風通しの良い世の中を…

2017年6月15日(木) ブログ
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新しい小さな絵キルト作品、結構早く出来上がりました。
 
それもそのはず、アップリケの部分が少ないからです。
 
レースの花のモチーフ、いろんなビーズをいろんな風に配役したからですよ。
 
こんな風に作品を作っていると、とても楽しく…
 
でも、なかなか思うようにいかないのが世の中です。
 
今年は国会が始まって以来、森友問題、共謀罪法案審議、加計学園問題、とずーっと動画で追ってきたものですから 今日はとっても虚しいです。
 
でも、虚しがっていてもしょうがありません。
 
民主的で自由で、弱い立場の人達が大切にされ、風通しの良い世の中にするために私達はごく微力ながら 何ができるか?を考え続けなければいけないのでしょう。
 
俳優、中村敦夫(77)さんが各地で上演している朗読劇「線量計が鳴る」が大反響を呼んでいるそうです。
テーマは原発廃止。
福島第1原発事故以降、原発に疑問を投げかけ、政府や電力業界にも手厳しい意見をぶつけておられます。
 
「私くらいの年(77歳)になると毎日、戦場を散歩しているようなものです。いつ、どこから、弾が飛んでくるかわからない。寿命には必然性がないからです。となると、今やっている仕事が最後のライフワークになる可能性が十分ある。ならば、抱えているテーマの数々に優先順位をつけ、もっとも重要と思われるものと格闘すべきです。」
との、中村さんの言葉。
 
頑張っておられる方はたくさんおられるのですね。

ジュ スィ…

2017年6月13日(火) ブログ
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たま〜に。
ご褒美をいただきます(^^;;
 
拙書【Sewing Momo  わたしは仕立て屋さん】のフランス語版が届きました。
 
(あわよくば 外国の方にも読んでもらいたい…)
と言う、下心ありありで わざわざ英文までつけていただいた渾身の1冊。
全てがフランス語で書いてあるのは感激です。
 
ものがたり文はもちろん、数回の校正に耐え(^^;;苦労して書いたレシピも 後藤さんの事を書かせてもらった「あとがき」も経歴も(^^;;
 
題名は固有名詞なので英語の【Sewing Momo】のまま。
副題はフランス語で「Je suis couturie’re!」
 
ジュ スィ クチュリエ!
 
そっかー、仕立て屋さんはクチュリエ(^。^)
 
なんでも喜ぶ単純なわたしです。

2017 リネン&レース展

2017年6月12日(月) お知らせ

暑い夏が来る前に 涼しさを呼ぶアイテムで 小窓を、お部屋を、衣服を そして自身の心の表現を・・

準備しましょう、というコンセプトで毎年させていただいているイベント[リネン&レース展]もすっかりお馴染みになってきました。

何より楽しみにしていて下さる方もあるくらい・・・

なので 今年も手を抜けません。

 

材料集め、作品作り、キット作り、ディスプレイの工夫等、ショップと絵本図書館を訪れて下さった方が 「涼しさ」と「優しさ」と「夢」を感じていただけるように 準備しています。

 

毎年、リネン製品は大流行、バッグ作りに適したざっくりしたもののほかにワンピースやブラウス、スカートにしたいカラーリネンも増えています。

その一方、なかなか揃わなくなったのが広幅のレース生地です。

「どこのお店へ行ってもなかなか無くて・・・」と、お客様のお声をよく聞きます。

でも、美しい、優しげな白や生成りのレースの魅力は永遠のもの。

ゆう風舎では リボンレースと共に幾種類かのレース生地も集めてみました。ショップでぜひ、お気に入りのリネン生地やレースを見つけてくださいね。

 

絵本図書館の会場では またまた皆の工夫を凝らした作品が並びます。

春の作品展ほど かける時間もなく、気のはらない小品が多い?

またそんなところが人気の理由の一つかもしれません。

 

今年のテーマは[Move]ー動きーです。

かすかな動き、密かな動き。

楽しい動き、優雅な動き。

自然のおりなす、ダイナミックな動き。

やむにやまれない情動や勇気の要る動き。

いろいろな動きを それぞれの表現で・・・。

リネンやレースと共に彩る、オーガンジーやチュール、ビーズ使いの楽しさもぜひ御覧下さい。

 

でも、もちろん、テーマと関係なく、楽しくリネンやレースを使った夏らしい小物やお洋服も登場しますよ。

 

ぜひ、楽しみにいらしてくださいませ。

 

2017 6/30(金)~7/18(火)※水曜日と第2日曜日は定休です

     10:00~16:00※カフェ、ショップは17:00まで

ゆう風舎絵本図書館にて

畏れ入りますが ショップレジにてドリンク券をお求め下さい。美味しいケーキもご用意してお待ちしております。

初めてのベビーキルト

2017年6月10日(土) ブログ
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栃木県のTさんが 初めてお電話を下さったのは春の初め頃だったでしょうか?
 
