旧甲子園ホテル

2018年2月5日(月) ブログ
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京都生まれ京都育ちのくせに なぜかバタ臭いものが生来好きで、神戸にあるようなレトロでハイカラな建物が好きな私もここは全く知りませんでした。
 
でも、もちろん名前は聞いたことがあります。
 
[旧甲子園ホテル]
 
「甲子園会館(こうしえんかいかん)は、兵庫県西宮市にある近代建築。フランク・ロイド・ライトの愛弟子遠藤新の設計により、1930年に甲子園ホテルとして竣工した。しかし太平洋戦争の激化によりホテルとして営業したのはわずか14年である。1965年より武庫川学院の所有、武庫川女子大学の学舎として利用されている。2007年に国の近代化産業遺産、2009年に国の登録有形文化財に登録された。」
とあります。
 
そんな武庫川女子大に今日連れて行ってもらいました。
 
知り合いのお嬢さんの卒業制作と研究発表会です。
 
中学生の頃から知っているEちゃんがスラリと美しく成長して、立派にプレゼンしている姿も隔世の感がありましたが、やはり私にはこんな素敵な環境で勉学させてもらっている彼女の幸せを感じずにはいられませんでした。
 
それはそれは素晴らしい建物と環境でした。
なにしろ、
「東の帝国ホテル、西の甲子園ホテル」
と言われるような学び舎で学べるなんて…。
 
思いがけなく有形文化財や真摯な研究現場に触れ、これは私よりも、建築の好きなつれあいにこそ見せたかったなあ、と思いながら、チョコレートを買って帰りました(^^;;

ねこリバ

2018年2月4日(日) ブログ
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春一番の新作バッグ、キットも出来ました^_^
 
キットが組めて箱の中に材料をワサワサ入れている最中に来店して下さったお客様。
さっそく気に入って買って下さいました😄😆
 
「カワイイ!」
と言ってくださり、とっても嬉しいです。
 
それにしても黄色い、可愛い配色のリバティ・タナ・ローン。
これは「クレイオード」と名付けられたクラシックな柄ですが、まさか裏向けで猫にされているとはリバティ社の方は思っておられないでしょう(^^;;
 
考えてみると、私のアップリケの猫はほとんどリバティで作っています。
 
ミステリアスな柄いきはもちろん、あのちっこい足や細いしっぽはリバティのしなやかな柔らかさでないとぬいこめられないのです。
 
それで、「ねこリバ」です(^^;;
 
明日、新作バッグ、キットと共に大丸へ送ります。
 
ネットショップにもまもなく…

人気画家

2018年2月3日(土) ブログ
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絵本図書館、ここは販売コーナー。
前にご紹介した[Black & White]のコーナーと違ってとても可愛い色で満たされています。
用途も無いのに、年甲斐もないのに欲しくなったり(^^;;

ところで、こんな楽しい雑貨とは裏腹に私の心の中は
(可哀想なゴッホ…😢)
という想いでいっぱいです。

昨日、原田マハさんの[たゆたえども沈まず]を読了したからです。

たぶんピカソと並んで知らない人はほとんどいないのでは?と思うくらい、日本でも人気画家のゴッホ。

自画像や他の作品を観て、
「激しい気性」
とか
「恐そう」
なんて印象を持っておられる方も多いかもしれません。

逆に、明るい色彩で描かれた[ひまわり]やアルルの風景の絵から、
「奔放な明るい画家」
という印象もあるかも?です。

でも、たぶん本当のゴッホはひたすら繊細で気が優しい人だったのでは?って思います。

お父さんが牧師さんで、自身も一時は聖職者として、貧しい虐げられた人々に寄り添い生活していたこともあるのですね。

就職してもなんとなくうまくいかず、晩年は絵を描くことだけを支えに生きた彼。

そんな兄を小さい時から崇拝し、愛し、そして金銭的に支えた弟テオ。

魂が深く共鳴し合い、愛し合っていた兄弟のちょっとしたすれ違い、というより相手を思えばこその軋轢が産んでしまう悲劇…

悲しくて哀しくて仕方ありません。

もちろんゴッホの死の真実は本人にしか解らないかもしれません。

でも私はマハさんの感性に拍手します。

今年は関西でも[ゴッホ展]が開かれ、きっと長蛇の列、真近で絵を観るには困難なくらいの大勢の人達が集まるのでしょうね。

本当に今更ながら天上のゴッホに言ってあげたい。
「貴方は、貴方の絵は世界中で物凄い人気ですよ〜」

もうすぐ完成

2018年2月2日(金) ブログ
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この間から作り始めた春バッグ、アップリケの部分が完成しました。
 
