SMILE再び

2013年4月17日(水) ブログ
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たくさんの、自作の大ヒット曲、名作を遺したマイケルですが、かれが一番好きだった曲の一つが、チャーリー・チャップリン作曲の[SMILE]でした。

カバーした当時のエピソードは前にも紹介しましたが、声からアルファー波が出ているのでは?とさえ思う癒される歌です。

落ち込んでいる人を励まそう、と何度かこの曲をCDにやいて贈ったものですが、愛する一人息子を突然失った方には無力と思うしかありません。

昨日の電話で、つい2、3年前に旦那さんとも辛い別れをしたとこのFさんの不幸におかけする言葉も無く
「なんで…なんで…」
と繰り返す私に
「真面目に生きてるのにね…」
と、泣きながら言うFさんの言葉が忘れられません。

でも、あえて、やっぱりこの言葉です。

「Smile and maybe tomorrow
You find that life is still worthwhile…
きっと明日になれば
人生まだまだ生きる価値があると思えるさ…」

Fさんに笑顔が戻るのは何ヵ月先になるのでしょうか。

昨日はチャップリンの124回目のお誕生日だったそうです。

カエルの陶板

2013年4月16日(火) ブログ
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気がついておられた方もいらっしゃるでしょうか?

絵本図書館の西側の窓の上にカエル君の陶板が埋め込まれています。

これは昔、私が退職した時に、五年生だったkenta君が作った、と言ってお母さんがプレゼントしてくれたものです。

ハンディキャップはあったものの、超ハンサムで、愛くるしい笑顔のkenta君は皆のアイドルでした。

とぼけたなんともいえない愛嬌のあるカエル君。
すっかり気に入った私達は新しく建てる家、図書館にする所の壁に埋め込んでもらうことにしました。
たぶん、そう提案してくれたのは連れ合いだったと思います。

そのkenta君が突然亡くなったと、泣きながらお母さんが電話してきてくれたのは今日の3時すぎ…。

連れ合いに車を飛ばしてもらって、明石まで行きました。

超ハンサム・ボーイのまま、透き通るような顔でよこたわっていました。

33歳。

お姉ちゃんのSちゃん、妹のNちゃん。
共に可愛い幼児がいて…。
お母さんを支えてくれると思います。

小倉遊亀展

2013年4月14日(日) ブログ
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おととしは田渕俊夫さん。
去年は片岡珠子さん。
今年は小倉遊亀さん。

御影にある香雪美術館。
今年も行けました。

あー、もう、ここ大好きです!
駅からちょっと歩いただけで別世界。
首がだるくなるくらい見上げる大きな大きな樹木に囲まれて…。
去年と違って桜はほとんど散っていますが、シンボルでもある、赤、白の〈枝垂れ桃?〉は毎年ながら目を奪います。
鬱蒼とした樹木に隠れた隣のお屋敷は朝日新聞創設の〇〇翁の邸宅。
和洋折衷の素晴らしいお屋敷がチラチラ見えます。

館内も静けさを愛する方ばかり。
黙って作品と文に対峙しています。

(う〜ん、遊亀さんは105才の亡くなる歳まで描いてらしたのか!)

奈良女卒業後は教職につき20年経ってから画業に専念したとのこと。
42才という晩婚や、花や果物、器、少女といった身の回りのものを描いた、比較的小さめの作品が多いのは、病気の母親を看ながら教職を務め、何より(時間がない)状況での、氏自身の工夫だったのですね。
素晴らしいです。

泣くほど好きな新緑の頃の小さな作品展にいつも元気をもらいます。

オリジナル

2013年4月13日(土) ブログ
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Kさんのこの絵キルトは、絵本でもなく、ポストカードでもなく、写真でもなく…なんと、お父様の描かれた絵から生まれたものですよ!

キットや絵本の1場面を作っていたKさん。

モワモワ〜と、オリジナルの絵柄で作ってみようと思った時、絵を描くことを趣味にしておられる実家のお父様に描いてもらおうと思い立たれたようで(^-^)

見事にコラボ作品が出来ましたよ!