ネットショップに載っているベビーキルトの中でどれが比較的簡単でしょうか?というような質問だったような…
 
「あまり針仕事に慣れていなくて…」
という不安そうなお声。
みずみずしいお声に、てっきり私は新米ママになられる若い方だとばかり思ってお返事していたのです。
 
ところが恥ずかしそうに
「孫は何人かいるのですが初めて女の子が…」
ということで(^^;;
ご相談の結果、パーツ毎に作って後で縫い合わす、【プティ・コパン】に決定しました。
 
それからも何回かやりとりがあり…
今日、
「完成しました!」
の、輝かしい写メをお送りいただきました。
 
「必要最低限の 縫い物しか したことのない」Tさんが
「  上手 に できたかは別として 手仕事の楽しさをこの年で 味わえるなんて❗
心のときめきに似たものを感じられるとは 嬉しい出来事でした。」
と、書いて下さっていました。
 
なんだか 私にとっても 物凄く嬉しいことです。
 
日々、農業や医療や、介護や…それらの仕事等と比べて
(あっても無くても 社会にはあまり関係ない仕事…)
と、ときどき自己嫌悪に陥ったりしながら、のものですから(^^;;
 
そしてTさんは縫いながら2年前に亡くなったお母様の事を想ったそうです。
 
60歳を過ぎてから始めた「木目込み人形」を20年以上作り続けられ、遺作がひ孫さん達の五月人形と雛人形になったそうな。
 
「きっと人形と向き合う 手仕事が 日々の暮らしの中で 楽しみの1つだったのだろうと 感じながらの1ヶ月半でした。
素敵な出会いに 感謝しています。ありがとうございました🎵」

 
と、結んで下さっていました。
 
こちらの方こそm(_ _)m
(やってきてよかった…)
と、思える 優しいお便りを、どうもTさん、ありがとう😊
 

何かな?

2017年6月9日(金) ブログ
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5月の作品展を観に来て下さった方の多くが「又、リネン&レース展、楽しみにしています^_^」
と、おっしゃって帰っていかれて…
 
「ありがとうございます、ぜひ!」
と、ご挨拶しながら
(本当は 静かな普段の絵本図書館も、静かなカフェもオススメで、来ていただきたいんですよ(^^;;)
と、心の中で(^^;;
 
今日も西播地区の学校担当の保険外交員をしているAさんが、
「先生、ここの事、知ってられる方多いのに、普段お茶を飲めるって解っておられない方がおられますよ」
って知らせてくれました。
 
そっかー…
【布と糸でつくる夢展】や【リネン&レース展】の認知度が高まるにつれ、そんな誤解も生まれるのかな?
 
どうぞ、「優しい風」→「ゆう風」が吹く普段のゆう風舎も楽しみにいらして下さいませ(^^;;
 
でも、実際、私達自身も【リネン&レース展】、楽しみなんです。
 
布やリボンレース類等のアイテム、夏物の雑貨、頭を絞るディスプレイ、そしてやっぱり新作絵キルト。
 
キット作品も必ず作ります。
去年の【ひかりの中へ】はおかげさまでヒット商品になりました。
 
今年は…?
また、ガラリと変わった雰囲気(^^;;
 
さあ、ここからどうやってリネン(は一応、空と土と)レース?、そして今年のテーマである「Move」になっていくのか??
 
もうちょっとお待ち下さいね(^^;;

濃いめピンクの

2017年6月8日(木) ブログ
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もし、私が今も学校の先生を続けていたら?どんなことになっていたかなあ?とときどき考えることがあります。
 
現場の諸々の事情も、後から後から若返る新卒の先生方の気質も 時代と共に変わっていくのは抗える事ではありません。
 
ただ、ただ純粋な子ども達に贈るポリシーとか信念とかは変わらないはずだと思ったり…。
 
大人が嘘をついては何も始まらないと思います。
 
そんな風にストレス溜まりまくりの「耳」とは裏腹に、布を触り、糸を選び、ビーズを探し…とても楽しい作業を繰り返せて、
(好きな物があってよかった)
と、つくづく思うのです。
 
 
こんなドールハウスを見たら ますますそう思います。
テンション上がります。
 
Tさん、忙しい合間をぬって、以前制作した【キッズ・ショップ】の色違いを完成させたのです。
彼女なりのワケあり、ですが。
 
今回は前のショップにいたキリンさんや木馬やキッズ・チェアーは無し。
小さな淑女のための可愛いドレスが中心です。
壁紙もドアも女の子らしい濃いめピンクが基調色。
 
丁寧に縫われたミニミニドレスにため息…
 
こんなの欲しいですよね〜。

ムラ染め

2017年6月6日(火) ブログ
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とにかく凝り性のKさん。
 