ちょっと、遅れちゃった…
 
実は7部どおり出来たところで、私には珍しく?やり直しました。
 
すこーし、小さかったのです。
 
スクエアなバッグに思い切りスコーンと、颯爽と歩いてほしかったのでギリギリまでの大きさの方がいいな、って思いました。
 
グリーンにピンクに白…
花見団子の配色ですね(^^;;
 
花見団子って特に何の味もしないのに春らしくって[めーむ]に載っているとつい注文してしまいます(^^;;
 
まだまだ寒さ厳しいみたいですけど、「光の…」2月になりましたね。

春バック

2018年1月29日(月) ブログ
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寒い寒い1月と言えども、年が明けると気持ちは「春に向かう」というのはいつものこと…。
 
本当の春に向けて心の中はワクワクと[春物キット]を作るのがこの時期なのですが、前にもブログで書いたように1月の展示発注会ではなかなか
(これ!)
という布に出会えなくってモンモンとしていました。
 
キットを作っていないと、作品展に向けての自分の作品作りは進むのですが心の中ではやっぱり(モンモン)です。
 
そして今日、なんとか布が揃い、新しいバックプロジェクト(そんな大層な(^^;;)がスタートです。
 
カタログで見て注文した布がなかなか春らしくて☺️☺️
 
特にエメラルドグリーンっぽい綿麻生地が気に入っています。
 
花柄のスカートをはいた女の子を颯爽と歩かせようと思っています。
猫ちゃんも(^^;;

ゴッホ

2018年1月28日(日) ブログ
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原田マハさんのアート小説は本当におもしろい!です。
 
史実に基づいて、でもマハさん独自の解釈、創作。
創作と言っても、まさしく本当にその人物の身近にいたみたいに…。
(ああ、本当にそうだったんだろうな)なんて感情移入し、共に生活しているようにハラハラドキドキしながら読み進められます。
 
ハラハラドキドキと言っても推理小説のそれ、とは又違います。
 
今読んでいるのは[たゆたえども沈まず]
アーティストはゴッホです。
 
渡仏し、浮世絵等の日本美術をパリで大流行させていた実在の画商、林 忠正氏の助手(この人はフィクションかな?)とゴッホの弟、テオの視点から描かれています。
 
伊勢英子さんの[ふたりのゴッホ]を読んだ時もテオがどんな存在だったのか、ということを知りましたが、この小説だと切なくて…。
 
実際にテオはフィンセント(画家のゴッホ)の自死後、なんと半年でこの世から去っているのですね…。
 
この絵は物語にも出てくる画材屋さんの「タンギー爺さん」を描いたもの。
貧困の中で描きつづける無名の画家たちを温かい目で面倒を見ていたタンギー爺さん。
この絵も払えない絵の具代代りにゴッホが描いたものだそうです。
 
そう言えばお爺さんの目はとても優しく温かい光を宿していますね。
 
そして背景にはその頃パリで大流行、ゴッホも夢中だった浮世絵が多数描かれています。
 
マハさんの本を読んでいると ゴッホの事がもっと知りたく、この画集、つれあいが新任時代に勧められ購入した[世界の巨匠]シリーズ「World of Van Gogh」も読もうと思います。
 
ところがこれが その前後の時代背景、生涯の事、周辺の画家達のこと、その他諸々がギッシリと詰まった分厚い本で(^^;;時間かかりそうです。
 
さっき、NHKの[日曜美術館]もゴッホの特集の再放送でしたが、ウーン、なんというか…。
そう言えば「絵のことを知る」とか「画家について考える」というのは今までずっとあんな風だったな、って思います。
画集を観るにしても、です。
 
マハさんの本を読む方が創作物なのに身近な「人間」としての真実や「仕事」を感じるのでおすすめです。

Black & White

2018年1月26日(金) ブログ
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マイケルの超名曲は[Black or White]ですが、今、絵本図書館の一部はきれいな[Black & White]になっています。

この間からつれあいの作業場に白黒市松模様のコピーがあるなあ、とは思っていましたが コレだった(^^;;

常に効果的なディスプレイを模索する彼、[いぬとねこの…]絵本を特集するのにあたって白黒の模様の美しさに出逢ったようです。
ダルメシアンとか…(^^;;

