今日、昼間、自分の兄にプリプリ腹を立てていた私に、なんとなく「お兄ちゃんのこと、堪忍え」と京都弁で母が言ってる顔のような…。
と、いうようなプライベートなことはさておき(;^_^Aバタバタしているうちにふと気がつくと もう3月も半ばにさしかかって…。
やっぱり、というか、作品の進行予定はかなり遅れています。
予定では今頃は並木やガス灯に入っていないと、という時期。
大丸が時間かかります(>_<) 今頃は学校現場では卒業式の練習の真っ最中という時期でしょうか? 学生時代のように試験もノルマもないけれど 自分でハードルを決められる幸せを肝に銘じて、肩凝りと戦うこの季節です。

赤い持ち手

2009年3月10日(火) ブログ
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スタッフのTさんはミシンで縫うのがとても得意。
速いし、きれいに仕上げてくれます。
これ幸い、と[Yu’s…]を使ったレッスンバッグ等の仕立てはもっぱら彼女に任せ、私は
(どうかなー?うまくいくかなー?)
とハラハラしながらちょっとだけ大人用のバッグを作ってみています。
半円形で、まちがついてて、ファスナー開きで、パイピングをして…、とかなり嫌われそうなバッグです(;^_^A
でもこの赤い本皮の持ち手を使いたかったので、こうなりました。
後ろ側がグレー地にピンクの大きなドットでなかなか洒落ているのですよ(^-^)。
うまく出来るといいのですが…。

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