本当に「服」を着ているように子どもを作るアップリケが出色です。
 
その代わり、制作途中はマチ針打ちまくり(^^;;
方針が決まって縫っていかれるまではハラハラします(^^;;
 
この女の子の服装も、ブラウスもスカートも布、2重使い、微妙な光を表すのが大変です。
 
モチーフを大きく表すには布選びもさらに熟慮(^^;;
 
ブルー基調の原画の雰囲気を出すために真っ白なレースを染めたり…
 
このレース、ボーダーレースだったので上側の何もない真っ白な部分は、なんとKさん、自分でムラ染めにしたそうな👀
(足や顔の布は市販のムラ染め布)
 
凝りまくりのKさんの、渾身の一作が月末には出来る予定^_^

新しいキット、アップしました

2017年6月5日(月) ブログ
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なぜか、昔からスカラップが好きです。
 
洋服の裾でも、パッチワークキルトのボーダーでも、スカラップを施すと、なんだか愛らしく優しく、夢があるような…(^^;;
 
ワンディ・レッスンの課題に【Cafe’でひとやすみ】を作ろうと思った時に、カフェにつきもののオーニング。
パリの街角にあるようなオーニング。
(どの布で作ろうかな〜)と迷いました。
 
それで 決めたのがピンクの英字模様の布。
珍しいベビー用のUSAコットンで【みんなでみてるよ-ピンク-】というベビーキルト・キットに使っていたのですが、他の布が無くなってしまい、キット自体は廃番。
まだ少し残っていたのを大事に置いていたのを使うことに決定。
 
いつものように赤白や紺白のストライプ生地ならスカラップの部分は丸く裁ちっぱなしでしておくのですが、この英字柄だとなんだかキマリません。
 
そこで濃いめピンクの糸でミシン・スカラップをしてみると…
(可愛い💕💓)
 
(ウーム お客様によってはミシン使われない方もおられるだろうし…どうしよう??)
 
でも、一度(こうすると可愛い)と思ってしまった「こだわり」はどうすることもできません(^^;;
 
かくして私が一つ一つスカラップミシンをしてキットに入れることにしました(^^;;
 
これがやっぱり引っ張り具合とか難しくて…
 
ちょっぴり揃ってないスカラップでもお許しを…
 
と、言うわけで新しいアップリケ・キット、【Cafe’でひとやすみ】ネットショップにアップしました。
 
[夏]のカテゴリーのところ、ぜひご覧になって下さいね。

サークルレース

2017年6月4日(日) ブログ
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Dabidiさんに 真っ白なサークルレースのブラウスを縫っていただきました。
 
今期やってきたコットンレースの中でも一番シンプルでパキッとしていて他のより洋服に向いてそうで…
 
さあさあ、写真を撮ってブログにアップしましょ、と思っていたら、夕方ご夫婦で見えた方が いち早く真っ白のサークルレースのブラウスを着ておられてビックリ👀❣️
 
あまりのタイミングについ、お写真をお願いしてしまいました(^^;;
 
お客様のは既製品だそうですが、七分袖の袖口と裾がクルンクルン、スカラップになっててとっても素敵。
 
お持ちのバッグもリバティで可愛い💕

「個」の大切さ

2017年6月3日(土) ブログ
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マイケルは常に
「自分を信じて
自分の力を最大限磨く努力をして」
と、歌っていたし、
 
原子力学者の小出さんは
「原子力の問題は私が努力します。
皆さんは 皆さんの周りの問題に目を向けて、皆さんにしか出来ない方法で頑張って欲しいと思います」
と、常々仰います。
 
一方、日本画家の堀文子さんの著書【ひとりで生きる】の帯には
「群れない  慣れない  頼らない  これが私のモットーです」
と書いてあります。
「自由であるために、真剣に孤独と向き合う」のだ、と。
 
そして、人間としての「個」に帰る、「個」を大切にする、というのは落合恵子さんの本で学んだ気がします。
 
とても厳しく難しいことではありますが、流されそうになる時、ときどき噛みしめないといけない事だと思っています。
 
なーんて、難しく考えなくても、とりあえず作品も、できればその人の個性が出るように作ってほしいと願っています。
 
Okさんが【リネン&レース展】のために取り組んでいるのはレースを使った「モビール」です。
今は「鳥さん」を制作中。
 
オーガンジーの身体に透けた詰め物をして、羽根はレースで…
これまた超たのしみ(^^;;
 
ところで昨日、facebookに前川さんのホッコリエピソードが載っていたので友達にラインでシェアすると、
「わかった、前川さんは助平爺では無かった、
中略
それと、若者の貧困を心配やったら 男の子を世話した話が一つや二つ欲しいと思う…」
 
(^^;;(^^;;(^^;;(^^;;
 
前川さん、もちろん先生としてのボランティアでは男の子にも親身にしておられるのでしょうね。
 
 

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