ディオールのコレクションにもヒントを得たそうですよ😅

絵本の中にも しかけ絵本の[BLACK CAT  WHITE CAT]とか、[スヌーピーたちの人生案内]とか、とてもカッコいい装丁の本があります。

パン屋さん

2018年1月25日(木) ブログ
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寒さマックスの日ですね。
おかげさまで雪は大丈夫です。

昨日も寒かったのですが、
(こんな日こそ余ると困るだろうな)
と、「おばちゃんのパン屋さん」に寄ってパンを買いました🍞

「おばちゃん」なんてとっても失礼、私よりもずっと若い方です。
でも、どっしりとした体型といい、元気の良い声といい、飾らない純朴な雰囲気といい、つい、
「おばちゃんのパン屋さんに寄って行こうか?」
ってなります。

街に行かなくてもけっこう自家焼きの美味しいパン屋さんがあちこちにあります。

でも、久しぶりに行ってみたい[バッケンディヒター]は遠いし、いろんな種類が美味しい[赤穂パン]も遠いし、相生にある[ショパン]や[カスタネット]でさえも うちからは遠い…。

で、車で12、3分、たつのへ入ってすぐ、山陽道のインターチェンジから続く広い道の脇にある、おばちゃんのパン屋さんのお店[フランス堂]が一番近く、義父の所へ行く途中にあるのです。

[フランス堂]という名前…
お世辞にもフランス風の雰囲気は無いのですが(^^;;お味はなかなか良いのです。

もちろん、[バッケンディヒター]のように本格的な…というような焼き具合でもなく、見た目が見事、という訳でもないのですが、太い腕の(失礼😅)おおらかおばちゃんが焼いたパンは宣伝通り、北海道産の良い小麦を使った、そんな味がします。

親しくなったのは、連れ合いが村の行事のあんパンをたくさん焼いてもらったのがきっかけですが、おばちゃんが一人で作る、優しい味のパン屋さん、頑張ってほしいと思います。

そうそう、節分に向けてかな?
すし飯の代わりにパンで巻いたお巻きが昨日はありましたよ(^^;;

紙トレー

2018年1月22日(月) ブログ
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なぜか私は紙トレーが好きです。
 
パン屋さんでパンを取り分けるアレです(^^;;
 
外国では卵も苺もプラスチックではなくて、可愛い紙パック。
 
自然素材の味があり、手触りがいいですよね。
 
パン屋さんによっては取り分けたパンとトレーごと袋に入れて渡してくれるので何枚か貯まり、布を乗せたり、型紙を乗せたり、嬉しそうに使っています。
 
最近良いものをみっけ。
[天使のホッペ]だったっけ?
美味しいカスタードクリームを挟んだフンワリ生地のお菓子が一つずつ小さな白い紙トレーに入っているのです。
 
ときどきみつけては(生協のめーむで😅)購入、スタッフさん達とおやつするのですが
「それ、捨てないでね。ちょうだいね。」
と頼みます。
 
ビーズやボタンを取り分けるのにぴったり😍😆
 
今は私の絵キルトの子ども一人一人の型紙パーツを入れています(^^;;
 
今度は音楽室。
なんとか絞ったのですが、やっぱり15人作るので整理整頓(^^;;
 

今日はネコの本

2018年1月21日(日) ブログ
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昨日と変わり、今日は猫の絵本^_^
 
数では犬の方に負けているかな?
でも猫が主役の絵本もいっぱいあります。
 
各有名作家も出してますねェ。
ル・カインさん、トミー・ウンゲラーさん、エリック・カールさん、池田あきこさんの「ダヤン」シリーズとか、プロベンセン夫妻も。
 
そして、ありました、ありました、バーニンガムさんのネコのお話も。
子どもに夢を感じさせる、とっても楽しいお話です。
絵本作家の真骨頂は、大人なのに「子ども目線」で描ける人ですよね。
バーニンガムさんはその筆頭(^^;;
 
ところで、
「ネコ科の一番小さな動物、つまり猫は最高傑作である」
なーんて言葉を残している歴史上の人物がいます。
誰あろう、レオナルド・ダ・ヴィンチ氏👀
 
それで、私が一番好きなネコ絵本は?と言うと…
 
又もちろん、全部読んだわけでは無いですが昔も今も佐野洋子さんの[100万回生きたねこ]です(^^;;

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