ちょっとずつ、お父様の絵から、Kさんの好きなものに変更してあるところも面白いですね。
花屋さんに、手芸屋さんにケーキ屋さん。

[ストーリー・キルト]からもチョコッと参加させてもらってるのが嬉しいです(^-^)

これからの人へ

2013年4月12日(金) ブログ
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ちょっと、キルトは小休止。
くまさんのぬいぐるみを作っています。

3月にママになったNちゃんに、この2冊の絵本と一緒にプレゼントするためです。

いつもお世話になっているMさんの一人娘のNちゃん。
小学生だった頃からMさんに連れられ、絵本図書館に来てくれていました。

なので選ぶの難しかったけれど、これなら…と思ったのが、カール・ノラック文、クロード・デュボワ絵の[わたしはだいじなたからもの]と、サンドラ・ポワロ・シェリフ作の[たいせつなあなたへ]

子どもの側からとお母さん側からの愛の表現です。

愛されて育ったNさんにぜひ[幸せ]の連鎖を作ってほしいと思います。
本当に[幸せ]に育った人は(自分だけの幸せ)を考えるのではなく(他人の幸せ)を考える人になると思うからです。

赤ちゃんはまだ生まれたばっかり。
絵本も読めませんね(^-^)

これからの人達に贈る言葉は古今東西いろいろあるけれど、マイケルを研究していると、いろいろな人が記していて何度も出逢う言葉があります。

マザー・テレサが広めたらしいので知っておられる方も多いことでしょう。

恥ずかしい事に、私は知りませんでした。
そんな方もおられるかも?と、ここにも記します。

ニューヨーク生まれのケント・M・キースさんという人が大学時代に書いたという[逆説の10ヵ条]です。

1.人は不合理で、わからず屋で、わがままな存在だ。
それでもなお、人を愛しなさい。

2.何か良いことをすれば、隠された利己的な動機があるはずだと人に責められるだろう。
それでもなお、良いことをしなさい。

3.成功すれば、うその友達と本物の敵を得ることになる。
それでもなお、成功しなさい。

4.今日の善行は明日になれば忘れられてしまうだろう。
それでもなお、良いことをしなさい。

5.正直で率直なあり方はあなたを無防備にするだろう。
それでもなお、正直で率直なあなたでいなさい。

6.最大の考えをもった最も大きな男女は、最小の心をもった最も小さな男女によって撃ち落とされるかもしれない。
それでもなお、大きな考えを持ちなさい。

7.人は弱者をひいきにするが、勝者の後にしかついていかない。
それでもなお、弱者のために戦いなさい。

8.何年もかけて築いたものが一夜にして崩れ去るかもしれない。
それでもなお、築き上げなさい。

9.人は本当に助けを必要としていても、実際に助けの手を差し伸べると攻撃されるかもしれない。
それでもなお、人を助けなさい。

10.世界のために最善を尽くしても、その見返りにひどい仕打ちを受けるかもしれない。
それでもなお、世界のために最善を尽くしなさい。

まさにマイケルの生き方です!

いつもの着地点でスミマセン(^^;

オジサンバッグとオジョウサンバッグ

2013年4月11日(木) ブログ
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ゆう風舎のパッチワークは〈自分探し〉のパッチワーク。

少なくとも私はそう思っているので、作り手の人が個性を発揮されると、本当に嬉しいのです。

いつもニコニコしてて、物静かで、控えめなTさん。
私より先輩だし、縫い物上手だし、いつも
「そろそろオリジナルに挑戦しましょーよ」
と勧めるのですが、
「いーえー、先生のキットを全部作ってから」
と、またニコニコ(^-^)

そんなTさん、ゆう風舎のキットを丁寧に縫いながらも、数年前からときどき…キットではない、何かの絵柄からおこしたアップリケをなさったりし始められました。

今年、恥ずかしそうに出されたバッグがまたとっても素敵!

「物をなかなか棄てられないだけです」
と謙遜されますが、ご自分のスカートからリメイクしたウールのトートバッグは配色といい、アップリケの感覚といい、脱帽!

丁寧な仕事なのに軽妙酒脱!

Tさんにしか出来ないような気がしましたよ。

2013 布と糸でつくる夢展

2013年4月10日(水) お知らせ

暑すぎる夏。寒すぎる冬。

それでもやっぱり暖かくて、緑が芽吹いて、花が咲いて・・・春はやってきてくれました。

 いろんな事があったけれど、今年も 1年間、頑張ってとりくんできた作品が集えることに感謝します。

 

先日、世界の中で、何か一つずつ無くなっていったら?というような本を読みました。

たとえば「電話」、たとえば「時計」・・・。それぞれに(暮らし)が変わっていくのでしょう。

でも!「世界に木がなかったら・・・」考えるだけで怖ろしいです。

山里ではなくても、その気で見れば都会にもいっぱい、木々が植えられています。首都、東京の並木の素晴らしさは 行く度に感じます。

人の暮らしを 大きく包んでくれている木。

奥深い山の中で 人知れず あらゆる「命」を育んでくれている樹。

 

・・・そんな訳で今年は1コーナーに「木」をテーマにした作品を展示します。

写真や絵を元にして、布や糸でのいろいろな表現方法を お楽しみください。

 

違うコーナーには 可愛い絵柄のベビーキルトや子どもを主役にした絵キルト、花をモチーフにした絵キルト、お気に入りの絵本をフィーチャーした絵キルトが色とりどりに並びます。

 

そして勿論、キルトの醍醐味、リバティなどの美しいプリント布を繋ぎ合わせてキルティングしたパッチワークキルトの作品も大小、展示いたします。

 

この機会にどうぞ、お近くの方も遠方の方も新緑の「ゆう風舎」を楽しみにいらしてくださいね。

新柄の布や 楽しい雑貨も集めてお待ちしています。

 

2013  5/2(木)~5/14(火)  10:00~16:00 

      ※5/8(水)は勝手ながら休ませていただきます。

ゆう風舎 絵本図書館にて

恐れ入りますが、ご入場の際は カフェのドリンク券をお求めくださいませ。

おニュー

2013年4月9日(火) ブログ
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昨日、神戸から来て下さったお客様は立派な息子さんが3人!

私のキルトを話題にして下さるお母さんの話に3人ともちゃーんと受け答えでちょっと感動!
素敵な親子さんでしたよ。

そのご長男がご自分のカフェ開業を目指しておられるらしく、いろいろと興味深く見て下さっていました。
ハズカシー。

ちょうどカフェのチェアーを新しいものと一部替えたとこ!でした。

赤い線が織り込まれた今度のチェアー。
より(パリっぽく)見えませんか?(^-^)

ブロカントっぽく

2013年4月8日(月) ブログ
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築22年。

絵本図書館の方は年月を経てずいぶん味が出てきましたよ。
ステンドグラスのドアはイギリスのアンティークなので、それこそもう何年経っているのでしょうね。

明石に住んでいた頃に、海の近くにあった[フィラグリー]というお店で買い、連れ合いの実家の納屋に保管しておいたんですよ。

[フィラグリー]は大きな倉庫のお店でアンティーク家具やステンドグラスのドア、窓、小物から洋書まで所狭しと置いてあり、本当にワクワクする場所でした。
まさしく「ブロカント」という風情。

そんな日常使いの、アンティークとまでは行かないユースドの家具や道具類に憧れて…

ゆう風舎の一角もだいぶん[ブロカント]っぽくなってきましたよ。

それが一番楽しんでいただけるのが、ゴールデンウィークの作品展期間中かもしれません。

“目に青葉…”薫風そよぐ5月に、キルトのいろいろも見ていただきーの、美味しいケーキも食べていただきーの、庭に出したいろいろな雑貨の品定めを楽しんでいただける…そんなことを期待しています。

どうぞ、お天気に恵まれますように…。

人物

2013年4月7日(日) ブログ
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今年の[布と糸でつくる夢展]に展示するために頑張っている作品、[木]が主役の村だけれども、やっぱり人物を登場させないと…。

木々に守られて生活している人々…です。

今日までに、数えてみると58人もいましたよ!
と、いうか、赤ちゃんとか顔だけの人も3人くらい(^^;

まだ、寂しいのであと8人くらい増やす予定です。

そうそう、画面の一番奥には[ゆう風舎]もあるんですよ(^-^)

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